スロカス姫の追放♡ 〜お尻大好きTS転生美少女は、ハレンチ神スキルでスキルガチャをブン回す〜 作:龍々山ロボとみ
馬車旅を始めて数日。
とうとう死の森の入口付近にまでやってきたよ。
もうあと1、2時間もすれば崖に向かってゆるやかに坂を登っていき、その一番上のところから下を見ると、はるか崖下にめちゃくちゃ広くて鬱蒼とした森が広がってるってわけ。
追放刑執行場所である崖上の広場から崖下の死の森まで、だいたい300メートル以上はあるかな?
崖から空中に向けて伸びた木製の橋の先端から、紐なしバンジーの要領で突き落とされるって話なんだけどー、
馬車の周りに目をやれば、護衛役の兵士たちがピリピリし始めて槍とか腰の剣とかの確認をしていたから、これはもう、完全に
なんなら、中には
ボクもハム子ちゃんも美少女だし。
この2人をまとめて好き放題汚せる機会なんて、今後もう一生ないだろうからさ〜。
適当に痛めつけてからヤりたい奴らでマワして、気が済んだらトドメ刺してから崖下にポイして、あとは証拠として髪の毛でも持って帰るって話なんでしょ。
ははは。
まったく、楽な仕事だぜ、とか思われてそうだよね〜。
「…………」
ところで、ハム子ちゃんは馬車に乗ってからずっとどこか上の空だった(道中のご飯はA子ちゃんたちが食べさせた)んだけど、
先ほどから徐々に視線が定まってきて、今は顔を青褪めさせて小刻みに震えているよ。
「…………ヤバイ」
それと、小さい声でゴニョゴニョと何か呟いているんだけど、たぶんこれから処刑されるってことにあらためて思い至って、ビビってるんじゃないかな?
まぁ、公爵令嬢ともなれば、そのあたりの腹の据わり方はしっかりしてると思うんだけど。
「ねぇねぇ、ハム子ちゃん。大丈夫?」
「ひえっ!? アッ、ハイ……。だ、ダイジョブっス……」
……か、かわいい〜〜♡
目ぇ泳ぎまくってる〜♡
これから殺されるからってビビりまくって、超キョドってるじゃ〜ん♡
しかも、内心ぜんぜん大丈夫じゃないのに、大丈夫かって聞かれたから反射的に大丈夫って答えちゃったんだ〜♡
あるあるだよね〜♡
「そう? それなら良かった。実はボク、このあと処刑されずにコッソリ神殿に匿ってもらうって話があってね」
「えっ?」
「いやぁ、ボクひとりだけ助かるのも悪いな〜って思ってたんだけど、大丈夫だってんなら、ハム子ちゃんもコッソリ助かるアテがあるってことだもんね〜♡」
「はっ!? えっ、待っ、いえ、あの……!」
あ〜〜、めっちゃ動揺してる〜♡
それじゃあこのままだと死ぬのは自分だけなのかとか、その神殿に匿ってもらうって話は自分も一緒に行けないのかとか、そういうことを聞きたいけど言い出せなくて焦ってる感じの顔してる〜〜♡
そういう、絶望感とかで泣きそうになってる顔見てると、心のおちんちんがムラムラしてくるよね。
男の体だったら、たぶんもうギンギンになってると思うよ♡
「り、リール姫。その、実は、あたし……」
「まっ、神殿に匿ってもらうって言っても、実際は生臭坊主たちの慰み者になって、公衆肉便器として生きるだけなんだけどね〜」
「に、肉……!?」
「命と尊厳のどっちを守りたいかの話だから、ボクはもう断っちゃったけどー。ハム子ちゃんは、そういう話が来たら受け入れる? 臭くてキモいオッサンたちが毎晩毎晩、穴という穴にねじ込んできて休む暇もないような暮らしになると思うけど」
「ひえっ……!?」
命が助かるかもと思ったら別の地獄に行くだけだと分かり、ハム子ちゃんがさらに絶望顔になったよ。
うーん。
これはなかなか、絶望フェイスの才能があるね。
とても公爵令嬢、ひいては未来の国母として国を率いていく立場になる者としての教育を受けてきたとは思えないや。
まぁ、あんまりイジメ過ぎても可哀想だし。
そろそろ本題に入ろうかな。
「ねぇ、ハム子ちゃん。ボクたちって、
「えっ? は、はい……?」
「王族や貴族の令嬢として幼い頃から厳しく育てられ、その立場に相応しい存在になるべく研鑽を積んできたのに、
変な話だと思わない?
