——数日ぶりに、人の形をした男性?を見た。
猿轡と目隠しをした細身の殿方?は綱を引かれ、四足をついて部屋ヘ入ってきた。
亜麻色の肩まで伸びた頭髪からは、可愛らしい耳が二つ。その下半身には、赤黒い瘤だらけでパンパンに張った素敵なおちんぽ様。
端正な女顔のその人は、反り立ったおちんぽ様と薄い胸部が無ければ、男と判別できなかったと思う。
(何故でしょう)
不思議と、彼に心惹かれる。まるで、彼が初めから、自分の隣にいたかのように。
——『お母様』が、彼が私の騎士であり、『私』の初めての相手だと宣言する。
その瞬間、抑えていた欲望の栓が開いた。
彼の愛らしい出で立ちに一層の親情を感じ、今までで一番の穏やかな気持ちに包まれた。
彼が、『私』を埋めてくれる。『私』の渇きを、満たしてくれる。
今日、『私』は真に完成するのだと、そんな予感が頭をよぎった。
♦︎
『ママ』が他の兄妹たちを殺しかけると、治療をさせられた。
治癒を終えると褒美と称し、治療した兄妹を犯すよう命じられた。嫌なのに、忌まわしい体は精液を生産してしまうばかり。意地でも自分は雄なのだと理解させられた。
初めは、死んでも従わないつもりだった。遺憾ながら、死なない自負もあった。
しかし、男根を変えられ、溢れる性欲に抗えなかった。気づけば、攫われてきた何の罪もない人たちまで犯してしまっていた。
自分が信じられなかった。本能のタガが外れ、射精を止められない。罪悪感がこみ上げ、謝罪を繰り返しながら漏らす射精は、頭が焼き切れそうなほど気持ちがよかった。
反抗すればするほど、私以外の人を傷つけさせられた。
恐怖が、私を蝕んで——それからはもう、逆らえなかった。
今日の相手は、目の前の
生臭く汚い部屋の中にあって、足元に座る雌は特別だとすぐ分かった。
目隠しされても薫ってくる、濃厚な雌の香り。
正直、すぐにでも襲い掛かりたい。
「お初にお目にかかります。至らないところもありますでしょうが、よろしくお願いしますね」
今から犯されるというのに、目の前の雌はご丁寧に挨拶してくる。その声が最愛の主に似ていると気づくも、その不遜な思考を振り払う。
(それが今回の趣向ってわけネ。あの方に似た子を宛がって、私を貶めようってこと?)
目隠しを外され——極上の肉に、目を奪われた。
王城で見たプリシラをも超える、もはや下品とも評せるほど、厚く実った胸部と殿部。
二の腕や大腿も細身ながら丸みを帯び、肉づいている。鍛錬などしていないのだろう。あの方とはまるで違う。
何より目を引くのは、熟れ過ぎて盛大に愛液を垂れ流す、ほかほかに蒸れた女性器。
誰が見ても発情していることは明らか。腰を揺らして私を誘う下品なしぐさに、女の顔など覗く間もなく釘付けにされた。
——こんなもの、犯して下さいと言ってるようなモノではないか。
醜く変えられた肉竿がいきり勃ち、ドロリと先走りがこぼれる。
「あぁ…♥ なんてご立派なおちんぽ様…♥」
それにしても、癪に障る。
クルシュ様はそんな媚びた声で、下卑た言葉を並べたりしない。
(……精液臭い口臭で
つい、目下の女への怒りが燻る。顔も見たくない。あの方に似た顔で醜悪な表情を見せられでもしたら、どうなるか分からない。
さっさと終わらせて、この場から逃げ出したい。ただ性交に溺れられたらどんなに楽かと、この時ばかりは思ってしまう。
「どうかこちらへ……♥ おまんこに頂けますでしょうか……♥」
ギリギリで心を保っている所に、寝転んだ売女が女性器をぱっくり開いて煽ってくる。
「きゃっ♥ ひあぁあっ……♥♥♥」
お望み通り女の脚を押しのけ、亀頭を膣口に速やかに宛がうと、少し亀頭を沈めただけで大層良い反応が返ってくる。抵抗もなく小慣れたものだ。
(なら、手加減してやる必要もない…かな)
ず゛ く゛ ん゛ っ ! ! ♥ ♥ ♥
掻き立てられた欲望のまま、一気に贅肉を掘り進む。
「―――い゛ゅっ!! かはっ……!」
呼吸を乱す女。男性器が大きすぎるのだろう。
(さっさと終わらせてあげるから、大人しくしてよ)
タンッ♥ タンッ♥ タンッ♥ タンッ♥
「いぎっ♥ あ゛ぅ!♥♥ お゛っ…!♥ すごいぃ゛♥♥♥」
最初の悶絶など無かったかのように、女は声に甘さを滲ませる。やはり、相当使いこまれているか。
思い出したかのように膣奥がほぐれ、肉棒に吸い付いていく。男の喜ばせ方に熟練した情婦でなければ、こう上手くはいくまい。
ゴリュ♥ ゴリュゴリュ♥
