※この作品はR-18です。

【インフィニティ・プリズン】    作:ぷうち☆りん

16 / 20
エロを入れるとながくなるじゃないかー!(他責)


地下15階

「ぬう……! ここは一体……!」

 

 ディーサイドを自称する大悪魔は異空間らしき場所に飛ばされた事に少なからず動揺していた。人間の中に転移魔術が使えるものがいるとは思わなかった。

 

「出てこい人間(ニンゲン)ども! 

 それとも我が姿に恐れをなし封じ込める算段でもしているのか!!」

 

 しかし天地も定かならぬ異空間に声は響くが反応はない。焦れた彼は転移魔法によって王都へと戻ろうとしていた。が……。

 光の矢、というにはあまりにも凶悪なものが、彼の背にある6枚の翅を容易く撃ち抜いた。

 

「何がディーサイドだこの野郎。

 テメーの正体はフィートディック。

 大悪魔を自称するくせに固有名詞も持てねえザコ悪魔だろうが」

「な、なにっ!?」

 

 フィートディックの皮を剥いたゴリラの様な顔に脂汗が滲み出始めた。

 なぜその事を魔界の事情を知らない人間如きが知っているのかという驚愕の表情と共に。

 

(いかん……! 一旦魔界に戻らねば!)

 

 何とか魔界に戻るべく転移魔法を発動する事に全神経を集中した。

 

「何だ? 逃げるつもりか?」

「ほ、ほざけっ!! 我が魔界の軍勢を以て次に会った時は貴様を必ず殺してやる!!」

 

 悪魔王を自称していた割に安っぽい捨て台詞を吐いたフィートディックが異空間の彼方に消えようとした時。

 

「【魔素支配】(マジック・ドミネーション)」

 

 転移魔法は発動せずフィートディックは無様に急に発生した棘だらけの地面に叩きつけられた。

 

「ぐえぇっ! な、何だ、こ、これは……!?」

「なんだお前……。限界まで強化された【魔素支配】を知らないのか? 汎ゆる属性の魔法の発動を阻害、無効にする魔術のことを」

 

 知ってはいる。だが使い手はもはや地上は勿論魔界にも存在しない。

 その術を使えるのは、魔界の支配者たる魔王か、あるいは……。

 

「お、お前はまさか……!?ま、魔王がなぜここに……!? いや……! 六業の魔王はその悉くが封印されたはず!!」

「ほー、サービス終了したから封印されたってワケあいつら。

まあまあ高速周回できる割に報酬が美味しいヤツらだったが……別の金策を考えないとな」

 

 サービス終了やら高速周回の意味はまるでわからないが、あの六業の魔王をまるで赤子扱いできる力量にフィートディックは戦慄せざるを得ない。

 

「あ、ありえん!! 下らんハッタリだ!」

「その割には震えているじゃねえか。まあ、仕方ねえか。お前は道中で出てくる一山いくらのやられ役、つまりザコ敵だからな。だが……俺の元仲間を騙ってイヤな事を思い出させた報いは受けてもらう」

「ひ、ひいっ!! ま、待てっ!!わ、わかった! 我の負けだ! だから命だけは……!!」

 

 命乞いをする悪魔に対し、タケシは無慈悲にヴァジュラブラストの全ての矢を一斉に番えて放った。

 

「あばよ」

「ぎゃあああああっ!!?」

 

 断末魔の叫びと共に悪魔は灰となって消滅した。

 

 ー

 

(え〜と……なんと言ってごまかそう?)

 

 フィートディックを消し飛ばし、王都へと帰還したタケシは漸く頭が冷えたらしい。

 いきなり聖騎士のメンツの前から消え去り、戻ってきたかと思えば王都に出没した悪魔が消滅しているのだから。

 あまりにも軽率すぎた。と自分の短慮を悔いても後の祭りである。

 と、どう言い訳しようかと考えあぐねていると……

 

「おーい! 無事か! タケシ君」

「え」

 

 想定よりも早くスタローン達が駆けつけてきたではないか。言い訳を考える時間もない。

 

「お、お早いおつきで……ハハァ」

「私の【座標特定】(ドリフトサーチ)を使えば造作もないことよ」

 

 彼女にしては珍しく得意げに薄い胸を張るアインは、目を泳がせて愛想笑いを浮かべるタケシへと問いかけた。

 

