結城有紀の女難。 作:cuddle
「それで夏凜ちゃん。相談ってなに?」
二人っきりで呼び出された友奈。
夏凜は恥ずかしそうに視線を泳がせつつ、意を決して頼み事をする。
「その、マッサージを教えてくれないかしら?」
「え? マッサージして欲しいの? それならいつでもしてあげるよ!」
「違くて! マッサージのやり方を教えて欲しいの!」
夏凜の大きな声に目を丸くする友奈。
事情を聞くと、夏凜には兄が居て、ここ数年は疎遠だったらしい。
しかしここ最近は関係が改善され始め、今度会う約束をしたのだそう。
「大赦で仕事をしててさ。疲れてるだろうから、少しは労ってやろうと思って」
以前受けた友奈のマッサージは正直凄かった。
一朝一夕で身に付くとは思ってないが、上手い人に教わろうとするのは自然な事だろう。
夏凜の言葉友奈がおーっと手をパチパチする。
「そういうことなら全然オッケーだよ! あ、でも教えるならマッサージする相手が居た方がいいよね。男の人の。なら……」
友奈はスマホ取り出した。
「で。僕に練習役になれって?」
学校から帰ってきた有紀は姉からのお願いに呆れていた。
友奈も手を合わせてお願いしてくる。
「うん。どうせなら、同じ男の人の方が教えやすいと思って」
勇者部の誰かを施術しながら教えても良いが、どうせなら男性の身体の方が良いかなと思ったらしい。
それに友達より、年下の男の子の方が夏凜も触れやすいだろうと判断した。
「それに、最近少し身体が凝ってるって言ってたでしょ?」
「言ったけどさ……」
最近、古くなったベッドが壊れて歪み、新しいベッドが届くまでそれを使用しいた関係で背中などが少し凝っている。
「お願い、出来ないかしら」
夏凜にもそう頼まれると、断りづらい。
基本的に年上には弱いのだ。
「まぁ良いですよ、僕も凝りが解消されるなら嬉しいですし」
「ありがとう……!」
安心した顔でお礼を言う夏凜。
「でも、そんなに凝ってるなら言ってくれればいいのに」
「やだよ恥ずかしい」
最近姉さんの触り方がなんかイヤらしいんだよ! と言おうとしたのを夏凜が居るのでなんとか踏み留まる。
夏凜は最近弟が反抗期だとか言ってたが、この事か、と納得した。
「それじゃあ先ずは肩からだね」
有紀を椅子に座らせてから説明を始める。
「いきなり揉むと痛いから、先ずは軽く擦るようにして。肩を温めて血行が良くなってから。やってみて!」
数回有紀の肩を擦ると、夏凜と交替する。
「こう、かしら」
「少し、強いかも……もうちょっと弱くしてくれると……」
「わ、わかったわ……」
と、すぐに擦る力を調整してくれる。
「力加減は人にそれぞれだから。小まめに相手に確認を取った方が良いよ。痛いマッサージは筋を痛めるから」
「そ、そう……」
緊張しているが力加減の調整が上手い。
「肩回りの筋肉をほぐしていこうか。こんな感じで」
「うっ!?」
友奈は手本を見せると、有紀から声が出る。
「お? 結構凝ってるね〜。駄目だよ〜我慢してちゃ」
何度か手本を見せるとまた夏凜と替わる。
「よし……!」
「イタタタタタタッ!? 強い! 強いですって!」
「あ、ごめん!」
初めての肩揉みについ力が入り過ぎたらしく、有紀が身を捩らせる。
夏凜も咄嗟に手を放す。
「ちょっとずつ力入れていこうか」
「そうね……」
深呼吸してから再びマッサージが始まる。
それから肩や首、背中と腰回りや尻などを中心にマッサージ方法を伝授していく。
「マッサージって意外と体力使うのね」
疲れた手をぷらぷらさせながら今日教わった感想を言う夏凜。
「そうだね。でも慣れてくると、ほぐれていくのが分かって楽しいよ。夏凜ちゃん筋が良いよー」
「そう……」
と言っても流石に今日一日で身に付く訳もなく、ほぐすどころか有紀に痛い痛いと声を上げさせる事の方が多かった。
「ほら、有紀もお礼言って」
