午下・カルステン家別邸
「じゃじゃーん!! クズ肉の皆さーん! 元気にしてやがりますかー? てめーら愛しのカペラ・エメラダ・ルグニカ先生様でーす! きゃはっ♬ アタクシ様の御尊顔を拝んでー♪ 惨めったらしくマス掻いて、クズ汁ヒリ出してやがりますかー! きゃははははっ!!」
突如として客間の扉を蹴り飛ばす蛮行に、あまりに下品な口上。
大旦那から来客の知らせを受け、待機していたクルシュとフレデリカの前に現れたのは、面に禍々しい笑みを張り付けた一人の少女であった。
「『クルシュ』様! お逃げくださいまし!」
闖入者の攻撃性を危ぶんだフレデリカが、主の前に進み出て戦闘態勢に入る。
見た目はフレデリカよりだいぶ小柄な少女だが、そのただならぬ気配に、彼女の直感が警鐘を鳴らして止まない。
最優先は『クルシュ』をもう一つの出入口から逃がすこと。主が逃げるまで、フレデリカが少女を相手取る。
「あーれー? あれれー? あれれれー? アタクシのありがたーい愛の教えを、てめーら虫けらごときに授けてやろーってのに、なんです? そのブッサイクな出迎え方は? あーあー、そーですかそーですか! どいつもこいつもくせーくせーメスの臭いまき散らしやがって! やらしーことしか頭にねー薄らボケの変態クズ肉どもが! アタクシ様を差し置いて、好き勝手に盛ってんじゃねーですよぉ!!」
少女の腕が突如長く伸び、フレデリカの体を簀巻きにしたかと思えば、その巻きついた腕ごと——力任せに投げつけた。
「うがっ!?」
砕ける天井。
一気に部屋の最上まで飛ばされ、衝撃に呼吸が遮られる。
「虫けらなら虫けららしく、アタクシに好き放題もがれて、毟りとられて、杭打ちされて、遊ばれてりゃいいじゃねーですか。せっかく醜く浅ましいてめーらでもアタクシに好いてもらえるよーに、せーぜー腰の振り方でも教えてやろーって心遣いがわからねー、んです、かぁ!?」
「ぎ゛ぃ、あ゛っ……!」
今度は床へ、めり込むほど強く叩き付けられた。
フレデリカが吐血し、悶絶する。部屋の上から下へ一往復しただけで臓腑が軋み、四肢のあちこちに破砕の跡が出来上がる。
だが、怪腕は未だ彼女を離さない。
「フレデリカ……!!」
従者の苦境を前に、『クルシュ』が足を止める。
延々と訳の分からぬ文句を並べる狂人による、圧倒的暴力。記憶を失って以降、剣を握っていない『クルシュ』が加わった所で、状況が好転するはずもない。
ならば、
「……『先生』」
「あーん?」
「あなた様は、此度の授業の『先生』なのでしょうか。でしたら、自己紹介が遅れてしまいました。私は『クルシュ・カルステン』。本日はどうか、よろしくお願いいたします」
カペラ・エメラダと名乗った女が「先生様」と自称したことに賭け、『クルシュ』は誠意を込めて名乗る。
「あらー? やだやだやーだー! やーっぱ、そこそこ高貴なルグニカの血ってのは違げーますねー。腐った亜人の血の詰まった薄汚ねー腐れメス猫肉とはこういうトコが違うってんですねえ! きゃー! 汚して―!」
少女が照れた様子で顔を隠し、上機嫌にフレデリカを罵倒する。
「まーウチの『子』の肉便器を名乗るってんなら? 無能なメス肉なりに、アタクシに無駄な時間を使わせないよー、四六時中アタクシの事だけ想って過ごすのが、当たり前ってもんですよねー?」
勝手な理屈を並べる女を前に、薄ら寒さが止まない。
(それでも、今は彼女に合わせて、フレデリカを助けなければ)
「変なことは考えねー方がいいと思いますよ?」
「……!」
『クルシュ』の思考が、目の前の少女に遮られる。
「駄目駄目駄目ー! ぶっぶー! ノータリンの癖して、無様で浅くて見苦しい考えしちゃってましたー? いーんですよ、そーゆーのは。アタクシを賛美する言葉以外に脳みそ使って、何の意味があるってんですか。てめーらクズ肉共は黙って惨めにケツ振って、オス肉誘ってりゃいーんですからねえ!」
——『クルシュ』の目の前の視界が、ドロリと溶け出す。
「!?」
横たわるフレデリカの輪郭も、同様に溶けて崩れていく。
二人は闖入者・カペラによって溶かされ、唐突に意識を奪われた。
♦
——辛うじて、四肢と頭部の感触が残っている。
平衡感覚が無い。
地面の上を立っている確証が持てない。
カラダの中と外を、液体のようなナニカがせめぎ合う。
ひたすらに、不快な時間が続く。
気絶はしていない。
が、自分が覚醒している実感もない。
……!
