※この作品はR-18です。

真剣で肉欲に溺れなさい!S  燕ルート【完結】   作:寝坊助

11 / 20
放課後デート

 

 

 

 

 

 予鈴が鳴る。

 学園における一日全ての授業終了の知らせに、学業に一区切りのついた学生達が各々異なった行動を取り始める。

 放課後となり、我先にと帰宅する者。

 教室に残って、自主的に勉学に励む者。

 委員会や部活に所属し、活動を開始する者。

 このカップルの場合、前者だ。

 学園の出入り口へと向かっていく生徒の流れに乗って、歩幅を合わせて校外へと歩く。

 窓越しに見下ろせる正門前の広場は、学園からの退出を急ぐ者や待ち合わせをする者達で賑わっていた。

 そんな人の波から外れるようにして二人のカップル、水城ユウと松永燕は川神の放課後の街へ繰り出す。

 

「それじゃあ行こうかねん!放課後デート!」

 

 活発な声。喜一色の声質は、この時を待ち焦がれていた感情が溢れてくる。

 視線を下に落とせば、恋人である美少女の横顔があった。幼さが残りつつも、妖艶な魅力が備わった美貌が、軽やかに揺れる黒髪とともに靡いている。長い睫毛から覗く蠱惑な瞳に射抜かれると、男としての本能が暴れ出しかねない。

 自然と、二人の指は絡み合うようにして結ばれていた。いつもならこの時間帯、打倒武神部としての活動を始めているのだが……今はもう違う。

 寄り添い、放課後デートへと洒落込む。

 武道も大事だが、それと同じぐらい恋人との時間も大切なのである。これまでの自分からすれば、信じられないことだ。

 それなのに胸は熱く、動揺など一切ない。

 浮かれる想いに頬が緩み、嬉々として彼女とのデートに踏み込んだ。食べ歩き、ウィンドウショッピング、ゲームセンター。様々な場所を巡り、笑い合う。肩を寄せる仲睦まじい姿は、この現状や相手に対して一欠片も不満を抱いていない証拠だ。

 燕はユウの肩に頭を預けて甘えており、ユウはそんな彼女の腰に手を回し、優しく支えている。

 互いの距離は近く、体温が服越しに伝わる。この二人きりの時間に、倦怠期というものが訪れることはないだろう。

 胸中を占めるこの好意に嘘偽りなどありはしない。心の底からそう思い、享受すること時間は過ぎ——————夕暮れ。

 日が沈み始め、街は茜色に染まる。

 夜が近づき、デートの終わりを知らせる。普通ならば名残惜しくこれで別れるのだろうが……このカップルは違う。

 手を繋いで最後に向かう場所は一つしかない。

 言葉を交わさずとも、その足取りは迷うことなくある目的地へと導かれ、そして……。

 

 

 

「んっ……❤️ふっ、ちゅっ、ユウくん❤️」

 

「んっ、ぢゅぷっ……あぁ」

 

 ホテルのチェックインを済ませると、二人は部屋へ直行した。豪勢な内装など気にも留めず、荷物を投げ出してシングルサイズのベッドに雪崩れ込む。

 余計な思考や雑念など、この空間には似合わないと不要とする。ただ目の前の恋人を貪り合う、熱いケダモノの逢瀬だ……。

 燕の唇を奪うと、彼女は嬉しそうに目を細めて舌を伸ばしてきた。その舌を自身の舌で絡め取りながら、口内を蹂躙する。歯列をなぞっては上顎を舐め上げれば、負けじと応戦してくる。

 あぁ……可愛いな。堪らなく愛おしい。キス一つで蕩ける表情は愛くるしく、獣欲を煽り立てる。

 ズボン内の肉棒が解放を望んで暴れ回る。伝播する律動に燕は口角を吊り上げ、太腿に股を擦り付けた。

 雄を誘う妖艶な腰振り……痴態だ。すっかり雌としての所作が根付いた恋人は、自身の魅力を余すこと無く発揮してくる。

 挨拶代わりの濃厚なベロキスを終えると、一旦呼吸をしてまた唇を重ねる。今度のはディープではなく、軽く触れ合う程度のバードキスだ。啄むようにチュッ、チュッ……❤️リップ音がこだまする。