「それで……一体何があったのだ?」

「あー、いやその〜、なんと、申しますか……ハハァ」

「……いい加減その張り付いた愛想笑いはやめてもらえないかしら?」

 

 煮えきらず、かつ要領を得ないタケシの態度にアインは普段の冷静沈着な性格からは考えられないくらい感情を露わにし、怒りを込めた視線でタケシを睨みつけた。

 

「アンタがあの悪魔王ディーサイドとやらを倒したんだろ?」

「ま、状況的にそう考える方が自然だわな……」

「……うむ」

 

 するとツヴァイがあっさりと看破し、スタイルも顎を擦りながら同調した。この二人は幼馴染故か言葉にせずとも以心伝心で通じ合っているらしく、スタローンはツヴァイの言いたいことを瞬時に理解した。二人とも聖騎士団のトップクラスの実力者であるため、タケシの実力は見抜いていた。 それはガンケンも同様で渋い顔つきで腕組しながら頷いていた。

 

「なら、そうはっきり言えばいいじゃない」

「あ、う、え……」

 

 この状況に耐えられそうにないタケシは最後の切り札を早々と切ることにした。

 

(パラノイア! アインの張った結界を破らず目立たず憑依する事って出来る!?)

(そう仰ると思い、無礼を承知で、既にデザイア様の影に忍んでおりました)

 

 やっぱり出来る男(?)は違う。とタケシはパラノイアの周到さを讃えて身を任せた。

 

「どうやらこの若者は私の手柄を横取りしたくない、と考えているらしい」

「……聖王様!?」

 

 アインを筆頭に皆が傅くなか、パラノイアは聖王を更に演じる。

 

「咄嗟の事であったのでな。王都に被害を出す真似は避けたいと考え、私が咄嗟に転移させ奴を消し飛ばしたのだ」

「わあ……聖王様って強いんだ……」

 

 ミカは目をキラキラさせて尊敬の眼差しを聖王に向けた。ミカには疑心など微塵もない様子だ。

 

「ふむ……しかし、あの悪魔王を一撃とは……流石は聖王様ですな……」

「あれは影武者だ。それにタケシさ……タケシ君がその気になれば君達など軽く一蹴できる実力はある。あまり彼を愚弄せぬことだ」

 

(おいおいおいおい!! パラノイア!! なんで俺の肉体ホントはツエーアピールしてんのォ!? 周りから叩かれるっつーの!!)

 

 まさかパラノイアがタケシの実力を喧伝するとは思わなかったのでついつい、彼の発言に異を唱えた。

 

(叩かれたならば捻じ伏せれば良いではありませんか)

(お前は悪魔か!! ……いや悪魔だったわ。いや、そうだけどそうじゃなくて……な、なんつーの? ネンコージョレツというかメンツというか……俺達にはそういうの? あるでしょ?)

(しかし階層守護者である我々には序列はありませぬ。統括しているカーネイジ様は別として)

(よそはよそ! うちはうち! パラノイア! ちょっと代わりなさい!)

(御意)

 

 つい、タケシは母親的には禁止カードまで繰り出した。ある意味生みの親だから父にして母ではあるのだが……。

 ともかくこのままでは面倒な事になるのは明らかだ。直ぐに肉体のコントロールを取り戻す。

 

「な、なんて言ってますが……聖王様はほら……リップサービスの旺盛な? 方? なものでして……ハハァ」 

 

 相も変わらず糊で貼り付けた様な笑顔のタケシが弁明した。誤解されるのは構わないが勝手に期待してきて勝手に失望されるのはもう懲り懲りだ。

 

「まあ〜、体調や相性もある。それに戦闘能力だけが聖騎士の全てじゃあない」

「そう! その通り! 流石スタローン先輩!」

 

 なのでスタローンの言葉にタケシは尻馬に乗るように揉み手までして便乗する。

 その様は謙虚ではなく卑屈と表現するしかなく、人を却って不快にさせるものであった。故にツヴァイの表情が僅かに曇る。

 

「……アンタは戦闘能力をもう少し上げて欲しいモンさ。そうすればもう少しアタシが楽を出来るんだけどねぇ」

「そ、そりゃないぜ。ツヴァイ」

 