光が————。
「あー、あー、聞こえていやがりますかー? アタクシの麗しい美声を聞き取れねークズ肉は、潰れて! 死ねば! いーんじゃねーですかあ!?」
——ぎゅむぅ!!
「ひぃ゛っっ!!♥♥」
『クルシュ』を現実に引き戻す、左乳房への衝撃。
「うあ゛っ♥い゛……っ!?♥」
『クルシュ』の瞳が自身の胸部に焦点を合わす。そこにあったのは、
己が知るものより、一回りは大きく肥大した乳房。
その片方に埋められたカペラの足部。
胸を踏まれて出来たクレーターを潤ませる、乳白色の液体。
「ふまな、いぃ!?♥ あ゛っ♥ なん♥ でっ?♥」
——ぶぴゅぅっ♥
あお向けで乳を踏みつけにされて……途方も無く気持ちいい。
明らかな異常とあふれる快楽信号に、理解力が奪われる。
「なーに勝手にヨガりくさって、人様のおみ足汚してくれやがってんです。公爵家では相手に断りなく母乳ぶっかけていいって教えられてやがるんですかー? こんな絨毯みてーに惨めに踏み敷かれて! マゾイキするメスブタに! 人間様の常識は! 難しかったですかねえ!?」
『クルシュ』の頭上で長椅子に腰かけたカペラが、もう片方の足の指で、肥大した右の乳首を掴み、捻り潰す。
ぎゅうぅうう! ぐにいいぃ!
「んぎぃい゛♥♥♥」
稲妻のような刺激が乳房を襲う。
抓まれた右乳首が乳汁をぴゅっぴゅと噴き、令嬢の顔を薄白濁で汚す。
これは……そう、母乳だ。
踏まれっぱなしの左乳も絶えず母乳を生産し続け、既にカペラの足を甲まで隠してしまうほど。
「なにが!?♥♥ どう♥ なってぇ……!?♥」
目覚めてから分かったのは、『クルシュ』が母乳を出して感じていることだけ。
「はいはいはーい! アタクシ様の言葉に反応してくれるまでにー、
「ガアアアアァァァ!!!」
カペラの呼び声に、四足の獣が唸り声で応える。
金色の毛並みに翠の瞳、獰猛な歯並び。その所々を赤い血で染め上げる雌豹。その姿に『クルシュ』は…なぜか、自身の侍女を連想した。
「ガ、グ、ギ、アア…アアアアアアァ!!」
しかし、その毛並みの下から覗く、赤黒い凶悪な屹立を見て、その考えは霧散する。
「グルルル……ッ!」
先端に歪で反り返った、釣り針のような返しを持つ男性器。令嬢を見るや更に膨らみ、苦し気に雄たけびを上げる。
「やーだもーおー! 獣臭いったらないってんですよー! って、うっわ! こっちのメスブタもメス臭くてたまんねー! どいつもこいつも発情しやがってよ。気持ち悪いったらねーんですから。ほら! さっさと股開け腐れメス肉!」
「きゃ、ぁぷっ!」
『クルシュ』の片足が持ち上げられる。逆さに吊られ、母乳が胸から顔にこぼれ溺れそうになる。
「んぐっ! なに、を…!」
分からない。
この女の意図も、これから何が起こるかも。
「んなもん決まってんでしょーが。テメーらクズ肉のお望み通り、アタクシの愛を教えてやろうってんですよ。忘れちゃったんでちかー♥ ホーント、救いようがないおバカちゃんたち♥」
——ポッカリ開いた『クルシュ』の菊門が、興奮する四足のケダモノの前へと差し出された。
「あ、おやめくださっ、嫌あっ!?」
「ガアア!!」
——ズ ブ ン ン ン ! ! !
