スロカス姫の追放♡ 〜お尻大好きTS転生美少女は、ハレンチ神スキルでスキルガチャをブン回す〜 作:龍々山ロボとみ
A子「毎日作者のケツを蹴飛ばし続けた甲斐がありました。ちなみに作者は昨日が誕生日だったようですが、そんなことは関係なしにギリギリまで今話の執筆と見直しをしていたようですよ」
「どぅおうええぇっっ!? り、リール姫様!!? は、ははぁぁ〜〜」
目隠しを取ってボクの顔を見たとたん、目の前の女の子が床に両手と額を擦り付けて平身低頭しちゃったぞ。
「ま、ま、まさかリール姫様が目の前にいるなど夢にも思わず! た、たいへん失礼致しましたーー!!」
うーん。
まぁ、王族を前にした平民としてはこれが普通の対応なんだけど、これから商談をしようってんだから、このままいられても困るなぁ。
というか。
「B子ちゃん。この子に何て言って連れてきたの?」
「え。ヤー姉さんの知り合いだってことなので、ヤー姉さんが待ってるので来てほしいって言いましたけど……」
……間違ってはないけどさぁ。
実際に商売の話をするのは、ボクだからね?
「でも、姫様って世間ではカス扱いじゃないですか。この方が姫様をどう思ってるか分からなかったので、無闇に言わないほうが良いかなって」
「ボクのことをカスだと思ってる子だったら、連れてきてもまともに商談できないでしょ」
だったら最初からコソッとボクの存在を匂わせておいて、先に反応を見ておくんだよ。
「なるほどー」
「まぁ、今回は敬意を持ってくれてる子みたいだし、どちらにしてもヤケド姉さんのことがあるから、B子ちゃんの説明でも問題はなかったけどさぁ。……この子がめちゃビックリしちゃうでしょ」
見てよこの子。
ブルブル震えて土下座しちゃって、ピクリとも動こうとしないよ。
ちょっとでもボクに失礼をしたら、一族郎党皆殺しにされるんじゃないかって、不安なんだよきっと。
「そうですか。それは、申し訳ないことをしてしまいました……」
「というわけで、えーと、自己紹介もまだの商人さん。ボクはもうたいして偉くないので無礼討ちもできないし、そもそもする気もないよ」
ボクが君としたいのは、商売のお話だよ。
だから、普通に商談できるように、ソファに座ってくれないかな?
「わ、分かりました」
ビクビクとソファに座り直す女の子。
青灰色のモジャモジャ髪の奥の瞳は、不安げに揺れていた。
「それじゃああらためて自己紹介ね。ボクはリールスタァ。家名は……、あと1週間もしたら名乗れなくなるから、名乗らないでおくね」
「えっと……、私は、キャシーミアと申します。アキンドー商会の末席に籍を置く、新米商人です」
キャシーミアちゃんね。
じゃあ、C子ちゃんで大丈夫か。
「今回C子ちゃんに来てもらったのは、森に追放される前に、色々といらない物を買ってもらって、欲しいものを売ってもらいたいからだよ」
「C子……? え、というか、死の森に追放されるって話、ガセじゃないんですね……?」
「うん。大マジだよ。しかも追放後にこの国に帰ってきたら、見せしめとして全身の皮をはいで吊るして、爪先から切り刻んで殺すって言われてる」
「……はぁーー」
C子ちゃんは、ビックリ仰天あっぽろけ〜、って顔でボクの顔をマジマジと見つめてくる。
「じゃあ、今の皇太子殿下が、優秀なリール姫様に次期国王の座を奪われないように、秘密裏に
「なんだって???」
カスの儀??
は?
あの
「え、へ、あの? 王都の商人の間では、わりと有名な噂というか……、その儀式に必要であろう呪物を、金に糸目をつけずに各商会から買い集めていたって話だったので……」
「…………A子ちゃん」
「至急、調べてまいります」
ドライアイスよりも冷たい眼差しになっていたA子ちゃんが、分身を残して急ぎ足でプレイルームを出て行った。
……クソアニキの調査は、A子ちゃんに任せるとして。
「…………ふぅーー。いやぁ、C子ちゃん。その噂話を聞けただけでも、君をここに呼んだ甲斐があったよ」
ニコニコ顔でお礼を言うと、なぜかC子ちゃんの顔が引きつった。
「は、はい……。あ、あの、その話をリール姫様に伝えたのが、私だという話は……」
「大丈夫。それは絶対に漏らさない。C子ちゃんには、絶対に危害がいかないようにする。……だから、もう少し、色んな話を教えてくれないかな??」
そういう、耳の早い商人たちの間で流れている、ボクとか王族にまつわるような話を。
「どんなに不敬で下世話な内容でもいいからさ。本格的な商談の前に、知ってる話を全部教えてよ」
「……えーっと」
「もちろん、タダでとは言わないよ。教えてくれるなら、ほんとはこの後の商談で買ってもらおうと思ってたものの一部を、譲ってあげるよ」
ボクは、自身の収納空間から、厚手の布で作った巾着袋を取り出した。
袋の中では硬い物同士が擦れ合うようなジャラジャラという音がしている。
「この中に手を入れて、中の物を1つ、取り出してみて」
「は、はい。……えっと、こうですか?」
言われたとおりに1つ取り出したC子ちゃん。
その手に握られている
「
であった。
「…………へっ??」
「おお、やるね」
いきなり高レアスキルのオーブじゃーん。
いやぁ、運が良い。
「えっ? へっ? ええっ?? こ、これって、まさか、マスターレア級のスキルオーブ……!?」
「おめでとうC子ちゃん。約束通りそれはタダであげるよ」
「ふわぁぁっっ!!?」
驚きすぎてソファごと後ろにひっくり返っちゃったぞ。
この子、リアクションがいちいち面白いね♡
嫌いじゃないよ、見てて飽きない子は♡
「えっ、ええっ、えっ? ほ、ほほ、ほんとに……? これ一個で、金貨何百枚とかになったりするものなのに……、それを、タダで……?」
「他にも色々教えてくれたら、内容によっては、もう2、3個引いてもらってもいいよー?」
ボクが、まだまだ大量のオーブの入った袋をジャラジャラさせると、C子ちゃんは思いっきりゴクリとツバを飲み込み、テーブルに置かれたお茶をぐいいーっと勢いよく飲み干した。
「……噂話、ですね? 他に私が知っている話はですね……」
と、当初の予定を少し変更して、商談の前に情報収集をしたぜ。
……ふふふふふ。
それにしてもあのクソアニキ。
…………マジで、覚えてろよ♡
リール姫「続きが気になる人は、いっぱいチップを弾んでね♡ 評価、感想、お気に入り、ここすき、どれもたくさん待ってまーす♡」