 フォローするように彼女は混ぜ返し、そうした心の機微を承知しきっているスタローンは道化じみた言動で場を和ませた。こういった空気を読んでの場の調整は彼の十八番だ。

 

「……アンタはもっと周りに心を開きな。

 そんなんじゃ誰より先もアンタが潰れちまうよ」

 

 と、両肩に手を置きながらツヴァイはタケシに忠告した。ともかくその場は一旦収まり、あとは王都の復興と被害の把握、負傷者の手当などが優先された。

 当然ノドカナ村に帰るのは当分先の事になりそうだ。何とも言えない寂しさが胸に込み上げてくるが、今は目の前の事を一つ一つ解決していくしかない。とタケシは気持ちを改めて城へと戻った。

 

 ー

 

「しかし、存外被害が大きかったな……」

 

 翌朝聖騎士が招集され国王のユーグレンが開口一番非難する様な面持ちで嘆息する。

 

「申し訳ありません。悪魔達を信奉する異端のもの達の動きを事前に察知できず、王都に被害を齎してしまいました」

 

 アインが苦い顔で状況を報告する。

 その佇まい聖女にして聖騎士と呼ぶに相応しい偶像的オーラを放っていた。

 

「全くだ。貴様らを養うために幾ら金がかかっているのか解っているのか……。

 聖堂の修繕費は銅貨1枚たりとて払わぬからな。しかも市街区に焼け出された貧民どもが流ているというではないか……。

 悪魔どもも貧民どもから喰らえば良かったものを。平民も貧民も大して変わりはせぬのだからな」

 

(おい! このジジイ今、とんでもない事言いやがったぞ!?)

 

 タケシはギョッとして顔を上げたが周囲に諌めるものはなく、聞いていないフリをしていた。

 

 小心な上に貪欲、かつ吝嗇。

 王権は聖王を生み出した神より与えられたもの、などとほざいているが要は世襲の正当化だ。そもそも、ロールプレイとはいえ邪神であるタケシ、もといデザイアは彼に何の許可も与えていないのだ。

 

「申し訳ありません」

 

 アインは頭を垂れて自分に非がないのに詫びる。もはやユーグレンは自分より若く、才知あるものに対して理不尽な仕打ちをすることで心の安寧を保っている。

 老衰による感性の麻痺と死の恐怖と未練は老醜の形を取って病原菌の様に彼の精神を蝕んでいた。

 

「お、お言葉ながら……それはあまりにアイン様に対して口が……過ぎるのでは……」

 

 言い出すべきではないと解ってはいたがタケシは恐る恐る口を開いた。

 するとユーグレンではなくアインが激昂した。

 

「控えなさい! 国王の御前ですよ!」

「あ、うぅ……」

 

 まるで氷のように冷たくて鋭いアインの言葉にタケシは怯えてすくみあがった。

 

「おお! 我が愛しきアイン! 其方は相変わらず忠臣だな!」

「ありがとうございます」

 

 彼はアインにだけは妙に猫なで声を出して皺をたるみきらせて笑みを浮かべるが、アインは淡々とした表情で答えた。

 

「ふん! 役立たずにしては口だけは達者な冒険者崩れめが……それで聖王の生まれ変わりだなどと良くも吹聴できたものだな? おい?」

 

 そこでタケシに畳み掛けたのは第二王子であるヒルベルトであった。

 ドルクニフによると自己陶酔の蜂蜜に脳を浸した陰険な策謀家気取りの小才子。

 若獅子だの、麒麟児だのと周囲から甘やかされきって育てられ、一切の風雨に曝されずに曲がって咲いた貧弱な朝顔の様な体つき。ギョロリとした目は我こそ空の青さを知りたるものなり、と大面を下げた色盲の蛙を彷彿とさせた。

 

(やっぱりドルクニフの目利きは大したもんだ……。人のことは言えんがロクなモンじゃねえ)

 

 タケシは鼻で笑い飛ばそうとするのを堪えて恭しく頭を垂れた。

 

「あ、いえ。申し訳ありません……」

「ふん! 口ではなんとでも言える。お父様! こやつは一度聖騎士から追放しては如何でしょう?」

「いえ、陛下。彼は昨夜の事件でディーサイドの力に抵抗し王都の住民を庇いました。もし彼がいなければ被害は更に拡大していただろうと思います」

「ほ〜お? アイン。 随分その流れ者のブサイクを庇うじゃないか。 ん?」

「その様な……ことは……」

 

 アインの顎をくい、と持ち上げながらまるでプレイボーイ気取りでヒルベルトは言う。魔女からまだ魔法にかけられていないのにカエルの様な面構えなのだから恐れ入る。人間はここまで醜悪にして滑稽な存在になれるのかとタケシは呆れ果てた。

 

「まあまあヒルベルト。お前の意見も一理あるだが……」

(いや、ねえよバカ親か!)

