本作のメルティはゲーム時空です。
——メルティ・プリスティスは王様なんて向いてない、怖がりで寂しがり屋な女の子である。
『災厄の魔眼』。魔眼族であるメルティが持つ、どんな相手も意のままとする異能。
魔眼は彼女に、一人ぼっちの怖さを教えた。
魔眼は彼女に、豹変する他者への疑心を与えた。
魔眼は彼女に、一生消えることの無い後悔を刻んだ。
魔眼は——彼女の願いを、何一つ叶えることは無かった。
「ノータリンのおつむ! 薄汚ねー性根! ついでに気色わりー目ん玉と! 数少ない取り柄も、これじゃあ宝の持ち腐れじゃねーですか。そんな醜い有様で往来を歩かれちゃ、アタクシの顔も丸潰れってもんです。ここは一丁、手入れでもしてやろーじゃねーですか!」
メルティは魔眼族の民と共に故郷から拉致され、『母』に食道を潰された。
その理由は彼女を服従させるためか、はたまた単なる気まぐれか。『母』を名乗るあの異常者を理解するなど無理な話だ。
彼女は『母』に服従し……そして失敗した。
王選関係者を操り、メルティは六人目の候補者として参戦した。しかし黒フードの人物の暗躍により、計画は早々に破綻した。
『母』に応えられない不出来な『子』は剪定される。
メルティは幼馴染の男の子・ティーガと共に、『母』からの逃避行を始めた。
ティーガはいつも隣で、優しくメルティに微笑んでくれた。しかし、それは魔眼のおかげなのだと、彼女は知っていた。
本当のメルティの傍にいてくれる者など、誰もいないことを…彼女は知っていた。
彼を解放しなければと、いつも思っていた。でも、できなかった。ティーガの前に立つたび、己の卑賤さを呪った。
そんな卑怯なメルティへ、罰が下ったのか。
さらに世界は、彼女に過酷を強いる。
♢
恐怖で固まるメルティの白い肌に、針が刺さる。
「や……やだぁ。ひっ、いぎ……♥」
轟音鳴らす何百もの羽虫が少女を囲み、尻から伸びる針がナニカを注入していく。針の痛みは、ほんの一瞬だった。
「メルティちゃんってば、はしたないですよ? 蟲に集られるのが、そんなに気持ちいいんですかあ? これじゃあ将来が心配ですねえ。……あっ、メルティちゃんは将来なんて考える必要無いんでした。ごめんなさいねえ?」
メルティを小馬鹿にするのは、『虫使い』サクラ・エレメント。メルティの共犯者にして、彼女を犯す『養魔虫』の使役者。
彼らにマナを注入して貰わねば、食事が出来ないメルティは生きていけない。
「づぅ…♥♥ もぅ、きもぢよぐ♥ しないれ゛ぇ……♥♥」
注入するマナに混ざられた、強烈な媚毒が彼女を辱める。苦悶も、痛痒も、体の感覚全てが容赦なく快楽に置換されてゆく。
「あっ……! そんなとこ刺しちゃっ♥ ひっ……♥ い゛、あああ゛♥♥♥♥」
『変異』したメルティの股間に生える、赤黒い男性器を針の大群が襲う。ふたなり陰茎に次々と媚毒が注がれ、彼女の理性が焦げていく。
「馬鹿みてーにおっ勃てやがって、てめーのみっともねー盛りっぷりが丸わかりじゃねーですか。こんな出来損ないの発情豚にまで情けを与えるなんて、さっすがアタクシ。アタクシに感謝して。賛美して。褒め称えて。せめてアタクシ様を飽きさせねーよー、愉しませるんですよー?」
サクラの横で『母』が嗤う。
逃げた少女は囚われ、生やされ、罰を与えられようとしていた。
「い゛ぁっ゛♥♥ うも゛ぶっ゛!?♥♥ おべ…!!♥♥ んぼ…!!♥♥ ごご…!!♥♥♥」
