「――……っ、痛っ……ぅ、え……て、手錠……?」
ぼやけていた視界が明確に外界を捉えらえるようになった時、眠っていた意識も共に戻り始めてきたのを感じ取れた。
ごろりと寝転んでいる場所は、冷たい床の上。周囲を見てみれば、ベッドもないもない殺風景な部屋で、あるのは一枚の扉くらい。何もないがゆえに、汚らしさなどは感じられないが、この光景はまるで刑務所の一室のように思えた。
瞬間、犯罪者の支援者としての脳が瞬時に一つの可能性をつかみ取った。自分は、拉致された……?
「これは……ほむ……油断しましたね。いったい、どのような形で……」
自分の置かれてる状況を整理しようと思考を巡らせるが、いくつか考えられる可能性に至ろうとするその前に、ガチャリと扉が開かれた。
「……あ、あなたは……」
「やぁ、こんにちはニヤニヤ教授。こうして対面するのは初めてだよね」
一枚の扉が開かれたとき、この部屋に入ってきた者を見て少女は――ニヤニヤ教授の顔に緊張が走った。
シャーレの先生。キヴォトスにおいていくつもの事件を解決してきた、どの学園にも属さない中立組織の人間にして、この学園都市唯一の大人。
穏やかそうな笑みを浮かべている彼は、どんな生徒にも慕われる人畜無害な印象その物。いくつもの生徒から聞き知った彼の人物像が、ニヤニヤ教授の中で一致し始めるが、忘れてはいけない。自分を拉致しているのはこの男なのだと。
「……で? いったいどのようなご用件で?」
「用件?」
考えを見据えているかのような教授の瞳が、先生に向けられる。
「こうして私を誘拐している時点で、何か交渉するために連れ込んだのでしょう? なら、何を要求するおつもりですか? お話なら聞きますが……」
手錠をされたままでも、彼女の表情は揺らぐことはない。いくつもの犯罪者に手を貸して、いくつもの危険な橋を渡ってきた彼女からすれば、このような危険も乗り越えてきた山場の一つでしかない。
何よりも、子供ばかりの学園都市の生徒とは違い、目の前にいるのは正真正銘の大人。少なくとも、何かを要求するためにここに閉じ込めているのならば、手ひどい仕打ちは起こらないだろうという算段だった。
とにもかくにも、まずはこちらの方から相手の求めている物を聞き出していくしかない。捕まったままではある物の、まずは余裕を崩さず、あくまで対等であることを示すために視線を交わらせて、
「さて、先生。お話……を……?」
ジッと見つめ合おうとしたその瞬間である。かつかつと扉から床に横たわる時分……教授の所にまで詰め寄りだした。
身長の高い大人が、小柄な少女の目の前に立ちふさがる。その時、今になって気づく。穏やかな表情を浮かべているこの大人、よく見たら目が笑っていなかった。
「……あの、な――に゛っ、んぎっぃ゛!!」
空を切るような一閃が、小さな頬を吹き飛ばすように叩き伏せる。小さな体ゆえに、小さな頭が視界を目一杯に半回転し、受け身を取ることもなく頭を床に叩きつけながら「ぶごぉっ゛!?」と喚く。
瞬時、じんじんと張りつめるような痛みが頬に残った。まっかにぷっくりと腫れ始めて血が滲み、たらたらと鼻筋に赤い雫がぽたぽたと床を濡らした。
平手打ちをされて、叩き伏せられてしまった。そのことに気づけたのは、そのすぐ後だった。
「……は、ん゛ひゅっ……? ひ、な、なんひぇ゛……っ?」
痛い、痛い、痛い。頬が痛い、ほっぺが熱い。口の中も切れてしまって、唇からも血が流れてる。
大人の本気の平手打ちが、びしりと頬にスマッシュヒットした。頭の中を揺らしてしまう一撃が、余裕をもって居直っていた教授の表情を少女の物に戻してしまった。
「……んー、あのね。実はキミにちょっとしたプレゼントがあるんだよ」
「ぷ、ぷりぇじぇんとっ゛……? な、なに、ひっ――」
――ばぢぃぃんっ゛!!!
