絶対支配者のコレクション ~弄ばれる女神たち~ 作:カイト__
【序章:名前のない存在へ、首輪の刻印】
アークエンジェルが拿捕され、プラントへと移送されてから、どれほどの時が流れたのだろうか。独房での孤独な日々、繰り返される厳しい尋問、そしてあの夜、デュランダル議長の手によって初めて身も心も蹂躙され、艦長としての誇りを砕かれた記憶…。マリュー・ラミアスの精神は、既に限界まで追い詰められていた。生き延びるため、そして何よりも、人質同然となっているアークエンジェルのクルーたちの安否のために、彼女は彼の要求を受け入れざるを得なかった。しかし、それは更なる地獄の始まりに過ぎなかった。
ある朝、彼女が監禁されている、独房よりは少し広いが、窓もなく無機質な「私室」に、デュランダルが現れた。その手には、見慣れない黒い革製の箱が握られていた。
「おはよう、マリュー。よく眠れたかね?」彼は、いつものように穏やかな、しかし底意地の悪い笑みを浮かべて尋ねた。眠れるはずがない。毎晩のように、彼の気まぐれな「訪問」を受け、心身ともに弄ばれ、汚され続けているのだから。
マリューは、ベッドの上で身を起こし、無言で彼を見つめた。その瞳には、深い疲労と、諦念の色が浮かんでいる。
「今日は、君に新しい“役割”を与えようと思ってね。君はもはや、アークエンジェルの艦長ではない。ただのマリュー・ラミアスでもない」彼は箱を開け、中から黒く艶やかな光沢を放つ、シンプルな革製の首輪と、それに繋がれた銀色の細い鎖を取り出した。「今日から君は、私の“ペット”だ」
ペット――その言葉が、鈍器のようにマリューの頭を殴った。人間としてではなく、動物として扱われるというのか?
「そ、そんな…! わたくしは人間です! あなたのペットなどでは…!」
思わず、悲鳴に近い抗議の声を上げる。しかし、デュランダルは構わず、彼女に近づき、その首に冷たい革の首輪を嵌め、カチリと音を立てて錠をかけた。首筋に食い込む、異質な感触。それは、彼女の人間としての尊厳を否定し、完全な隷属を強いる、呪いの刻印のようだった。
「おや、まだ自分が人間だと思っていたのかね? 愚かなことだ。君は、私が拾い上げ、餌を与え、そして好きなように可愛がってやる、ただの愛玩動物に過ぎんのだよ。さあ、まずはその自覚を持つことから始めるのだな」
彼は、首輪についた鎖の端を持つと、ぐいと引いた。マリューは、抵抗する間もなくベッドから引きずり下ろされ、冷たい床の上に四つん這いの姿勢をとらされた。
「そうだ、その姿勢がいい。それが、これからの君の定位置だ。私の足元で、私の命令を待つ、忠実なペットとしてのな」
彼は、マリューの豊かなヒップを、まるで馬の尻でも叩くかのように、軽く、しかし侮辱的にパンパンと叩いた。持ち上がった尻と、その間にある秘裂が、彼の目に無防備に晒される。マリューは、涙を流しながら、屈辱に身を震わせるしかなかった。艦長マリュー・ラミアスは、この瞬間、完全に死んだのだと、彼女は悟った。
【第一幕:ペットとしての「しつけ」、失われる人間性】
その日から、マリューの「ペット」としての生活が始まった。それは、人間としての尊厳を徹底的に剥奪し、動物的な服従を強いるための、系統的な「しつけ」だった。