口に魔虫が押し入り塞ぐ。尻にも。女の子の穴の奥にも。全身の穴という穴へ、大小様々な蟲が潜り込む。ぬめぬめした、おぞましい感覚。吐き出したくても、吐き出せない。体の奥に、また針が刺さる。
「ぉ゛ぉ゛!♥♥ ぉ゛ぉ゛ぉ゛…!!♥♥♥♥」
怖い、怖い、怖い——。
痛みが麻痺し、逸楽が満ちていく。心の隙間が、無遠慮に埋められていく。
「好き嫌いはいけませんよー? あれもダメ、これもダメ。うだうだうだうだケチつけやがって。てめーが選り好みできる身分かっての。愛する覚悟もねークセして、自分の都合の良い時だけ愛してもらおーなんざ、許されるワケねーだろーが! 舐めてんじゃねーぞ蛆虫!」
「うも゛…!!♥♥♥ ほ゛、お゛お゛!!!♥♥♥♥」
どぶびゅぶ!♥♥♥ びゅりゅりゅっ!!♥♥♥♥ どくっ♥♥ どくっ♥♥♥
恐怖も、嫌悪も、蟲とふたなり射精が塗り潰す。改造養魔虫にすっかり快楽漬けにされたメルティは、
「へぁ、ああ……♥」
だらしなく、嗤っていた。
「うっっわキんモーい♪ ホンット、度し難い変態クソ肉ですこと。悪いことしたら罰を与えなきゃ、っつってんのに、蟲に犯されてヘラヘラ笑いやがって。ドン引きなんですが。やっぱてめーみてーな不幸なお姫様気どりの阿婆擦れには……こっちの方が効きそうですよねえ?」
「あぇ……?♥」
蟲玉から解放されたメルティが見たのは——床に這いつくばった、故郷の同胞たち。
「はいはいはーい! ちゅうもーく! 今からてめーがマジ
『母』がゲームを宣言する。隣に立つサクラも唇を歪めるが、
「てなワケで、このメス肉とヤってもらいまーす♥」
「…………は? ——あぎっ!!」
唐突に『母』の腕が肥大し、サクラの首を掴み上げる。
「罰を受けなきゃなんねーのはてめーも同じだろーが。何ひとり責任逃れしよーとしてんだカス。脳味噌の代わりに砂糖でも詰めてやがんですかー?」
「お゛、
「そーです。言い訳なんざせず、次を考えるのが智者ってもんです。それと、公平で高潔たるアタクシ様は、我が『子』の扱いに差をつけるよーな愚かな真似はしません。失敗は失敗。だからとっとと、アタクシの愛でグズグズに溶けろや!! てめーに次なんざあるわきゃねーだろ!!!」
「あ゛がっ…! ふざげ…ぶ ぶ ぶぶぶぶぶbbbbb! b b bb b bbb bbbbbbbb b bb bbb!!!」
用済みとなった女の輪郭が崩れ、異形へ堕ちる。醜く肥大し、
「サクラ、さん?」
常に張り付けたような笑顔の女性だった。
メルティに王様になれと言った人。メルティの、大嫌いな人。
彼女は角の生えた——巨大な魔蛾へと変貌した。
「さーて、楽しい楽しいアタクシ好みのお遊びの時間。惨めったらしく腰振って、せーぜーアタクシ様を楽しませな、クズ肉共♥」
♦
メルティの背丈を超えるサイズの魔蛾が羽根を広げ、彼女の背中にのしかかる。
「ひ……!」
自由を奪われた床に這う雌の膣口へ、屹立した交尾器の先端が押し付けられる。巨根を知覚した少女の脳裏を占めたのは、処刑を前にした恐怖と——法悦。
(うう…っ♥ これ……♥ 当たってる、だけで…♥ 腰、溶けそう…♥ ぜ、絶対、まずいのに……♥ む…♥虫のおちんちん…♥♥ 近っ…♥ おちんちんドキドキして♥ おっきくなっちゃうよお……っ♥)
ずぐん、ずぐんと脈打つふたなりチンポ。
媚薬調教済みの躰は、ギンギンの蟲デカマラを前に発情しきっていた。
(でも、これを耐えれば……みんなを、助けられるっ!)