 肌にかかる吐息が、興奮しているのだと如実に伝わってくる。ユウの頬を手で挟み込み、大好きな彼氏の顔を間近で堪能する。そして、またキスをする。

 今度は先程より長く、時間をかけたディープキス。再び舌を伸ばし、男女の唾液がブレンドした口腔を舐め回す。歯茎から頰裏まで余すことなく味わい尽くし、唾液を送り込んだり逆に吸い出したりと、思い浮かんだことを迷わす行った。

 

「っ……ぷは。おい、がっつき過ぎだぞ」

 

「仕方ないよ。もう我慢の限界だったんだから……」

 

 唇を離せば、二人の間を繋ぐように糸が引いた。唾液の橋を断ち切り、燕はベッドに仰向けになる。そして、制服の上衣を脱ぎ捨てた。

 薄い生地の川神学園の夏服。全てを床に放り投げると、攻めたデザインの下着に隠された肢体が現れる。

 絶世の美少女が纏う清楚なデザインと淫猥さを兼ね備えた姿を前に、唾を飲み込む他ない。

 グンッ……グンッ……。ズボンの隆起が更に激しさを増す。さながら心臓のような股間部に、燕はしてやったと鼻を鳴らした。

 

「ほぉ〜ら見たことか。ユウくんだってそうじゃん」

 

「ああ、そうだよ……ったく」

 

 軽口を叩き合うと、気恥ずかしさを紛らわすかのようにユウも自らの制服を脱ぎ捨てた。

 性的興奮を隠しきれない、ありのままの裸体を剥き出しに。トランクスを剥ぎ取れば、痛々しい程に勃起した肉棒が屹立する。出来上がった滾りを目にした燕は頰を紅潮させ、視線を釘付けにした。

 まるで別の生物のような肉感的な擬音を立てて張り上げる怒張……。ごくりと生唾を飲む。この剛直に、自分はこれから屈服させられるのだと考えるだけで下半身が熱を帯びてならない。

 両者共に意思は同じ。障害はなく、あとはもう愛ある行為に徹するのみ。

 授業中ずっとムラムラしていたユウも、理性の限界が訪れた。我慢という鎖を引きちぎり、飢えたケダモノは目の前の捕食対象に牙を突き立てる。

 

「燕ッ……!」

 

「ぁん❤️」

 

 名前を呼び、衝動的に身体を抱き締める。程よいサイズの胸を揉みしだき、淡い桃色に勃起した先端を口に含んだ。

 甘い乳頭を味わい啜り上げる。同時に両手を全身の至る所に這わせ、愛撫で艶かしい女体をくまなく犯す。

 指先を突き立て生肌の感触を余すことなく弄ぶ様は、捕食の一部始終を連想させた。大好物の肉を独り占めする獰猛な責めに対し、抵抗はまるで訪れない。嫌ではなく、寧ろもっとして欲しいと口から漏れる吐息が色っぽい意思を孕んでいた。

 絡み合う男女。愛撫の摩擦が、互いの体温を徐々に上げて行く。

 その変化にいち早く気づいたユウは、彼女の背後に手を回すと、豊満なヒップに鷲掴んだ。

 もにゅんっ❤️尻肉が掌に吸い付きながら形を変える。柔らかな感触はまさに極上の触り心地だ。張りのある瑞々しい肌質は手に馴染むように溶け込み、いつまでも揉んでいたくなるような魔性の柔さ。

 夢中になって揉みしだくと、

 

「あっ……ふ、ん❤️」

 

 切なげに声を漏らす。可愛らしい反応だ。いつも人を手玉に取る小悪魔が、彼氏の前でだけは愛玩のように甘えてくる。

 掌で円を描くように撫で回し、時には軽く叩いて刺激する。そしてまた尻を揉むを繰り返す、次第にヒップの肉付きが良くなり始めた。張りと柔らかさを兼ね備えた美尻は、指圧に歪み形を変える。同時に乳吸いに勤しむこと数分、指先に湿り気が纏わりつくのを感じるようになる。

 視線を落とせば、燕の股座から雌汁が滲み出ているのが確認できた。太腿を伝い、ベッドのシーツに水溜りを作っている。

 ビクッ、ビクッ……痙攣する肩は上下し、荒い呼吸に乳房が揺れる。火照り切った肌は汗ばみ始めており、軽くイッていた。

 ユウは燕の身を抱きかかえたまま、ベッドへと押し倒し……くぱっ❤開いた花弁を指先で押し広げた。剥き出しとなった女窟は湯気が立ち上る程熱く、愛液で潤に満ちている。

 肉厚なサーモンピンクの粘膜が、ヒクヒクッと蠢き雄を誘う。陰茎は、とっくに鎌首をもたげていた。

 

