絶対支配者のコレクション ~弄ばれる女神たち~ 作:カイト__
【序章:非情なる招集、艦長の罪】
プラント最高評議会議長、ギルバート・デュランダルの私邸。その広大な敷地の最も奥深く、最高レベルのセキュリティによって外部の目から完全に遮断された、彼の個人的な領域。そこは、プラントの運命を左右する重要な決定が下される場であると同時に、彼の絶対的な権力と、底知れない深淵を覗かせる野心、そして公の場では決して見せることのない、暗く歪んだ欲望が渦巻く、重苦しく、息詰まるような空気に満ちていた。
タリア・グラディスは、デュランダルからの緊急かつ個人的な呼び出しに応じ、重い、まるで鉛を引きずるかのような足取りで、その主の待つ部屋へと向かっていた。彼女の心は、嵐の前の鉛色の空のように、暗く重かった。いつからだろうか、彼に呼び出されるということが、これほどの苦痛と恐怖を伴うようになったのは。かつては、彼に対して淡い、しかし確かな情愛を抱き、彼の理想に共感し、共に未来を築けると信じていた時期もあったはずなのに。しかし、今は違う。記録係として、そして時には彼自身の歪んだ性的な欲望を満たすための玩具として、デュランダルの冷酷で非道な行為に、間接的に、あるいは直接的に加担(あるいは強制的に参加)させられる日々。かつてミネルバの艦長として抱いていたはずの誇りや責任感は、度重なる屈辱の中で既に塵芥のように踏みにじられ、見る影もない。残っているのは、彼に対する、骨の髄まで染み込んだ恐怖と、かつて抱いた情愛の、今は憎しみに近い複雑な残滓、そして、自分自身と、この終わりのない地獄のような状況全てに対する、深い、底なしの絶望感だけだった。それでも、今日の呼び出しは、いつもとは違う、さらに不吉で、取り返しのつかない何かが待ち受けているような、嫌な予感を伴っていた。胸騒ぎが、彼女の呼吸を浅くする。
重厚な扉を開け、部屋に入ると、デュランダルは窓の外――おそらくはプラントの美しい夜景が広がっているのだろうが、タリアにはそれを見る余裕はない――を眺めながら、彼にしては珍しく、どこか物憂げな、あるいは何かを深く思案するような表情を浮かべて立っていた。しかし、タリアが入ってきたことに気づくと、その表情は瞬時に消え去り、すぐにいつもの、感情を一切読み取らせない、冷徹な支配者の仮面を被り、彼女に向き直った。
「来たかね、タリア。待っていたよ」その声は静かだが、有無を言わせぬ響きを持っている。
「閣下、お呼びにより参上いたしました。どのようなご用件でしょうか」タリアは、努めて平静を装い、軍隊式の敬礼をしようとしたが、彼に手で制された。ここでは、彼女は軍人ではない。ただの、彼の所有物なのだ。
「座りたまえ」彼はソファを指し示したが、タリアは立ったまま、彼の次の言葉を待った。
「君に、新たな、そして極めて重要な“任務”を命じる」
その言葉の重みに、タリアの心臓が嫌な音を立てて軋んだ。新たな任務。それは、これまでの悪夢のような日々が、さらに深く、暗い段階へと進むことを意味しているのではないか。また、あの吐き気のするような記録か、それとも、さらに想像を絶する屈辱的な奉仕を強いられるのか…。
「ミネルバのクルーの中から、特に優秀で、将来性があり、そして…“扱いやすい”若い女性クルーを二人、選抜してもらいたい」デュランダルは、淡々と続けた。まるで、新しい家具でも選ぶかのように。
「……クルーを、ですか?」タリアは、訝しげに聞き返した。なぜ、ミネルバのクルーが?
「そうだ。私の目に留まった者がいる。パイロットのルナマリア・ホークと、オペレーターのメイリン・ホーク。あの赤毛と緑髪の姉妹がいいだろう。若く、才能があり、そして何より…まだ純粋で、染めやすい」
ホーク姉妹――その名を聞いた瞬間、タリアの背筋を悪寒が走った。ルナマリアは、少し勝気だが、快活で、MSパイロットとしての腕は確かだ。将来有望な若者。メイリンは、姉とは対照的に内気で控えめだが、オペレーターとしての能力は高く、情報処理能力に長けている。二人とも、ミネルバにとっては欠かせない、大切な、そして守るべき部下だった。なぜ、あの二人が、この男の口から、そんな品定めするような口調で語られなければならないのか?
