絶対支配者のコレクション ~弄ばれる女神たち~ 作:カイト__
【第1幕:煌めきと蟲惑の宴】
ザフト上層部が主催する夜会。それは単なる社交の場ではなく、プラント国家の権力と富、そしてその背後に蠢く野心を誇示するための、壮大で計算され尽くした舞台装置だった。会場に足を踏み入れた瞬間、誰もが現実を忘れさせるほどの、息をのむような豪華絢爛さに圧倒される。天井からは、まるで本物の銀河を切り取ってきたかのように、無数の星々を模した巨大な水晶のシャンデリアが吊り下げられ、眩いばかりの多色光を降り注いでいる。その光は、床に敷き詰められた深紅のベルベット絨毯の上で複雑に反射し、空間全体を夢幻的な光で満たしていた。絨毯はあまりにも厚く、上質で、そこに踏み入れる者全ての足音を、まるでこの場で交わされる秘密を吸い込むかのように、完全に吸収してしまう。壁面には、プラント国家の威厳を象徴する巨大な三色の旗が、空調の微かな風を受けて誇らしげに翻り、その下では、選び抜かれたザフトの高官、遺伝子調整によって優れた容姿と富を約束されたコーディネイターの貴族、そしてプラントの未来を左右する政治的な影響力を持つ議員たちが、集っていた。彼らは皆、最新モードの豪奢な衣装に身を包み、磨き上げられた上質なクリスタルグラスを、計算された優雅な仕草で傾け、当たり障りのない、しかし互いの腹を探り合い、牽制し合う言葉に満ちた、高度な情報戦とも言える歓談に興じている。誰もが洗練された完璧な笑顔を顔に貼り付けているが、その磨かれた仮面の下、瞳の奥を注意深く覗き込めば、野心や欲望、嫉妬、軽蔑といった、人間の持つ生々しく、そして醜い感情が、シャンデリアの光を受けてギラギラと渦巻いているのが見て取れた。
ミーア・キャンベルは、この偽りの煌めきと、耳をつんざくような喧騒の中心に立っていた。周囲よりも一段高く設けられた、白い大理石でできた円形のステージ。その中央で、彼女はただ一人、柔らかなピンク色のスポットライトを浴びて、儚げに、しかし完璧な微笑みを浮かべていた。彼女は今、「ラクス・クライン」として、そこに存在していた。プラントの歌姫、平和の象徴、ギルバート・デュランダル議長の寵愛を受ける、理想の女性。その幻影を、与えられた役割を、彼女は全身全霊で、完璧に演じている。彼女の存在そのものが、この華やかな宴の、最も美しく、最も重要な装飾品であり、同時に、いつ崩壊してもおかしくない、最も危うい虚構だった。まるで薄氷の上に立つような、常に張り詰めた感覚。それが、ミーアが「ラクス・クライン」でいる時の、偽りのない実感だった。
今夜、彼女が身に纏っているのは、深い夜空の色を溶かし込んだかのような、神秘的なミッドナイトブルーの上質なシルクドレス。その滑らかで流れるような生地は、デザイナーが彼女の体に合わせてミリ単位で調整したもので、驚くほど細身でありながら、女性的な丸みを帯びたその体に、まるで第二の皮膚のように吸い付くようにフィットしている。彼女が微かに身動ぎするたび、あるいは息を吸い込むたびに、生地はシャンデリアの光を受けて、まるで水面のように優雅で官能的な光沢を放ち、周囲の視線を引き寄せた。特に胸元は、プラントの保守的な社交界の常識を打ち破るかのように、大胆に、そして深くV字に切り開かれていた。そこからは、彼女のスレンダーな体躯――デュランダルが理想とする「ラクス像」に近づけるため、厳しい食事制限と特殊なトレーニングによって維持されている体――には不釣り合いなほどに豊かに形成され、持ち上げられた、雪のように白い胸の谷間が惜しげもなく露わにされていた。それは、会場中の男たちの、そして一部の女たちの、好奇と欲望、そして嫉妬に満ちた視線を、まるで磁石のように釘付けにしていた。腰を強く締め付ける、精緻な銀糸の刺繍が施された、見た目にも美しいが、呼吸さえ制限するほどタイトなコルセットは、彼女の奇跡のように華奢なウエストラインを極限まで強調していた。それは彼女自身の努力の賜物というよりは、デュランダルの美的感覚と支配欲によって「作られた」ラインだった。そのコルセットの上下に広がる、豊かなバストと、控えめながらも絶妙なカーブを描くヒップとの、計算され尽くした蠱惑的な曲線美は、見る者に倒錯的な興奮すら覚えさせる。彼女自身、鏡に映る自分の姿を見るたびに、それが自分であって自分でないような、奇妙な感覚に襲われることがあった。これは本当に私なのだろうか、それとも、ただの精巧な人形なのだろうか、と。