「ん、ぴゅぎゅぉぉっ゛!? ふごぉ゛ぉお゛っ゛!?!?」
口を開いて何かを聞こうとした瞬間、再び平手打ちがさく裂した。今度は反対側の頬だった。
何かを聞こうとしただけなのに、喋りかけたタイミングで飛んでくるビンタ。子気味よい音が楽器のように打ち鳴らされて、再び脳を揺らす衝撃がじんじんと響く。
――ばぢんっ゛っ゛!! ばぢんっ゛! ばぢん゛!! ばしっ゛! ばしんっ゛!!!
「ン゛ぉっ゛!? んぎっ゛! んぎぃひぃぃっ゛!!?? ひょっ、ひゃめっ゛!! ひょっ゛! んぎぃぃいっ゛!!」
立て続けに打ち鳴らされるビンタが次々と教授の柔らかい頬を打ち立てていく。連続で叩きならされる音が続けざまに鳴らされて、部屋の中に乾いた音を響かせていった。
頬が血の様に赤くなりはじめて、段々と血をにじませるようにじんわりと赤色をうっすらと浮かび上がらせていく。少女の柔らかいぷにぷにのほっぺは、もはや見る影もなく血にまみれるほどに肌を擦り切らせてぱんっぱんになっていく。
往復ビンタがようやく終わりになり始めて、最後に振り絞る力が教授の『顔面』をバギッ゛!!と捉えた。
「ン゛っっっ゛、っぶぅぅぅぅうっ゛!!!??」
正拳突き。それも、鼻っ柱にむかっての力いっぱいの一撃。キヴォトスの生徒が頑丈であっても、おそらくは耐えられないだろう人体の弱点の一つ。
愛らしく整った鼻筋に向かって打ち放たれたそれは、真っ向から鼻の穴部分に向けてしっかりと打ち立てらえた。ぐしゃりとした感触が手の甲に伝わる。鼻筋の骨が潰された音だろう。端正なビスクドールのごとき愛らしい鼻筋は、見るも無残なほどに殴り伏せられて、その自身事へし折った。
「ほぉ゛ぉぉ゛っっ……!! ほっ゛、ほ、ぉおおおおっ゛……!!」
悶絶するようにごろごろと床の上を転がろうとする教授と呼ばれている少女。痛みに悶えて苦しみ続けるも、意味も意図も理解できない理不尽に頭が真っ白になっていく。
数秒経って、痛みも引かないうちに顔を上げる。涙と鼻水、血にまみれて鼻っ柱も折れて何も言えないほどに無様な顔にさせられてしまった不細工が、なんで?なんで?と言いたげに顔を上げた。
「うん、やっと黙ってくれたね。じゃあ、説明するけど……キミがキヴォトスで悪さをしている生徒だっていう報告は受けているんだ。で、もうこれ以上、そんなことをさせないために、ここで監視をすることになったってわけ」
淡々と説明するその顔は、どこまでも理性的な大人の顔に見えた。
少女の顔に平手打ちをし、何の中もなく鼻をへし折るようなパンチを叩き込むような人間性には見えないのに、どうしてこんなことをするのかわからなかった。
「だからね、私の性処理係としてここにおいてね。君が更生するまでここで面倒を見ようって思ったわけ」
「ほぉ゛っ、ひょ、ひょ、れでっ゛……だ、だかりゃっ゛……」
「うん、だからね――」
寝ころんだまま体を休めている教授は、体を起き上がらせることが出来ない。というよりも、体に力が入らないのだ。
キヴォトスの生徒は誰もが頑丈なのは説明するまでもないことだろう。だけど、いくら何でも体に力が入らず、しかも抵抗すらもできないなんて。体に何かされたに違いはないはずだ。
先生の説明途中で、教授の意識が余所に向かう。そのことを先生は見逃さなかった。
「あ、聞いてなかったね。ちゃんと聞かないなら、もうちょっと指導しなきゃね」
「んひゅっ゛!! ま、まっひぇっ゛! も、もうひゃめっ……!」
ぐいと、先生の足があげられた。いつも履きこなしているスニーカーは、きっと先生のお気に入りなんだろうなと、教授はなんとなく察していた。
そのスニーカーの足裏が、自分の顔のあたりをぶらつかせている。靴の裏底を見せつけられながら、それが顔面の所にまで移動していることに気づいた瞬間、教授の口がくぐもるように声が出た。
「ま、まっひぇっ゛……ひゃ、ひゃめへっ゛……!! ひ、ひたいの、や、やらっ、や――」
――ごぢゅっ!!! ぐぢゃぁ……っ!!