「彼女たちを、今夜、この私邸に、極秘裏に連れてくるのだ。表向きの理由は、君が適当に考えればいい。そして…」デュランダルは、ここで言葉を切り、ゆっくりとタリアに近づくと、その唇に、まるで悪魔が囁くかのような、冷たく、嗜虐的な笑みを浮かべた。「…君自身が“指導”し、私に“上納”するのだ。彼女たちの、その若く瑞々しい、まだ誰にも汚されていない体を、そして、彼女たちの純粋な忠誠心をな」
「なっ……!?」タリアは、言葉を失い、呼吸が止まるかと思った。デュランダルは、今、何を言ったのだ? かつての自分の大切な部下、まだ世間知らずと言ってもいい、若いあの姉妹を、自分と、そしてミーアと同じように、この男の歪んだ性的な欲望を満たすための玩具として、生贄として差し出せというのか? それを、他ならぬ、彼女たちの元上官である、この自分自身の手で?
「そ、そんなこと…! できるわけがありません! 断じて、できません!」思わず、強い拒絶の言葉が口をついて出た。「彼女たちは、まだ子供のようなものです! わたくし自身のことは…もう、どうでもいいかもしれませんが、彼女たちまで、このような…このような汚辱の中に引きずり込むことなど、絶対に…!」
必死に、震える声で抵抗する。艦長としての最後の意地が、母親としての本能が、そうさせていた。しかし、デュランダルは、そんな彼女の抵抗を、まるで取るに足らない羽虫でも払うかのように、冷たく、そして容赦なく言い放った。
「これもプラントの未来のためだ、タリア。優秀な人材は、若いうちから最高指導者たる私との、個人的な“絆”を深めておく必要がある。それは、彼女たちにとっても、名誉なことのはずだ。それに何より、これは、議長命令だ。君が拒否すれば、どうなるか…分かっているのだろうな?」彼の声が、氷のように冷たくなる。「君自身がどうなるかは、もはや言うまでもないだろう。だが、それだけでは済まない。君が可愛がっていたミネルバのクルーたち全員、彼らの将来にも、暗い影が落ちることになるかもしれん。そして…地球にいる、君のたった一人の可愛い息子…彼にも、不幸な事故が起こらないとも限らないぞ?」
脅迫――それは、この上なく卑劣で、しかしタリアにとって最も抗いがたい、魂を縛る呪縛だった。ミネルバのクルーたちの命と未来、そして何よりも、離れて暮らす最愛の息子、シンの安全。それを盾に取られては、彼女に選択の余地など、一片たりとも残されていなかった。全身から急速に力が抜け、立っていることさえ困難になる。膝から崩れ落ちそうになるのを、必死で、最後の意地で堪える。
「……なぜ……なぜ、わたくしが、彼女たちを…指導、などと…?」かろうじて、掠れた声を絞り出す。他の誰かにやらせればいいではないか。なぜ、自分にこんな残酷な役回りをさせるのか。
「ふふ…君だからこそ、意味があるのだよ、タリア」デュランダルの目が、嗜虐的な、愉悦に満ちた光を帯びた。「君が、彼女たちが尊敬し、信頼していたはずの元上官として、そして、この私を最もよく知る女として、彼女たちに“正しい奉仕の仕方”、“私を喜ばせる術”を、手取り足取り教え込むのだ。その過程で、君自身も、改めて自分の今の立場、そして私との関係性を、骨の髄まで理解することになるだろう。君のプライドが、目の前で音を立てて砕け散る様を見るのは、さぞかし愉快だろうからな。素晴らしいと思わんかね?」
タリアは、唇を強く噛み締め、その痛みでかろうじて意識を保った。鉄の味が、口の中にじわりと広がるのを感じた。これは、単なる命令ではない。彼女の心を、魂を、徹底的に破壊するための、デュランダルによる、これ以上ないほどに残酷で、悪趣味な精神的な拷問なのだ。彼は、彼女が苦しむ姿を見て、歪んだ喜びを感じているのだ。
深い、暗い絶望の淵に突き落とされながら、彼女は、もはや何の抵抗もできず、ただ力なく、首を縦に振ることしかできなかった。
「……御意…のままに……ございます……閣下……」
その言葉は、彼女の完全な敗北宣言であり、魂の死を意味していた。
【第一幕:集められた雛鳥たち、運命の部屋】
その夜。タリアは、指定された時間に、ルナマリア・ホークとメイリン・ホークの二人を、デュランダル議長の私邸へと連れてきた。表向きは「議長からの、ミネルバに関する特別機密任務についてのブリーフィング」という、もっともらしい、しかし曖昧な名目をでっち上げて。二人は、突然の、しかも私邸への呼び出しに戸惑いながらも、元上官であり、現在は議長の側近を務めるタリアの指示に従い、軍服姿のまま、緊張した面持ちでついてきた。