ドレスの下には、まるで肌の一部であるかのように薄く透ける、最高級のシルクで作られた肌色のストッキングが、その滑らかで形の良い脚線美に密着している。ドレスの深いスリットから、彼女が優雅に歩を進めるたびに、あるいは体を傾けるたびに、ストッキングに包まれた太腿の付け根、その柔らかな肌の感触までが微かに覗き見える。その一瞬の露出は、計算されたものでありながら、見る者の想像力を掻き立て、その奥に隠された、まだ誰も知らないであろう聖域への、禁断の扉を開かせようとするかのようだった。足元には、ドレスと同じ深いミッドナイトブルーの、踵が驚くほど高い、華奢なサテンのパンプス。その靴で長時間立ち続けることは苦痛以外の何物でもなかったが、「ラクス・クライン」は常に完璧でなければならない。その全てが、「完璧な偶像」としてのラクス・クライン像を、寸分の狂いもなく体現するための、精巧なパーツだった。
「……皆さま、今宵はこのような素晴らしい宴にお招きいただき、心より感謝申し上げます。わたくしの拙い歌ではございますが、少しでも皆さまの心に、平和と癒しの光を届けられるよう、心を込めて歌わせていただきますわ」
完璧な淑女の微笑みを唇に浮かべながら、ミーアは丁寧に、しかしどこか頼りなげに見えるよう計算された仕草で、クリスタルが散りばめられた銀色のマイクを、白いレースの手袋に包まれた手で握りしめた。彼女の声は、訓練によってラクス・クラインの声質に限りなく近づけられていたが、その響きには、本物のラクスが持つような絶対的な自信やカリスマ性は欠けていた。そして、その白い手袋に隠された指先は、彼女の内心の極度の緊張と、失敗への恐怖を隠しきれず、スポットライトの下で微かに、しかし確実に震えていた。豪華絢爛な会場に満ちる、耳をつんざくような喧騒。人々の話し声、グラスの触れ合う音、遠くで演奏されるオーケストラの甘美な調べ。それらが渾然一体となって、彼女の鼓膜を圧迫する。そして何よりも、ステージに向けられる無数の視線。好奇、憧憬、品定め、そして欲望。それらの視線が、まるで無数の針のように彼女の全身に突き刺さるのを感じていた。彼女はたった一人、この巨大な舞台の上で、まるで嵐の中の小舟のように、あるいは細く張り詰めた糸の上に、危ういバランスで立っているような、圧倒的な孤独と心細さを感じていた。失敗は許されない。デュランダル議長の期待を裏切ることはできない。常に完璧な「ラクス・クライン」でなければならないのだ。その重圧が、まるで鉛の塊のように、彼女の華奢な肩に重く、重くのしかかっていた。
彼女が歌い始めたのは、平和への祈りを込めた、美しいバラードだった。かつて本物のラクス・クラインが歌い、多くの人々の心を捉えた名曲。ミーアの歌声は、技術的には完璧だった。音程も、リズムも、感情表現さえも、録音されたラクス・クラインの歌声を徹底的に模倣し、訓練を重ねた成果が現れていた。しかし、その歌声には、どこか空虚さが漂っていた。歌詞に込められた「愛」や「平和」といった言葉が、今の彼女が置かれている状況――偽りの自分を演じ、権力者たちの欲望の視線に晒され、デュランダルの道具として存在する現実――とはあまりにもかけ離れていて、歌えば歌うほど、その言葉が虚しく、自分自身を嘲笑っているかのように感じられた。(この歌だけが、本当の私に近いのかもしれない…でも、この歌を歌えば歌うほど、自分が偽物だって思い知らされる…)そんな矛盾した想いが、彼女の胸を締め付けた。それでも、彼女は歌い続けなければならなかった。笑顔を絶やさず、完璧な「ラクス・クライン」として。
【第2幕:揉まれ、弄ばれる偶像の肉体】
数曲の歌を、完璧な歌唱力と、寸分の隙もない、訓練された優雅な仕草で披露し終え、会場からは惜しみない、しかしどこか儀礼的な拍手が鳴り響いた。ミーアは、胸に手を当て、深々と、まるで舞台女優のように一礼してステージを降りた。一瞬だけ、全身の力が抜けるような感覚に襲われる。だが、安堵の息をつく間など、与えられるはずもなかった。待ち構えていたかのように、高級な酒と自身の権力に酔い、顔を上気させた議員やザフトの高官たちが、まるで蜜に群がる羽虫のように、すぐに彼女を取り囲んできたのだ。彼らの目は、食前の獲物を前にした肉食獣のようにギラギラと下品に輝き、ミーアの、スポットライトの下でさらに輝きを増した完璧な容姿――その若々しく滑らかな肌、潤んだ大きな瞳、艶やかな唇、そして何よりも、タイトなドレスの上からでもはっきりとわかる、作られた抜群のプロポーション――を、貪欲に、そして粘りつくように、頭のてっぺんから爪先まで、舐め回すように見つめた。彼らの吐息にかすかに混じる、高級なアルコールと葉巻の匂いが、ミーアの鼻腔を不快に刺激した。
「いやあ、ラクス様! 今宵の歌声も、実に素晴らしかったですな! まるで天上の音楽、天使の歌声とはこのことですぞ!」
「ラクスさん、今日も一段と、いや、日ごとに美しくなられる。そのドレスも、まるで貴女のためにあつらえられたように、実に良くお似合いですよ。その…胸元も、大変魅力的だ」