まず、食事。もはやテーブルで、食器を使って食事を摂ることは許されなかった。一日に二度、デュランダルの気が向いた時間に、床に直接置かれた、犬や猫が使うようなステンレス製の皿に、残飯のような、あるいはドッグフードのような、栄養価は計算されているのかもしれないが、見た目も味も劣悪な食事が与えられた。そして、それを、手を使わずに、四つん這いのまま、舌と口だけで食べなければならなかった。最初は、激しい嫌悪感と屈辱感に、食べることを拒否した。しかし、デュランダルは、「躾のなっていないペットには、餌はやらん」と冷たく言い放ち、数日間、水以外の何も与えなかった。飢餓感と、クルーたちへの僅かな責任感(自分が衰弱すれば、彼らへの脅しがさらに強まるかもしれないという恐怖)から、彼女はついに屈服し、床に置かれた皿に顔を近づけ、犬のように、舌で餌を舐め取り、啜り始めた。その姿を、デュランダルは満足げに眺めていた。豊満な胸が床に擦れ、餌で汚れることもあったが、もはや彼女にそれを気にする余裕はなかった。
次に、排泄。独房にあったトイレは撤去され、代わりに部屋の隅に、ペット用のトイレシートが敷かれた。彼女は、用を足したくなれば、デュランダルの許可を得て(あるいは、許可なく)、そこへ行き、四つん這いのまま、あるいは腰を浮かせて、排泄しなければならなかった。最初は、あまりの屈辱に、限界まで我慢した。しかし、生理現象には逆らえず、ついにシートの上で用を足してしまった時の、あの絶望的な感覚。温かい尿が自分の脚を伝い、床を濡らす感触。あるいは、固形物が肛門から排出される感覚。その全てが、彼女の精神を蝕んでいった。時には、デュランダルは、彼女が排泄する様子を、わざわざ椅子に座って観察し、コメントを加えることさえあった。「ほう、今日は随分と“健康的”なものを出したな」などと。後始末も、満足にさせてもらえず、体が汚れたまま放置されることも少なくなかった。
移動も、基本的に四つん這いが強制された。彼が鎖を引けば、犬のようにその後をついていかなければならない。執務室へ、寝室へ、そして時には、あの「秘密の部屋」へ。長い廊下を、裸で、首輪と鎖をつけられ、四つん這いで歩かされる屈辱。すれ違う使用人たちの、好奇と侮蔑の視線(あるいは、無関心)。それら全てが、彼女の心を少しずつ殺していった。
会話も、次第に制限されていった。最初は、命令に対して「はい」と答えることは許されていた。しかし、やがてそれも禁じられ、代わりに、犬のような鳴き声(「クゥン」「ワン」など)や、あるいは特定の身振りで意思表示をすることを強要された。名前も、もはや「マリュー」と呼ばれることはなく、デュランダルはその日の気分で、「ポチ」「タマ」、あるいは単に「ペット」「雌犬」と呼んだ。人間としての名前を奪われることは、自己認識を曖昧にし、彼女をさらに非人間的な存在へと貶めていった。
睡眠も、ベッドで寝ることは許されず、デュランダルの寝室の床、彼のベッドの足元で、毛布一枚を与えられて眠ることを強いられた。夜中に彼がトイレに立てば、その気配で目を覚まし、彼の足元で再び眠りにつく。まるで、飼い主に寄り添う忠実なペットのように。
このような、人間性を否定する「しつけ」は、マリューの思考力を確実に奪っていった。最初は激しく抵抗し、内心で罵り、涙を流していた彼女も、次第に考えることをやめ、ただ条件反射的に、主人の命令に従うようになっていった。時折、ふとした瞬間に、艦長だった頃の記憶――ブリッジでの指揮、クルーたちとの会話、戦闘の緊張感――がフラッシュバックすることがあった。しかし、それはすぐに、現在の惨めで屈辱的な現実によって掻き消され、深い絶望感と、自分がもはや人間ではないのだという諦念をもたらすだけだった。
【第二幕:「芸」としての奉仕、壊れゆく境界線】
「ペット」としての生活に、マリューが(表面上は)慣れてきたと判断したのか、デュランダルは新たな「しつけ」として、「芸」を強要し始めた。それは、もちろん、性的な奉仕を意味していた。
「さあ、ポチ。お手、おかわり、そして…“伏せ”だ」
