「大丈夫ですよ……♡ 落ち着くまで私のおっぱい、使ってくださいね…♡」
体液交換交尾の余韻に震える私を、『クルシュ』様が優しく抱いて癒してくれる。
横向きに丸まった私の体は、まるで赤子のよう。
『クルシュ』様の丸々とした乳首から香る芳香が、胎内回帰した気分の私をさらに甘やかす。
「いいですよ♡ おっぱい、吸いますか…♡」
「あや、わ、私は別に……」
浅ましい期待が顔に出ていたらしい。
さすがに欲求より恥じらいが勝る。
「そうですか…………ではフェリス。実はお乳が張ってしまいまして。どうか、私のおっぱいを吸って頂けませんか?♡」
『クルシュ』様からの、授乳嘆願。
「っ~~、……ま、任せてください」
心中に申し訳なさが募る。その上、私が飲みやすいよう口元へ乳首を近づけてもらって。これでは騎士どころか、本当に乳飲み子みたいだ。
ちゅうぅ♡
「あっ…♡ ふふっ♡ もっと、もっと吸ってください♡ …んっ♡ 私のおっぱい、もっと好きになってください♡」
ちゅう♡ ちゅう♡
乳白色のデザートが喉奥へ滑っていく。甘い。幸福が舌から脳に溢れていく。
まずい。また勃起しそう。
「んっ…♡ きゃっ♡ 強く吸い付いて、かっこいいです…♡ 私のぷっくり乳首、たくさん噛んで、フェリス専用にしてあげてくださいね…♡」
『クルシュ』様の滴る汗が、私の身体にポタリと落ちる。
目も、耳も、鼻も、口も、肌も。五感の全てが愛しい人に包まれ、幸せを感じる。
しかし、赤子のように抱かれ、乳を吸わせてもらう騎士など自分くらいなものだろう。そう思う自分もいて。
「……このままでいいのか、って思ってますか?フェリスの『風』は読めませんが、そのくらいは分かりますよ」
やはり、この方にはかなわない。
心中を見透かされ、母乳を吸う勢いが止まる。
「知っていました。時々、貴方が泣きそうな顔をしている事。『私』が以前の私と違う事で、貴方をガッカリさせてしまっている事も」
「違いますっ! そんなこと!」
急いで乳首を離し、強く否定する。
「クルシュ・カルステンはきっと、『私』のように弱くはなかったのでしょう。もし、フェリスが仕えるに値しないと判断したのなら——」
「そうじゃない! そうじゃないです!」
そんなことは、ありえない。
初めて会ったあの日から、私の気持ちは変わらない。
「私はずっと……あなたといたい!」
呆ける『クルシュ』様の前に体を起こし、言葉を続ける。
「弱くて、みっともなくて、情けない従者でごめんなさい。不安にさせてしまってごめんなさい」
……クルシュ様を守れなかった私で、ごめんなさい。
「それでも、こんな私でも……、あなたの傍にいることを……許してくださいますか?」
最初から、これを言うべきだった。
これが私の意思。
貴方が私の太陽。私にとっての、終の居場所。
——貴方が記憶を失おうと。
——カルステン家がどうなろうと。
——王国が、どうなろうと。
どんなことがあろうと、貴方の隣にいると。初めから、それを示すべきだったのだ。
「……ありがとう、フェリス。私は、そんなあなたを傍に置けて、幸福です」
………当然。あの時と同じ言葉は貰えない。それでもいい。
すると向かいあった『クルシュ』様が、おもむろに両脚を広げる。
むわぁあ…♡
湯気と雌臭のぼる性器を、私に見せつけ彼女は請う。
「それでは、ここに…証を頂けませんか?♡」
——ムクムク♡♡ バキバキバキ♡♡
私の逸物はあっという間に硬度を取り戻す。
『クルシュ』様にこんな風に誘われては仕方がない。
彼女が望むままに。もう躊躇はしない。
♢
「まあ♡ こんなに大きくなって、弾けちゃいそうです♡ ……どうぞ、召し上がれ♡」
「ゆっくり、いきますからネ」
ぐぐぐぐ………ちゅぷん♡
「あは……♡」
私が上になり、二人で寝具に倒れ込む。
カク……♡ カクッ♡ カクッ♡
「あふっ……!♡ はあっ!♡ あっ♡ ううっ!♡♡」