口々に発せられる、蜜のように甘い賞賛の言葉。しかし、その言葉とは裏腹に、彼らの視線は敬意とは程遠く、行動はさらに遠慮を知らなかった。最初に仕掛けてきたのは、太った、額に脂汗を浮かべた恰幅の良い議員だった。彼は、言葉巧みにミーアの背後に回り込むと、いきなりその太く短い腕を伸ばし、彼女のコルセットで締め上げられた細い腰を、まるで自分の所有物であるかのように、馴れ馴れしく、そして有無を言わせぬ力強さで掴んだ。ドレスの薄いシルク生地越しに伝わる、男の熱く湿った手のひらの生々しい感触と、鼻先を掠める濃厚なアルコールの匂いに、ミーアは心臓が喉から飛び出しそうなほどの衝撃と嫌悪感を覚えた。
「あ……!」
小さく、怯えたような息を詰める。反射的に身を引こうとしたが、男の力は強く、逃れることはできなかった。しかし、長年の、あるいはこの短い期間での徹底的な訓練によって刷り込まれた「ラクス・クライン」としての完璧な笑顔は、決して崩さない。むしろ、潤んだ大きな瞳を僅かに伏せ、濡れたように艶めかしい唇をさらに潤ませて、まるで困惑しながらも相手を受け入れているかのような、媚びるような甘い表情を作ってみせた。
「まあ、議長、ありがとうございます。そんなに褒めていただけると、わたくし、照れてしまいますわ。でも…ふふ、もう少しだけ…紳士的に接していただけると、嬉しいのですけれど」
その言葉は、計算されたものだった。明確な拒絶ではなく、相手の自尊心をくすぐりながら、やんわりと窘める。それが、デュランダルから指示された「ラクス・クライン」の処世術だった。しかし、その甘えたような声色と媚びるような表情は、酔った男たちにとっては、拒絶どころか、むしろさらなる行動を促す許可証のように受け取られた。
「ははっ、これは失礼いたしましたな、ラクス様! いやはや、貴女のような絶世の美女を前にすると、我々のような無骨な軍人や政治家は、どうも舞い上がってしまっていけません。そう、興奮してしまうのですよ! どうかお許しを。そんな堅苦しいことはおっしゃらずに、まずは一杯いかがですかな? 最高級のシャンパンですよ」
別の、さらに顔を真っ赤にした恰幅の良い男――ザフトの高官だろうか、軍服の勲章がやけに目立つ――が、空いた方の手で持っていたシャンパングラスを差し出すふりをしながら、強引にミーアの体に自身の腕を回し込んできた。そして、その太く短い指が、何の躊躇もなく、彼女の豊かに膨らんだ胸を、ドレスの上から鷲掴みにするように覆ったのだ。柔らかく、しかし確かな弾力を持つ乳房が、男の無遠慮な掌の中で押し潰される。そして、まるで熟れた果実の硬さを確かめるかのように、男の太い指が、薄いシルクドレスの上から、ミーアの極度に敏感になった乳首を的確に捉え、摘み、そして意地悪く、ねじり上げるように捻った。
「んんっ……!! あ……っ!」
予期せぬ、そしてあまりにも直接的で下品な刺激に、ミーアの体はびくりと硬直し、喉の奥から押し殺したような、甘い悲鳴が漏れそうになるのを必死で堪える。ドレスの、ビーズで細やかに装飾された美しい胸元が、男の無骨な掌の中で、無惨に、そして不自然な形に歪む。乳首は、ドレスの繊細な生地と男の粗い指先で強く擦られ、じりじりと、まるで火傷でもしたかのように熱を帯びていくのが分かった。その痛みと、込み上げてくる屈辱感。ミーアは、全身を貫く羞恥心と、腹の底から湧き上がる怒りで顔を真っ赤に染めながらも、プロの歌姫として、そして完璧な偶像として、何事もなかったかのように優雅な微笑みを浮かべ続けなければならなかった。近くの楽団が奏でる、軽やかなワルツのメロディに合わせて、小さくハミングを続けた。「♪~……ららら……らん、らん……」その声は、微かに震えていた。
(こんなの……! こんな辱め……絶対に許せない! もし、もし本物のラクス様だったら、こんな時、どうなさるんだろう……? きっと、こんな無力に、ただ弄ばれるだけではいないはず……。もっと毅然と、気高く、こんな下品な男たちを一蹴されるに違いない……。でも、私には……私には、そんなことできない……! 私はラクス様じゃない。ただの、影武者なんだから……!)
思考は激しく揺れ動き、混乱し、涙が滲みそうになる。しかし、彼女の体は、まるで心とは完全に別の生き物であるかのように、勝手に、そして正直に反応してしまっていた。男たちの欲望に満ちた視線に晒され、その汚れた手で、衆人環視の中で弄ばれるという異常な状況に、もはや慣れてしまったのだろうか。いや、それ以上に、心の奥底の、自分でも認めたくない部分で、この倒錯的で屈辱的な状況に、微かな、しかし確かな興奮を覚えてしまっているのではないか?