デュランダルが椅子に座り、足を組むと、マリューは条件反射のように彼の足元に駆け寄り、四つん這いの姿勢から、さらに頭を下げて床に額をつけた。
「よろしい。では、まずはお前のその自慢の乳で、私の足をお揉みしろ」
マリューは、言われるがままに、顔を上げ、大きく垂れ下がった豊満な乳房を、彼の膝の上に押し付け、擦り付けるようにしてマッサージを始めた。98cmの豊かな肉が、彼のズボンの生地の上でむにゅむにゅと形を変える。
「そうだ、もっと強く。…ああ、気持ちがいい。お前は、こういう“芸”は得意なようだな」
次に、彼はマリューに口淫を命じた。四つん這いのまま、彼の股間に顔を近づけ、彼のものを咥え、舌で奉仕する。まるで、犬が主人の手を舐めるかのように。その最中も、彼はマリューの頭を押さえつけたり、あるいは足で彼女の体を弄んだりした。
時には、執務室のデスクの下で、彼が仕事をしている間中、ずっと口で奉仕し続けることを強要された。誰かが部屋に入ってきても、音を立てずに、彼の足元で奉仕を続けなければならない。そのスリルと屈辱感が、デュランダルの歪んだ快感を満たすのだった。
さらに、「芸」はエスカレートしていった。
「さあ、次は、お前のその可愛い尻で、私を愉しませろ」
デュランダルは、マリューを四つん這いのまま、自身の前に立たせ、その後ろから、まるで雄犬が雌犬に交尾するかのように、彼女のアナルに指を入れ、あるいは直接自身のものを挿入しようとした。アナルへの行為は、マリューにとって依然として激しい苦痛と恐怖を伴ったが、もはや抵抗らしい抵抗をすることはなく、ただ悲鳴のような喘ぎ声を上げながら、されるがままになっていた。内部を抉られ、白濁を注ぎ込まれ、時には汚物を漏らしてしまうこともあったが、デュランダルはそれを「躾がなっていない」と叱責し、罰を与えるだけだった。
絶頂は、もはや快感ではなく、肉体的な苦痛からの逃避であり、神経系のショートに過ぎなかった。彼女は、行為の最中に何度も白目を剥き、意識を失いかけたが、そのたびにデュランダルによって現実に引き戻され、さらなる凌辱が続けられた。
【第三幕:主人の気まぐれな「遊び」、残された人間性の欠片】
デュランダルは、気分が良い時や、あるいは退屈した時に、マリューを様々な方法で「可愛がった」。それは、彼女に残された僅かな人間性を弄び、反応を楽しむ、残酷な「遊び」だった。
時には、彼女にボールやおもちゃ(それは、明らかにSM用の道具だったが)を与え、「取ってこい」と命令したり、それで自慰行為をさせ、その様子を観察したりした。
時には、彼女に歌を歌わせた。しかし、それは美しい歌ではなく、彼が即興で作った、彼女を貶めるような卑猥な替え歌だった。涙を流しながら、震える声でその歌を歌わされる屈辱。
時には、彼はマリューの体を丁寧に洗い清め、高級なオイルでマッサージをしてやった。それは一見、優しさのようにも見えたが、その目的は、彼女の体を次の「遊び」のために最高の状態に保つことと、その行為を通して、彼女が完全に自分の所有物であることを再確認することにあった。マリューも、その一時的な「優しさ」に、ほんの一瞬だけ、かつての人間らしい感情を取り戻しかけることがあったが、すぐにそれが偽りであることに気づき、より深い絶望に突き落とされるのだった。
そして、最も残酷な「遊び」は、他の人間を介在させることだった。彼は、タリア・グラディスを呼びつけ、マリューを「ペット」として紹介し、タリアにマリューの「世話」を命じたり、あるいは、二人の前で、どちらか一方(あるいは両方)を弄んだりした。タリアの複雑な表情と、ミーアの虚ろな表情が対比される光景は、デュランダルの歪んだ支配欲を最高に満たした。