 

 とタケシは心の中でツッコむが、ヒルベルトの意見に賛同するあたりユーグレンは親バカであるらしい。まあ、実の子供は可愛くて仕方ないだろうが、この親バカは度を越している。嫡男であるアーサーを差し置いて彼のような者を王にしようというのだから。

 

「だがアインの言葉は真実です。彼はこの国の民を救った。聖騎士の責務を果たしたのですぞ」

 

 ここで教皇のフィアネスがタケシを擁護する立場を取る。無論タケシに好感を抱いているからではなく、聖王教会を束ねる政治的立場から王権と聖王教会の権力のバランスを調整しようという思惑があるからだ。

 

「ふん! 貴様の言葉など当てにならん! 大方、その男もアインの身体を狙っているに違いないのだ!」

(ええ〜……セクハラじゃん)

 

 ヒルベルトは鼻息を荒くして、吠え散らした。これにはタケシのみならずさすがのアインも冷めた眼で彼を見る。しかしヒルベルトのみは気づかない。相手が呆れ果て、沈黙すれば論破したと誤認している男であったから。

 

「ヒルベルト殿! 王子として場を弁えられよ!」

 

 しかしフィアネスとヒルベルトでは役者が違う。キッ、と厳粛にして裁判長さながらの鋭い視線で一喝する。これには流石のヒルベルトも怯み、押し黙った。流石にその程度の自制はできるらしい。 

 

「教皇殿の言う通りだ。ヒルベルト。今は国を立て直す事が先決。貴族の不安を煽ってはならん」

「ですがお父様!」

「くどい!」

 

 珍しく国王はヒルベルトを叱責した。さすがのヒルベルトも父親に叱られしゅんとしてしまった。

 

「ふん! まあ、せいぜい王都の復興に力を尽くせ! そうすれば役立たずのブサイクではなくなるだろう!」

「アッハイソッスネ」

 

 もはやヒルベルトとは話し合う気力もタケシは失せた。彼はただただ愛想笑いで場をやり過ごすのみであった。

 

 ー

 

 王都の復興などと聞こえはいいが要は雑用と土木作業である。聖王様の生まれ変わりが土木作業とはとんだ笑い話である。

 

(腐るな腐るな。言われた事をちゃんとやるのが仕事だろ? タケシ)

 

 とはいえタケシの肉体は邪神デザイアの人型アバターである故耐久と筋力はカンストしている。ひょいひょい、とブルドーザーやフォークリフトでもこうはいかないだろうというスピードで片付けていく。 そのため周囲の視線が嘲笑から驚愕に、笑い話が伝承に変貌しつつある事に気がつく事が出来なかった。

 そんなタケシが従事していたものだから彼の持ち場は想定より遥かに早く進んでいた。

 

「お疲れ様だすタケシ様」

「あぁ、ジーベン様か……」

「様だなんて恐れ多いだす。タケシ様は聖王の生まれ変わりなんですけ、様は余計だす」

「はあ……」

 

 純朴な田舎娘といった佇まいのジーベンは寸胴鍋を持ちながらタケシに近づき話しかける。

 

「きのこ汁さ作りましたで。良がったら皆さんで食べてくだせえ」

「ああ、ありがとうございます」

 

 タケシはどこまでも他人行儀でジーベンの好意を辞退しようかと思ったが、流石に彼女の心を踏みにじる勇気もなかったので頭を垂れつつ受け取った。

 何はともあれタケシ達は休憩がてらジーベンの手作りのきのこ汁を頂く。

 

「いやー! 美味いっすねこのきのこ汁!」

「ホントホント! ジーベン様の人柄が味に出てますね〜! ね、タケシの旦那!」

 

