「見てるッスかお師様! あ、そーれD・V・D! D・V・Dッス!」
「そのかけ声、自分で言う奴初めて見たわー」
自ら黒ビキニに手をかけ、スバルの目の前で胸部を覆う薄布を脱ぎ始めるシャウラ。
一見ノリノリだがその表情は硬く、やけっぱちにも見える。
まあ、本人がその気なら止める理由はない——と、スバルが他人事のように脱衣を眺めていた、その時。
————ぷるんっ!
解放された双丘がたわむ音。
無論、実際に鳴った訳ではなく、錯覚である。
しかしシャウラの胸元にぶら下がる豊満な
「ご開帳~ッス。…………って、お師様? なんか感想
「お、おお。悪ぃ悪ぃ。色気に欠ける導入と思ってたら、不意打ちが予想以上に効いた」
「……効いたッスか? あーしに見とれちったッスか? メロメロの釘付けッスか!? もー! お師様ったら、またあーしを喜ばせるんスからー!」
「そこまで言った覚えは…みどれんじゃっ!?」
「ひゃっほ〜ッスー! お師様があーしに欲情してるッス! 四百年ぶりの快挙ッス! 大勝利ッス~~!」
「引っ付いてくんな! モゾモゾすんな! 乳もげんぞ!」
喜色満面のシャウラ。スバルに劣情を向けられるのがそんなに嬉しいのか、先ほどまでの緊張など吹き飛んでしまったようだ。
だがスバルからすれば、パンツ一丁のグラマラスボディがこれでもかと密着してくるこの状況は、股間と心臓に悪かった。
「ありゃ? なんかヘソの下に当たってッスけど」
ほら、愚息も起き出した。
「ぐぬぬ、なんか負けた気分……自分のチョロさが嫌になるぜ……!」
「いやーんっ、お師様ってばケダモノっスーー♡ そんなチョロいお師様も、あーしは愛してるッスよ♡」
ナツキ・スバル、非童貞歴一か月。
自身を慕うおっぱい美人からの抱き着き攻撃に、あえなく陥落。自称愛弟子のペースに振り回されっ放しであった。
♢
「ふっ、そのチンポ、消えるよ……ッス」
「萎えるから妙な引用やめてくれる?」
すらりと伸びた手足に、メリハリあるグンバツのプロポーション。体だけは百二十点の痴女の谷間に……男根がすっぽり埋まっていった。
「うおおお‥‥‥……!!」
軟らかくも、不思議とそそられる窮屈な圧。わずかにしっとり汗ばむ巨乳からは、その質量感がダイレクトに伝わってくる。
さらに、ずりずりと滑る。たわむ。わが物顔で跋扈する————。
「あ♡ お師様のお師様が、あーしのおっぱいの中でプレアデスしてるッス! もっとシコシコするんで、好きなだけ興奮して欲しいッス……♡」
「上手いこと言おうとしてっけど、普通にスベってっからな?」
外からは見えないが、谷間の中の男根は悦びを隠せない。
エルザはこんな風にサービスしてくれるタイプではないので、彼にとっても初パイズリである。
男根にもっちりくっついて離れない。伸びて縮んで、縦横無尽に雄を揉みくちゃにする
また一つ、女体の神秘に触れたスバルであった。
「どッスか? このままあーしで賢者タイムまでイケそッスかね? ……ピンポン! はい、お師様ぁ!」
「ピンポンは俺にさせろよ…………あー、まあ、もうひと手間欲しいかもな」
しかしながら、シャウラの技量かスバル自身の問題かは不明だが、快感に波があり若干もどかしい。
そんな訳で、彼なりのネット知識をシャウラに教えてみた。
「ん、ぇぁ……」
シャウラの口から、
それを皮切りに、ぱちゅ、ぱちゅっと水音が増す。
挟まれ、扱かれる接触感が変化する。
何より、一見怜悧にも見える美貌の女が、はしたなく胸に流涎をズリズリ擦り付ける様が、なによりスバル的にヒットした。
「えっさ、ほいさ……おお、まーた硬くなったッス。お師様の言う通りだったッスね! あーしも嬉しいッス!」
顔の下で醜い男性器を挟みながら、はち切れんばかりの幸せスマイルを向けてくるシャウラ。
初見殺しの番人スナイパーも、スバルの前ではこの通り。屈託の無い顔で、喜んで彼に奉仕する。
そんなことされたら、興が乗ってしまうではないか。
「頼むシャウラ。もうちょいその駄肉を締めといてくれ。あとはこっちでやっから」
