「ぐ……! なにして、うあ……っ!?」
涙で顔を濡らすフェリスの四肢が、カペラの黒い触手に捕まった。
次の遊び道具として指名された雄の衣類が剥かれ、浮気交尾を見て勃起した改造肉棒が野晒しにされる。
そのまま、気絶した『クルシュ』にチンポを突っ込みっ放しのカペラの背後へと引き寄せられ——彼女の膣口に、フェリスの肉棒が招かれた。
彼の意思など関係なく強制的に、亀頭が…ひと擦り。
「んひぐっ♥♥♥ ……はっ!?♥♥ ひう!♥♥ んお♥♥ おぉ゛おっ!♥♥♥♥♥」
フェリスを襲ったのは、途方もない快感。マンズリひと擦り分の快楽信号に脊髄を焼かれ、歓喜の余り鈴口が甘イキ汁をぴゅぴゅる滴らせる。
(すっ…ご…♥ こんな、こんなのって♥ 先っぽだけで♥ もう…出ちゃう…!♥)
カペラの女性器は、『クルシュ』の変貌肉穴すら凌ぐ、魔性の名器であった。
この一年、『クルシュ』を堪能してきた彼だからこそ分かる。今目の前にあるのは、オスを篭絡するために生まれた魔窟だと。
「や…やだ………♥ おちんちん離して! 離してぇっ…!♥」
フェリスは浮気セックスを誘う魔性から逃れようと、弱弱しく腰を振って抵抗する。しかし、魅惑の蜜壺に触れたままでは、その勢いも長くは続かない。
「…ああ♥ だ、だめぇ…♥ こんなの、さからえないぃ♥ 浮気やだ♥ せぇし、でちゃうからぁ…♥」
女の子のような猫なで声。どう聞いても嫌がる
(早く! 早く!♥ この中に入れたい!♥ 出したいっ!♥♥)
雄をしきりに誘う膣口に抗えず、頭はセックス願望一色。我慢汁ダラダラの雄は、早くも『クルシュ』のことを忘れ、『色欲』の前に陥落寸前だった。
「そんなこと言って、しっかり勃起させてんじゃねーよクソ肉。入れたくなきゃサカってねーで、そのグロチンさっさと引っ込めろ。入れてーなら正直にアタクシに向かって懇願しな! アタクシを全霊で愛せ!」
ジュブンッ!!♥ ♥ ♥ ♥
「お゛ひぃっ!!♥♥♥♥ んぎ゛ぃ゛♥♥ おぉ゛お゛お゛!!♥♥♥♥」
カペラの女花にフェリスの肉棒が飲み込まれ、潤んだ何重にも折り重なる無数のツルに喰われていく。
じゅるる♥ じゅる♥ じゅるるるる♥♥♥
めくるめく人外の被造物によって、男根がメロメロに溶けていく。
締まりの良さだけではない。無限に広がり雄をしごき立てる内ひだ。複雑怪奇に陰茎に圧をかける膣壁の無数の突起。
雌に振り回されるだけの弱小マゾ肉が、色欲の権化たる最強マンコに敵うはずなど無いのだ。
「お゛お゛お゛お゛~~っ♥♥♥♥♥♥」
ぼびゅるるるる!♥♥♥♥ びゅるるるる♥♥ びゅりゅびゅりゅりゅりゅ!♥♥♥♥
奥へ挿れるまでの、刹那の我慢すら許されない。あっさり浮気絶頂に達し、大量の精液をひり出してしまう。
「あ゛あ゛っ!!♥♥♥ う゛う゛う゛~~♥♥」
愛も忠義も、その魔性の前では余りに脆かった。
「早すぎんだろーがカス早漏。慈愛に富んだアタクシでも、さすがにどん引きなんですが。ほらほらほら! まだまだアタクシが欲しーんだろ? 存分に抱きてーんだろ? 小汚ねークソ肉振って、とっととアタクシ様に尽くせってんですよ!」
ぐじゅ♥♥ ぢゅちゅるるる!!♥♥♥♥
「うあ゛っ゛!?♥ ああ゛ああ゛あ゛あ゛あ゛!!♥♥♥♥」
ぶびゅりゅっ♥♥♥ ぶぴゅりゅっっ♥♥♥