「そ、それは、まぁ……」
「しかもこれって宮廷政治闘争が絡んだ話で、ボクらは、あの
ボクらが、こうしてまもなく命と尊厳を踏み躙られようとしてるってときに、
あのチンカスクソ野郎は、今ごろ隣に別の女を侍らせて乳繰り合いながら、無惨な目に遭うボクらに思いを馳せて、ニヤニヤとほくそ笑んでるんだって考えるとさ、
「ブチ殺してやらなきゃ、って思わない??」
あのクソ野郎をさ。
いずれ、ボクら以上の悲惨な目に遭わせて、全ての虚飾を剥ぎ取って、イモムシみたいに地べたに這いつくばらせて、踏み潰してやらなきゃって、
ボクは、そう思うんだよね〜♡
「そこで、ハム子ちゃんに質問です♡」
「は、はいっ!」
『君さ、元日本人の転生者なんでしょ? 君の神授スキルも、もしかして日本語で書かれてるんじゃない?』
ボクが、
『…………えっ? はっ!? り、リール姫も転生者なん!!?』
ビックリ仰天おったまげ〜、みたいな表情になったハム子ちゃんが、同じく日本語で答えてくれたよ。
ふふふ♡
りょうか〜い♡
とかなんとか、ハム子ちゃんとのおしゃべりに花を咲かせていると、とうとう馬車が止まったよ。
ボクとハム子ちゃんは促されるままに馬車から降り、そこで50人近い兵士たちに取り囲まれた。
おやおや皆さん。
そんなふうに囲まれると、追放刑執行広場に進めませんが?
「ひひひひひ。なんだ姫さん。まだ自分がどんな目に遭うか分かってねえのか?」
と、ボクの斜め後ろにいた兵士が、無防備にボクに近寄ってきてボクの肩に手を置こうとしたので、
「えいっ♡」
と、ボクは、その手をすすっとかわして兵士の真横に動き、兵士の右足の外膝を外側斜め上から、全体重をかけて踏み抜いた。
ボクぐらいの軽い体重でも、曲がらない方向に荷重がかかった兵士の膝は、いとも簡単にベキッとヘシ折れた。
「ぐああああああああぁぁぁああああああっっ!!?」
「あー♡ ごめーん♡ 足折っちゃったー♡」
ボクは、この日のためにドンカで買った子供用の安全靴(爪先と底に鉄板が入ったやつ)を履いているので、普通に踏むより効くよねー。
「なにしてんだコラァ!?」
「テメェ!」
別の2人が、剣も抜かずに近寄ってきたよ♡
えー?
また折っちゃってもいいのー?
とか思っていたら、馬車の中から果物ナイフが2本飛んできて、2人の右太腿に1本ずつ突き刺さったよ。
「ぎいっ!?」
「ぐあああっ!?」
根元までブッスリいってるから、あれはもう歩けないねー。
「……無礼者どもめ」
ナイフを投げたA子ちゃんが、次のナイフを構えたまま馬車から降りてきて、氷のように冷たい目で兵士たちを見回す。
先ほどのナイフの威力とコントロールを見た他の兵士たちが、思わずみじろぎした。
あーあ。
今が最後のチャンスだったのにねぇ。
「君たちさぁ、追放前にボクらで楽しんで、それから確実にブチ殺すように
ボクは、収納空間から一振りの剣を取り出し、鞘から抜き放った。
「残念だけどさ。逆だよ。君らが、ボクの
1人残らず、
リール姫「続きが気になる人は、いっぱいチップを弾んでね♡ 評価、感想、お気に入り、ここすき、どれもたくさん待ってまーす♡」