スロカス姫の追放♡ 〜お尻大好きTS転生美少女は、ハレンチ神スキルでスキルガチャをブン回す〜 作:龍々山ロボとみ
「てなわけで、A子ちゃん」
「はい。姫様」
「B子ちゃん、C子ちゃんと一緒にアキンドー商会に行ってきてよ」
「かしこまりました」
「よろしくね。目標は、
「必ずや。姫様のご期待に添えてみせます」
という会話の翌日。
めっちゃ褒めてほしそうに胸を張るA子ちゃん、めっちゃびくびくしているB子ちゃん、めっちゃ燃え尽きたみたいな顔のC子ちゃんの3人が、プレイルームに帰ってきたよ。
「3人とも、おかえり〜♡」
「ただいま戻りました」
「た、ただいまですー……」
「…………ただい、ま」
三者三様の様子だね。
それじゃあさっそく、アガリを見ていこうか。
「はい。まずはこちらです」
A子ちゃんが、自分の影の中からするすると大きな槍を取り出した。
「おお〜。良い
「C子さん、説明をお願いします」
「……えーっと、カスダマス鋼という特殊な製法の金属で作られた、ロンドリギヌスの槍です。切れ味もそうですが、なによりその刃文の美しさから、高値のつく一品ですね……」
ふーん。
じゃあさっそく、
ボクはロンドリギヌスの槍を、これ超おたからやーんの買取カウンターに乗せた。
すると、査定額が金貨とメダルの両方で提示された。
『ケツアクメダル払い・350884枚』
『ドラミング王国通貨払い・金貨175枚、銀貨43枚、銅貨9枚』
ふむふむ。
約半値としたら、金貨350枚分ぐらいの価値の槍ってことね。
「じゃあ、金貨払いで」
ボクが金貨払いを選ぶと、買取カウンターの奥の方に槍が吸い込まれていって、代わりに積まれた金貨が出てきたよ。
それじゃあ、次の品をお願ーい♡
「次はこちらの斧です」
「これは、精霊泉の斧と呼ばれるもので、刃が黄金でできています。その刃の輝きは、見る者全てを魅了すると言われていまして……」
ふーん。
査定額は?
『ドラミング王国通貨払い・銀貨2枚、銅貨6枚』
んん?
……安くない?
これ、ほんとに黄金?
「えっ、そんなはずは……」
「んー……、ああ、これ中は銅なんだね」
鑑識眼で見てみたら、精霊泉の斧(偽)って出てくるし。
たぶん、昔の詐欺師が金持ちに売りつけたのが、今までバレずに転売され続けてきたんでしょ。
ま、いいや。
換金換金っと。
「じゃあ、次のやつー」
「次はこちらですね」
てな感じで、3人に
まぁ、うん。
アキンドー商会の中まで入ったことのあるB子ちゃんがいれば、店舗内の目立たない位置に自動ドアを出すことができるし、
アキンドー商会内の建物の構造を知っているC子ちゃんがいれば、高額商品を置いている倉庫まで簡単に辿りつけるし、
スーパーKU☆NO☆I☆CHIのA子ちゃんがいれば、倉庫番を眠らせるのも倉庫の鍵を開けるのも容易いからね。
普段は店頭に並んでいない、倉庫の奥のほうに死蔵されている武器や美術品をいくつか持ってきても、まだしばらくは(少なくとも、ボクらが森に行くまでの間では)気づかないだろうねー。
しかも、これ超おたからやーんで売り払えばアシもつかないし。
いやー、これぞまさに、完全犯罪ってやつじゃなーい?
結局、武器や美術品合わせて43点を売り払い、換金総額で金貨3600枚ぐらいになった。
このうちの金貨3000枚はヤケド姉さんに返すやつで、金貨100枚はC子ちゃんの身柄代としてボクが預かって、
残りの金貨500枚をC子ちゃんに預けたボクは、「お金に糸目はつけないから、今度こそボクにピッタリの剣が欲しいなー♡」とC子ちゃんの肩を叩いたのだった。
そんなこんながあった日の翌日。
B子ちゃんとともにどこかに行っていたC子ちゃんが、一振りの剣を持ってきてくれたよ。
C子ちゃん、これは?
「はい。これは、龍骨龍牙小剣です。別名、龍斬り。本物の龍の骨と牙を混ぜ込んだ鋼で作られた小剣です」
ほほーん。
ちょっと持ってみていい?
「どうぞ。ぜひ、抜いてみてください」
ボクはC子ちゃんから龍斬りを受け取り、鞘から抜き出してみた。
深く美しい黒色の刃。
細身の直剣で、長さはボクの腕の長さぐらい。
一文字鍔には飾り彫りはなく、かわりに鞘には、龍の鱗を模した模様が彫り込まれている。
片手で持って振ってみると、そこまで軽いわけではないのに、振りやすい。
たぶん、刃の重心がちょうど良い位置にあるんだと思う。
「A子ちゃん。これ、持ってて」
ボクは、収納空間に入れておいた、景品交換所で入手した鉄の剣をA子ちゃんに持たせた。
それから龍斬りを両手でしっかり握り、
「……シッ!」
真横に振り抜くと、いとも容易く鉄の剣を両断できた。
鉄の塊を切ったはずなのに、抵抗らしい抵抗がなかった。
まるでバナナでも切ったみたいだ。
刃こぼれ一つしていない。
うーん、これはすごいや。
「これは、良いねー。C子ちゃん、分かってるじゃーん♡」
ボクは龍斬りを鞘に収めながらニコニコ笑顔でC子ちゃんの肩を叩いた。
「ご満足いただけましたでしょうか?」
「バッチリだよー。これ、どのルートで手に入れたの?」
「私の、父親に頼みました。父は、とある蒐集家の家に赴いて、その剣を買い付けてきてくれました」
「そっかー。それで、これはいくらなの?」
金貨500枚じゃあ、到底足りないように思えるけど。
「……お預かりした金貨500枚ちょうどでかまいません。そのかわり、お願いがあります」
そう言うと、C子ちゃんがその場に土下座したぞ。
「アキンドー商会とは、縁を切ります。だから今後とも、姫様と取り引きをさせてほしいのです」
「ふーん? ボク、もうすぐ森に追放されちゃうけど?」
「貴女が、そんなことでどうにかなるとは思えません。それよりも、ここにある物たちを前にして商人としての血が騒いで仕方がないのです」
まぁ、そうだろうね。
ドンカで買える物を、きちんとしたルートに乗せて金持ちたちに売り捌けたら、たぶん大儲けできるんじゃない?
「はい。間違いなく。……ですが、それ以上に。私は、姫様のために、働きたいです」
ボクのため?
「はい。……お願い、します」
……ふーん。
それじゃあ、覚悟の程を見せてもらおうかな。
「そこの大きなベッドに上がってよ」
君の覚悟に、値段をつけてあげるからさ♡
リール姫「続きが気になる人は、いっぱいチップを弾んでね♡ 評価、感想、お気に入り、ここすき、どれもたくさん待ってまーす♡」