 いつの間にか左右にいつぞやのチンピラ二人が座ってきのこ汁を啜っていた。

 なんでもバクシーシに殺されかけた後に改心した様で、今は駆け出し冒険者ながら安全かつ報酬の良い今回の復興作業に参加しているそうだ。

 

「ねえ! 聞いてます!? 旦那!」

「あ、ああ……。そうだな」 

 

 タケシは曖昧な愛想笑いを浮かべる。

 彼女が作ってくれたきのこ汁は確かに美味いが、やはり人間相手の事になるとどこかよそよそしくなってしまう。

 

「それはそうと旦那。今日は旦那のおかげで昼からは1日の給料で半日休みなんすよ」

「そ、そうか……」

 

(まさかクエストに付き合えって言うんじゃないだろうな……。いや、コイツらがバクシーシと俺との事を誰かに喋った可能性もあるよな)

 

 タケシが猜疑心から二人の動きを警戒していると彼らは予想外の提案をしてきた。

 

「で、ギルドにアホみてえに強い女冒険者がいましてね……」

「アホみたいに強い冒険者……?」

「ええ、そりゃもうドレイク……いや、ドラゴンクラスの冒険者じゃねーかって位に」

「で、そいつが生意気にも『この国にはロクな男がいやしないねえ。悔しかったらアタシを組み伏せられる様な男を連れて来てみな……ッス!』て言うんですよ〜!」

「俺はもう悔しくて悔しくて、夜中に2回も目が覚めちまいましたよ旦那! 無敵の聖王パワーでそのアマに世の中の仕組みってヤツを教えてやって下さいよ〜!」

「お、おう……」

 

(いや! 専門用語を専門用語で解説するな! どのくらいの強さかわかんねーよ!! ほらもっと……ブラックレーベルとか……Sランクとかさ!! もっと分かり易い指標はねーのかよ!!)

 

 と、声を荒げるワケにもいかない。

 なにせ諸国を放浪していた、という設定なのにギルドの仕組みやランクを知らないとなってはボロが出てしまう。

 なお、パラノイアやドルクニフの話だと聖騎士の仕事は国防に属するものが主たる役目、例えば城塞や国境付近に現れた魔物や悪魔、竜種等の討伐で民間の冒険者ギルドに比べると特殊な事情がある。だから一概に比べられないのだが。

 

(けど、何れは頑迷孤籠にそういう奴等が侵入してくるかもしれない。情報の真偽を精査するには自分でも見聞きしないとな)

 

 

 そう考え、タケシは彼らの誘いに乗る事にした。

 

 ー

 

「うへえ……」

 

 タケシは思わずため息を漏らした。

 ギルドの建物の作りはなるほど立派なものだが、看板はいただけない。

『†魔竜の顎†』と禍々しい筆記体の書体で描かれている。

 

(このギルドは大分厨二病を患ってんなあ……いや、王国に義務教育はないんだけど)

 

 と、内心突っ込みたくなった。しかし今は彼らの話を聞いて手掛かりを探るのが先決だ。カラン……♪ とドアと開けると鈴が鳴り、中では十数名の破落戸が自慢の武具やら魔道具やらの手入れをしていた。

 皆立ち振舞に隙はなく、眼光は鋭く男女を問わずあちらこちらに生傷や傷跡が目立つ。

 

「いらっしゃいませー♪ 何かご依頼ですか? 威張るだけで能無しな兵士(ハエ)や聖騎士(シロアリ)共ではお引き受けできないハード&ダーティーな依頼も当ギルドなら調査、審査、手付金なしで即日お引き受けできますよ♪ 今なら無利子で月々10回払いプランまでお受けしていまーす♪ 

 あと、私はリップ・ヴァーン・トゥインクル。ピチピチの17歳でーす♪」

 

 と、受付嬢が愛嬌たっぷりに言ってきた。狼の耳を隠しもしない辺り高レベルの獣人であることは間違いない。

 しかもギルドマスターの趣味なのか何故か第二次世界大戦時のドイツ風の軍服姿で眼帯付き、顎のラインは外に、肩にかかるラインは内向きに整えたウルフカットである。

 軍服姿なのは恐らく異世界転生者の設立したギルドなのだろう。

 

(ここ本当に合法なギルドなんだよね? 