案内されたのは、執務室ではなく、この私邸の奥深くにある、豪華だがどこか異様な雰囲気を持つ一室だった。昼間、タリアがデュランダルと話した部屋とはまた違う、おそらくは彼の「個人的な目的」のために使われる部屋なのだろう。壁には防音材が施され、窓はない。柔らかな間接照明だけが灯され、部屋全体を官能的で、しかし同時にどこか不気味な、息詰まるような雰囲気に満たしていた。中央には、シーツの乱れ一つない、巨大な円形のベッドが鎮座し、その周囲には、革張りのソファや、用途不明の、しかし明らかに倒錯的な目的を想像させる金属製の器具などが、壁際に並べられていた。部屋の空気は重く、甘い香油の匂いと、消毒液のような匂いが混じり合って、独特の雰囲気を醸し出している。
「艦長? ここは一体…? ブリーフィングを行うような部屋には見えませんけど…?」
快活で、思ったことをすぐに口にする性格のルナマリアが、状況を訝しげに、眉をひそめて尋ねた。彼女の鮮やかな赤い軍服が、薄暗い部屋の中で、まるで危険信号のように浮き上がって見える。
隣に立つ妹のメイリンは、姉とは対照的に、緑の軍服の裾を固く握りしめ、不安げな表情で、落ち着きなく辺りを見回していた。彼女の持つ、優れたオペレーターとしての鋭い勘が、この部屋の異常さ、そしてこれから何か恐ろしいことが起ころうとしている危険な気配を、敏感に感じ取っているのかもしれない。
タリアは、そんな二人の、まだ無垢とさえ言える(あるいはそう見えた)部下たちに向き直ると、一度、深く息を吸い込み、そして、まるで重い罪を告白するかのように、覚悟を決めたように口を開いた。その声は、彼女自身が驚くほど、冷たく、平坦に響いた。
「ルナマリア、メイリン。よく聞いて。これは…議長からの、極めて個人的な、そして絶対的な命令よ。あなたたち二人には、今夜、この場所で、議長閣下に“奉仕”してもらうことになるわ」
「……は? ほうし…ですか? それは、どういう意味で…? まさか…」ルナマリアは、最初は事態が飲み込めず、困惑した表情を浮かべたが、タリアの硬い表情と、この部屋の異様な雰囲気から、その言葉の持つ、信じがたい、そしておぞましい意味を察し始めたのか、顔色を変えた。
しかし、メイリンは、その言葉を聞いた瞬間、弾かれたように顔を上げ、顔面を蒼白にさせ、恐怖に目を見開いて後ずさりしようとした。
「いやっ…! そんなの、絶対に嫌です! おかしいです、こんなの! 艦長、これは何かの間違いですよね!?」
「これは命令よ、メイリン!」タリアは、内心の激しい動揺と罪悪感を押し殺し、努めて冷静に、しかし有無を言わせぬ、かつての艦長としての威厳を込めた口調で言った。「議長の命令は絶対よ。逆らうことは許されない。あなたたちの将来のため、パイロットやオペレーターとしてのキャリアのため、そして…ミネルバに残っている、あなたたちの仲間、クルー全員のためにも、この命令に従うしかないのよ」
その言葉には、明確な脅しの響きが含まれていた。タリアは、デュランダルにされたことと全く同じ方法で、彼女たちを追い詰めようとしていた。自分自身に対する嫌悪感で、吐き気がした。
その時、部屋の奥、ベッドルームへと続くと思われる扉が静かに開き、上質なシルクのバスローブを纏ったギルバート・デュランダルが、まるで待ち構えていたかのように姿を現した。その全身から放たれる、絶対的な権力者としての威圧的なオーラと、全てを見透かすかのような冷徹な視線に、ルナマリアもメイリンも、思わず息を呑み、体が金縛りにあったかのように硬直した。
「やあ、よく来てくれたね、ホーク姉妹。タリアから、今夜の君たちの重要な“任務”については、もう話は聞いているだろう」デュランダルは、穏やかな、しかし有無を言わせぬ声で言った。「さあ、まずはその野暮ったい軍服を脱いでもらおうか。今夜の“任務”に、それは全く相応しくないからね。君たちの、若く美しい体を、よく見せてほしいのだよ」
デュランダルの静かな、しかし絶対的な命令。ルナマリアは、怒りと屈辱に顔を真っ赤に歪ませ、恐怖を押し殺して、デュランダルを真正面から睨みつけた。
「ふざけないでください! 私たちはザフトの軍人です! あなたの私的な欲望のために、こんな…こんな屈辱的な命令に従うわけにはいきません!」
その言葉は、若さゆえの正義感と、軍人としてのプライドから発せられたものだったが、この場の支配者であるデュランダルにとっては、取るに足らない子供の反抗に過ぎなかった。
「ルナマリア!」タリアが、鋭い、制止の声を発した。「先ほども言ったはずよ! これは、命令なの!」