「駄肉ッ!? この期に及んで酷くないスか!? ……でもでもぉ、お師様の命令なら、シャウラはヨロこんで従っちゃうッス。あーしってば尽くすオ・ン・ナ♡ そーれ、うりうり〜♡」
乳圧が一気に増し、あっさり出そうなのを必死でこらえる。
シュバルツは別に彼女のお師様ではないが、このお調子ものにされるがままというものも、なんだか癪なのである。
「ん……♡ あーしのおっぱいの使い心地、どッスか? もっとギュってするッスか? それともモニュモニュッスか? ……あっ♡ お師様の手ぇ……♡ えっろい手つきッスぅ……♡」
「くそ、妙にエロい声だしやがって! 大人しく、使われてろ、よ……!」
改めて、非現実的なカラダである。
潰れた柔肉が裏筋を撫で、非童貞若葉マークの男根をみるみる怒らせてゆく。
「づっ……! おふ……うお……!」
揉まれて射精に導かれるだけでなく、ベッドに膝立ちで目一杯腰を振る。
このやかましい女が相手なのは減点ポイントだが、この見事な乳房には罪はない。まったく、とんだ拾い物をしたものだ——。
ぶぴゅるっ♡♡♡ びゅるびゅるっ♡♡ びゅるっ!♡
「んあ……?♡ あぶべっ!? に、苦げーッス~〜〜!?」
埋もれた男根から飛び出た精液が、馬鹿っぽく開きっぱだったシャウラの口へと着弾した。
その瞬間、男根を離してベッドにひっくり返る。そこまでの衝撃はない筈だが、いつものシャウラしぐさだろう。
「ふうぅ〜〜お前の要望通り、まずは一発な。まさか、この程度のハプニングで文句なんか言わねぇよな……んん??」
予告なしの顔射も開き直るスバル。
しかし、そこでシャウラの異変に気づく。
「…………………………はへ♥」
開いた谷間の内側には、粘り気ある濁液がこべりつく。それは彼女の顔も同じ有様。
だが、それよりもスバルの視線を奪ったのは、
「や、ヤベーッス…♥ ガチで…繁殖したくなってきたッス……♥ お師様ザーメンキマりすぎて、頭クラクラッス……♥」
長い睫毛に、潤んだ瞳。
両頬一面を紅潮させ、見るから蕩けた笑み。
それは、初めて見るシャウラの
「んしょ……次は、ここッスよね……♥ あーしの全部、コキ倒してほしいッス……♥」
ショーツを脱ぎ捨て、スバルに見えるようにM字開脚で自ら陰裂を割り開く。
ある種の無垢さがウリだったシャウラの豹変ぶりに、思わず息を飲む。
「お師様ぁ……♥ もう我慢できねッス……♥ 早く、早くッスぅ……♥ お師様の、もっと欲しいッス……♥」
平素のシャウラがしない甘え方。
意外なことに、この痴女はスバルに自らの欲求を押し付けたり、行動を強制したりすることはあまりなかった。
原因として思い当たるのは、やはり先ほど飲ませた精液。
だが、そんなエロゲみたいなことがあり得るのだろうか。
「………………お師様♥」
「——!」
「挿れたらきっと気持ちいいッスよ……♥ 愛弟子穴に……無責任中出ししたくないッスか……?♥」
「いや、俺は別に……」
「いーんスよ? あーしん中にビュービュー出して……乱暴にグチャグチャして……黒いのには出来ないアレコレ、みーんなやってもいーんスよ?♥」
エルザのことをまだ気にしていたのか。
いや、これはスバルをその気にさせる為? それにしても、あのシャウラがこんな誘惑の仕方をするなんて。
スバルが知らないだけで、本来彼女はこんな真似もできたのだろうか。スバルは、シャウラの一面しか知らないのだろうか。
「……ヤメだヤメだ」
苛々する。なぜこんなことで悩まねばならないのか。
誘っているのなら、お望み通りにしてやればいいだけではないか。
「そんなこと言って、後悔するんじゃねぇぞ。エロい気分の時に言ったことだろうが、発言には責任てもんが発生するんだからな」
「あはぁ……♥ お師様ってば、やっぱヤる気マンマンじゃないスかぁ……♥ さっすが…あーしのオンリーワンでナンバーワンッス……♥」
だってこの『ナツキ・スバル』は、とっくに人の道から外れた、どうしようもない腐れ外道なのだから。
♦
————どちゅっ!!
