スロカス姫の追放♡ 〜お尻大好きTS転生美少女は、ハレンチ神スキルでスキルガチャをブン回す〜 作:龍々山ロボとみ
*(神の視点)*
「なに!?
ドラミング王国の王都に建つ大神殿。
その奥の奥に存在する、神殿長及びその側近たちのみが立ち入ることを許された秘密の部屋(享楽にふけるための場所)の中で、全裸の神殿長は驚きの声をあげた。
「しかもなぜ、こんな時間に」
時刻はまもなく日付が変わる頃であった。
正式な訪問とは到底思えない時間帯である。
それになにより、リール姫は現在王城の貴人地下牢に幽閉されている身。
そんな簡単に出てこれるはずがない。
「はい。やはり追放刑になるのが耐えられなくなったようで、城に残してきた見習いとともにコッソリとここにやってきたようです」
「そ、そうか! むほほ、これは僥倖! 僥倖なり!」
側近の言葉を聞いた神殿長は、己の自慢のイチモツ(枝豆サイズ)を舐めさせていた
弛んだ腹の上からむりやりボタンを留め、少しでも脚が長く見えるズボンと、秘密の上底靴を履く。
ツルピカの頭に少しだけオイルを垂らしてタオルで磨き上げ、首元に高価な香水をしゅっしゅっしゅっと吹きかける。
ジャラジャラと宝石のついた装飾を身体中に身につけると、鏡で己の姿を確認した。
「むほほ、どうだね?」
「はい、完璧でございます。これならリール姫も、神殿長様にホの字になるかと」
側近は、心にもないおべっかを言った。
内心では「誰がお前みたいな醜い豚に惚れるものかよ」と思っているが、そんなことはおくびにも出さずに神殿長を褒め称えた。
「そ、そうか! ホの字か!」
そして神殿長は神殿長で「死ぬ運命の姫を助けてやったのだから、ワシにホの字になるのも当然よな」とか考えている。
見た目も醜ければ考えることも醜いオッサンであった。
親の七光りがなければ、このような地位につくことなど到底不可能な俗物である。
「して、リール姫は今どこに?」
「はい。表の神殿長室前の応接室に、見習いとともに待たせています」
「そうか! であらば、会いに行くとしよう」
意気揚々と応接室に向かった神殿長。
部屋に入ると、頭からボロ布を被って俯く少女と、その隣に座る
「むほほ。よくぞ決断されましたな、リール姫様」
神殿長が慇懃に告げると、ボロ布を被った少女が顔を上げた。
「いえ、神殿長様。このような不躾な時間帯の訪問にも関わらず快くお目通りいただき、感謝の念に堪えません」
そこにいたのは、間違いなくリール姫であった。
……まさかまさかその正体が、リール姫の姿に変化して、リール姫の癖や立ち振る舞いまで完璧に模倣できるヤバいメイド(の、影分身)であるとは、神殿長も気づかなかったのであった!!
「こちらこそ、もっと早くお迎えにあがっておれば、と心を痛めていた次第でございますとも」
「これからは、こちらで匿っていただけると。是非ともよろしくお願い致します」
リール姫(偽)の言葉に、神殿長は頷く。
「うむうむ。して、今日のところはお疲れでありましょう。急ぎ、部屋を用意させておりますので、今宵はそちらでお休みいただければ」
「お気持ちはありがたいのですが……、お城を黙って抜け出したとあればどうしても興奮してしまって……、よろしければ、少しお付き合いいただけませんか?」
そう言うと、リール姫(偽)は自身の背後から縦長の瓶を取り出した。
「これ、出てくる時に
驚く神殿長。
しかし、すぐにイヤらしい笑みを浮かべて頷く。
「これはこれは。陛下のワイン庫といえば、名だたる名品が揃っていると聞き及んでおりますな……。はてさて、これがどれほどのものかは、飲んでみなければ分かりますまい」
「そうでございましょう。であれば是非、そちらのお供の方もご一緒に」
「おや、私もご一緒してよろしいのですか?」
「ええ、もちろん。他にも、神殿長様の側近の方がいらっしゃるのであれば、是非に。美味しいお酒は、皆で楽しむのが肝要であると、おとうさまも言っておりましたので」
そう言ってニッコリと微笑むリール姫(偽)に、側近の男は思わず鼻の下を伸ばした。
そして、神殿長の許可も得たうえで、神殿内にいる残りの側近たちも集めてくることにした。
神殿長はのそりと動くと、リール姫の隣に並び立ち、リール姫の肩にポンと手を置いた。
「今後とも、よろしくお願いしますぞ」
神殿長の内心では早くももう、リール姫の服を破り捨てて組み敷き、欲望の限りを尽くさんとしていた。
「はい。こちらこそ」
そして、
己の影の中に潜んだ
真夜中の酒盛りは、それはもうひどい有様であった。
ドンカで仕入れた超高級ワイン(コマネチ・コンティの1945年もの)を筆頭に、高いワインやブランデーを次々に振る舞い、神殿長や側近の男たちを酔わせていく。
そしてそのアルコール類の中には、同じくドンカの医薬品コーナーで入手した咳止めシロップや風邪薬を大量に混ぜ込んであり、アルコールと薬が回ってきた男たちは、ひどい前後不覚に陥っていった。
「むほほほ……、なにやら、リール姫がたくさんおりますなぁ……」
一番最後まで抵抗した神殿長も、多量のアルコールと薬品で意識が朦朧とし、普段から身につけている精神抵抗力を高めるアクセサリーもいつのまにか全て取り外され、口から泡を噴きそうになるぐらい、酩酊した。
「神殿長様♡」
神殿長は、隣に座って甘えた声で寄りかかってくるリール姫(偽)の肩に手を伸ばそうとして、
「……んむっ?」
背後から誰かに腕を掴まれ、思わず振り返った先に立っていたのは。
「……眠れ」
絶対零度をさらに下回るような冷たい眼を光らせて、神殿長の精神抵抗力を貫いたA子であった。
他の側近たちと同様、焦点の合っていない目でぼんやりと虚空を見つめる神殿長。
A子は、この場でこのクソ野郎どもを1人ずつ順番に、生きたまま爪先から輪切りにしてやりたい衝動を堪えながら、神殿長と側近たちに強力に命令を出した。
翌日。
王都の大神殿は、それはもう大混乱に陥っていた。
なにせ、この神殿の
なぜか全裸で、神殿入口入ってすぐの一般礼拝者用ホールのド真ん中で、
己たちが不浄の穴からひり出した汚物を、お互いの顔や肌に塗り合いながら、ゲラゲラと笑って卑猥な言葉を叫んだり、自身のイチモツを擦って出た汚汁を礼拝用の神像にブッ掛けて神を罵倒したりして、ハチャメチャになっていたからである。
その後、騒ぎを聞きつけて現場にやってきた他の
ホール中に散らばる神殿長たちの悪事を証明する証書類(賄賂の授受リストとか、違法な売買奴隷の所有権書とか)が全て回収され、それらの情報はすぐさま法王国の総本山に伝送された。
この件で、ドラミング王国王都の大神殿では大規模な人員替えが行われ、元の神殿長は、法王国に連行されたところまでは記録が残っているものの、
その後の行方は、ようとして知れない。
リール姫「続きが気になる人は、いっぱいチップを弾んでね♡ 評価、感想、お気に入り、ここすき、どれもたくさん待ってまーす♡」