魔獣が交尾を終えるまで絶頂しなければ、同胞を『母』から解放できる。
今のメルティに許された、唯一の償いの方法だ。そのためなら、これから酷い目に遭おうと我慢できる。
めり…めり……♥
悲壮な決意を抱くメルティの発展途上の肉壺へ、巨大な交尾器が侵入していく。
(耐えなきゃ。……どうか、神龍の導きがあらんことを。)
そんな彼女の決意と願いは、
ぼ ち ゅ ん っ っ ! ! ♥ ♥ ♥ ♥
「お゛お゛お゛お゛!!!??♥♥♥♥♥」
————脆くも散った。
ぶぴゅる!♥♥ ぶゅるる!!♥♥♥♥ びゅるるるるるるっ!♥♥♥♥♥♥
「ああ゛!?♥♥♥ あ゛あ゛あ゛!??♥♥♥ だめ!♥♥♥♥ だめえええ゛え゛え゛!!!♥♥♥♥♥♥」
全身媚薬漬けの少女は蟲チンポのただひと突きによって、あえなく絶頂射精に堕ちた。
「かはっ…♥♥♥ はっ…♥♥♥ う、そ…♥ こん、な…♥♥ こと、って…♥♥♥」
メルティの頭が真っ白になる。
うわ言のようなつぶやきには官能の色が見え隠れし、ふたなり亀頭からは白濁が漏れ落ち続ける。
「あーらら、無様ですねえ。一発であっさりぶっこきやがるなんて。あのクズ肉どもに悪いと思わねーんですかねえ?ま、いいですけど。まーずーはー♬ 一人目ぇ♥」
「………!」
『母』に掴まれた人質のひとりが泥に溶け落ち——その残骸から、数十匹の虫が飛び出した。
「そん…な……っ、嫌…嫌あ……!」
早速、メルティのせいで犠牲を出してしまった。全く耐えられなかった。少女の敏感オナホボディでは、異種姦遊戯にまるで抗えない。
その事実に絶望する少女を、異形は逃さない。
♦
「はな゛、はなしで…あっ!♥♥ ひいい゛っ!♥♥♥」
ぶびゅっ!♥♥ びゅぐびゅぐびゅぐびゅぐ♥♥♥♥
魔蛾の腹から伸びるさすまたのような把握器は、メルティの腰をがっちり掴んでビクともしない。
一方的な即イキふたなり射精ショーは続き、同胞たちは一人、また一人と減っていく。
「気娘みてーな反応しやがってよ。てめーの純潔はとっくにおにーちゃんに捧げてんだろーが。淫売がチンコ振りながらカマトトぶっても、説得力ねーんですよ」
『母』に連れ戻されたあの日、理性を奪われた兄のサルムによって、メルティは処女を散らされていた。それ以降、兄には会っていない。
「お゛っ!?♥♥♥ ほお゛っ!!♥♥♥ うぅ…♥♥ うあ゛ぁ゛~~~~♥♥♥♥♥」
びゅりゅりゅ♥♥♥ りゅりゅりゅりゅりゅっ♥♥♥
人外の質量・体積を持つ魔蛾ペニスに膣内を上下にこそがれ、ケダモノ絶頂アクメに心身を焼かれる。
少女は四つ這いで自失し、イキ叫ぶだけ。
尿道からの失禁にすら感じてしまう。
感覚も行動も、思考する自由すら許されはしない。
耽溺に浸ることで、死を間近とした同胞たちの顔を認識すらできていないのがせめてもの救いか。
「ま゛っ…♥ 待゛っで…♥♥♥ 白いの出すの、つらい、です…っ♥」
連続絶頂から回復したメルティが、射精による過労を訴える。
「あーん? 口の減らねークソ肉ですねー。まあ? アタクシ様は慈悲深いですから? そんなどーしよ〜〜もねーカス肉にだって、手を差し伸べるのもやぶさかじゃねーですが」
————ぷすり
「あうっ!?」
ぷす、ぷす、ぷすぷすぷすぷすぷすぷすぷすぷすぷすぷす!
