そして数カ月がたったある日、二人から大事な話があると言われ、部屋に呼ばれた……。
「妊娠したみたい。」
「あたしも。」と言われてしまい、僕はかなり驚いていたが、何より嬉しかったし、安心したのだった。
これからどうやって生活していけばいいかといろいろ話し合っていると、浅岡さんがこんな提案をした。「三人で結婚すればいいんじゃない?」と言われた。思わず二人は固まったが、しばらくしてから同時に首を縦にふった……。それも悪くないように思えたからだ。
「ねえ……リサのことどうする?」
「え? どういうこと。」
「………吉岡、鈍いね……。リサ、あんたのこと好きだよ?」
「…………へ? 僕、山岡さんにいじめられたんだけど。」
「……だからでしょ、リサは好きな子をいじめるタイプだから。」
「そ、そうなんだ……。」
「でも、吉岡はリサのこと嫌い?」
「…………」
どうなんだろう。確かに綺麗で可愛いとか、スタイルがいいなぁとか思う時もある。
でも、僕はいじめられていた側で、散々酷いことも言われたり、殴られ蹴られたりした。
でも、山岡さんを見るとドキドキするし、もっと一緒にいたいとか思う時もある。
だから……僕は……ずっと前から好きだったのかもしれない。
だって、僕はあの時から山岡さんのことだけを考えていたんだ……。
今思えば、それも好意の一つなのかもしれない。
彼女の不器用な愛情表現も今なら分かる。
こんなにも不器用な人に、僕は愛しく感じるようになってしまった。
「うん、僕は山岡さんのことが……好きです。」
「なら、リサに想いをちゃんと伝えないと。」
「でも……二人はいいの? 僕と……その……。」
「「あはははははは」」
二人は同時に笑い出す。
「うち達は吉岡っちも好きだけど、リサのこともちゃんと好きだよ。」
「そうそう。リサも好きだし、吉岡も好き。だから仲間外れになんか出来ないよ。」
「だから、リサを孕ませてあげなよ。」
「そうそう、吉岡っちの肉棒でリサをたーっぷり可愛がってあげてね。」
「……うん、わかった。ありがとう。」
僕は山岡さんの家に向かった。
「…………何?吉岡。」
「……えと、山岡さん!」
「……なによ?」
僕は深呼吸をし、心を落ち着かせる……。そして、真剣な顔で告げた。
「相川さんと浅岡さんが妊娠しました。」
「はぁ?」山岡さんは目を大きくした。
「二人?妊娠?どういうこと?」
「……山岡さんと生エッチした後に、二人と生エッチし続けてたら……妊娠しちゃったらしいです。」
「………!サイテー……」
「はい、でも僕は……山岡さんも孕ませたい。」
「え?」
「僕はあなたのことが好きです。孕ませてください!」
「は?」
彼女は突然の告白に戸惑い、その言葉を何度も反芻する。
「……すき……好き……? あ……え | どういうこと?妊娠させてほしいと言いたいの……?え?バカにしてる……?」
「違います、本気です。山岡さんのことが恋愛対象として好きです。好きだから山岡さんの赤ちゃんが欲しいです。」
「は?え?あ、その……」
「だから……僕と子作りしてください!」
「……っ!!」
彼女は顔を真っ赤に染めた。
「………ていうか、みやと葵は?」
「二人には許可もらってます!二人共も『赤ちゃん作って欲しい』って言ってました。」
「……はぁ?意味分かんない……。だってあんた、二人孕ませて、私にまで……妊娠させるなんて……交尾依存症じゃないの……?」
「はい。なのでお願いします!」
「……絶対、バカにしてるよね。揶揄ってるでしょ?嘘なら今すぐ帰りな。あんたみたいな最低男、好きじゃないしっ!」そう言って、彼女は玄関の扉を閉めようとするが、それを止めた僕は強引に家に上がり込んだのだった。
「なによ!無理矢理犯すつもり!?」
「いいえ。違います。僕は、本気で山岡さんを孕ませたいと思ってます。」
「……マジで言ってる?」
「はい、本気です。」
彼女は困惑した表情を浮かべる。だが、次第に顔から表情が消え失せて、冷静に問うてくる。
「ねえ……私、あんたのこといじめたよ……?ううん、本当に汚い言葉で何度も言ったでしょ?どうしてそんな私なんか好きなのよ……」
「………だって山岡さんは、僕のこと好きだからいじめるんですよね?」
「…………!!」山岡さんは図星だったのか、顔を真っ赤にする。
「素直になれないでいじめてしまう。そんな不器用な山岡さんが好きなんです。」
「……馬鹿じゃない。」
「はい、馬鹿でいいです。それに、僕と相川さんと浅岡さんは、かなり山岡さんのことが好きです。愛しています。」
「…………」彼女は小さくため息をつく。