「んおおおお゛っ!!♥♥♥♥♥♥」
陰茎の先端、最も太く肥え太った情欲の象徴が、一気にシャウラの膣道を掘り抜いた。
躊躇いは、なかった。
どくん……♥ どくん……♥ どくん……♥
異様に高い体温。とろとろのホカホカの膣内に包まれ、熱と脈動が嫌と言うほど伝わってくる。
「うへへぇ……これであーしもお師様の愛人枠に昇格ッス……♡」
何もかも、この女がエロすぎるから。
僅かな怯えも物怖じをも、速やかに塗りつぶすことが出来た。
早くヤりたい。この穴でキモチよくなりたい。そんな我欲を優先することが出来た。
そうなれば、後はスムーズだった。
——ずっ♥ ずっ♥ ずっ……♥
「んあ……♥♥ ん゛ぐッス!?♥ あ、ぁああ゛!!♥♥♥」
——どちゅっ♥ どちゅっ♥ どちゅっ♥ どちゅっ♥
「んあっ!♥♥ お゛っ♥♥♥ あ♥♥ あ゛っ♥♥♥」
シャウラの視界がチカチカと点滅する。
膣内の凝り固まったデコボコも、ザラついたヒダヒダも、カリ首に全て押し均されていく。
「お、お師さまぁ……♥ これ、どんどん深く……♥ これが、イくってこと、ッスかぁ……?♥」
「クソ……こんなん聞いてねぇぞ、エキドナの野郎……!」
男根が数度行き交っただけで即イキする、処女とは思えない感度と小慣れ方。
まるで、初めからそう創られていたかのような。
「ちょ、あんまナカ動かすなって! 俺を三クリックにする気か!」
「あ、あーしじゃないッスよぉ……♥ 勝手に、股がくねくねしやがるんス……♥ そのお問い合わせは、別の窓口にお願いするッスよぉ……♥」
シャウラの穴の具合の良さに、互いに感じながら困惑する。
精液を摂取してからの発情ぶりも、この名器っぷりも、おそらくは彼女の制作者の悪ノリに違いない。
「なんもかんも搾り取られそうだ……うおっ!」
「あ、ああ、あぁぁぁ……♥ と、溶けるッス……♥♥ ひぅ!♥ ちょっち動いただけで、こ、腰から下が、おかしくなっちまいそッス……♥」
「マジで、使われるために生まれてきたみてぇな体だなコイツ……」
「あは♥ そッスよぉ……♥ んんっ♥ あーしの体は余すことなく……♥ お師様による…お師様のための……お師様のものッス……♥♥」
「またお前はそんな……!」
だが、シャウラはそれを歓迎する。
彼女には、愛しのお師様とやらがいれば本望だから。
そんな気持ちを表すように、彼女の手足がスバルの身体に回される。
四肢の末端にまで充填された熱は、捕まえられたスバルの身にも速やかに沁み渡り、
「……だあああっ!! もームリ! シャウラッ!」
「はいッス!♥ お師様のシャウラッス……!♥ って、お師様、へあっ!?♥♥♥ あ、ひゃあああっ♥♥♥♥」
唐突に、シャウラの最奥をガン挿しにした。
彼女の体がシーツにめり込むほど体重をかけ、へこへこ小刻みなピストンで膣奥の快楽を享受する。
ぬじゅっ♥ ぶぢゅっ♥ ぼじゅっ!♥ ぼじゅっ!♥ ぼじゅっ!♥
リズミカルに膣奥から鳴り響く水音。
性欲に支配された身勝手な雄の暴挙が、絶えずシャウラを襲う。
「ひうっ!♥♥ んほっ♥♥♥ おお゛ぉ♥♥♥」
作為を感じるほどの都合良く、完成された肉穴を貪る。
「なかもっ♥♥ おぐも♥♥ ぜんぶっ♥♥♥♥ きも゛ぢ♥♥♥ よすぎっずぅ♥♥♥♥♥」
痛いぐらいに勃起した竿で食い散らかす。
「おら! もっと俺のことを愉しませろよ変態!」
「~~~~~ッ!!♥♥♥♥♥♥♥♥♥」
鼻息ばかりが荒くなる。
彼女の想いを全身で感じるたび、ことさら酷く責めたてる。
だって、スバルは彼女に応えられない。想う側の辛さが分かっても、突き放すことしか出来ないのだから。