尊敬し、信頼していたはずの元上官からの、信じられない命令。ルナマリアは、混乱し、裏切られたような気持ちで、タリアとデュランダルを交互に見る。一体何が起こっているのか、彼女の頭は完全に追いついていなかった。一方、隣に立つメイリンは、恐怖に全身を震わせながらも、どこか抗いがたい、禁断の好奇心のような光を目に宿らせて、目の前に立つ、プラントの最高権力者、ギルバート・デュランダルの姿を、食い入るように見つめていた。彼の持つ、抗いがたいカリスマ性と、その裏に隠された暗い魅力に、無意識のうちに引き寄せられているかのようだった。
【第二幕:艦長の「指導」、晒される三つの裸体】
「タリア、まずは君が手本を見せなさい。彼女たちに、これから何をすべきか、身をもって示すのだ」
デュランダルが、まるで芝居の演出家のように、静かに、しかし冷酷に命じた。
タリアは、一瞬、深く目を閉じた。全身から力が抜け落ちるような、深い絶望感。しかし、彼女にはもう、選択肢は残されていなかった。やがて、全てを諦めたかのように、ゆっくりと、しかしどこか機械的な動きで、自分の着ているタイトな秘書服を脱ぎ始めた。白いブラウスのボタンを、一つ、また一つと、震える指で外していく。タイトスカートのサイドのファスナーを、ゆっくりと下ろす。その一連の動きは、彼女が感じているであろう深い屈辱に満ちているはずなのに、なぜか、見る者によっては、これまでの経験によって培われてしまったのか、倒錯的な、熟れた色香を漂わせているかのようだった。やがて、上品な黒いレースの下着姿になり、最後に、彼女はそれすらも、まるで汚れた殻を脱ぎ捨てるかのように、躊躇なく脱ぎ捨てた。成熟し、鍛え上げられ、しかし完璧な女性的なバランスを持つ裸体が、薄暗い照明の下に、無防備に晒された。その肌には、昨夜の調教の痕跡が、まだ微かに残っているかもしれなかった。
ルナマリアとメイリンは、その光景に、言葉を失い、息を呑んだ。自分たちが敬愛し、目標としていた、強く、気高く、美しいはずのグラディス艦長の、あまりにも無防備で、そして官能的とも言える裸の姿。その衝撃は、彼女たちの若い心に、大きな混乱と動揺をもたらした。
「さあ、次は君たちの番だ。タリアに倣え。躊躇う必要はない。これは、君たちがプラントの未来に貢献するための、最初のステップなのだから」
デュランダルの、甘く囁くような、しかし拒否を許さない命令が響く。
メイリンは、姉のルナマリアと、そしてタリアの顔を交互に見比べた後、おずおずと、しかし意外にも大きな抵抗は見せず、自分の着ている緑の軍服を脱ぎ始めた。ジャケットを脱ぎ、スカートを下ろし、そして下着も…。彼女の体は、まだ少女の華奢さを色濃く残しつつも、胸やヒップには柔らかな丸みを帯び始め、瑞々しい若さと、これから開花するであろう可能性に満ちていた。プロポーションは、姉やタリアほどグラマラスではないが、その繊細な、触れれば壊れてしまいそうな儚げな魅力は、別の種類の倒錯的な欲望を掻き立てるものがあった。彼女は、恥ずかしそうに体を縮こまらせながらも、その瞳には、恐怖だけでなく、デュランダルへの、そしてこれから始まるであろう未知の体験への、抗いがたい好奇心が、確かに宿っているように見えた。
最後に残ったのは、ルナマリアだった。彼女は、頑なに、全身で拒絶を示すように、赤い軍服を着たまま、腕を組んで立ちはだかっていた。その瞳には、涙が浮かび、怒りと屈辱、そして裏切られたという想いで、デュランダルとタリアを交互に睨みつけていた。
「嫌よ! 絶対に嫌! 死んでも、こんな格好になるものですか!」
「ルナマリア!」タリアが再び、今度は苦渋に満ちた声で制止した。「これは、あなたのためでもあるのよ! 分かってちょうだい!」
「何が私の為ですって!? こんな屈辱的なことが!? 艦長まで、どうかしてしまったんですか!」ルナマリアは、叫び返した。
「…ふん、抵抗するか。それもまた一興だが…時間がない。ならば、力ずくでその赤い殻を剥ぎ取ってやるまでだ」デュランダルが冷たく言い放ち、ルナマリアに向かって一歩前に出ようとした、その瞬間。
「お待ちください、閣下。わたくしが…責任をもって、指導いたします」タリアが、低い声でそれを制した。