連続射精を繰り返したふたなりペニスに、魔養虫の針が殺到する。
「ひああ゛♥♥♥ 今は…♥♥ やめて…っ♥♥ おかしく♥ なっちゃう…♥♥ お願い、お願いですからっ…あっ!♥♥♥」
懇願も空しく、躰に次々マナが注入され、疲れた体に活力が戻っていく。同時に肉棒はより大きく、より敏感になり、とめどなく快楽が溢れ——
「ほーら♥ 心配しなくてもだいじょーぶ♥ てめーがどんなに泣こーが喚こーが、いくらでも雑魚イキできるよー手伝ってやりますから。ホーント、アタクシってばちょー優しーい! きゃははっ!きゃはははは!」
絶句するメルティ。
「……む、むりですっ!!♥♥♥ わたし、もうへろへろでっ!♥♥ むりっ、あ゛あっ!?!?♥♥♥♥♥」
ず ぐ ん っ ! ! ♥ ♥ ♥ ♥
無慈悲に蟲交尾は続く。
「い゛い゛い゛い゛!!!♥♥♥♥ お゛っ♥♥ あ゛っ♥♥ 深い…♥ 深、すぎてっ♥♥♥ サクラさんっ♥♥ ごめんな゛さ゛い!♥♥ ごべんなさ、あ゛あ゛っ!!♥♥♥♥」
取り戻した体力を用いて謝罪し、懇願し、魔蛾チンポに子宮を殴られ、また射精した。
図体とは裏腹軽い体重。
何一つ感情の読めない蟲の顔貌。
それでも雄交尾器だけは、メルティを孕ませるという意思を雄弁に誇示する。
「ぃぐひっ♥♥♥ ちんぽっ♥ 刺しちゃ♥ う゛あっ♥ おながも゛っ♥♥♥ ん゛ぉ゛お゛おぉ゛お゛お゛~~~っ♥♥♥♥♥♥」
びゅるるるるっ!!♥♥ びゅるるるるるるっ!!♥♥
蟲責めに壊されたメルティは、三擦りと保たない。
「い゛ぐ♥♥♥ ごべんな゛ざい♥♥♥ まだいぎまず♥♥ ああああああああああっ!!!♥♥♥♥♥♥」
人間の一日の射精量を遥かに超えようが、無限に精力を供給されるふたなり射精地獄。早漏すぎて、数十の絶頂を終えても果ての見えない魔蛾との交尾。
壊れそうなほど早鐘を打つ心臓を他所に、メルティは気絶した。
♦
ぶぴっ…♥ ぶぴぶぴっ…♥♥♥
「……ぅ♥ ぁ……♥♥」
四肢の重さと目覚めのひと射精の感覚が、メルティを覚醒させる。
「…………っ!」
彼女は膣穴を貫かれたまま、魔蛾に宙吊りにされていた。高くなった目線に映るのは、床にこびりついた夥しい量の白濁液。そしてその上にたむろする、
「――」「――」「――」「――」「――」「――」「――」「――」「――」「――」「――」「――」「――」「――」「――」「――」「――」「――」
部屋を埋め尽くす、大量の魔養虫。
代わりに百余人の同胞は、既に陰も形も無い。
メルティが目覚めた頃には、ほぼ全てが終わっていた。
「(なんて、こと……。ごめん、なさい。ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさ――)ぁ゛ぃ゛っ!♥♥♥」
内心祈るように謝罪を繰り返すも、魔蛾の抽挿で現実に引き戻される。
「ったく、イビキこいてる間も好き放題キモ射精こいてたクセに、今更謝っても遅せーんですよ。あーあ、こんなおバカちゃんの為に蟲にされちまって、可愛そうったらねーですよねー?」
「……やめろっっ! カペラっっ!!」
『母』の罵倒を、男性の声が遮る。
(………ティー、ガ?)
それは十年間メルティを苛み続けた、愛しい愛しいあの人の声。
「メル、ごめんな。僕が助けるって、誓ったのに」
「っ!(ちがうっ!それはわたしが言わせたことでっ!ティーガは悪くない!悪いのはっ)お゛♥♥♥」
蟲オナホと化した少女は嬌声しか漏らせない。初恋の人を前での醜態が、彼女の興奮を更に煽り壊していく。
「メルッ!」
「『お願い!百人犠牲にしたクセにまだクソ虫で気持ち良くなって、マゾイキぶっこきたくなってる私を見ないで!』…ってかぁ~? なーに気色わりーのぼせ方してんですか。鏡でも見ます?」
(駄目! 駄目駄目駄目駄目駄目!)