「んっっっっ゛っごぉっ゛!!! ンむ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛~~~~゛~゛っ゛っ゛!!!??」
泣きわめきながらやめてやめてと言っても、止まることのない足裏は力いっぱい教授の顔を押印するように振り下ろされた。
愛らしい少女の顔が、ただでさえぐしゃぐしゃなのに涙と鼻水事かき混ぜるみたいにぐぢゃぁぁぁっ゛!!と生々しい音を立てながら踏みにじられていく。
土と泥を含んだ靴の裏に、ぐっしょりと感触が残る。端正な顔立ちをしていた少女の顔に靴跡を残しながら、頬も目も鼻も口も、そのすべてをスタンプしてぐぢゅっ゛、にぢゅっ゛!と、まるで吐き捨てた痰を踏みしめるようにしてぐりぐりと力を込めながらぎゅう~~~~っ゛!っと押し込んでいった。
くちゃっ……足が、離れる。血にまみれた液体まみれの感触と、勢いづいたストンプでぐぢゃぐぢゃになってしまった教授の口元。
「ひょ、ほぉ゛っ……!! ひょっ゛っ、ひゅっ、ひゅうぅ~~~~っ……!! こ、こひゅ~~~~~~っ゛!!」
「あーあ。歯が何本か抜け落ちちゃったね。うわっ、きったな」
くちゃくちゃになってしまった口元が、力なく開いていく。血にまみれて踏み折れてしまった抜けてしまったいくつもの歯が、崩れた砂糖菓子のように抜け落ちて、擦り切れて血にまみれた口の中で赤と白のコントラストを描いていた。
痛みに耐えきれず体を横にして、げぇげぇと歯と血を吐き捨てる。吐く行為を行うことで、痛みその物を和らげていくが、それでも我慢はできない。じたじたと床の上でのたうち回りながら、涙を振り散らして暴れていく。
ずんっ……と。教授の腹部に力を込めた足が圧し掛かけられた。言葉もなく、返事もしていないのに、有無を言わさぬ文字通りの圧迫感が教授にの仕掛けられた。
「ん、んひゅっ゛……!! ふひゅ、き、きひゅ゛、ひゃらっ゛……ひゃ、ひゃめへ……っ゛……な、なぎゅら、にゃひで……っ゛」
――ぎりぎりぎりっ゛……ぎぎぎぎぎっ゛……!!
「んひっ゛! んぅぅぅぅっぅ゛っ……!! ひぃぃっ゛!! ひ、ひゃ、ひゃぁだぁ゛っ……!! ひ、ひだっ゛、ひだひぃぃっ゛……!!」
ぐりぐりと力を込めながら腹の上を踏みつけていく。その下にあるであろう赤ちゃんの部屋。女という生き物としての大切な器官を、興味なさげに足蹴にされても悶えることしかできない。
痛みを訴えても聞いてくれない。泣き叫んでも耳を貸してくれない。豚のような鳴き声しか出せない醜悪な雌は、鼻血まみれの顔で「ひゃめへっ゛……ひゃ゛、ひゃめひぇ゛……!」と喚くしかない。
その気持ちが通じたのか、やっと足が離れてくれた。開放感のあまりに何度も口を開いて呼吸を繰り返し、新鮮な空気を肺に送り込んだ。
「ねぇ、教授。これからしばらくはさ、専用便器になるんだからさ。そのためにもまずはいろいろと準備が必要だよね?」
「ひゅ、じゅ、ひゅんびっ゛……?」
にこやかなままの先生は、がさがさとズボンのポケットをまさぐり始める。懐に忍ばせていたかのように取り出されたのは、一本のボトル。化粧品コーナーに置かれているような、指でつまめる小さな容器だった。
「これね、ミレニアム特性の永久脱毛剤。ここでしばらく生活しなきゃなんだから、そんな髪の毛じゃまでしょ?」
教授の顔が、真っ赤に染まっていたはずなのに青くなり始める。
痛みを超えてようやく楽になれたかと思いきや、その先にあったのは女にとって心より大事な自分の髪の毛。それを、しかも、永久に脱毛しようとだなんて……
「……もちろん聞き入れてくれるよね」
邪気のない笑顔が、まっすぐとむけられてくる。
この笑顔の先にあるのが、あの猟奇的な真似であるというのならば、そちらを受け入れるくらいなら恥辱を受けた方が良いに決まっている