薄く透ける肌色のストッキングの下で、太腿の内側が、じわり、じわりと、熱く湿っていくのを、彼女ははっきりと感じていた。ストッキングの薄い生地が、じっとりと染み出す愛液で濡れ、肌にさらにぴったりと密着する。その生々しい感触が、彼女の羞恥心をさらに掻き立て、同時に下腹部に、疼くような、むず痒いような奇妙な感覚をもたらす。彼女は、自分が結局のところ、どれだけ完璧に演じようとも、本物のラクス・クラインではなく、ただの影武者、偽物であり、彼らの、そして何よりもギルバート・デュランダルの欲望を満たすためだけに存在する、美しいだけの道具、消費されるための存在に過ぎないという、残酷で変えようのない現実を、改めて、そして骨身に染みるほど痛切に突きつけられた思いだった。その認識は、彼女の心をさらに深く抉った。
【第3幕:車中の“ご褒美”という名の調教】
パーティー会場の喧騒と、権力者たちの粘つくような視線からようやく解放されたのは、夜も更けてからだった。ミーアは、終始無表情だったデュランダル議長に半ば促されるように付き添われ、彼の専用リムジンへと乗り込んだ。防弾仕様の重厚なドアが、低い音を立てて閉まると、外の華やかで騒がしい世界は完全に遮断され、車内には、外界とは対照的な静寂と、主従の間に常に存在する、息が詰まるような張り詰めた空気が満ちた。車内は、上質な革の匂いと、デュランダルが纏う、冷たく知的な印象の香水の香りが微かに漂っている。窓の外には、プラントの夜景が光の川となって流れていくが、ミーアにはそれを見る余裕などなかった。
デュランダルは、隣に座るミーアを一瞥した。その視線には、パーティー会場での彼女の「仕事ぶり」を評価するような冷徹さと、そしてこれから始まる「ご褒美」への期待が入り混じっていた。彼は何の言葉を発することもなく、その長く、体温を感じさせない冷たい指を、彼女のドレスの深いスリットから覗く、ストッキングに包まれた滑らかな太腿へと、ゆっくりと伸ばした。
指先が、最高級シルクストッキングの繊細な生地の上を、まるで獲物を狙う蛇が音もなく這うように、ゆっくりと滑り上がっていく。その動きは優雅に見えて、有無を言わせぬ支配者のそれだった。やがて指先は太腿の内側、最も柔らかく、敏感な部分、そしてストッキングの構造上、わずかな裂け目のある箇所へと到達する。そして、デュランダルは、わざとらしく、しかし確実に、ストッキングの薄い生地に自身の爪を引っ掛け、ビリッ、と小さな、しかしミーアの全身を震わせるには十分な音を立てて伝線を走らせながら、その指を薄絹の下へと潜り込ませたのだ。
冷たい指先が、ストッキング越しではない、生身の肌の、驚くほど熱い温度に直接触れる。薄絹の下で、パーティーの間中、男たちの視線と、許しがたい接触によって密かに昂ぶり、熱を持ち、そして止めどなく分泌された愛液でしっとりと湿っていた陰唇が、彼の指圧にぴくりと、まるで感電したかのように反応する。ストッキングの生地には、既に彼女自身の愛液がじっとりと滲み出し、ミッドナイトブルーの濃い色のドレスの上にも、その濡れた輪郭が僅かに、しかし恥ずかしげに浮かび上がっていた。
「あ゛……っ! だめ、です……議長……! こ、こんなところで……! 誰かに、見られたら……! んんっ!」
ミーアのか細い抗議の声は、しかし、悲鳴に近い喘ぎ声に変わった。デュランダルが、まるで熟れた果実を指で優しく割るかのように、人差し指と中指を使って、彼女の秘裂をゆっくりと、しかし容赦なく広げる動作を開始したからだ。ストッキングの薄い継ぎ目が、彼の指の力によってさらに無残に裂け、内部の熱く濡れそぼったピンク色の粘膜が、車内のひんやりとした空気に直接晒される。無防備に露出した、赤く腫れ上がり、硬く尖った小さなクリトリスは、早くも限界まで充血し、彼の冷たい親指で、まるで電気のスイッチでも入れるかのように、軽く、しかし的確に捻られ、転がされるたびに、びくん、びくんと、まるでそれ自体が独立した生命を持っているかのように激しく痙攣し、跳ねた。
「ほら、見なさい、ミーア。もうこんなにも感じて、完全に目覚めているではないか。私の指が触れるのを、ずっと待っていたのだろう?」彼の声は、静かだが、有無を言わせぬ力を持っていた。「パーティーの間中、あの下品な男たちに弄ばれながら、本当はずっと、内心では興奮していたのではないかね? こっそりと足を閉じ、太腿の内側を擦り合わせ、内部を締め付けて、早く私にこうして欲しくてたまらなかったのだろう? 正直に言いなさい。私に嘘はつけないと知っているはずだ」
