えっちな話 作:HH
「また挿れるね、立希ちゃん」
「まっ……ふぁ、なふぁ……」
仰向けにされて挿れ直されて。一番奥まで来たら声はもう我慢できなかった。枕に向けていた声も、見せないようにしていた表情も、全部聞かれて見られてる。
「声も顔もとろっとろじゃん。やっぱ気持ちよかったでしょ、生ハメセックス」
「うっ……くぅ……」
「口も閉じ切れてないよ、立希ちゃん」
そういって先輩は口角を撫でてくる。そのまま手を胸に下ろしてきた。腰は動かさないで、胸だけ揉んでくる。小さい方が感度がいいとかよく聞くけど、そんなの嘘。揉まれて、乳首の周りを舐められて。1番敏感になってる時に生暖かい吐息を当てられて、声を出したらしゃぶられた。片方は指でつねられて痛いはずなのに、痛みが快感に変わってる。
「で、どう?そろそろ気持ちよくなった?」
「っ……ふぅ……」
「今度は黙っちゃう作戦ね。ならそろそろ動いちゃおうかな……っ!」
口を離して、私の顔を手でさすって、先輩は腰を振り始めた。向き合ってするのも初めてで、後ろからされるのと全然違う。無駄に顔のいい先輩がいつもより少しだけ、余裕のなさそうな顔をしている。目を背けたいのに、目線を合わせたくないのに、身体が思考と逆の行動をしてしまう。
「俺さ、結構立希ちゃんのこと好きなんだよ。一目惚れして、本当は付き合ってからえっちしたかったけど、立希ちゃんガード固いし、この際いいかなって」
「なら、やめてよ」
「えー、いやだよ。強情な立希ちゃんも可愛くて好きなんだけど、蕩けた立希ちゃんも大好きだから」
もっと犯すよ、なんて言って腰を降り始めた。頭の上に手をやって、シーツを掴む。頑張って口を閉じて、精一杯先輩を睨む。最大限抵抗してるのに、先輩はそれすら楽しんでる。イク度に気持ちよくなったかどうか聞いてくる。絶対に言わない。頭ではそう理解してるのに、やっぱり身体は逆のことを考えている。
どれぐらい経っただろうか、イカされ過ぎて意識が朦朧としてきた。返事がまともに出来ない、口が閉じきらない。お腹から広がる快感が身体に染み渡って、ひくつきがとまらない。
「まだ気持ちよくない?」
「ぜんっ、ぜん……きゅうけい、ひゃへ、て」
「大好きな立希ちゃんのお願いでも休憩はまだかな。分かってるでしょ?立希ちゃんにいいの注ぎ込みたくてさ、俺もずっと我慢してるんだよ」
かろうじて出た言葉を拒否して、へその下の辺りを撫でてくる。1発、濃くて熱くて勢いよく注ぎ込まれて重くなった場所。外からなんて感じないはずなのに、手を添えられた時点で疼いていた。
「彼女のお願いなら聞いてあげるかもね」
「やぁ、まだ……」
「それなら休憩なしだよ。今度こそ中出しで気持ちよくしてあげるからね……っ!」
いっそう腰の振りが激しくなる。乱暴とか痛いとかじゃなくて、気持ちのいいところだけを執拗に虐めてくる。下手なんて言ったけど、そんな訳がなかった。上手すぎる。
ベッドの軋む音も、先輩の荒くなってく息遣いも聞こえる。ただそれ以上に、自分の喘ぎ声が耳に入る。ずっと頭の中ではダメだって理解してるのに、身体は言うことを聞かない。ずっと、最初からこうでどうにかなりそう。
「なる……なる、からぁ……っ」
「なに、何になってくれるの?」
「かのじょ、なる……」
口も言うことを聞かなくなった。勝手に楽になる方を選んで、ううん、もう楽になりたい。えっちは気持ちいい。中に注ぎ込まれて、気持ちよかった。我慢できると思ってた数倍気持ちよくて、他のことなんてどうでもよくなるぐらい。
「じゃあ、もう一発中出ししたら休憩……ねっ!」
さっきまでなら聞いてないって言ってたけど、今はもうどうでもよくなった。シーツを掴んでた手は先輩の首元に回して、足も頑張ってあげて腰の辺りでクロスして。自分でする時のネタにしてるAVで見たのを真似した。さっきよりも、今までヤッてきた中で1番奥に深く押し付けられてるのが分かる。押し付けられる度に頭が真っ白になって、目の前がチカチカしてきて、離れて抜かれるギリギリに近づくと身体から気持ちいいのが引き出される感じがして声が溢れてくる。