「……あんたみたいな奴が大嫌い。」山岡さんが僕を睨みながら、呟くように言う。
「葵もみやも孕ませて、私から奪って、あんたなんか大嫌い……」
山岡さんはさらに睨み続ける。
「だから、あんたに一生粘着していじめてあげる。あんたにその覚悟あるの?」
「ええ、僕の一番大切な人は……山岡さんですから。」僕は力強く答えた。
「……調子に乗るな馬鹿野郎。」そう言って、山岡さんは僕を押し倒した。
「あんたなんか犯して、孕ませてやる。」
彼女は僕の言葉を遮るように唇を重ねてくる。そして、そのまま舌を入れてきた。僕はそれを拒まず受け入れることにした。しばらくお互いの舌を求め合うような濃厚なキスが続く。やがて口を離すと、銀色の橋がかかったのが見えたが、すぐに切れてしまう。
「あんた、私の事好きなんでしょ?なら……私の言うこと聞きなさいよ。」山岡さんは妖艶に笑いながら言った。
「はい、何でも言ってください!」僕は即答した。
「……孕ませたいんでしょ?」彼女はニヤニヤしながら、僕の股間に手を這わせてきた。
「私が確実に孕むためには精子が必要になる……わかるでしょ。」そう言って、今度はズボン越しにペニスを握ってきた。
「あっ……はい。」僕はビクンと反応してしまう。それを見た彼女はますます笑みを深めるのだった。
「じゃあ、まずは舐めてあげる……。」そういうと、ズボンを下ろしてきた。ぶるんっという音を立てて飛び出したそれに、山岡さんの顔は一層引き締まる。
「ふーん、相変わらずグロいわね。」と言いながら、亀頭に舌を伸ばす。そして、ぺろりと軽く舐めた後、口に含むようにゆっくりと収めていく。それと同時に、温かな口内の感触が伝わってきて、僕は思わず身震いした。
「んっ……ぷはぁ……キモいわねぇ。」
「あ、あの……山岡さんの口の中、あったかくて気持ちいいです……。」
「は?何キモい事言ってんのよ。この変態が!」
そう言いながらも、彼女はそのまま頭を前後に動かし始める。ジュポ♡ ジュプッ♡ という音が部屋中に響いた。
「あっ……出るっ!!」ドピュッ ドピューと勢いよく発射される精液を、彼女は全て口で受け止めると、ゴクッと音を立てて飲み込んだ。そして、最後に尿道に残っている分も吸い出すようにしてから、ようやく口を離してくれた。
「早いのよ!早漏!」
「す、すいません。」
「大体、あそこに出さないと妊娠しないじゃん!馬鹿じゃないの!?」
「……すいません、出したかったです。」
「馬鹿じゃないの!……でも、まあ……あんたの事だから、どうせ毎日シコシコしてたんでしょ?」
「は、はい……。」
「ふん、早く次の準備をしなさいよ。」彼女は立ち上がり、服を脱ぎ始めた。胸の辺りまで下ろすと、形のいい大きなおっぱいが露になった。パンツも下ろして全裸になると、僕に覆い被さるように抱きついてきた。
「ねえ、私のこと好きならさ、私の事孕ませたいんでしょ?だったら……ちゃんと責任取りなさいよね?」耳元で囁かれる甘い言葉に、僕はドキッとした。
「はい、もちろんです!」
「じゃあ……私のここにあんたのを挿入れてよ……。」そう言って、自分の性器を広げて見せてきた。そこは既に濡れており、ヒクついていた。
僕はゆっくりと挿入していく。「んっ……入ってくるぅ。」山岡さんは小さく喘いだ。そして、全て入り切ったところで動き始めた。最初はゆっくりだったが、徐々に早くなっていく。
「あんっ♡ あぁんっ♡ すごいぃ♡」山岡さんは気持ち良さそうな声を上げる。パンッ! パンッ! という音が部屋中に響いた。
「みやも葵も生セックスで妊娠させたでしょ……いい加減なクソ早漏交尾だけどさっ♥」そう言う彼女の顔は、どこか嬉しそうだった。
山岡さんの大きな胸を掴みながら、腰を打ち付ける度に甘い吐息を漏らすその姿は、とても官能的だった。
僕は山岡さんの乳首にしゃぶりつくと、強く吸い上げると同時に、山岡さんも果てたようで、膣内がきつく締まり、僕のモノを締め付けてきた。
「何よ、母乳なんか出ないのに……そんなに私の胸好き?」
「はい!大好きです!」
「……変態。」山岡さんは呆れたように言ったが、その顔はどこか嬉しそうだった。
綺麗なピンクに色付く蕾を舌で転がすように舐める。それと同時に、ペニスを動かし始める。子宮口をコツコツとノックするように刺激してやると、「あっ♡ イイッ♡ そこ好きぃ♡」と言って、さらに締め付けてくる。
ドビュルッ! という音を立てて、大量の精子が流れ込んでいくのを感じた山岡さんは、身体を弓なりに反らせながら絶頂を迎えたようだった。
「あは……いっぱい出たわね。」
「はい……。」