「ひゃ、ひゃりまひゅっ゛……! ひゃり、まひゅひゃら……っ゛」
「髪の毛、いらないよね」
「ひ、ひらない、れりゅっ……! こ、こんな、のっ……ひらにゃいっ……!」
びくびくと怯えながら伸びてきた先生の手にびくりと震え上がるも、くしくしと頭を優しく撫でてくれた。
優しい感触が、頭に残る。ふわりと流れるような、ふんわりとした物が。それが、自分の体の一部であり、何気なく指先でくるくると弄ることもあった自分の髪の毛であることに気づき、涙が流れた。
別れる、別れてしまう。自分の髪の毛が、鮮やかな金糸のように流れるふわふわのヘアーが。助かりたいがために、自分の意思で全部抜き取ろうとしてしまっている。
恥辱、屈辱、だけど痛い目には合いたくない。助かりたいがための安易な道に、何としてでも転がり込みたい。
「じゃあ、すぐにかけてあげるね」
容器の蓋が開けられて、中に入っていた液体がとぷとぷと教授の髪の毛に注がれた。
ぬらりとしたスライムのような感触だった。自分の頭にへばりつくような粘着質の液体が、ころころとへばりつくようにして薄く広げられていく。
くちゃくちゃとスライム上の液体が頭に広がる。男の手の動きが、スライムを引き延ばしながら髪の毛一本一本を丁寧に絡めていって――その感触が、段々と髪質の物ではなく、肌に近い物に触れていく感触へと変わり始めたことに気づいた教授は、先生の見えないところで一筋の涙を流した。
(――髪の毛……私、の……髪の毛……)
ぱさぱさと目の前で落ちてくる絹糸のような物たち。美容院や床屋などでも見られる床に散らばる髪の毛の光景が、この部屋でも同じように行われていた。
ただ、美容院と違うのは、もう自分の髪の毛が戻ることはない、という事実だった。その事実が、教授の瞳から生気を奪った。
「……ん、これで終わりだよニヤニヤ教授。ほら、見てごらん」
作業をやり終えて、満足げな顔を浮かべる先生。
彼がポケットに忍ばせていたコンパクトを開き、それをニヤニヤ教授に見せるようにして目の前に出した。
「……っっ!! こ、これひゃ……わ、らひっ……??」
鏡の中の物を見て、現実だとは思いたくなかった。
自分の容姿に自信がないと言わけではなかったが、それでもそこそこいい線言っているのでは? とは思っていた。愛らしい少女のような顔立ちに、ふわふわとウェーブがかったブロンドヘアー。それなりに品性のある顔立ちが、教授にとっては嫌いではなかったのだ。
だが、目の前にいるのは正真正銘の化け物だった。顔は真っ赤に晴れ上がり、鼻は豚のように潰されて、口元は歯が折れてぐちゃぐちゃの隙っ歯だらけ、目元なんて顔が腫れてるからまるで寝ているみたいで見えない。これらに加えて、何よりも際立つのは永久脱毛剤によって髪の毛が抜け落ちてしまった地肌が見えまくりの禿げ頭。つるっつるのように抜け落ちてるのではなく、ところどころ髪の毛がほんのり残っているのが、余計にみじめさを演出していた。
化け物のように惨めな顔立ちをした醜悪な禿げ便女。それが、今のニヤニヤ教授の顔だった。
「じゃあ、さ。そろそろ始めよっか」
「は、へ、なひっ――?」
――ぶんっっ……ばぎぃぃぃっ゛!!!
「ぷぎゅぉっ゛!? ぎゅぉぉぉ゛お゛お゛お゛お゛お゛!?!?!?」
振り切るように蹴り上げられたニヤニヤ教授の股座が、ぱきぃんっ!とまたもや子気味よい音を部屋の中で奏でてくれた。
突然の股座に向かっての強烈なシュート。あまりの激痛に白目を向いて泡を噴出した教授は、体中を痙攣させながら蟹股の姿勢で倒れこんでしまった。
「こうやってさ、ある程度衝撃を加えておけば挿入しやすくなるんだよね。ん……おぉ、ちゃんと濡れてる濡れてる。血も愛液もいっしょみたいなもんだしなぁ」
――ずっ、ぐぐぐぐっ゛ぶぢ、ン゛っ゛っ゛!!!