コブだらけの陰茎が、媚び媚びの膣ひだを遠慮なく蹂躙する。これまでの歪んだ性体験の中でも、この雌は格が違う。
ゾクリ――
植え付けられた獣欲がうなりを上げる。この雌を犯せ、精を擦りつけろ、と。
グリュンッ!♥♥
膣の一番奥へ、強引に亀頭を押し付ける。
「んぎっ!?♥」
すると女の声に、再び苦悶の色が差す。
その妖美な声音に、ついこちらも本音が漏れてしまう。
「苦しい? ……私はもっと、もっともっと! 苦しかった!」
ゴチュ!♥
「あ゛っ!♥♥♥ ひうう゛…♥♥」
ひどい言葉が、我慢していた心が、あの方に似た声のせいであふれてしまう。
「人の気も知らない売女が、くっさい臭い振り撒いて誘惑して! こんなことして恥ずかしくないワケ!? 許されると思ってんの!」
ゴチュッ!♥
「んっ゛!♥♥♥ そこぉ♥ すきぃ゛…!♥♥♥」
半分自問を兼ねた罵詈雑言。
強制されたとはいえ、ここに至るまで自分が犯した罪の意識に、何度も潰されそうだった。
「なに呑気に従ってるワケ!? そんなにブチ犯されたいなら、お望み通りにしてやろうじゃない!!」
ゴチュンッ!♥♥
今も罪を重ねている自覚はある。それでも魅力の塊のような女を前に、腰を止められない。煩悶も罪悪感も、何も我慢せず。全てを女にぶち撒けながら犯すのは、たまらなく気持ちよかった。
「あう゛うぅう♥♥♥♥」
獣じみた声で喘ぎ散らす雌。子宮口まで蕩けて悦びきっている。これだけ歓迎されれば、罪悪感も多少は和らぐ。
そうして、堕ちる所まで堕ちた最低の自分を晒して、最高の絶頂を迎える。
どぼぼぼ♥♥♥ ぶりゅりゅりゅ♥♥ びゅりゅ♥ びゅりゅびゅりゅ♥♥♥ びゅぐうううっ♥♥♥♥
「お゛ぉ゛っ!?♥♥♥あ゛あぁ゛ああ゛っっ゛!!♥♥♥♥」
決壊した精液を、全力で女の子宮へ放逐する。
自責。
失意。
憤悶。
後ろ向きな感情を濃縮した肉汁が、股間から漏れ出ていく。
キモチイイ。キモチイイ。
射精とともに心が軽くなった気がして、また自分が嫌になる。
……人間でいることが、こんなに辛いだなんて、思わなかった。
「うっ…ひぐ……」
情けなすぎて涙が出た。
加害者の分際で何を浸っているのだと、破片となった理性が刺してくる。
苦しい。
苦しい。
その時。
——誰かが私の身体を、優しく抱き留めた。
「落ち着かれましたか?」
「えっ……?」
声の主は行為を終え、落ち着きを取り戻した女だった。
身体の上に全裸の私が覆いかぶさったままだというのに、その人はなだめるように、優しく私の背をなでる。
「貴方はきっと、望んでここに来たのではないのでしょうね」
精臭に満ちた空間にありながら、その女性は美しかった。
「事情を知らない私では、慰めにもなりませんが。もっと、貴方のことを教えて頂けませんか?」
顔立ちだけではない。
この女性は。この、方は。
「クル、シュ……さま……?」
「ええ、私は『クルシュ・カルステン』。以後、お見知りおきを」
その笑顔は確かに、主の微笑みに違いなかった。
——————衝撃。
名乗りを聞いた途端、すぐに身を翻し、彼女の身体から飛び退こうとするが、
「い゛ぅ…!♥」
「えっ、あっ…! ご、ごめんなさい!」
奥までガッチリ繋がった結合口が揺さぶられ、クルシュ様が顔を歪める。
何故、何故。
なんでクルシュ様がここに。
それよりなんで、初対面みたいな口ぶりなの。
聞きたいことは数あれど、まずはゆっくり男根を抜き、主を解放しようとする。
結合部からあふれ出る白濁に、冷や汗が止まらない。
駄目、駄目駄目駄目。
そして半固形の精液が徐々に剥がれ落ち、ついに全身の血の気が引いた。
——————陰茎に絡みつく、無数の血痕。
「あ…ああ…あ……」
脳裏が絶望に染まる。
最初のひと突きで悶絶していた理由。
何のことはない。
彼女は、破瓜の痛みに耐えていたのだ。
私が、傷つけた。
「ああああああああああ、ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!?」
「きゃっはははははははははははははははははは!! ひー! ひー! 腹いてー! やっぱぐずぐずの肉塊にするより、こっちのがアタクシ好みってやつですよねー♬」
私の背中が、強く足蹴にされる。
「あぐっ!」
「きゃっ♥」
「ほらほらほらほらあ! テメーの大好きなメス肉様が、テメーのおぞましーい本性を教えてくれって、誘ってきてやがるじゃねーですか! 今更抜いた所で処女膜はテメーがブチ抜きやがったんですから、今度はせめて、主様のお望みどーりに応えてやるのが、忠義ってモンじゃねーんですかあ!?」