豹が異常なまでに勃起した鉄塊を、『クルシュ』の開発済みの尻穴へ、勢いよくぶちこんだ。
「——!! か、は……っ」
「よくできまちたー! こんだけあからさまにグロっちく広がった交尾中毒の便器穴なら、低脳のカス畜生でも狙い通りにチンコ突っ込めんですねえ!」
カペラが令嬢を解放すると、すかさず雌豹がまんぐり返しの『クルシュ』を押し潰す。
ズルルッ! ——ドズンッッ!!♥
「お゛っ!?♥♥ うあ゛あ゛!?♥」
後孔への衝撃が重なる。ふたなり雌豹がむき出しの獣性を、『クルシュ』へと叩きつける。
始まるは、人外の陵辱劇。
バスン!♥♥ バスッバスッ!!♥♥
「おぐ、ひ、ぎぃ゛……っ!♥♥」
体がバラバラに砕けそうなほど、勢いの乗った挿入。
——殺される。
バスバスバスバスバスバスバスッッ!!!♥♥
「がっ♥ ひぁっ♥ あ♥ ぐがっ♥♥」
四足のケダモノによる高速の生殖活動。
獣の本能が雌を逃さず、速やかに孕ませようとする。
「あーら劣情丸出しのヘッタクソな腰遣い♥ いーですよー。前の穴に手ぇ出したら殺しますけど、クソ穴でしたらどうぞどうぞお好きなよーに。アタクシの暇潰しのために、存分にへこへこ惨めったらしく愛し合いやがってくださーい♪」
絨毯を背に突き削られる令嬢を、カペラはリラックスした様子で観覧する。
常人であれば、生命活動すら困窮しかねない暴虐。それでも、『クルシュ』は———
ドチュドチュドチュ!♥♥
ボチュン!♥♥♥ ボチュン!♥♥♥
「あひ♥♥ あ゛ああっ♥♥ ふかぃ♥♥ ふかいいぃ♥♥ そんな奥♥♥ ついちゃだめええ♥♥♥」
気遣いの欠片もないピストンを浴び、彼女は被征服感に晒されていた。
にゅるにゅるにゅるにゅるぅ♥♥♥
しかし菊壷は知らずの内にキュンキュン溶けほぐれ、欲情盛りの獣逸物のカタチを認識し、上手に媚びるように締め上げた。
(きもち、いい?♥ 痛くない!?♥ 犯されて♥ こんなに♥ つらいのに♥♥)
驚愕もつかの間、
——ドボドボドボドボドボドボドボドボドボドボドボドボ!!!♥♥♥♥♥♥♥♥
突如として腸内に奔流があふれる。雌豹が夥しい量の濁液を排泄していく。
苦しさは、ない。
「そ、んな……?♥ あっ゛!?♥ あ゛あ゛あ゛!♥♥♥」
それを精液だと認識した途端、膣の奥が広がっていく。
毎日味わっている、あの感覚が来る。
——ビグン!!♥♥♥♥
獣精液を注がれた『クルシュ』のカラダが、盛大に達した。
「お゛っ゛!♥♥ おお゛、お゛ぉ……♥♥♥」
ぶぴゅる!♥ びゅぴゅるるるっ♥♥♥
乳房と股から、噴水のように汁があふれ出す。
まんぐり返しの菊門からも雄液が逆噴射し、乳房と下の穴全てから淫汁を飛ばす、人力ウォッシュレットと化す。
(わ、たし、壊れた♥ 壊れて、しまいました……♥)
人外の猛襲にあっても、突如『変貌』した『クルシュ』はの体はどうしようもなく感じてしまっていた。
「きゃはははっ♪ 早漏畜生雑魚チンポぶっ込まれてイッちまいやがるなんざ、なーんて淫乱なクソ雑魚メス肉なんでしょ♥ チンコ突っ込んでもらえれば誰だっていいんですかねー? ホンット反吐が出やがりますね。交尾したいだけの発情豚が! 人間様の皮かぶってんじゃねーですよ!!」
——ズボオッ!!!♥♥♥♥
「あ゛はぁ゛あ゛!♥♥♥」「ガア!?」
カペラが雌豹の尻を後ろから強く蹴り飛ばし、絶頂中の腸内へ、剛直が強引に押し込まれる。
ドスン!♥♥ ドズン!♥♥ ドズン!♥♥
「あがっ♥♥ しょんにゃっ♥♥ 押さないで♥ いぐっ♥♥♥ あ゛っ♥ ♥ ♥」
再開した畜生デカマラによる強制ピストンが、腸壁をボコリと横殴りにし、前方の子宮口まで叩きつける。女体へのダメージを一切考慮しない、無情な仕打ち。
「い゛ひい゛い゛い゛っ゛!!♥♥♥♥♥」
しかし、彼女は壊れることなく、雌の弱点を殴られ深く深く、人語も忘れて
獣交尾に耐える雌便器へ、さらにケダモノチンポが襲い掛かる。
ドス!♥ ドス♥ ドス!♥ ドス♥ ドス!♥♥♥
「いぐううぅぅ♥♥♥ ひゅ、ひゅぐい、ん゛う゛う゛う゛う゛う゛♥♥♥♥♥♥」
異種姦快楽に屈しても、交尾は止まず。
雌豹の勢いは止まらず、令嬢の臓腑を全て引きずり出すかのように荒い抽挿を続ける。
