オムニバス短編官能小説、第二期の第一話。
雪の降る寒い夜、栄町の路地裏にあるソープランド。私は「タカコ」、勿論本名は別よ。30代半ばで、ショートボブの黒髪に紅い瞳がトレードマーク。豊かな胸、くびれた腰、安産型のお尻──この体が私の武器かな。
今晩の相手は──毎月決まってやってくる無口なお客さん。40代半ば、独り暮らしらしいの。20年振りにお店へ来て以来、最近は毎月足を運んでくれる。いつも「何から始める?」って聞くんだけど、毎回「全てを委ねたい」って一言。それが私たちの情事の合図。
今夜はちょっと趣向を変えて、彼シャツ一枚で出迎えてみた。薄い生地越しに私のシルエットが透けて、紅い瞳で彼を見つめる。そしたら彼、顔を真っ赤にして目を逸らすの。可愛いなって思ったら、アソコがキュンって疼いてきちゃった。
最初はベッドで並んで腰かける。いつも通り、お客さんは無口で、私から話しかける。「寒かったでしょ」「うむ……」「今日は、お仕事帰り?」「……今宵のために定時であがらせてもらった」。毎回こんなペースね。
頃合いを見てお客さんに手を重ねるの、「何から始める?」って。そうしたらいつも通り「全てを委ねたい」って一言。今夜も精一杯楽しませるつもり。
脱衣所で彼の服を脱がせる。彼は黙って私に従うの。パンツを口で降ろしてあげると「むっ」って声とともに、ボロンと彼のモノが露わになる。もう、大きくしちゃって……ここは正直ね。
お客さんの逞しいモノを見せられる度、仕事とはいえ私の疼きも激しくなるのを感じる。こういうハードな仕事だからこそ、楽しまなきゃ損よ。
彼の全身を、石鹸を泡立てて洗う。勿論、タオルは私自身よ。いつも素股をしてあげるんだけど、石鹸泡以外に私のヌルヌルも腕に当たっていたかも。
潜望鏡の時が一番ワクワクする。だって、男の人にとって、一番無防備な姿になるじゃない。「私を信頼してくれてるんだ」って思う。「失礼します」と口を開け、ヌラりと呑み込む……「グッポグッポ」と咥えながらアソコがキュンキュンしちゃうわ。
案の定、彼は切ない表情を浮かべるの、ホントカワイイ。
湯船に一緒に入って体を温めたあと、ベッドに移動。私が彼シャツを脱ぐと、白い肌が露わになって、豊かな胸がプルンって揺れる。「全部任せる」って彼が言うから、私はニッコリ笑って体を寄せた。
首筋に唇を這わせると、彼の息が「ハァッ」って熱くなって、私の手が胸を滑って下へ。スルッと指が彼の硬くなったモノを握ると、「タカコ……」って呻く声が漏れる。「まだまだこれからよ」って囁いて、乳首に舌を絡ませる。「チュッ、チュパッ」って音が響いて、彼の理性が溶けていくのがわかる。
私って、こういう瞬間を見極めるのが得意なんだよね。知性って、頭だけじゃなくて、体で感じ取るものだと思う。
口を下げて、彼の中心を「ジュポッ」って咥える。温かくて湿った感触に、彼が「うぅっ」って獣みたいに喘ぐのがたまらない。豊満な胸をムニュッって彼に押し付けて、腰をクネクネ動かす。「気持ちいい?」って聞くと、「堪らない」って掠れた声。私の中で疼きが止まらなくて、アソコからヌルッって蜜が溢れてくる。
彼シャツを脱ぎ捨てて、彼の硬いモノを「ジュブジュブ」ってさらに深く味わうと、彼の体が「ビクン」って震えた。顔を赤くしてる彼、可愛すぎてこっちまで熱くなっちゃう。
「もう、いいよね」って、私が彼の上にまたがる。恥ずかしいけどアソコからはドンドン蜜が溢れて、彼のモノに垂れてきちゃう。彼も「頼む……」なんて口数は少ないけれど、アソコは正直よね、もう痛々しいほど逞しくなっているわ。
期待にアソコを濡らせて腰を落とす、「ツプっ」って彼のモノとわたしのアソコが触れる時の快感がたまらない。「グチュッ」って音がして、彼が一気に私の中へ。熱くて柔らかい締め付けに、彼が「タカコ、君は……」って呟くから、「もっと感じてよ」って紅い瞳でじっと見つめる。
揺れる胸がプルプルって波打って、絡み合う体から「グチョ、グチョ」って音が響く。私、こういうリズムを操るのって、頭使うんだから。知性ってさ、快感をデザインする力でもあるよね。
動きが激しくなるにつれて、私の息も「ハァ、ハァ」って乱れて、声が「んっ、あぁ、イくっ」って漏れちゃう。「お客さん……、いいよね」って喘ぐと、彼が「共にイこう」って力を込める。腰を「パン、パン」って打ち付けられて、私の体がビクッって震える。彼の硬いモノが「ズチュッ」って奥まで入ってきて、子宮を刺激してくる。思わず私も「グチュグチュ」って締め付ける。
最後になると、もう計算じゃないわ。ひたすらまぐわって快感に浸る。「んあぁ、イっちゃう、イっちゃう、一緒に、一緒に」って叫ぶと、彼も「うん、うむ」と彼なりに昂ってくるのが伝わってくる。
最後、彼が「むむっ」って吼えて、私の中で「ビュルルッ」って熱いのが弾けた。私も「あぁぁぁっ」って叫んで、アソコから蜜が溢れ出る。
雪の夜に燃えた情事が、熱く濃厚に終わりを迎えた……。
終わったあと、彼の額をスッと撫でて、「また来てね」って言う。疲れた顔に笑顔を浮かべて、彼シャツをまた着る。彼は顔を赤くして頷いて去ってく。
私、思うんだ──「毎月来るけど、この人、気持ちいいのかな?」って。彼の無口な瞳の奥にあるものを、私の知性で解き明かしたい気持ちが、ちょっと疼いてる。