『ママ』の足に阻まれて、男根をこれ以上引き抜けない。
嫌。嫌だ。
こんな私の、唯一の拠り所。
もうこの人しかいないの。私に壊させないで。
「優しくて慈悲深い、教育熱心なカペラちゃん先生が、ジャマなモンは全部取り払ってやりますよ。だからまどろっこしーことしてやがらねーで、アタクシの愛が欲しけりゃ、さっさとみっともなく犯せ、このクズ肉!!」
「嫌あああああああああああああ!!!」
小柄な女とは思えない程の力に押し負け、再びクルシュ様の身体に押し倒される。
————ズグン!!!♥
「はぁあああ!♥♥」
一気に子宮口まで亀頭が届いた感覚。
再び、狂喜するように声をあげるクルシュ様。
複雑に蠢く膣壁が、即座に異物であるはずの男根を抱きしめていく。
亀頭を包んで、優しく撫でてくれる。気持ち良すぎて、どうにかなりそうだ。
甘い感触に溶けかけるアタマを、理性を総動員して必死で再起動させる。だが、それでも、
「はあっ! あぐっ! 嫌ああっ!!」
パン!♥ パン!♥ パン!♥ パン!♥ パン!♥
引こうとした腰が、前へ押し戻される。
完全に『ママ』に主導権を握られ、足蹴にされるまま前後運動をさせられてしまう。
「ごめ…んなさい、ごめんなさい、ごめんなさいい!!!」
パン!♥ パン!♥ パン!♥
男根が出入りするたび、陰茎に引っかかって、抜けていく襞ヒダが気持ちいい。
こんな最低な真似しておいて、下半身が喜び過ぎて弾けそう。
「大丈夫、大丈夫ですよ♥」
泣きじゃくり、許しを請う私をクルシュ様が再び抱きしめ、豊かな胸元へ受け入れてくれる。
その谷間の境から猛烈に香る——尋常ならざる魔性の香気に、目を剥いた。
「ん゛む゛う゛う゛!?♥♥」
ビク♥ ビク♥
ド ク ン ッ ! ! ♥ ♥ ♥
ぶぴゅるるるる!♥♥♥ ぼぶりゅ♥♥ びゅるる♥♥ びゅううううう♥♥♥♥
強烈な芳香にトドメを刺され、急生産された精液が暴発してしまう。
「んひっ♥ あ……♥ あ……♥」
「ぱちぱちぱちー♥ せんせーは嬉しーですよ♪ ちょーっと後押しされただけで、簡単に主人に中出ししやがるよーな、品性下劣なクズ従者ってことをしっかり自己紹介できたじゃねーですか。どーですか? アタクシ特製極上変態マンコにクソマゾ精液吐いたご気分は?」
「あえ…?♥ あ…♥」
何も、言葉が出ない。
たった一つ心をつないでいたものが、ポキリと折れた。
もう何がしたかったかも思い出せず、抱き寄せられたカラダの柔らかさと温かさしか頭にない。
ぴゅるる♥♥♥♥
私達はその後も、欲望のまま繋がった。
クルシュ様のお腹のカタチが変わるまで精を出し抜いた後、繋がったまま眠りにつく。
意識が落ちてゆく最中、私の目尻に溜まった涙を、誰かがそっと拭った。
♦
「こうして、固く結ばれた主従は砕け散り、代わりに淫らな蜜を滴らせる、蠱惑的な花が開花したのであったとさ。めでたしめでたし。…めでたくない? そんなことはないよ。何も為せずに『白鯨』に消されてしまうより、何倍も生産的で合理的だ。王選も順風満帆。想い合う相手と余計な枷を取り払って愛し合うこともできた。きっと愛の結晶が生まれる日も、そう遠くはないだろう。誰も困らない。まさに理想的だとは思わないかい?こんな幸せ、以前の彼らでは手に入れることは叶わなかっただろう。なんて素晴らしい。……そうだね、認めよう。こちらの利益を得るため、多少の不利益は強いたさ。けれど結果的に、彼らだってその恩恵を預かることができている。共存共栄、いい言葉だね。使い方は合ってるかな? 最後に皆が幸せになるために、多寡の過酷は必要不可欠。君だってわかるだろう? 君自身が今まさにそれを体現しているのだから。間違ってはいないさ。ワタシも喜んでそれを手伝おう。なに。ワタシにとっては君のすぐ傍にいられるだけで、十分報酬は頂いているとも。——さあ、これからも一緒に、頑張っていこうじゃないか」
アストレア家別邸(死者一名)
①突如魔獣の群発が報告、ラインハルト討伐に出立。
②虫の囁きに釣られたフェルトの元に童女と黒スーツの男が現れる。
③彼らの誘いと現状を天秤にかけ、フェルト・バルガ脱走。
④計画通りフォートル平原側へ逃げた所で、フェルトなんかモヤモヤする。
⑤引き返そうとするも、『腸狩り』に遭遇。
⑥ラインハルト、全てが終わったのち帰還。
この剣聖はタイミングだけはどうも悪い。
進行度
Lv5更なる快楽を求める、淫乱化
全身改造済、万年発情期