タリアは、ゆっくりとルナマリアに近づき、その震える肩に、そっと、しかし有無を言わせぬ力強さで手を置いた。そして、彼女の耳元に顔を寄せ、他の誰にも聞こえないような小さな声で、何かを囁いた。おそらくは、ミネルバのクルーたちの名前、特に彼女が想いを寄せているであろうシンの名前、そして地球に残してきた彼女の家族の名前などを出し、彼らの身に降りかかるであろう不幸を、具体的に、そして冷酷に告げたのだろう。ルナマリアの顔から、急速に血の気が引いていくのが分かった。全身が、わなわなと、まるで木の葉のように震え始めた。彼女の瞳から、怒りの炎が消え、代わりに、深い絶望と、完全な諦観の色が浮かび上がってきた。そして、ついに、彼女は、まるで糸が切れた人形のように、がっくりと肩を落とし、自ら、震える手で、誇りであるはずの赤い軍服のボタンに、ゆっくりと手をかけた。一つ、また一つとボタンが外され、ジャケットが床に落ちる。スカートが脱がされ、そして最後に、スポーツブラとショーツも、彼女自身の手で脱ぎ捨てられた。
やがて、ルナマリアの、若く、健康的で引き締まった、しかし女性らしい柔らかな曲線を持つ裸体も、三人の男(デュランダル)と二人の女(タリアとメイリン)の前に、完全に晒された。豊かな胸は、パイロットとしての訓練で鍛えたような張りがあり、ウエストはアスリートのように引き締まっている。しかし、その健康的な肌は、今は深い屈辱によって赤く染まり、固く握り締められた拳は、彼女の内に秘めた激しい憎しみを物語っていた。その瞳には、涙はなく、代わりに、デュランダルと、そして自分を裏切ったタリアへの、燃えるような憎悪の炎だけが宿っていた。
三者三様の、異なる魅力と、異なる感情を抱えた裸体が、デュランダルの前に晒される。成熟し、諦念を漂わせるタリア。若々しく、憎悪に燃えるルナマリア。そして、瑞々しく、恐怖と好奇心に揺れるメイリン。デュランダルは、その光景を、まるで自分のためだけに用意された、極上のコレクションを眺めるかのように、あるいはこれから始まる饗宴のメインディッシュを選ぶかのように、深い満足感を湛えた表情で見つめていた。彼の歪んだ美意識と支配欲は、この瞬間、満たされつつあった。
【第三幕:初めての奉仕、交錯する三つの感情】
「よろしい。実に、見事な眺めだ」デュランダルは、満足げに頷くと、ベッドに腰掛け、三人の裸の女性たちを見回した。「では、まずは私を楽しませるための、最初の“レッスン”だ。お前たちの、私への忠誠心と、奉仕の精神を見せてみろ。タリア、君が指導しろ。まずは、この私の体を、隅々まで清めてもらうとしよう」
デュランダルの命令を受け、タリアは、顔に深い苦悩の色を浮かべながらも、もはや逆らうことはできず、二人の若い元部下に、震える声で指示を出し始めた。
「…まず、議長の体を、丁寧に、心を込めて洗い清めなさい。ルナマリアは上半身、メイリンは下半身を担当するように。決して、粗相のないように」
一行は、隣接する豪華なバスルームへと移動した。中央のシャワーブースの前に、デュランダルが裸で立つ。その体は、最高指導者としての威厳を保ちながらも、どこか冷たく、人間味を感じさせない。
ルナマリアは、顔を歪め、露骨な嫌悪感を全身で示しながらも、タリアの厳しい視線に促され、しぶしぶ、高級な石鹸を手に取り、泡立て、デュランダルの広い胸や、鍛えられた背中を洗い始めた。その手つきは硬く、ぎこちなく、まるで汚物でも触るかのように、必要最低限の接触しかしない。時折、憎しみが抑えきれないのか、爪を立ててしまいそうになり、その度にデュランダルから冷たい視線を送られ、びくりと手を引っ込める。
一方、メイリンは、好奇心と恐怖が入り混じった、複雑な表情を浮かべていた。彼女は、姉とは対照的に、比較的素直にデュランダルの足を洗い始めた。そして、次第に上へ、ふくらはぎ、太腿へと手を伸ばしていく。そしてついに、彼の男性の象徴である、まだ柔らかい状態の性器へと、震える手を伸ばしていく。初めて触れる、生身の男性のそれ。その熱、形、質感。彼女の顔は、耳まで真っ赤に染まり、呼吸が浅くなる。彼女は、恐怖を感じながらも、同時に、未知の領域への、禁断の扉を開けてしまったかのような、ある種の興奮を抑えきれないでいるようだった。
タリアは、その一部始終を、壁にもたれかかりながら、まるで石像のように動かず、複雑な、そして痛みに満ちた表情で見守っていた。自分がかつて、デュランダルに初めて仕えた日のこと。彼に対して抱いていた淡い感情。そして今、自分が、かつての部下である、まだ若い彼女たちに、同じような、あるいはそれ以上の屈辱を与えているという、耐え難い事実。罪悪感が、鋭いナイフのように、彼女の胸を締め付ける。しかし、彼女にできることは、ただ見ていること、そして、デュランダルから命じられた「記録」を、心の中で、あるいは後で手帳に書き留めるために、記憶に刻み込むことだけだった。彼女もまた、この地獄の共犯者であり、同時に被害者なのだ。