「んぼぉ゛ぉ゛おおお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛~~~~っ゛!!!??」
半ば気絶しているところに寝ころんだ彼女を覆いかぶさる形で、力いっぱい挿入して見せた。
ぎちぎちの肉穴の中、ぴくぴくと先生のチンポを咥えて痙攣している。きつさに関しては申し分なかった。なにせ、濡らしてもいないのだからキツクて当然なのだから。
――ぐっぢゅっ゛、ぐっぢゅっ゛、ぐっぢゅっ、ぐっぢゅっ!!
「んぎっ゛!? ンぎひぃぃぃぃ゛ぃぃっ゛!! は、はん、んぎぃいいいっ゛!! ひゃぎ、んひぃぃぃぃぃ゛っ!!!」
寝そべったまま苦痛に顔をゆがめて、大量の脂汗を顔に浮かべるニヤニヤ教授。
目は見開き、口元は隙っ歯を食いしばらせて、鼻の穴を大きく広げながらとんでもない不細工顔で思いっきりこらえている。血と涙を瞳から大量に漏らして、体中に広がる苦痛何とかして和らげようと必死だった。
無理もない。なにせ、濡れていないということは抽送の苦痛を存分に味わうということだ。濡れてもいない肉壁は、さながら鑢によって削られたかのような痛みを見舞い、耐えきれない膣壁は血を流し、それを愛液代わりにズられていくしかない。
「ンひぎひぃぃぃぃっ゛!! どめっ゛! どめっでぇぇぇっ゛!! やべっっでぇぇぇぇぇっ゛!!」
あまりの激痛に顔をゆがめながら、今までよりも流暢な言葉づかいで先生に訴える。
その言葉を無視しながら、何度も振りかぶってくる腰使い。彼女中を文字通りがりがりに削っていくようなピストンが、ぶわりと顔に脂汗を滝のように流し出して、舌を突き出したまま幾度も絶叫を繰り返した。
抽送を繰り返しながら気持ちよくなっているのに、あまりにもうっとおしい金切り声に向かって再び拳が見舞われた。
「んぶっ゛っ゛!! っぶぅぅぅぅぅっ゛!」
再び無言で振りかぶられる拳が、教授の鼻っ柱を粉砕した。
殴る、殴る、殴る、何度でも殴る。叩きつけては彼女の顔に埋もれていく男の拳。丹念にこねられていくパン生地のように、愛らしいはずの顔が粘土細工のように何度も変形していく。
「んぼっ゛!? ひゃ、ひゃべっ!! ぼ、やべへっ゛! ンぼっ゛! んぉぉ゛ぉお゛っ゛!??」
何度も、何度も、何度も。振りかぶるたびに潰されていく顔が、さらにぼこぼこのクレーターの様に形を変えていく。愛らしい顔はどこにも残っていない、ただのタコ殴れにされた惨めで無様な白禿げ饅頭が、苦悶の声を上げながらマンコをきっちりと引き締めた。
――ぶびゅぐぐぐぐっ゛♡♡♡ ぶびゅるるるるっ゛♡♡♡ びゅっ、ぶびゅっ……♡♡
「ん、んん~~~~っ……あー、出た出た。いやぁ、やっぱ見た目は変わっても女の子の部分は変わんないからいいよね」
満足するようにして、ニヤニヤ教授の腰を掴みながらぐっと奥の方にまで精液を流し込んでいく。どろどろあつあつのザーメンが、破瓜の血か擦られて滲んだ膣壁の血とも一緒に交じり合いながら、赤ちゃん部屋の中へとみっちりと注がれていった。
気持ちよさげに彼女の中でチンポを拭って、ぬぽりと引き抜く。ザーメンとどろどろの血流がぽたぽたと蟹股でおっぴろげながら垂れ流している禿げ便女は、気づけば本当のカニのように泡を吹きながら天井を眺めていた。
あ、こりゃもう返事しないな。そう一言呟いて、呆れた様に扉の方へと向かっていった。一度も振り返ることなく、手元にあったシッテムで今日の分の餌と携帯用トイレの在庫を確認しながら、
「あ、先に行っておくとね、これからは精液便女として使っていくから、お腹の中の子供を産む機能は手術で取っておいたよ。ま、そんな顔と体じゃ、誰にも相手にされないだろうから……いらないでしょ?」
満足した先生は、白目をむきながら精液を吹き散らしている禿げ便器に言葉を投げ捨てて退出していった。
残された便女は、何も反応を示さない。ここでの更生を経ても、後に残った生活は悲惨な物だろうが、そんな考えは何一つとして過ることはなかった。