こうして私たちの、甘美な時間が始まった。
「クルシュ様! 『クルシュ』さま! くるしゅさまあっ!」
「あひっ♡ フェリス♡ う゛っ♡♡ ふぇりすぅ…♡♡ ああああ♡♡」
辛い出来事など、初めからなかったように。
コチュンッ♡ コチュンッ♡ ズリュリュリュ!♡♡♡ ズチュ♡ ズチュ♡ ズチュ!♡ ズチュッッ!♡♡
深く深く、もっと、永遠にこうしていたい。
「いい゛っ!♡ いいです…!♡ もっとしきゅーいじめて♡ ふぇりすの痕、たくさんつけてえ♡♡♡♡」
——今この瞬間、私達は確かに愛し合っていた。
ぢゅるる♡♡ ごくっ♡ ごくっ♡
「はい♡ ぜーんぶ、飲み干していいですよ……♡」
正常位で繋がったまま、『クルシュ』様の乳首に遠慮なく噛みつく。獣欲に従い、主人の体を押しつぶして。数多に蠕動する無限の如き膣ひだに、肉竿を愛撫されながら。
「はっ! はっ…!」
溶けそうになる腰を必死に振って、雄を欲しがる主人の雌穴に奉仕する。『クルシュ』様に求められるのが嬉しい。もっと捧げたい。
「ちゅぱっ、ふーっ♡ ふーっ♡ ぢゅるるる!♡♡」
興奮のまま、愛情たっぷり搾りたての絶品母乳に舌鼓を打つ。吸っても吸っても、無くなる気がしない。
よがる『クルシュ』様の膣肉をさらに強引に貪ると、彼女は威厳の欠片もない惚けた表情をみせる。
「んう゛!♡ あっ♡ あ゛っ!♡ おっぱい♡ ちんぽ♡ やらしくてぇ…♡ んぃっ!♡ すごい♡ すごいっ♡♡」
回り道を重ねた末、ようやくここにたどり着いた。
に゛ゅぼっ!♡ に゛ぢゅっ!♡ に゛ぢょっ!♡
早漏ちんぽが限界を越える前に、徐々に抽挿の幅を大きくしていく。なるべく膣ひだに、沢山陰茎を味合わせるように。
今だけは何も考えず、『クルシュ』様に気持ちよくなってもらいたくて。
ぬ゛っぢぬ゛っぢぬ゛っぢぬ゛っぢ♡♡♡♡
無限に悦くなる『クルシュ』様のとろとろまんこが、私の汁が欲しいと群がり絡みついてくる。愛しい彼女の子宮口に、亀頭が強く抱き寄せられた時、私の下半身が一気に弾ける。
「ひあ゛!!♡♡ あ゛ああ゛〜〜!!♡♡♡♡♡」
どびゅびゅびゅ!!♡♡♡♡ どくどくどく♡♡♡♡
びゅばびゅばびゅばびゅば♡♡♡ びゅりゅりゅ!♡♡♡
私の下で、枯れるほど甲高い声が響く。最高の射精の余韻で動けない。空気を犯すような濃い精臭が、和室中に散っていく。
びゅる♡♡ びゅるる♡♡ ぴゅっ♡
絶頂した『クルシュ』様の乳首から噴き出た母乳で、私まで汁塗れになる。今までの価値観がグチャグチャになるほど、気持ちが良い。
「ああ……♡ 中が……満たされて……♡」
受精専用に生まれたかのような極上まんこに、精巣をあっという間に空にされてしまう。膣口が甘くひきつけを起こし、精液を注いでくれてありがとうと感謝を述べているようだ。
私の人生で、間違いなく一番の大量射精の後。『クルシュ』様から降り、横に転がり身を寄せ合う。
「クルシュ様……愛してます」
「……はい♡私もですよ、フェリス♡」
「…………」
ここに至っても、心の奥の大事な一線は、わずかにすれ違う。
心の奥が、どうしようもなく軋む。
それでも、彼女の命は私自身よりも、あるいはこの世界と比べても重い。そこだけは変わらない。もう絶対に彼女のそばを離れない。
気がかりなのは——彼女の周りに纏わりつく、不穏な影。
王選を闘う上で、彼らとの繋がりは切っては切れないとは理解している。『クルシュ』様もそれを否定せず、今は上手く回っている。
あえてこの流れに波紋を投げかけたら、今度こそ私は『クルシュ』様を失うかもしれない。
『————顔を上げて、真っ直ぐ前を見て、瞳を曇らせずに生きる。すぐには難しいかもしれないが、私もそれを手伝おう』
「フェリス?」
精を吐き出し冷静になった頭が、大事なことを思い出す。
(今度は、私が、クルシュ様を……?)