「……っ! そ、そんなこと……! 決して……ありませ……んんっ! ああああっ! やめ……」
否定しようとする言葉は、デュランダルがストッキング越しに、彼女の濡れきったクリトリスを再び強く摘み、こすり上げた、その指で、唇ごと乱暴に封じられた。彼の指先に付着した、彼女自身の甘酸っぱい分泌物の濃厚な匂いが、狭い車内にふわりと広がり、ミーアは屈辱と羞恥心で顔を真っ赤にした。必死に股を閉じ、この悪夢のような愛撫から逃れようとするが、それは逆効果だった。逆に太腿で男の硬い手を強く挟み込んでしまい、自らクリトリスに、ストッキングの生地越しの、絶妙な摩擦を与えてしまう結果となる。
「ああんっ! いやあっ! ちが……っ! そんなつもりじゃ……ああっ!」
無意識の行動が、さらなる強烈な快感を引き起こし、彼女を混乱と自己嫌悪の渦へと突き落とす。脳が痺れ、思考がまとまらない。ただ、体の奥から突き上げてくる熱い波に、翻弄されるしかない。デュランダルは、その哀れで、しかし彼の目にはこの上なく淫らに映る反応を、冷ややかに、そして深い満足感を湛えた表情で見つめていた。まるで、調教した動物が期待通りの反応を示したのを確かめるように。彼の瞳の奥には、この「ラクス・クライン」という偶像を、自身の意のままに操り、快楽に堕としていくことへの、暗く歪んだ喜びが燃えていた。
【第4幕:剥ぎ取られる最後の尊厳――ベッド上の査察】
デュランダルの私邸、あるいは彼が公務や私的な目的で使用する、プラント内の高層建築物の一角にある、豪華だが、どこか無機質で、人の生活の温もりというものを全く感じさせないベッドルーム。窓の外にはプラントの壮大な夜景が広がっているが、その美しさも、今のミーアにとっては虚しいだけだった。彼女は、パーティーで着ていた美しいミッドナイトブルーのシルクドレスも、その下の体を締め付けていたコルセットも、そして無残に破られ、体液で汚れた肌色のストッキングも、全てデュランダルによって乱暴に剥ぎ取られ、今はキングサイズの、シーツの一本一本まで最高級品で整えられたベッドの上に、生まれたままの姿で横たえられていた。まるで、これから解剖される標本のように。先ほどの車中での執拗な愛撫で、体は既に熱く火照り、特に下腹部は疼き続け、彼のさらなる接触を待っているかのように、不随意に収縮を繰り返していた。
デュランダルの冷徹な、査定するような視線が、彼女の裸体を再び隅々まで査察する。それは、美しい芸術品を鑑賞するようでもあり、同時に、所有する物品の価値を確かめるようでもあった。彼の視線は、細い首筋から、作られた豊満な胸、極端に細いウエスト、そして緩やかに丸みを帯びたヒップへと滑り、最終的に、彼女の股間へと注がれた。その視線は執拗で、まるで探るように、彼女の最も隠したい場所を暴こうとしていた。
丁寧に剃り揃えられた、僅かに残る柔らかなブロンドの恥毛は、先ほどの車内での愛撫と、移動中に堰を切ったように漏れ出した大量の愛液によって、しっとりと濡れそぼり、まるで夜露に濡れた草むらのように、寝室の柔らかな間接照明を受けて艶かしく光っていた。その中央にある秘裂は、度重なる刺激によって僅かに腫れ上がり、恥じらうように、しかし誘うように僅かに開いて、内部の潤んだ生々しいピンク色の粘膜を覗かせていた。それは、熟れすぎた果実の裂け目のようでもあり、同時に、これから訪れる侵入を予感させる、無防備な入り口でもあった。
「あ…あん…そ、そんなに…じっくりと、ご覧にならないでくださいまし…は、恥ずかしい…です…」
ミーアは、両手で顔を覆い、か細い、震える声で懇願した。しかし、その声には、もはや本物の羞恥心よりも、これから始まるであろう行為への、抗えない予感と、不本意な期待感が含まれているのを、デュランダルは見逃さなかった。彼は、この反応すらも、自身の「教育」の成果として認識していた。
「美しいものは、時間をかけて鑑賞する価値がある。特に…君のように、私の手によって磨き上げられたものはな」
デュランダルはベッドに上がり、ミーアの足元に跪くと、その薬指の先で、彼女の濡れた割れ目を、まるで価値ある美術作品の繊細な細部を確かめるかのように、ゆっくりと、そしてこれ以上ないほど丁寧に、なぞり始めた。冷たい指先が触れるたびに、内側のピンク色の柔らかな襞が、恥ずかしそうに、しかし期待するように、くねくねと蠕動する。その微細な反応が、デュランダルの支配欲をさらに刺激した。
「…見なさい。この、私の指の動きに合わせて、お前の最も奥深くが、敏感に収縮する様は、まさに芸術品と言えるだろう。教え込んだ通りに反応する、実に素直な体だ。これぞ、教育の賜物だな」