このままでは、ティーガまで犠牲になる。
それだけは。それだけは、許されない。
(私が、死ねば――)
舌を噛み、自決を決意するメルティ。
しかし………下あごに、まるで力が入らない。
目が覚めてから、指一本動かすことが出来ない。
わずかに声帯を揺らすしか出来ない無力なオナホのメルティに、逆らう手段など残されてはいなかった。
「ぁ゛……ぁ゛ぁ゛………ぁ゛、ぁ゛、ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛゛゛゛゛゛゛゛」
弱いメルティの願いなど、何も叶いはしない。
ずこっ♥ ずこっ♥ ずこっ♥♥ ずこっ♥♥ ずこっ♥♥ ずこっ♥♥ ずこっ♥♥
抵抗力の無いオナホが、ゆさゆさ奥を揺らされる。
(気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い。やめてやめてやめて)
心が拒否するのに、体がどうしようもなく湯だつ。
メルティの意思には何の力もない。
雄上位の
ぬ゛っぢ♥♥♥ ぬ゛っぢ♥♥♥ ぬ゛っぢ♥♥♥ ぬ゛っぢ♥♥♥ ぬ゛っぢ♥♥♥
子宮の中まで窮屈なまでに交尾器が占領しきり、雄の都合でどこまでも拡張されていく。
ごぢゅ!♥♥♥ ごぢゅ!♥♥♥ ごぢゅ!♥♥♥ ごぢゅ!♥♥♥ ごぢゅ!♥♥♥
突かれても引かれても快楽が弾け飛びそうになる。
膣を締めることもできない不出来な限界オナホは、膣ひだをこそぐ蟲チンポ様の感覚を味わせて頂くか、涙を流すことしか出来ない。
(だしたい…♥ だしたくない…♥ だしたい♥ だしたくない♥ティーガをたすけなきゃ!だしたい♥ だしたい♥ ティーガより私なんかを優先するなんて、許されないっ!だしたい♥♥ だしたい♥♥ だしたい♥♥♥ 最低♥♥ 最低最低最低♥♥ 最低最低最低最低最低最低最低最低最低最低最低最低♥♥♥♥♥♥ どうしようもない、最低の―――♥♥♥)
爪の先から脳髄にまで叩きこまれた悦楽に逆らえず、
魔蛾が精包を吐き出すのを合図に……ティーガの前で、メルティは射精した。
びゅりゅりゅりゅりゅ!!♥♥♥♥♥♥♥ どぼどぼどぼどぼどぼどぼどぼどぼどぼどぼ♥♥♥♥♥♥ びゅぐびゅぐびゅぐびゅぐびゅぐ♥♥♥♥♥♥
誰も守れず、何ひとつ償えないメルティの泥のようなザー汁汚濁が、量だけは一人前にティーガのいた地面へ降り注ぐ。
真に全てが終わる瞬間。
彼女が最後に見たのは、ティーガだった塊から這い出る、一匹の小さな虫の姿だった。
♦
大きくなったお腹が重い。きっとこれから、産卵が始まるのだろう。
もう、どうでもいいけれど。
「―――」
顔と体は、汚い汁でかぴかぴ。今の私には、きっとお似合いだ。
「―――」
たくさん出しすぎたあそこは、ちいさく萎んでいる。蟲の助けが無ければ、とっくに死んでいたに違いない。
「―――」
―――それならば、どれほど幸福だったろう。
みんなも、ティーガも、お兄ちゃんも、皆。私のせいで、壊れちゃった。
「―――」
私だけ、のうのうと生きて――最低。
そうだ最低だ。
「は」
サクラだった魔蛾の遺体の上で、小さく嗤う。罪悪感が、メルティを刺した。
『母』に、逆らわなければ良かった。こうなる前に、さっさと死ねば良かった。私なんて、生まれなければ良かった。
嫌悪。不信。落胆。
メルティを構成していたものが剥がれ落ちていく。
もう恐怖はない。彼女にはもう、なにもない。
そしてメルティは、自分を利用しようとする男に出会った。黒フードの彼の破滅願望に付き合うことにした。
彼に従い全てを台無しにする、意志を持たない道具になることを選んだ。
たとえ本当の意味で災厄となろうと、彼女はもう止まらない。
——メルティ・プリスティスは、呪い続ける。
最低な自分と。彼女たちを追い詰めた世界の全てを。
このメルティが王選終了後に屍人になって王国を滅ぼして、最後にパックに殺されるルートが見たい。
メルティ原作参戦!!!!
〇ティーガ・ラウレオン
メルティの幼馴染にして自称騎士。軽妙で爽やかなナイスガイ。一途。
※魔法や魔眼による自身への影響を無効化する『鈍感の加護』の持ち主。ゆえに、彼にメルティの魔眼は通じない。メルティの十年の苦悩は、彼女の勘違い。魔眼など無くとも、彼らは真の絆で結ばれていた。