でも、そんな甘い考えは、一瞬で吹き飛ばされる。
むわぁ……♡♡♡♡
『クルシュ』様の股ぐらから立ち込める、濃臭。それを後押しするような、全身から湧き出す雌の芳香。
心を固める前に、強制的に私の『性』を揺さぶる禁じ手が襲い来る。
びくっ♡ ……むくむく♡
まず男根が陥落した。
もう一度だけ。
もう一度だけ、この方を抱きたい。
魂にも、もう白濁が染み付いていた。
(私と、殿下と、クルシュ様が見た、未来の続き)
私は——————目をつぶった。
「……まぁ♡ まだ足りないみたいですね……♡」
下半身の暴れん坊が私の意思を無視して、『クルシュ』様の下腹部を物欲しそうにツンツンつつく。
それに気づいた『クルシュ』様は、誰もが振り向くような可憐な笑みを讃えた。
幸せそうにちんぽに媚びる『クルシュ』様の艶姿に、もう手遅れなことを実感する。
「明日お寝坊してはいけませんから、もう一回だけですよ……ね♡」
再び揺り動く腰。
主人がどれだけ乱心しても見捨てず、付き従う。またこの方を喪うなんて、もう耐えられない。。
何より私も、この姦淫から抜けられないと、魂から分からされていた。
♦
同刻、プリステラ四番街
「がっ……、ゲホッ、ふざ、けんじゃねぇぞ……!」
「オレの見てくれは確かにそう言われても仕方ねぇけどよ。生憎とこれって、現実なのよね。」
鉄兜を被った隻腕の男が、大旦那に向けて石製の青龍刀を振りかぶる。
「せっかくなのだから、私とも遊んでもらえるかしら?」
ククリナイフが男たちの間に挟まれ、青龍刀の勢いが殺される。
「エルザ……ッ!」
「——甘ぇよ」
鍔競りあった青龍刀が光り、爆ぜる。
「がぁぁぁッッッ!!」
爆ぜた石礫は炸裂弾のように、目の前の美女と後ろの目つきの悪い男の顔面を襲う。
(また! まただ! ヘイデンやエルザが急に割って入っても、かまわず最短経路で俺を殺しにくる!)
——王選候補・プリシラの騎士、アルデバラン。
この男の剣は『剣聖』や『腸狩り』、『首狩り兎』と比べれば特段早くも鋭くもない。
にもかかわらず、大旦那は水門都市に連れてきた手勢を総動員してなお、詰みかかっている。
「飽きずに、しつこく追い回して来やがって…! この変態ストーカー主従が!」
「それに関しちゃ、オレだって別にしたくてしてる訳じゃねぇんだが。なんせ姫さんの言葉は、オレの首が千回飛ぼうが引っ込まねえからよ。ここは大人しく、往生してくれや」
幕開けは、昼間のプリシラとの邂逅。
水門制御塔の
やれ奸賊だの、蛆虫だの。謂れの無い敵意をむき出しにし、彼らは大旦那に斬りかかってきた。
そこからは、王選候補者の会合などそっちのけの逃走劇だ。
プリシラの方は事前に雇い入れた『首狩り兎』が釘付けにしてくれたが、現在はどうなったか分からない。
こちらをいつまでも追跡してくるこの黒兜は獅子人を一蹴し、黒スーツの男が仕掛けた罠も難なく退け、着実にこちらを削ってきていた。そしてエルザも、
「おいエロ怖いねーちゃん、せっかくのプリステラなんだし、そんなつまんねー男放っておいて、観光でもしてきたらどうだい? ……っと!」
「けっこうよ。あなたとここで踊っていた方が、ずっと退屈せずにすみそうだもの」
致命傷から復帰中のエルザが、男の正中線に投擲するも、放たれた複数のナイフを、急造の青龍刀がたった一振りで撃ち落とす。
「そうか、よ! ドーナ! ドーナ! ドーナぁ!」
足を当てた地面から土の柱が飛び出す。
エルザが迎撃するも、その先端や側面から多段式に土の柱が発射され、エルザの進路を塞ぐ。
「……やっぱ超恐ぇよ。マジ会いたくなかった」
————エルザの首が、刎ね飛ぶ。
たった数合のやり取りで、あの最恐の殺人鬼が。
この仮面男の、ひた向きなまでの殺意はなんだ。ひょうきんな態度では隠せない、この濃密な殺気は何だというのだ。
こいつは、一体。
「ク、ソ……っ」
それから数瞬も経たず、大旦那の首と胴体は二つに裂かれ――
「————星が悪かったのさ」
後追い星は、亡骸を前にひとりごちる。
「姫さんのためにも、お前には居てもらわなきゃ困るからよ。今度は鉢合わせないよう、上手くやってくれや」
〇エルザ・グランヒルテ
大旦那とは最も付き合いの長い腐れ縁。彼の本名を知っているのは現在彼女と迂遠な物言いの童女だけ。胸は元のクルシュより大きい。
王都で散々殺されたおかげで、大旦那は彼女に殺意を抱いていた。しかし墓所での死に戻りシャウトからの『魔女』強襲ループ時、エルザは大旦那を身を呈して庇い、魔手に呑まれた。理由はきっと、腸に流し込んだ同じ釜の飯が、存外暖かかったから。彼女の死を見届けた大旦那はもう、彼女を殺せない。
ロズワールとオメガとは、協力はするが相容れないと思っている。大旦那がオメガに靡けば、彼女のルートは完全に閉じられる。
進行度
Lv6快楽の為なら他者をも差し出す、非道化
被虐嗜好開花