でも、それでも想いが変わらないのなら。
——ビュヴッ! ビュルッ!♡♡ ブビュルッ♡ ビュルッ♡ ビュルッ♡
「~~~~ッ!?♥♥♥ ~~~~ゥッ♥♥♥♥」
我儘な雄の射精が、背中をのけ反らせた雌の子宮を荒らす。
しかし、彼女の胎の中もまた特別製。
愛しの彼の要望に完璧にお応えできるよう、射精されれば強制的に絶頂し、震えるイキ肉で雄様にご奉仕するのだ。
「ハァ、ハァ、はぁぁ…………!」
一足先に、畜生からヒトへと回帰したスバル。
己の下敷きとなり、今まで暴虐を受け止めていた自称愛弟子の様子を確認すると、
「うぇへ……♥ ふへへへ……♥ あーしの中にお師様が……♥ これ、ホンッットやべぇッス……♥ あーしの心の穴まで、ドップリお師様漬けッスぅ……♥」
中出しされた子宮内の感覚を反芻しながら、トリップしていた。
深いオーガズムがまだ続いているらしく、追いイキ中の陰唇がパクパク閉じたり開いたりを繰り返している。
「ドデっ腹ん中、ずくん、ずくんって……♥ ぜんぜん収まらねッス……♥♥」
「シャウラ? おーい、シャウラー?」
「うへ、うへへへへへ♥♥」
「駄目だこりゃ」
真っ赤に染まった頬をペチペチ叩いても反応ナシ。
お師様に忠実とは何だったのか。自らの欲望丸出しではないか。
「ま、逆に安心したけどな」
彼女はただのシステムではなく、感情も欲望も確かに備えた、ひとりの命だった。
それを実感できたことが、スバルは嬉しかった。
確認までのプロセスは最低極まりないが、それはそれ。
無謀な片思い仲間の心に触れて、今では嫉妬より心強さを感じている。
「……仕方ねぇから、もうちょい利用しといてやるよ」
信頼とは程遠い文句を放ち、スバルがシャウラから離れようとした…………が。
「は? ちょ、いででで! コイツ、ずっと俺のこと掴んではがれねぇんだけど!?」
意識を彼方に飛ばしながらも、スバルをホールドした手足の力はまるで緩まない。
「ウソだろオイ…………」
さそり座の女は愛情深い。
愛するお師様を離すまいとするその執念を、舐めてはいけなかったらしい。
♢
——シャウラのお師様は、いつもキラキラ煌めいている。
彼が文字通り己の全てだったとして、シャウラは何一つ後悔なんてしない。
だって元より、彼女の世界は彼あってのものなのだから。
「……起きたかよ寝坊助」
「あ、お師様ぁ……♡ なんスか? あーし、寝込みを襲われたッスか? もー、お師様ったら、そういうプレイはもうちょい暗い時にやって欲しいッス♡」
「違げーよ! 朝っぱらから襲ってきたのはお前な! こっちはずーっとお前の脚にカニ挟みで、結局昼過ぎちゃったよ!」
「んー…? あっ……お師様、まだあーしの中にブッ刺さってるじゃねッスかぁ♡ そんなサービスされたら、まーたあーしん中ウズウズしちゃうッスよ?♡」
「いや、まずは飯を食わせ……ちょ、腰止めろ腰ーッ!?」
願わくば、死が二人を分かつまで。
もう二度と彼を見送り、待たされる日々など来ないように。
鮮やかに煌めく日々を、共に歩めますように。
やっぱシャウラは楽しいキャラですよね。しかも健気。
〇シャウラ
原作と違い、アナスタシア陣営壊滅後もスバルに付いてきたワンコ系スコーピオン。本来は寒さも空腹も感じぬ高耐性低燃費の長期運用を想定した仕様。だがフリューゲルの要望にシャウラ自身が応え、高燃費な振る舞いで帳尻を合わせている。赤毛と『龍』は嫌い。金髪と妙な訛りを連発する髭面はマシ。かか様は恩はあるがそれだけ。『姫君』は……嫌い。お師様ぞっこんオンリーユー。思い込んだら命がけ。さそりの星は、一途な星なのだから。