 実は異世界転生者で構成しているマフィアだなんてオチは勘弁してくれよ……くわばらくわばら)

 

「あ、あのですね……そ、その……エト……」

 

 ここでも対人恐怖症というかコミュ症が災いして口ごもってしまう。

 

「あらあら……随分緊張していらっしゃいますね。 大丈夫ですよ〜私たちは暴力団(マフィア)でも強盗集団(ギャング)でもありませんから♪ 国から認可も頂いた営利団体(カンパニー)ですからね。国王印璽付きの証明書もお見せしましょうか?」

「あ、ハハァ」

 

(ええ〜……自分で言っちゃうの!? しかもその笑顔! バクシーシ級のオリジナル笑顔じゃん!! ヤベェとこ来ちゃったかな……)

 

「旦那ー! しっかりして下さいよ!」

「そうですよ! あの新参の冒険者に立場を解らせてヒイヒイ言わせてやるって言っていたじゃないですかー!」

(言ってない! 言ってないからな!!)

 

 後の二人が野次馬根性丸出しの大声を上げていた。大方虎の威を借るつもりなのだろうが……と彼は誤解していた。

 どうにもタケシは自己肯定感が低く猜疑心の強い性分であるらしい。

 

「ほほ〜……それは興味深い。この†魔竜の牙†の期待の新人であるメガデスさんに挑戦したいと?」

(え? メガデス?)

 

 聞き覚えのある名前のせいか目が点になってしまった。階層守護者である彼女が王都のギルドに何故参加しているのか? 

 猜疑心の強いタケシであるが身内には極めて甘い。

 

(誰かが偽名を名乗っているのか? それともたまたまか? メガデスって大量死を意味する言葉だし……会ってみた方が早いか)

 

「え、あ、はい」

「そうですかそうですか。ではファイトマネーとして金貨10枚いただきます♪」

「「「高っ!!」」」

 

 タケシのみならず後の二人、チンとピーラも思わず驚愕の声を上げた。

 何せ兵士の一月辺り給与と同額なのだ。 

 

「いやなら、やめてもいいんですよ?」

「……いや、受けます」

 

 タケシはやれやれといった面持ちで懐から金貨10枚を受付嬢に渡す。幸いノドカナ村の発展に伴う献金により財貨に不自由はしていない。それに無駄足になるのも避けたかった。

 

「ありがとうございます♪ ではこちらへ」

 

 と、言って通されたのは奥の個室であった。 

 冒険者というのは良くも悪くも群れるものであるのに個室持ちとは恐れ入った。

 タケシは内心感心した。

 

(個室持ちとは相当の実力者だなあ……)

 

 と、考えていると受付嬢は扉をノックして入室した。

 

「メガデス様。お客様がお見えです」

「うーっす」

 

 声のノリが軽いというか、体育会系のノリというか……。これまた転生者なのか? 

 

「……あっ」

「あっ」

 

 そこにいたのはタケシのよく知る階層守護者のメガデス本人であった。もっとも肌の色と装備は違うが。

 ボンテージスーツではなく、黒塗りにした魔導霊銀製の胸当てに尋常ではないローライズのホットパンツという出で立ちだ。

 相変わらず女性ながら見事な体格と門の様な腹筋はツヴァイといい勝負であったろう。肌の色は褐色で尖った耳に髑髏の耳飾りをつけている辺りダークエルフを想起させる。

 

「あ、えーと……」

「うん、ああ……」

 

 二人の間に微妙な空気が流れる。

 机に投げ出していた足をしゅっ、と戻してポリポリと気恥ずかしそうに頬をかいている。

 

(コラコラ! どういうことなんだこれは!)

(い、いやぁ〜……。パラノイアが王都に調査に行っていたり、他の階層守護者も人間の世話やら鍛錬やらで忙しそうなのにアタシ一人ヒマだったもので……)

 

 念話にて会話をする二人であったが、メガデスが申し訳なさそうに答える。

 とはいえ別段怒るようなことではない。彼女も彼女で暇を持て余していたのだろう。

 寧ろデザイア本人があちらこちらに出歩いているのに親衛隊長であるメガデスに何の任務も与えなかった自分にこそ非があるだろう。

 

(いや、いいさ。メガデスなりにギルドから諸勢力の情報も集めているんだろう? 嬉しいよ)

(そ、そうっす! 流石はデザイア様っすね!!)