「……分かってるよ」
余計辛そうにうつ伏せになっていた身体を起こす。
有紀笑顔を作ってお礼を言う。
「どうもありがとうございます」
それがこっちを気遣っての笑みで夏凜は申し訳なく思った。
そして、やっぱり顔を並べて見ると二人はそっくりだった。
「こうして揃うと、やっぱり似てるわね。普段友奈と過ごしてなかったら見分けつかなそうだわ」
まだ有紀の顔が幼さが残るのが原因だろうが、髪を下ろした友奈によく似ている。
声も慌ててたら間違えそうだ。
「それじゃあ二人共、ありがとう。そろそろ帰るわ」
「うん。分からないことがあったらなんでも聞いて!」
良い時間になり、帰ろうとする夏凜。
見送った後に友奈が戻ってくる。
その手が有希に触れる。
「それじゃあ本番を始めようか……」
(あ。忘れ物した)
結城家の塀を通ったところで夏凜は忘れ物がある事に気付く。
別に無くて今すぐに困る物ではないのだが、万が一失くなっても困る。
明日友奈に持ってきて貰うのも悪いので早めに回収したい。
ドアに触れて見ると、鍵はかかっていなかった。
不用心だと思いながら、忘れ物を取りに中に入る。
「友奈ぁ。ごめん忘れ物しちゃって」
そう玄関から呼ぶが反応がない。
聞こえてないのかな、とお邪魔しますと再び家に上がる。
先程まで居た友奈の部屋に向かうと、段々とおかしな声が聞こえてきた。
「あっ……ね……さ……やめ……」
「本、にやめ……の?」
そんな声が部屋の外に溢れてくる。
(まだマッサージしてる?)
その予想が頭を過ぎったが、なにか違う気がする。
なんとなくこっそりと友奈の部屋のドアを小さく開けて覗き見る形となった。
「ほら。我慢するのは良くないよ? もっと声聞かせて」
「〜〜〜〜〜〜っ!?」
そこにはベッドに上半身をうつ伏せで寝かされた有紀が、脱がされたスボンの男性器を友奈が握っている。
「睾丸マッサージってやってみたかったんだぁ。こんな感じ、かな!」
「ひっ!?」
玉袋を揉まれると、有紀の口から涙声の短い悲鳴が漏れる。
その反応に友奈らしくないクスクスとした笑みを浮かべた。
「だいじょうぶだいじょうぶ。潰したりしないよ」
「そういう、ことじゃなくて……うひゃっ!?」
友奈の手がペニスの竿を擦る。
それだけで有紀の体が小刻みに震えているのが判る。
友奈もそれを理解して手を止めた。
「ダ〜メ。まだ我慢だよ有紀」
射精しそうだった有紀から手を離し、ドアの方へと視線を向ける。
「夏凜ちゃん。遠慮しないで入って来ていいよ」
普段通りの声。だからこそ異常な状況として夏凜には映った。
「友奈……なに、して……」
恐る恐る問いかける。
夏凜の存在に気付いて顔を真っ赤にして体を小さくする。
友奈も困ったように笑って頬を搔く。
「え〜とね。有紀はマゾって言えばいいのかな? こういう恥ずかしいことをされるのが好きみたいなんだ」
「ちがっ……!」
「隠してもダメだよ。この間も、東郷さんの前で女の子の格好をしておちんちんを弄られるのが気持ち良かったんだよね」
「と、東郷っ!?」
驚く夏凜を余所に有紀の背後に回った友奈が、無理矢理脚を開かせる。
股間には、先程まで友奈に弄られて大きくしたペニスが夏凜の視界に映る。
「ねぇ夏凜ちゃん。有紀のおちんちんを、足で踏んでみる?」
「なに言ってんのよ!?」
動揺する夏凜に友奈は脚を有紀の前に伸ばしてペニスを両足で挟む。
それだけで有紀はビクッと肩が跳ねる。
「敏感だね。ここをマッサージしてあげたからかな? ゴシゴシ」
足で挟んだペニスの竿を擦りだす友奈。
有紀はその行為に手で口を覆って声を我慢する。
小さく震えて首を振る弟に友奈は腕を前に出して有紀の乳首を抓む。
「やっ!?」
「かわいい声。そんなに弄られてるところが気持ちいいの?」
「ち、ちが……あうっ!?」
否定しようとすると、友奈が乳首とペニスを弄る力を強くする。
「うそつき」