幾度も変異を繰り返す人外名器を通行するたび、射精が止まらない。雄を効率的に搾精させることに特化した『色欲』穴には、我慢など数瞬たりとも許されない。改造マゾ金玉が絶えず精子を量産し、永遠に続く絶頂とともに精液を垂れ流し続ける。
「きゃはははっ♥♥ ほらほらどーしたあ♥♥♥ もっと腰ふれ腰っ!♥♥♥♥」
——パン!♥♥ パン♥♥ パン!♥♥ パン♥♥ パン!♥♥
「い゛ひぃ゛ぃ♥♥♥ はあ゛あ゛あ゛!♥♥♥ ♥♥♥♥」
触手がフェリスを操り、腰が彼の意思を離れてカペの膣内を打ちつける。休みの無い性感が彼を壊す。しかし、それでも魅惑のぬかるみは陰茎を離さず、電流のような快楽を供給し続けてくる。フェリス自身も背筋を揺らし、交合の激しさに拍車をかける。
——その肉の衝突は、カペラの小柄な体躯を挟み、
「ほぉ゛お゛…!?♥♥ 押さな゛いでっ♥♥ ん゛い゛い゛!♥♥」
気をやっていた『クルシュ』が、畜生じみた慟哭と共に覚醒した。
ボチュッ!♥♥♥ グチュ♥♥ バチュッ!♥♥♥
「おまんこほじほじぃ゛♥♥ うま゛すぎますう゛♥♥♥ 好きぃ♥♥ 好ぎになっぢゃうう゛ぅ゛!!♥♥♥♥」
メス穴に収まる天上色欲チンポが、後ろのフェリスに押されて勢いを取り戻し、再び令嬢を削る。ボテ腹雌肉は起きぬけの子宮口を必死に締め上げ、最上チンポ亀頭様を噛みしめるように奉仕する。
「不貞交尾のおこぼれもらって喜んでんじゃねーぞボケ!♥♥ 慎みってもんがねーんですかあ♥♥♥」
ギュゥウウ♥♥♥♥
「ふう゛ぅ゛~っ!♥♥ おっぱっ♥ お゛っぱい♥ よわっ♥♥ あ゛゛♥ い゛ぐ♥ まだい゛ぐぅ゛♥♥♥」
びゅりゅりゅ♥♥♥ びゅりゅりゅりゅ♥♥♥
カペラの手が、
ドチュ♥♥♥ ドチュ!♥♥♥ ドチュ♥♥♥ ドチュ!♥♥♥
主従がすがるのは恋人である互いではなく、愛情など欠片もない大罪司教だ。しかし、彼女を挟んだ裏切り交尾が、互いの性欲を際限なく昂らせて止まない。
汚らわしい背徳交尾に一切抗えずに痴態を晒す変態主従に、『色欲』は悦に浸った笑みを浮かべる。
「いやん♥ いやん♥ 二人でアタクシを求めて無様に盛り合うだなんて♥ アタクシったらなんて罪なオンナなんでしょ♥ そこまでせがまれたら、この奥ゆかしいアタクシ様とて、応えないワケにはいかねーでしょー♥ ほれ、イキ果てろクズ肉ども!!♥」
「「♥♥♥♥♥♥♥!!」」
ぐちゅぐちゅぐちゅ!♥♥
みちみちみちみち!♥♥
極上ちんぽがボテ拡張子宮内膜を殴りつけ、最優まんこが瞬く間に男根全てを貪り包んだ。
「「————————!!!♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」」
ドブリュリュッッ!♥♥ ドブビュッ!♥♥♥ ドプンッッ♥♥ ドプンッ♥♥ ドプンッ!!♥♥♥ ドビュドビュドビュドビュッ!!♥♥♥♥
カペラの前後で、白濁が破裂した。興奮と絶頂で、心臓が破裂したかと錯覚する。
愛する相手と向かい合ってする浮気セックスでイキ果てた主従は、そろって見るに堪えないアヘ顔を晒していた。この人外の暴力的快楽を、二人は生涯忘れることはないだろう。
ずるるるっ♥ どぼぼぼおっ♥♥♥♥
カペラが肉棒を抜くと、
「きゃはっ♥ ホーント、仕方ねークズ肉♥」
カペラも興が乗ったのか、再び手を変え、品を変え、主従を抱き潰す。各区画での戦闘が白熱する中、彼女が飽きるまで、背徳と喜悦の宴は続いた。
♦
遠く、三番街より轟音が響く。