体を洗い終えると、次はマッサージの奉仕が命じられた。ベッドルームに戻り、大きな円形のベッドの上に、デュランダルが尊大にうつ伏せになる。ルナマリアとメイリンが、彼の両側から、その広い背中や、引き締まった腰、そして長い脚を、指示された通りに揉みほぐしていく。アロマオイルが持ち出され、部屋には甘く、しかしどこか不穏な香りが漂い始めた。
ルナマリアは、相変わらず嫌悪感を隠さず、しかし命令には逆らえず、憎しみを込めるかのように、時折、必要以上に強く彼の筋肉を揉みしだき、デュランダルに「痛いぞ」と低く睨まれる。その度に、彼女の瞳には悔し涙が滲む。
メイリンは、まだ慣れない、ぎこちない手つきだったが、次第に大胆になっていった。デュランダルの背中から腰へ、そして彼の丸い尻や、太腿の内側、膝の裏といった、通常のマッサージでは触れないような、より敏感でプライベートな部分にも、おずおずと、しかし確かな好奇心を持って触れていく。そのたびに、彼女自身の体も、微かに震え、頬を赤らめているようだった。彼女の中で、恐怖と、未知への興奮と、そして最高権力者に触れているという倒錯した感覚が、複雑に混ざり合っているのかもしれない。
タリアは、その光景を、壁際から冷ややかに、あるいは深い悲しみを湛えた瞳で眺めながら、ポケットから取り出した小さな電子手帳に、淡々と記録を打ち込んでいく。その記録は、もはや客観的な観察記録というよりも、彼女自身の壊れかけた精神の記録のようでもあった。
『午後10時、第二段階「奉仕」開始。対象L(ルナマリア)、依然として強い抵抗感と嫌悪感を示すも、命令には従属。憎悪の感情、顕著。対象M(メイリン)、初期の戸惑いは薄れ、状況への適応が見られる。対象物(議長)への接触に対し、恐怖と同時に強い好奇心、及び、僅かながら性的興奮と見られる生理的反応(紅潮、呼吸促迫)を観測。危険な兆候か…? あるいは、これが人間の本性なのか…? 記録者自身、罪悪感と無力感により、精神的疲弊、極限状態。思考能力低下。記録の継続、困難を伴う…』
【第四幕:深まる陵辱、試される絆】
マッサージという名の、一方的な身体接触が終わると、デュランダルはゆっくりと仰向けになり、さらに倒錯的で、屈辱的な要求を始めた。彼の目は、これから始まる遊戯への期待に、冷たく光っていた。
「さて、体もほぐれたことだし、次はもっと楽しい“レッスン”といこうか」彼は、三人の女性を見回し、命令を下した。「ルナマリア、お前は私の足元に跪き、私の足を、指の一本一本まで、丁寧に舐め清めなさい。メイリン、お前はその美しい声で、何か私を讃えるような歌でも歌ってみろ。そうだ、ラクス・クラインの歌ではなく、お前自身の言葉で、私への忠誠を歌うがいい。そしてタリア、君は二人の様子を詳細に記録しながら、私のここを、その熟練した手で慰めろ。私を、次の段階へと導くのだ」
彼は、自身の、既に硬く昂り始めていた巨大な性器を、無造作に指さした。三人の女性は、それぞれに異なる、しかし等しく屈辱的な役割を強制されることになったのだ。
ルナマリアは、一瞬、信じられないという表情でデュランダルを見つめたが、タリアの無言の、しかし鋭い視線に促され、絶望的な表情で彼の足元へと這っていった。そして、込み上げてくる嗚咽を必死に堪え、涙をボロボロと流しながら、屈辱に全身を震わせて、彼の足の指を、一本ずつ、言われた通りに、舌で舐め始めた。その行為は、彼女の軍人としての、そして一人の人間としてのプライドを、完膚なきまでに打ち砕くものだった。
メイリンは、突然の命令に戸惑いながらも、震える声で、しかし透き通るような美しい歌声を響かせ始めた。それは、即興で作られた、拙い歌詞の、しかしデュランダルへの忠誠と賛美を必死に表現しようとする歌だった。「偉大なる議長、導きの光…我らを照らし、未来を拓く…」その歌声は、この異常で倒錯した状況の中で、奇妙に場違いで、どこか痛々しく、悲痛に聞こえた。彼女は、歌うことで、この現実から逃避しようとしているのかもしれない。
そしてタリアは、表情を完全に消し去り、まるで能面のように無感情な顔で、ペンを走らせ、この地獄のような光景を記録し続けながら、空いた方の手で、デュランダルの硬く熱いものを、長年の経験によって知り尽くした、複雑な感情を押し殺しながら、巧みに、そして機械的に扱き始めた。その指先は、彼が最も好む場所と強さを知っていた。しかし、その行為に、もはやかつてのような感情は一切込められていなかった。ただ、義務として、命令として、こなしているだけだった。