姉に弄ばれている有紀を眺めているうちに、夏凜の中で変化が起きていた。
(ヤバ……なんか、どんどん……)
有紀が悶えているのを見てると、心拍数が上がり、その姿をもっと見たいと思ってしまう。必死で我慢してる口から声を出させたくなる。
おかしい。変だ。と思っても深く考えるより、有紀を泣かせてみたいという欲求が強くなる。
加虐心がそそられる。
「かりん、さん……?」
気がつけば、夏凜の足は有紀のペニスの亀頭の部分に触れていた。
そこからゆっくりと圧をかけるように力を入れて床へと踏む。
床に付いたペニスを指や踵でグリグリとすると、有紀から声が漏れ出す。
「本当に感じてるんだ……」
夏凜が足でペニスに負荷をかけると、逆に硬さや大きさが増していく。
そしてなにより。
「夏凜さ……ん、やめ……っ!?」
友奈に似た顔と声で目尻に涙を溜めてやめてと懇願してくる。
それが余計に夏凜の加虐心を刺激させた。
(……これヤバいわ)
どんどん危ない癖に目覚めていっているような気がする。
ペニスを挟んでいた友奈の足が外されると、夏凜が替わって有紀のペニスを足で挟む。
「ねぇ、本当にこんなのが気持ちいいの?」
そう問いかけるも、有紀の方は唇を噛んで閉ざしている。
しかし友奈が後ろを向いている有紀の足裏を押すと、その口はあっさりと開いた。
「ダメだよ有紀。質問されたら答えなきゃ。もちろん嘘もダメだからね?」
「イタァ……!?」
足裏マッサージでツボを押しているらしく、そこを突かれて声を出す。
「答えて」
耳元で囁く友奈に有紀が心底恥ずかしそうに答える。
「気持ち、いい……です……」
「どんな風に?」
「うう……か、夏凜さんの靴下が僕のおちんちんを擦るのとか。踏む時の力加減とかが……」
「そうなんだー。だって、夏凜ちゃん」
上手いねーとでも言うように夏凜の方に視線を向ける友奈。
「変態」
そう声に出ると、有紀が今にも泣きそうな顔で下を向く。
「こんなことされて気持ちいいなんて、とんだ変態ね」
だが、こうして責めれば責める程、悦びを感じてる夏凜が居た。
有紀のペニスを踏みながら顎に持ち上げて自分と視線を合わせさせる。
「私にアンタのこんなところ踏まれて気持ち良くなってる顔をちゃんと見せなさい」
「あ……やっ……まっ……!?」
「ほら。こうすると気持ち良いんでしょ?」
潰さないギリギリの加減でグリグリとペニスを踏む。
すると有紀が涎を垂らして息が荒くなった。
「有紀、気持ち良さそう。いいんだよ、我慢しなくても」
いっそ姉の声が救いに思えるくらい甘美に有紀の脳に響く。
「射精しちゃえ」
「〜〜〜〜つっ!?」
姉の囁きに我慢の限界を越え、有紀のペニスから大量の白い液体が飛び散り、その液体が多く夏凜の靴下にかかった。
「いやー。まさか、夏凜が肩を揉んでくれる日が来るとはね。嬉しいよ」
「……たまにはね。疲れてんでしょ?」
兄の肩を揉みながら、憮然とした態度で返す夏凜。
もう少し言い方とか態度とかがあるのだろうが、久し振りの顔合わせに上手く会話が出来ない。
「でも本当に上手いよ。気持ちいい。誰かに教えて貰ったのかい?」
「友達にね。その弟さんが練習に付き合ってくれて……」
そこまで話して夏凜はあの時の事を思い出して顔を赤くする。
(違う違う! あんなの場に流されただけだし! 私に小学生を虐めて悦ぶ趣味なんてない)
射精して顔を真っ赤にし、泣く有紀を見て悦びから胸が高鳴ったのも、全て場の雰囲気のせいなのだ。
一時的な気の迷いで決して夏凜の癖や嗜好が歪んでいる訳ではない。
そう自分を納得させていると、兄の肩を揉んでいた力加減をミスる。
「イタタタタ!? 夏凜もう少し力緩めて!」
「あ、ごめん」
夏凜は肩揉みに意識を集中させた。
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