男の冷たい指先が、何の予告もなく、ぐいっと内部へと深く差し込まれた。驚きと、僅かな痛み、そしてそれを上回る期待感で、ミーアの息が詰まる。指は内部でゆっくりと動き、壁面のひだを一つ一つ確かめるように撫で回し、そして、奥深くで小さく震える子宮口の、最も敏感な一点を、確信をもって、コリコリと、硬い爪先で擦り上げるように刺激した。
「ひぃあああっっ!!! そこっ……!! だめっ……そんなところ、強く……!!」
ミーアの背筋が、電流が走ったかのように、限界まで強く反り返り、ベッドのシーツを掴む指が、その高価な布地を引き裂かんばかりに白くなる。膣内で蠢く、最初は一本、そしてすぐに二本に増やされた指が、壁面のあらゆる敏感な点を、執拗に、そして的確に刺激し続け、彼女の喉からは、本物のラクス・クラインならば決して、絶対に、公衆の面前はもちろん、プライベートな空間ですら発することのないであろう、甘く、蕩けた、そしてどこまでも淫らな吐息と、制御できない喘ぎ声が、止めどなく零れ落ちるようになった。
「ああんっ! ああっ! いやっ! もっと……! もっとしてほしいなんて、思ってないのに……! ダメ、なのに……! んんっ!」
体は、彼女の意思とは裏腹に、正直に快感を求め、腰が勝手にくねくねと動き、彼の指をさらに深く、もっと奥まで受け入れようとしてしまう。その抗えない自己矛盾に、ミーアの精神は引き裂かれそうになりながらも、指がもたらす、鋭く、そして深い快楽の奔流に抗うことは、もはや不可能だった。涙が再び溢れ出し、枕を濡らしていく。それは屈辱の涙か、それとも快楽の涙か、彼女自身にもわからなかった。
【第5幕:結合という名の刻印――子宮への侵犯】
デュランダルは、ミーアが指による執拗な愛撫だけで複数回の小さな絶頂を迎え、潤んだ瞳で虚空を見つめ、愛液でベッドシーツをぐっしょりと濡らしているのを冷静に観察し、満足げに頷いた。彼女の体が、彼の本格的な侵入を受け入れる準備が完全に整ったことを確認したのだ。彼はゆっくりと立ち上がり、自身の軍服のズボンを脱ぎ捨て、その硬く、熱く、そしてミーアにとっては絶望的なまでに巨大に見える男根を露わにした。それは、彼の揺るぎない権力と、冷徹な意志を象徴するかのように、怒張し、先端は興奮で赤黒く腫れ上がり、透明な先走り汁でぬらぬらと光っていた。
それが、ミーアの顔のすぐそばに突き出され、そしてゆっくりと、しかし抗いがたい力で、彼女の愛液で滑りやすくなった、しかし依然として処女のように狭く感じられる膣口へと、その太い先端が乗り込んできた時、ミーアはその圧倒的な太さと、侵略的な存在感に、息を呑み、恐怖と、そして倒錯した期待に目を見開いた。膣壁が、限界まで引き延ばされ、みしみしと音を立てるかのような、灼けるような痛みと、内部を無理やり押し広げられる強烈な圧迫感が、彼女の下腹部全体を満たす。しかし、それと同時に、これまで感じていた疼くような空虚感が、この絶対的な存在によって満たされるという、倒錯した、そして抗いがたい充足感も感じてしまうのだった。これは罰なのだろうか、それとも、歪んだ形での救済なのだろうか。
亀頭の最も太い部分が、狭い入り口をぐりぐりと押し広げ、通過し、内部へと完全に滑り込む。そして、さらに深く、彼の長いものが、彼女の体の奥深くへと侵入していく。子宮の入り口、全身の神経が集まるかのように敏感な子宮口に、硬い男根の先端が、こつん、と、しかし確実に当たる。その度に、ミーアの下半身全体が、まるで高圧電流を流されたかのように激しく痙攣し、震え、結合部から、内部の愛液と彼の粘り気のある先走り汁が混ざり合ったものが、泡立ちながら、ぶちゅぶちゅと、下品な音を立てて溢れ出す。
「くっ……! こ、こんなに……! お、奥まで……! ふ、深くまで、入ってくるなんて……! んあっ! ああああっ! もう、無理……!」
「ふふ…驚いているようだな、ミーア。だが、お前のこの体は、特にこの子宮は、もう完全に、私のこの形、この太さ、この硬さを覚え始めているのだよ。否定するかね? 私のものを、まるで自ら吸い付くように、啜るように、飢えた赤子が乳を求めるように、求めているのが分かるか? 君の意思とは関係なくな」
デュランダルは、彼女の耳元で囁きながら、ゆっくりと、しかし根元まで深く、深く、自身の男根を、まるで杭を打ち込むように押し込んだ。ミーアの薄い下腹部の皮膚の上に、彼の太く硬い男根の輪郭が、くっきりと浮かび上がるのを、彼はサディスティックな愉悦をもって見つめる。そして、子宮口が、彼の言葉通り、まるでそれ自体が生きているかのように、彼の男根の先端に吸い付くような、きゅうっと締め付ける動きを見せると、彼は満足げに喉を鳴らし、本格的なピストン運動を開始した。