やがて、デュランダルは歌い終えて俯くメイリンを、顎で手招きした。
「メイリン、なかなか良い歌だったぞ。褒美をやろう。さあ、こちらへ来て、その若々しい、柔らかそうな胸で、私のこれを挟んで、もっと気持ちよくしてくれないか?」
メイリンは、恐怖と、しかし逆らえない状況、そしてデュランダルからの初めての「褒美」という言葉に、顔を真っ赤に染めながら、おずおずと彼の隣に跪いた。そして、言われるがままに、まだ少女のあどけなさを残す、しかし豊かに膨らみ始めたばかりの乳房で、彼の巨大なものを挟み込み、上下に動かし始めた。初めての、あまりにも直接的な性的刺激。彼女の体は、敏感に反応し、息が上がり、甘い喘ぎ声が漏れ始める。
「あっ……ん……! こんなの……はじめて……」
デュランダルは、その初々しく、興奮した反応を、満足げに眺め、やがて、低い呻き声と共に、彼女のまだ真っ白な胸の上に、最初の、熱く粘り気のある白濁を放った。どろりとした白い液体が、彼女の柔らかな肌を汚し、胸の谷間を伝って流れ落ちていく。メイリンは、驚きと羞恥と、そして説明のつかない感覚に、ただ固まっていた。
次に、デュランダルは、まだ床で嗚咽を漏らしているルナマリアを、足で促すように呼び寄せた。
「さあ、ルナマリア、お前の番だ。その反抗的な、生意気な口で、私を満足させてみろ。できなければ、どうなるか…分かっているな?」
ルナマリアは、憎悪に満ちた目で彼を睨みつけ、激しく首を横に振って抵抗したが、再びタリアによって、今度は背後から羽交い締めにされ、動きを封じられた。そして、デュランダルの、まだメイリンの胸の感触と精液で濡れたままのものが、無理やり口の中にねじ込まれた。
「んぐっ……! 離して! いやっ……!」
涙と唾液と、そして吐き気を堪える嗚咽でぐしょぐしょになりながら、彼女は屈辱的な口腔奉仕を強いられる。デュランダルは、彼女の抵抗を楽しんでいるかのように、容赦なく腰を動かし、喉の奥まで深く突き入れた。そして、やがて二度目の絶頂を迎えると、彼女の口の中に、まるで罰を与えるかのように、大量の白濁した精液を注ぎ込んだ。ルナマリアは、むせ返り、その一部を吐き出しそうになるが、タリアに口を押さえられ、結局は飲み込まざるを得なかった。
最後に、デュランダルは、無表情で記録を続けていたタリアを手招きした。
「タリア、君には“特別”な役割を与えよう。君が愛情を込めて“指導”した、この二人の娘たちの、初めての奉仕の成果を、そしてその後の始末を、君自身のその成熟した体で、責任をもって受け止めるのだ」
彼は、タリアをベッドに乱暴に押し倒すと、まだルナマリアの唾液と自身の精液で汚れたままの男根を、彼女の、長年の彼の調教によって、いつでも彼を受け入れるように準備されている、成熟した体へと、何の愛撫もなく、ただ力任せに挿入した。タリアは、もはや抵抗することなく、ただ虚ろな目で、天井のシミを見つめながら、彼を受け入れた。激しい、しかし感情の伴わない結合の中で、彼女は何度も何度も絶頂のような痙攣を繰り返すが、それはもはや快楽というよりも、ただの肉体的な反射、あるいは精神的な苦痛からの逃避に過ぎなかった。そして、デュランダルは、まるで最後の仕上げのように、彼女の子宮の最も奥深くに、三度目の、そしてこの夜で最も大量と思われる、濃密な白濁を、注ぎ込んだ。それは、彼女に対する、絶対的な所有権の主張であり、そして彼女の女性性の、完全な否定でもあったのかもしれない。
【第五幕:白濁の洗礼、汚された三輪】
全ての陵辱的な行為が終わり、部屋には、重く、むせ返るような体液と白濁の匂い、そして言いようのない絶望感だけが満ちていた。ベッドの上には、三人の女性の裸体が、まるで戦場の死体のように、あるいはゴミのように、折り重なるように、あるいは無造作に転がっていた。タリアの成熟した曲線を持つ体も、ルナマリアの引き締まったアスリートのような体も、メイリンのまだ少女の瑞々しさを残す華奢な体も、デュランダルの白濁した精液と、それぞれの汗や涙、止めどなく流れた愛液や潮(そしてルナマリアの口元には、飲み込みきれなかった精液と胃液が混ざった吐瀉物に近いものも)で、見るも無残に、そして徹底的に汚され尽くしていた。特に、三人の胸元は、繰り返し浴びせられた彼の白い液体で、べっとりと、そして厚く覆われ、一部は乾き始めてカピカピになり、一部はまだ生々しく濡れて、悪臭を放っていた。「肢体が汚されるのをきちんと書き切りたい」――その歪んだ、嗜虐的な指示は、三者三様の肉体の上に、禍々しいまでに、そしてこれ以上ないほど完璧な形で達成されていたのだ。清らかさも、若さも、成熟も、全てが等しく、彼の汚濁によって塗り潰されていた。