「でも、まだ足りないでしょ?」そう言って、今度は僕の上に跨がるようにまたがる。
「今度は私が動いてあげる……。」そう言って、ゆっくりと腰を動かし始める山岡さん。下から見上げるような体勢になっているので、山岡さんの大きな胸が揺れる様子がよく見えてしまい、興奮してしまった僕はすぐさま勃起してしまい、それを見た彼女は笑った。
「本当に好きだよねぇ♡ キモすぎっ♡」と言いながらも、自ら腰を動かすのをやめようとしないその姿は、とても淫猥だった。
しばらくすると、慣れてきたのか、どんどんペースを上げていくと、やがて限界が訪れたようで、盛大に潮を吹きながら果てると同時に、僕も射精したのだった。
ズルリとペニスを引き抜くと、白濁液が溢れ出てきた。
「ふぅ……♡ 濃い精液。気持ち悪いわね……。」と言いながらも、満足げな表情を見せていた。
それから、山岡さんによって休憩したら、もう一度犯されることになったのだが、僕はあっさりとゴムに出されて終わったのだった。それでも、かなりの量の精液を出したわけで、かなり疲労困憊だった。そんな僕に山岡さんは言った。「ほら、妊娠したら責任取るんでしょ?後2人分もちゃんと私に寄越しなさいよね。」
「はい、必ず孕ませます!」
と僕は答えた。
それから、僕と山岡さんは毎日のように子作りに励んだ。
そして一ヶ月後、ついにその時が来たのだった……。
山岡さんは妊娠検査薬に陽性反応が出たことを報告してきた。
「ほら、デキたみたいよ。」
そう言って僕に見せつけてきたその棒には、陽性の文字が書かれていた。
「まあ、デキたから産むけど……ちゃんと責任取りなさいよ? 妊娠させておいて、もしちゃんとできなかったら……殺すからね。」
「は、はい! 頑張ります!」
こうして、僕は3人目の彼女のお腹の中に生命を宿すことができた。
「おめでとー。」
「やったじゃん。」
浅岡さんと相川さんが祝福してくれた。
「うん、ありがとー。」山岡さんは2人に素直に感謝を述べた。あの素直さが僕にもあればいいのにと思うけど、それは言わないでおいた。
さて、三人の関係であるが、とりあえず僕の両親に報告した。
「私たち、守さんに股がけされてしまったんです!」山岡さんが猫をかぶり、泣きながら話した。
「でも、赤ちゃんもいますし、彼も一緒に育てるって言ってくれたんです。」
「でも、守は三人の女性に手を出したんでしょう?」
「はい、三人とも赤ちゃんがいます。」
「守は……最低ね。でも、三人とも愛してて一緒に育てたいの?」
「は、はい……。」
僕は言った。
「この通り、守さんは三人とも愛してくれると約束してくれました。お義母様、お義父様、私たちをどうか認めてください!」
相川さんと浅岡さんも頭を下げてくれた。よくここまで猫を被れるものである。
両親は絶句していた。
「お義母さん、私は……守くんのことが好きです。私との赤ちゃんを孕ませるだけじゃ飽き足らず、三人とも孕ませた最低な人だけど、でも好きなんです! どうか認めてください!」相川さんが言った。
「私も守さんが好きです。守さんを愛しているんです! 山岡さんも相川さんも私も、三人とも好きだから出した結論です!」
浅岡さんが言った。
「はぁ……分かりました。三人を妻にするということは世間は許されませんが、一緒に育てなさい。」
両親はそう言って、僕たちの関係を認めて、一緒に育てていくことを容認してくれた。
そして、女性陣の両親に挨拶しに行った。
相川さんはシングルマザーなので、寛容に対応してくれた。
浅岡さんのご両親は非常に浅岡さんに甘いので、あっさりOKをくれた。
さて、問題は山岡さんのご両親である。山岡さんのご両親はPTA会長で、さらに、お父さんは県会議員で、地元では鬼瓦先生と呼ばれている厳格そうな人だった。
そう、当然というか予想通り、僕が受け入れられることはなかったのだ。
「守君と言ったかね。彼女たちが君には何をされても心酔しているのは分かるよ。」山岡さんのお父さんが言った。
「しかし、君は……三人を妊娠させたそうだね?」
「はい……。」僕は素直に答えた。
「それは許されることではないんだよ? わかっているね?」
「はい……。」僕は答えた。
「ですが、僕は三人とも愛してます! 3人とも幸せにしたいんです。」
「しかし、世間は許してはくれないよ?」
「それでも……僕は三人と幸せになります!」
「そうか……そこまで言うなら、様子を見てみよう。しかし、もし守君が三人を不幸にさせたら、容赦はしないからね!」
「はい……ありがとうございます!!」山岡さんのお父さんは不機嫌そうに言った。僕は深々と頭を下げた。