マリューは、この「遊び」の中で、時折、かつての艦長としての記憶の断片を垣間見ることがあった。ブリッジでの号令、クルーたちの笑顔、守るべきものへの責任感…。そのたびに、胸が締め付けられるような痛みを感じ、涙が溢れた。それは、彼女の中に、まだ人間としての感情が、僅かに、しかし確かに残っている証拠だった。しかし、その残された人間性の欠片こそが、彼女を最も苦しめる原因ともなっていた。完全に壊れてしまえれば、あるいは楽になれるのかもしれない、とさえ思った。
【第四幕:交尾という名の支配、白濁の烙印】
デュランダルの性欲のはけ口としての役割も、もちろん「ペット」としての重要な「任務」だった。それは、もはや人間同士の性交ではなく、完全に「交尾」と呼ぶにふさわしい、一方的で、動物的な行為だった。
彼は、多くの場合、四つん這いの姿勢のマリューの後ろから、何の予告もなく、自身の硬く熱い昂りを、彼女の膣、あるいはアナルへと突き立てた。ローションが使われることもあったが、気分によっては、そのまま無理やり挿入することもあった。
「ぐっ……! あ……っ!」
マリューは、突然の衝撃と痛みに声を上げるが、もはやそれに驚くこともなくなっていた。ただ、主人の欲望を受け入れるための器として、体を差し出すだけだった。彼は、まるで機械のように、一定のリズムで、しかし力強く腰を動かし、彼女の内部を蹂躙する。彼女の豊かな胸は、その動きに合わせて無様に揺れ、床やベッドに擦り付けられる。細いくびれは、彼の手によって強く掴まれ、青黒い痣が残ることもあった。
彼は、行為の最中に、彼女に動物のような鳴き声を上げるよう強要したり、あるいは、彼女の体を様々な角度に変えさせ、そのプロポーションを玩ぶように眺めたりした。マリューは、意識を飛ばし、何も考えないように努めながら、ただ時間が過ぎるのを待つ。
そして、彼が絶頂を迎え、彼女の体内に、あるいは背中や尻、胸の上に、白濁した精液を注ぎかける。その熱い感覚と、生臭い匂い。それが、この屈辱的な行為の終わりを告げる合図だった。
行為の後、デュランダルは、満足したのか、あるいは単に飽きたのか、すぐに彼女から離れ、自分の用事へと戻っていく。残されたマリューは、白濁した精液と、自身の愛液や尿(時には失禁してしまうこともあった)、そして時には汚物で汚れたまま、冷たい床の上や、汚れたベッドの上に、しばらくの間、放置されるのだった。「肢体が汚されるのをきちんと書き切りたい」――彼の願望は、常に完璧に果たされていた。
【終章:檻の中の瞳、失われた光】
放置されたマリューは、やがて、ゆっくりと体を起こす。そして、虚ろな瞳で、部屋の隅を見つめる。そこに何が見えているのか、あるいは何も見えていないのか、誰にも分からない。彼女は何を考えているのか、あるいはもう何も考えていないのか。人間としての尊厳を完全に失い、「ペット」として生きることを、完全に受け入れてしまったのか。それとも、心の奥底の、さらに奥深くでは、まだ反撃の機会、あるいは誰かからの救いを、諦めずに待っているのか。
体中に刻まれた無数の痕跡。首輪の跡、拘束具の痕、鞭の痕、そして、常に彼女を覆う、消えることのない屈辱と汚濁の匂い。汚された体と、壊れた心。檻の中の瞳は、もはや何の光も映さず、ただ、底なしの深い闇を映しているだけだった。
かつて白鳥と呼ばれたかもしれない気高き艦長は、今、主人の足元で鎖に繋がれ、ただ息をするだけの愛玩動物となった。その鳴き声が、再び人間の言葉を取り戻す日は、来るのだろうか。あるいは、このまま檻の中で、静かに朽ち果てていくだけなのだろうか。答えは、プラントの深い闇の中に、まだ隠されている。