「あーあーあーあー! もう始まってやがるじゃねーですか! まったく早漏オス共が。待ても出来ねーんですか。遅刻遅こ———」
カペラがまた、自分優位の身勝手な能書きを並べようとした、刹那。
「——————誅滅」
カペラの小さな体が、下に向けて超急加速を開始。
「は」
彼女が反応するより速く。目も、口も、腕も、脚も、展開した触手も、全て。
体表面の空間が、諸共抉り飛ばされる。
「」
一気に原型を失った肉塊は、制御塔前の地面に向け、勢いよく重力落下。その衝撃波が、内部まで壊し抜く。
「 」
用心深いカペラをもってしても、予兆も察知できなかった奇襲。骨はひしゃげ、臓腑は弾け、頭蓋は粉々、脳漿が噴き出す。
しかしそれでも、彼女の体の肉片一片たりとも、その場から飛び散ることはなかった。
「 !?」
原因不明、視認不可の圧力が展開され、カペラの逃走を阻む。言語を発する体躯は潰れ、疑問を投げかけることすらできない。
地に堕ちた『色欲』は、一塊纏まりの肉詰と化した。しかし、それでもカペラは殺せない。単なる暴力では、性と生を自在に操る彼女を討つことはできない。
——その醜悪な肉塊へと、朧げな光を纏った剣先が突き立てられる。
「——————」
『命剣』ゼアム。
世界に十振り存在する、真なる剣。あらゆる魂へと届く、致命の魔剣。生命を一突きにて葬ると謳われる宝具。
夥しい量の血が、醜い肉塊からあふれ出す。傍観者を辞め、『色欲』をこの手で屠る覚悟を決めた男が、カペラの魂を刺突せしめた。
——霧散していく。
——肉体以上に醜悪な魂が、無へと染められていく。
——
「…!!…!!…!!…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
———一矢。
「…………! ――本、望」
カペラを拘束し、絶命寸前まで追い込んだ男。アンネローズ・ミロードが執事・クリンドの胸を、血染めの槍が貫く。男の肉は融解し、権能に堕ちていく。
生き汚いカペラの最後の抵抗。それを最後に、ようやくカペラ・エメラダ・ルグニカは、命としての役目を終える。
歪んだ承認欲求から暴虐を重ねた魔性は、男が何より優先する女を傷付けた咎により、ここに断罪された。
♦
プリステラ攻防戦
『強欲』・『色欲』・『暴食』ロイ・アルファルド、討伐。
『暴食』ライ・バテンカイトス、逃亡。
『八つ腕』クルガン、『剣奴女帝』ホーネット、討伐。
プリステラ側の勝利。
一番街、『色欲』逃走も、クリンドと相打つ。
二番街、『剣奴女帝』出現。窮地に陥るも、プリシラ陣営乱入によって『暴食』生け取り。被害なし。
三番街、『強欲』討伐、およびその妻五十三名死去。彼女らを殺害した下手人は不明。
四番街、ライ・パテンカイトスにより『記憶』と『名前』を奪われたと思しき狼人が一名、意識不明。エミリアおよびシロロ・トネリコは被害なし。
♢
「ちゅうわけじゃ。あの童のそっ首落とすことかなわんたぁ、ワシも錆びついたもんじゃのう」
「いやいや、俺の依頼はあの子の護衛だからね? 錆びついたどころか切れたナイフすぎるでしょ、このボーパルバニー」
シロロ・トネリコからの報告に、大旦那は安堵する。『強欲』を誘い込むためとはいえ、彼女に危ない橋を渡らせたことに胸が痛む。
「向こうは随分面白い舞台だったみたいね。代わってもらえば良かったわ」
「お前は面が割れてるだろーが。なに? エミリアと『暴食』と、三つ巴で殺し合いでもしたかったの?」