ルナマリアは、体はぐったりとしながらも、その瞳には消えることのない憎悪の炎を燃やし、まるで蛇のように、ベッドの隅からデュランダルと、そして彼女を裏切り、この地獄へと引きずり込んだ張本人であるタリアを、交互に、殺意すら込めて睨みつけていた。
メイリンは、完全に放心したように、焦点の合わない目で、ただ天井の一点を見つめているだけだった。その瞳には、もはや恐怖も、好奇心も、興奮の色もなく、ただ深い混乱と、理解を超えた出来事に対する精神的な空白だけが、暗く広がっていた。彼女の純粋な世界は、この夜、完全に破壊されてしまったのかもしれない。
そしてタリアは、目を固く閉じたまま、まるで死んだかのように微動だにしなかった。その無表情な顔に浮かんでいるのは、深い悲しみなのか、それとも完全な諦念なのか、あるいは、自分自身が犯した罪の重さに打ちのめされているのか、もはや誰にも判別することはできなかった。
【終章:壊れた絆、続く隷属】
デュランダルは、その惨状――三人の女性が汚され、壊れ、あるいは憎悪を燃やす様――を、まるで戦場の司令官が戦果を確認するかのように、あるいは実験の成功を確認した科学者のように、冷徹な目で、そして深い満足感を湛えた表情で見渡した。
「ふむ、今日の“上納”と“指導”は、実に有意義だった。これで、彼女たちもプラントの未来のため、そして私のために、より一層“献身的に”働いてくれることだろう。私の計画はまた一歩、理想の実現へと前進したというわけだ。君たちの、その痛みを伴う“献身”には、心から感謝するよ」
彼の口から紡がれる「感謝」の言葉は、しかし、あまりにも空々しく、そして残酷に響いた。彼は、そう言うと、まるでゴミを片付けるのを忘れていたかのように、後始末をメイドに指示するのも忘れ、何事もなかったかのように、さっさと部屋を出て行った。おそらくは、次の会議か、あるいは別の「楽しみ」が彼を待っているのだろう。
後に残されたのは、心も体も、そしておそらくは互いの間に存在したはずの絆さえも、ズタズタに引き裂かれてしまったかもしれない、三人の女性だけだった。部屋には、重い沈黙と、消えることのない汚濁の匂い、そして絶望だけが漂っていた。
どれほどの時間が経ったのか。最初に、かろうじて動いたのは、タリアだった。彼女は、鉛のように重い体を、軋む関節を無視してゆっくりと起こした。そして、床に落ちていた、自身の血と涙が滲んでいるかもしれない電子手帳とペンを拾い上げた。そして、震える、しかしどこか機械的な手つきで、今日の、この地獄のような出来事を、ただ事実だけを、一切の感情を排して記録し始めた。
『…午後11時58分、”上納任務”完了。被験者L(ルナマリア)及びM(メイリン)、議長への各種奉仕を強制的に遂行。記録者、指導及び…自身も奉仕に参加。三名共に、重度の肉体的・精神的汚染を確認。被験者L、強い憎悪と抵抗の意思を維持。被験者M、精神的ショックにより、反応微弱、放心状態。記録者自身…分析不能……記録、中断……』
その記録は、もはや客観的な報告書ではなく、彼女自身の砕け散った魂の断片、その悲鳴のようにも見えた。ペンを持つ手が、力を失い、手帳の上に落ちた。
ルナマリアは、そんなタリアの姿を、裏切り者を見るような、凍てつくように冷たい目で見つめていた。その視線は、かつての尊敬や信頼など微塵も感じさせず、ただ燃えるような憎悪だけを伝えていた。
メイリンは、依然としてベッドの上で小さく体を丸め、虚ろな目で、ただ小刻みに震えているだけだった。彼女の壊れてしまった心が、元に戻る日は来るのだろうか。
この夜、プラントの深淵で、三輪の花――成熟した薔薇、燃えるような赤いポピー、そしてまだ蕾の緑の露草――は、権力という名の嵐によって、その花びらを無残に汚され、傷つけられた。彼女たちの、上官と部下、あるいは姉妹としての関係性は、修復不可能なまでに壊れてしまったのかもしれない。そして、それぞれの運命は、これからどうなっていくのか。デュランダルの歪んだ支配の下で、彼女たちの隷属は、さらに深く、さらに暗い場所へと続いていくのだろう。
確かなことは、ただ一つ。この夜の記憶は、決して消えることのない、醜悪な染みとなって、彼女たちの魂に、永遠に、そして深く刻み込まれたということだけだった。その染みが、彼女たちをどのような未来へと導くのか、それはまだ、誰にも分からない。ただ、プラントの夜は、今日もまた、深く、そして暗い。