「あ゛あっ!♥ いやなのにいいっ♥♥ なんで私♥ こんなのでぇ♥♥♥」
高速で弾む肉棒に適応し始め、愛撫奉仕しようと腸腔がしっかり締まる。
びゅりゅっ♥♥ びゅぷっ♥♥
「ふぅう゛!♥♥ お゛しり゛で♥ お゛っぱい♥ しぼっちゃ゛だめええぇ゛!♥♥♥」
ケツ穴快楽を受け、滾った
溢れ出た喘ぎ声に必死さなどなく、もはや浮かぶのは歓喜のみ。
バスバス♥♥ バスバスバスバス!♥♥
内腑をかき回す速度が更に増し、雌を圧しつぶす獣がスパートをかける。
「ま゛っ♥♥ ま゛たイぐっ♥♥ あ゛あ゛♥♥ イ゛ッ♥♥♥ イグ♥♥♥♥♥ お゛お゛ぉ゛お゛゛♥♥♥♥」
獣畜生様の肉壺オナホ交尾では、人らしいご丁寧な振る舞いなど許されず、『クルシュ』はすっかり覚え込まされた汚い鳴き声で排泄を受け入れる。
ぼぶびゅる!!♥♥♥ ごびゅるるるるる!♥♥♥♥ ♥♥♥♥
ブシャアアァ!♥♥
雌が全ての穴から派手に汁を飛ばしたのを合図に、尻穴が黄ばんだチンポ汁で満ちていく。
「はっ……♥ はっ……♥ ん゛お……♥ い゛っぱ、い…………♥」
ヒト租チンに調教された雑魚専の雌畜生は、生まれて初めての獣チンポアクメの前に敗北した。
品性のそぎ落ちたアヘ顔が、その快楽の強大さを示していた。
雌豹もまた、射精快楽に打ち震え、憑りつかれた。
自身に生えたグロ魔羅に耐える名器オナホを得たケダモノは、その後もひたすら『クルシュ』を犯し続けたのであった。
♦
「どうですかー♥ この世の愛と尊敬を一人占めするアタクシ様の授業は? 最っ高に決まってんですがねぇ!! きゃはははっ!」
カペラが汁だくで伏す『クルシュ』と雌豹を見下しながら、暴挙の成果を固辞する。
「私の身体に何を、したんですか……?」
裸体を分泌液で白く飾る『クルシュ』が、息絶え絶えのまま尋ねる。
「お? 気に入りやがりましたかー? そんなエロい肉下げてたら、オス共は乳が吸いたくて仕方がねーんです。だったら出してやるのが尽くす女ってもんでしょーが。勉強になりまちたか?♥」
異常事態を引き起こした主犯は、小馬鹿にした様子で宣う。
「オス肉を刺激してやまねー、抱き心地の良い肉! 男を誘う発情したくっせぇ臭い! てめーはどんな変態クソ性癖だろうと包み込む! どんなカス肉だろーが喜んでくわえ込む! この世の全ての性欲に尽くすために生まれた、愛されメス肉ちゃんになってんですよぉ! いつでも、どこでも、勃起オス肉ぶち込まれてヒーヒー泣いて、ヨガって、交尾するためだけに生まれた雌豚になれて、嬉しいでしょう?」
どれだけ巨大な男根でも難なくハメ込む肉穴。母乳を噴き、何をされても壊れず雄を愉しませる体。
全てを快楽で返礼する肉人形。
それが生まれ変わった、今の『クルシュ』である。
歴代の『躾』の被害者を鑑みれば、人のままでいる彼女はまだマシとも言えよう。それでも、完全に己の身体が未知のモノにすげ変わったことに焦燥を隠せない。
「グル……ルァ……!」
肉棒から濁塊をこぼす雌豹が再起動し、
——ずりゅりゅりゅっ♥♥
「ああああああああ!!♥♥♥♥」
雌肉の中に再び異物が浸透し、出入りする。
「その調子で愛してやるんですよ? 何をされても、好き放題求められても、ありのままの肉畜生を愛してあげて♥ イヤイヤ言いながら媚びるように泣き喚いて、お題目並べて、結局気持ちいいこと優先して、キモキモ交尾すんのがてめーの唯一の取り柄なんですから、出来るに決まってんでしょう?」
『クルシュ』の道程を見透かしたように、カペラは嘲笑した。
こうして、魔女教大罪司教『色欲』担当、カペラ・エメラダ・ルグニカによる、集中講義の幕が上がった。
アーラム村(死者0名)&聖域(死者1名)
①魔獣による呪い騒動勃発。
青髪の少女に帯同して村を訪れた男が見事解決。男はメイザース辺境伯と友誼を結ぶ。
②『怠惰』襲来。
住民とエミリアはクレマルディの迷い森の結界へ避難。これも男と辺境伯が無事討伐。男には微精霊と頼れる用心棒がついていた。
③結界消失。
住民は無事村へと帰還。エミリアはメイザース本邸へ。男の手勢に童女が一人増えた。
④『色欲』招致。
彼女と子供たちの滞在所となる。住民は『色欲』の玩具に。辺境伯は何も見ていない。