「精霊の方はともかく、あの子たちの手品には興味はないわね」
ともかく四番街は予定通り、リカードを挫けた。三番街も命を差し出してくれた花嫁たちのおかげで、順当にエミリア陣営に功が乗った。
『強欲』が『剣聖』に討伐されること。
『暴食』が『最優』と『猟犬』の『名前』を喰らうこと。
『色欲』が都市庁舎の居残りメンバーを襲うこと。
魔女教の襲撃を退け、エミリア陣営が大罪司教を討ち、アナスタシア陣営が再起不能になること。
ここまでが計画のはずだった。が、
「……クソがぁっ!!」
大旦那が、英雄たちの偉業に憤慨する。
黒スーツの優男の加護を利用し、この同時多発イベントのフラグ管理は徹底したつもりだった。しかし、もうセーブポイントは更新されてしまった。やり直すことはできない。
「あのアマァ…ッ!」
執拗に、大旦那の邪魔をしてきたプリシラ。
あの主従はなぜか『死に戻り』のたび挙動を変え、最後の最後に盛大にやらかしてくれた。
加えてクリンド。
フレデリカが強姦された後も目立った動きが無かったゆえ見逃していたが、セーブポイント更新直前で独断専行を許してしまった。
「どいつもこいつも好き勝手しやがって! 死んで欲しくないってのがわかんねぇのかよ!! この死にたがり野郎どもが!!!」
『色欲』の討伐に、犠牲者を出す必要なんて無かった。にも関わらず、英雄英傑と呼ばれる者どもは、好き好んで命を懸けたがる。全く以って度し難い。
「そんなに、俺を小馬鹿にしたいのかよ……!」
思い通りに事が運ばない度、男はギリギリと首を絞められる思いをさせられる。
男はただ、カンニングしているだけ。そんな卑怯な真似をしているのに、それでも満点がとれない無知無謀。
なんて愚昧。弱くて、ちっぽけで、救いようのない大馬鹿。
大旦那の持つ『死に戻り』。天の目の領域にも至る、やり直しの権能も宝の持ち腐れ。どれだけの機会を与えられようと、少しずつ取りこぼす。
所詮、お前などその程度なのだと。彼の器量の限界を嘲笑うかのように。
「————分かったよ。わーった、わーった」
男は、血が滲むほど拳を強く握る。
プリステラ内の市民、『強欲』の53人の妻、そしてクリンド。最小限の犠牲は覚悟していたが、それすら甘かった。呆れるほど無様な負け犬には、道を選ぶ余裕など許されはしなかったのだ。
「命を粗末にするバカ共のことはもう知らねぇ。勝手に死ね」
もう、形振り構いはしない。盤上の
大旦那の思想がさらに歪んでゆく。
他者を操り貶めるたび、それまで育まれた善性を喪っていく。
自身に課していた縛りが緩み、器が完成に近づいていく。
己が気に入らないものを摘み取り、己が救ったものすら踏みにじる。
——そんな怪物の誕生が、間近に迫っていた。
IF⑪.『クルシュ』を放ってさっさと都市庁舎へ向かう
クリンドと入れ違いになり都市庁舎を強襲→アンネローゼ・キリタカ蝿化→水門を開きプリステラ崩壊→地下大神殿ごと海の藻屑となった都市湖底から魔女の遺骨回収。アナスタシア死亡。
敗因は性欲。
〇黒スーツの男
元商人だが奴隷落ちした直後、大旦那に買われた。彼のおかげでフルフーは殺されてない。けどラッセルは殺す。あらゆる生物と意思疎通できる『言霊の加護』を持つ。言語翻訳機能はないので、コミュニケーション方法は独学。努力の人。大旦那に縋るしか無い身の上のため、彼に全面服従。ゆえに彼らはユージンではない。