最初はゆっくりと、深く、深く。内部の形状、温度、締め付けを、舌で味わうかのように、念入りに確かめながら。そして徐々に、徐々に速度と激しさを増していく。ベッドが、二人の体の動きに合わせて、ぎしり、ぎしりと軋み始める。ミーアの喘ぎ声も、最初はか細かったものが、次第に大きく、切羽詰まったものへと変わっていった。彼女の意識は、繰り返される衝撃と、脳髄を痺れさせるような快楽の波に、徐々に混濁し、溶解していく。思考は断片化し、ただ、体の奥深くで起こっている、この侵略的な結合の感覚だけが、圧倒的な現実として彼女を支配していた。
【第6幕:白濁の絶頂――穢される偶像】
「さあ、啼け、そしてイくのだ、『ラクス』。私の前で、お前の全てを曝け出し、その偽りの仮面の下に隠された、汚らわしい本性を解放しろ! お前は、私のための歌姫であり、私のための慰みものなのだ!」
その冷酷で、しかし熱を帯びた命令が、引き金となった。デュランダルの言葉と同時に、彼の腰の動きが、まるで制御を失った嵐のように、狂おしいまでに激しくなった。彼の硬く巨大な男根が、ミーアの体の最も深い場所、敏感な子宮口を、繰り返し、繰り返し、抉るように、突き上げる。ゴツン、ゴツン、と鈍い音が、彼女の体の中から響いてくるかのようだ。ミーアの体は、もはや限界を超えた快楽の奔流に、完全にコントロールを失い、まるで壊れた人形のようにベッドの上で跳ね、弓なりに激しく反り返った。そして、膣の奥深くで、何かが弾け飛ぶような感覚と共に、まるでダムが決壊するかのように、熱く、そして大量の奔流――止めどなく溢れ出る潮――が、ほとばしり解放された。それは、彼女の肉体が持つ、最後の抵抗であり、同時に、彼の支配に対する完全な降伏の証でもあった。
デュランダルは、その内部での激しい収縮と、熱い液体の噴出を、自身の男根を通じて直接感じ取り、勝利を確信したかのように低く呻いた。彼は、さらに深く、さらに激しく自身のものを突き刺し、彼の硬い恥骨と、睾丸が、彼女の柔らかい尻の肉に、何度も何度も激しく叩きつけられるほどの、抑えきれない衝動と共に、自身の熱く、濃密な白濁した精液を、彼女の子宮の奥深くへと、これ以上ないほどの力で、迸らせた。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あっっ!!!! な、中に……! あっついのが……! たくさん、たくさん、入ってくる……!!! 子宮が、いっぱいになっちゃう……!!! んんんんーーーーーっっ!!!!」
子宮が、熱い鉄棒で焼かれるかのような、注ぎ込まれる灼熱の精液を直接受け止める、その背徳的で、経験したことのないほど強烈な感触に、ミーアの意識は完全に白く溶け、思考は停止した。まるで脳の回路が焼き切れたかのように。ただ、全身を貫く、終わりなきかのような絶頂の痙攣と、内部を満たし、そして後から後から溢れ出してくる白濁液の、生々しく、粘り気のある感覚だけが、現実のものとして感じられた。大腿部を伝い落ちる、精液と潮と愛液が混ざり合った白い粘液と、絶頂の後もなお痙攣し続ける膣の奥深くの、鈍い疼きが、彼女がもはや清らかな偶像「ラクス・クライン」ではなく、ただ生身の、快楽に溺れ、支配者の精液で穢された女であることを、残酷なまでに、そして決定的に痛感させた。偽りの仮面は完全に剥がれ落ち、そこにはただ、快楽に喘ぎ、汚されたミーア・キャンベルがいるだけだった。
【第7幕:浴室の後戯――アナルという名の奈落】
パーティーの華やかさも、ベッドでの狂乱も、今は遠い世界の出来事のようだ。行為の後、デュランダルは、まだ快感の激しい余韻と、全身の倦怠感でぐったりとしているミーアを、まるで壊れやすい、しかし価値のある所有物のように、しかし乱暴に抱え上げ、隣接する、白と黒を基調とした、モダンで豪華な浴室へと連れて行った。冷たく、磨き上げられた大理石の床、天井から降り注ぐ柔らかなダウンライト、そして壁一面を覆う、曇り一つない巨大な鏡。その空間は、清潔で美しいが、どこか手術室のような冷たさを感じさせた。
彼は、まだパーティーで着ていたブルーのシルクドレスの上半身だけを辛うじて纏ったままのミーア――下半身は完全に露わで、脚の間からは先ほどの行為の痕跡である白い液体がまだ滴り落ちている――を、その巨大な鏡の前に、最も屈辱的で無防備な、四つん這いの姿勢で跪かせた。ドレスの深いV字の胸元からは、汗と体液で濡れそぼった豊満な乳房が半分ほど無様に零れ落ち、その先端は硬く尖ったまま、彼のさらなる愛撫を待っているかのようだ。鏡には、そんな彼女の情けない姿が、嫌というほどはっきりと映し出されていた。