「はぁ……はぁ……ユウくん、来てぇ❤️」

 

 切なげに訴えかける恋人。その求めに応じる彼氏のペニスの先には、濡れそぼった割れ目が待ち構えていた。

 空腹に涎を垂らしているかのようだ。膣口へ亀頭を宛がえば、粘ついた水音が立つ……。先端部が陰唇を開き、内部へと潜り込む。

 

「っ……❤️」

 

 ゆっくりと挿入する。前座の愛撫とは打って変わって緩慢に、一気には挿入せず、じっくりと焦らしながら味わうように呑み込ませる。

 媚肉を掻き分けて奥へ進めて行く毎に膣襞が悦びで絡みついえくる。腰を突き入れれば、締め上げる力も増し。肉棒を咥えた秘裂は縮小し、遂に根元まで到達を果たした。

 

「あ、あぁ❤️……全部、入っちゃったね」

 

 全てが挿入り切った。根元まで剛直を収めた燕はユウの首に腕を回し、抱き寄せる。荒いといきにのせて、耳元で囁くように——動いていいよ❤️その一言が引き金となった。

 情交、快楽の海に溺れる。

 腰を振る。子宮に肉槍を突き立て、ストロークを繰り返す。媚肉の鑢が肉刀の刀身を擦り上げ、より鋭利な仕上がりへと昇華させていく。

 出入りする摩擦に、燕は艶やかな嬌声を上げた。

 肉と肉のぶつかり合いが小気味いいリズムを刻む。バイブする全身から生じた熱により、汗孔からは滝のように雫が溢れ出す。

 抽送が始まって数分。既に二人の全身は汗だくになり、個体と液体の中間となってより深い融合を可能とした。

 幾ら抱いたところで満たされない。より性的な空腹に見舞われる極上の膣だ。結合部は泡立ち、飛び散る愛液と汗が中空で重なり、弾けた。

 夢のような一夜が紡がれる。女ならば皆憧れる理想の男性像そのものが、自分だけを見て、夢中で熱愛を体現しているのだから。

 視線が重なる。視界いっぱいに広がる最愛の顔に吸い寄せられるようにして、口づけを交わした。

 悦びに悶える燕。ユウはそれを慈悲深く受け入れ、包み込んでくれる。唾液を飲ませ合いながらの淫靡な音は、ラブホの一室で熱狂の演奏を展開した。

 ピストンが更に速まり、受け身の雌腰もそれに合わせて動きを合わせる。ほぼ同時に重なる肉の撃ち合いに子宮口が降りていく。女体全体が、愛してやまない雄の子種を強請っていた。

 言葉にせずとも、感受した膣圧からの求めに応じるべく、ちんぽは膨張した。

 

「ッ……—————ッッッ〜〜〜〜〜〜❤️❤️❤️」

 

 めくるめく瞬間、待ち焦がれた甘美に堕落する。凹凸に嵌め込まれたポルチオへ、煮え滾った子胤が注ぎ込まれていく。ドクッ……ドクッ……脈動し、ポンプのように音を立てて、胎内は彼の熱に侵犯された。

 その間、二人は繋がったまま離れることはない。

 いつのながらの長い吐精だ。子宮を押し広げ、満たし尽くしてもまだ注ぎ続ける。亀頭が膨らみ、第二波の射精の瞬間を燕に伝えた。

 結合部から溢れ返るザーメンは愛液と混ざり合い、二つの液で泡立っている。ゴポゴポと音を鳴らし、脈打つ噴火はまるで孕ませようとしているかのよう。……いや、実際そのつもりだ。

 この瞬間を余すことなく享受して……やがて膣内射精は終わる。

 まず一発目を出し切ったところで、漸く結合が解かれる。陰茎を抜くと、栓を失ったことで逆流した精液がシーツの上に垂れた。

 

「あは……はは……すご、お昼も射精したのに……こん、なに……❤️」

 

 惚れ惚れするような美女の破顔だ。

 普段の小悪魔は鳴りを潜め、そこにいるのは一人の女。愛する男に抱かれた恋人の幸せを、その顔いっぱいに微笑んで伝える。

 それに……

 

「まだ、足りないな」

 

「……うん❤️」

 

 第二ラウンド開始の合図が下されるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。