「やば、立希ちゃん、中……出すよ……っ」
「にゃ、なか、らひて……なかっ」
挿れてる先輩のがビクついてきた。腰の振りも早くなってきて、さっきより息づかいが荒くなってる。出すって、何回も出るって言ってきて、息が混ざるぐらい顔が近づいてた。私も我慢の限界になって、身体の力が一瞬抜けて。それとほぼ同時に先輩も奥に押し付けてきて、一緒にイった。びゅーって勢いよく注ぎ込まれてくるのが分かる。1発目より濃くて熱くて勢よくびゅーって注ぎ込まれる2発目の精液。お腹に溜まって、そこから暖かいのが拡がってきて、一緒に気持ちいい波が寄せてくる。下だけじゃなくて、口も先輩に塞がれた。初めてのキスなのに、乱暴で雰囲気も何も無くて、イクのと同時に塞がれた。好きな人が出来たらって思って残してた初めてが全部、奪われた。でも嫌とか最悪とかの考えはなくて、ただただ気持ちいいとしか考えられなかった。
「んくっ……立希ちゃん、気持ちよかったでしょ?」
「きもちぃ……おなか、しゅごい……」
「よかった。立希ちゃんがそんなになってくれるまで気持ちよくなってくれてうれしいよ」
注ぎ込んだお腹をさすりながら、約束通り休憩と言って先輩は私を抱き上げた。抜きはしない。挿れたまま、胡座をかいた先輩の上に座ってるみたいな体勢になった。だから私の体重で下から突き上げられてる感覚が強くなる。休憩とは言っても動かないだけで体が休まることは無い。さっき初めてしたキスを自分からした。手も足も先輩の後ろに回して、胸も押付けて密着する。息が続かなくなったら口を離して、呼吸を整えたら何回もして。慣れてきたら舌も絡ませて、底なし沼のようにどんどんハマって行った。
「立希ちゃん積極的で嬉しいよ。キス好きなの?」
「んっ……初めて、だったから……」
「そうなんだ。処女膜破れなくてちょっと落ち込んでたけどさ、初生と初中だけじゃなくて初キスも俺なんだ」
私の後ろで支えるようにしていた手に力が入って、抱き寄せられて深くキスをされる。そのまま押し倒されて、また仰向け。
「時間までまだ結構あるからさ、ぶち犯して俺しか考えられなくなるようにしてあげる」
私との間に唾液の糸を引かせながらいうその表情に私の子宮が疼いた。
結局、時間になるまで何度も中に注ぎ込まれた。私に主導権が映ることは1度もなく、ずっと先輩が上。びゅるびゅる、びゅーびゅーって容赦なく、無責任に、私の子宮に注ぎ込んでくる。でも、変に疲れることは無かったから逆によかったかもしれない。なんて思ったけど、されるがまま、先輩の欲のままに汚された私の身体。2人の唾液と体液とが混ざって身体についていて、股下からは注ぎ込まれたはずの精液が太ももを伝って溢れ出ていた。
「……出しすぎ」
「最後の方は立希ちゃんも腰振ってたし、搾り取られちゃったから。その分ほら、ここに俺が注ぎ込んだの溜まってるの分かるでしょ」
「んっ……変態」
太腿から上がってきて、執拗にお腹をさする。たしかに溜まってる。突かれる度にタプついて、今もそう。身動きひとつ取れば波打って、そこから全身に気持ちいいのが広がってくる。初めてで、耐え難い気持ちのいい感覚が纏わりついて離してくれない 。
一緒にシャワーを浴びて、変に準備のいい先輩はこれ以上漏れるのは勿体ないからと言ってパッドを貼ってくれた。服も着させてくれたんだけど、ずっと触り方がいやらしかった。
「近いんだけど」
「俺の彼女なんだもん、これぐらい彼氏としては当然だよ」
帰りも送ってくって言って、満員電車に乗った。扉に近くて壁になってくれたんだけど、片手はまたお腹に添えてくる。
「ここまでで大丈夫」
「じゃあ、またバイトの日……じゃなくても俺は呼ばれたらいつでも来るよ。あー、もちろん立希ちゃん以外の女の子とはヤラないから安心してね」
「……あっそ」
私は別に他の男の子とヤッてもいいって、そしたらその分上書きして孕ませるって。去り際に言ってきたそのセリフが忘れられなくて、火照った身体を慰めていた。いつの間にか寝て起きた次の朝、手も下着も、シーツも溢れ出てきた先輩の精液で汚れてて、すごく濃い匂いがした。