そして、デュランダルは、自身もまだ完全な昂りを保ったままの男根に、壁際に備え付けられていた、無機質なボトルから粘度の高いローションをたっぷりと塗りつけると、ミーアの背後から近づき、その硬く、しかし僅かに震えているように見える肛門の入り口――これまで決して侵されたことのない、彼女にとって最後の聖域とも言える場所――へと、ゆっくりと、しかし一切の容赦なく、その太く熱い先端を押し当てた。
「さて、ミーア。膣はもう十分に私の形を覚え、私のものを喜んで受け入れるようになったようだが…ここはどうかな?」彼の声は、悪魔が囁くように、甘く、そして残酷だった。「ここは、君が必死に守ろうとしてきた、最後の砦だろう? ここもまた、『ラクス・クライン』ならば、決して許しはしない、禁断の場所だ。だが、君はラクスではない。君はミーアだ。私の所有物だ。ならば、ここも私に差し出すのが当然だろう?」
その悪魔のような囁きと共に、ローションで滑りを良くされた、しかし依然として暴力的な太さを持つ男根の先端が、必死に抵抗しようとする括約筋を、じわじわと、しかし確実に押し広げ、内部へと捻じ込まれていく。経験したことのない、裂けるような激痛と、内臓を直接圧迫されるような苦しさが、ミーアの全身を襲った。
「あっ……! ああああっ……! ち、違います……! そこは、本当に……! ダメなんです……! お願い、ですから……! 私は……んんっ……ただの……偽物、だから……! 本物のラクス様なら……あ゛……! ああああっ!!! いやあああああっ!!!」
肛門の狭く、強く、しかし濡れていない粘膜の締め付けが、彼の男根をさらに硬く絞り上げ、彼にさらなる快感を与えていることが、屈辱的に伝わってくる。鏡に映る彼女の顔は、新たな種類の、痛みと、そしてそれを凌駕し始める異質な快楽が混濁した表情に歪み、止めどなく涙を流していた。その熱い涙で、パーティーのために施された完璧な化粧が滲み、流れ落ち、まるでピエロの涙のように、白い肌の上に醜い筋を描いている。ドレスの中で、はみ出した乳房が、彼の腰の動きに合わせて激しく揺れ、硬くなった乳首がドレスのシルク生地に強く擦れる、くぐもった、しかし淫靡な音が、静かなシャワー室のタイルに反響する。
アナルへの侵入は、膣とは比較にならないほどの激しい苦痛と、そして同時に、これまで知らなかった、体の最も奥深く、神経の根源を直接刺激されるような、異質で、しかし抗いがたいほど鋭敏な快感をもたらした。デュランダルは、そのミーアの苦悶と、徐々に快楽へと変わっていく反応を、まるで実験動物を観察するように愉しみながら、執拗に内部を抉り、突き上げ、そしてついに、再び彼女の体内で(あるいは、今回はアナルの中に直接、粘膜に塗りたくるように)白濁した、熱い精液を、大量に注ぎ込んだ。
行為が終わり、デュランダルがゆっくりと自身を引き抜くと、肛門からは、彼の精液と、ローションと、そして内部の粘液、さらには我慢しきれなかった微量の便までもが混ざり合った、白と茶色の汚物が、とろりと流れ出した。ミーアは、もはや自分の体を支える力も残っておらず、鏡の前の冷たいタイルの上に、ぐったりと崩れ落ちた。全身は、汗、涙、崩れた化粧の残滓、唾液、大量の愛液と潮、そして複数回にわたって注ぎ込まれ、体内からも溢れ出した白濁した精液、さらにアナルから漏れ出した汚物で、もはや元の肌の色が分からないほどに、徹底的に汚され尽くしていた。美しいミッドナイトブルーのドレスもまた、これらの様々な液体で無惨に汚れ、シミだらけになり、見る影もない。
泥濘の中に咲き、そして踏み躙られた、偽りの白百合。彼女の尊厳は、最後の欠片まで完全に剥ぎ取られ、体も心も、支配者の欲望の色と、自身の排泄物によって、徹底的に染め上げられてしまった。鏡に映る自分の姿は、もはや知っているミーア・キャンベルではなく、ましてやラクス・クラインでもなく、ただ快楽と汚濁の中に喘ぎ、打ち捨てられた、名もなき肉人形に過ぎなかった。
冷たいタイルに額を押し付け、彼女はただ、虚ろな瞳で床を見つめていた。何も考えられない。何も感じない。ただ、体の奥に残る鈍い痛みと、全身を覆う不快な汚濁だけが、現実だった。そして、心のどこかで、この屈辱的な状況が終わったことに対する、微かな安堵に似た感情が芽生え始めていることに、彼女はまだ気づいていなかったのかもしれない。主人の次の命令を、ただ待つことしかできない、壊れた人形のように。