 

「アンタの実力は噂で聞いてるよ。アタシと戦いたいんだって?」

「はい」

「ふふん……。随分肝が据わってるじゃんか。けど、その前に……そこの二人とリップ。席をはずしてもらおうか?」

「はーい」

 

 リップはもの分かりよくチン、ピーラを伴って個室を去っていった。

 そして二人きりになるや否や……。

 

「デザイア様ー♪」

 

 ふにゃっ、と顔が緩むとひしっ、と抱きついてくる始末だ。大型犬が甘えてくる様な愛嬌がある。

 

(あーもう……メガデスは甘えん坊さんだなあ)

 

 タケシは彼女の頭を撫でてやりながら苦笑する。

 

(うーん。これがギャップ萌えってヤツなのか……)

 

 彼女の甘えた仕草に若干興奮しながらタケシは改めて彼女に話を切り出した。

 

「しかし人化の腕輪なんて良く持っていたな」

「マサクゥルに頼んで作ってもらったんスよ♪ 厳密には擬態の腕輪っスね♪」

 

 擬態の指輪は飽くまでアバターの見た目を変化させるもので然程珍しいアイテムでもない。対してタケシが装備している人化の腕輪は種族変化の作用を持ちながら前種族の耐性も保持できる優れものだ。

 課金アイテムなだけはある。

 

(さーて、どうしようかな……)

 

 それはそれとしてこれからどう話を持っていくか……。彼女と一緒にクエストを攻略して意気投合した……という流れにもっていくか、或いは挑戦して堂々と打ち倒した……とするべきか。

 

(どちらかというと前者のプランがいいかもな……。メガデスは俺の部下だし、迂闊に俺達の力を周りに示しすぎるのも良くない。けど……)

 

 メガデスの実力はNPCのそれを軽く凌駕している。何せ10年もの歳月と一般的なギルドならば構成員全員分よりも多く課金した彼が手塩にかけて育成してきた親衛隊長なのだ。

 

(だからこそ一度はガチでやってみたいんだよな……邪神デザイアじゃなくて、聖騎士タケシとして。うっし……決めた。デザイアじゃなくて、タケシとして勝負してもらおう。それで勝ち負けがどうなろうと後は流れに任せるさ)

 

「よーし、メガデス。胸を借りるぜ!」

「ええっ? こんな白昼からですかぁ?」

 

 好戦的な彼女にしては珍しくタケシから視線を外し、物怖じしている様子であった。

 

「だからこそ、興奮するだろ? 

 周りにお前のとびっきりな姿を見せてやりたいってのもあるんだよな……」

「もう……♥デザイア様も好きっスねえ♥」

 

 メガデスの眉が下がり、目尻が垂れて表情が崩れる。その様はまるで発情した雌犬が餌を前にしたかの如く。

 

「誰にでもってワケじゃないさ」

 

(ん? 何でメガデスのヤツ、胸当てを外してるんだ? これからバトろうってのに?)

 

「ん……もう♥カーネイジやファトゥムにも同じ事を言っているクセにぃ♥♥♥」

 

(あれ? 何でカーネイジやファトゥムの名前が出てくるの……!?)

 

 行き違いに気がついたのは革製の肌着を脱ぎ捨て彼女の双丘が露わになった時であった。

 

「何を言ってるんスか♥♥♥ デザイア様がバトルの前に胸を貸す……って言うんスから♥♥♥ アタシの胸をコキ使って欲しいッス……♥いわばウォーミングアップってヤツッスよお♥♥♥」

 

 下乳を持ち上げてメガデスは自ら乳房を持ち上げ、舌先で自らの乳首と谷間に唾液を塗す。ぬらぬらとした光沢がてらてらと艶めかしく照り返す。

 

(え……ええーっ!? ちょ、ちょっと待て! メガデス)

 

「ふふ……♥ こんなギンギンにおチンポ勃起させてぇ……♥♥♥」

 

 むにゅううっ♥♥♥ と蟻地獄に飲まれるかの如くメガデスの谷間にタケシのペニスが埋もれていく。褐色の肌に挟まれて亀頭はその先端を僅かに覗かせ先走り汁とメガデスの唾液により光沢を放つ様はまるで溶岩の渓流に呑まれた鉄塊が融けていくかのようであった。

 更にぎゅうぅ〜っ♥♥♥メガデスの乳房が圧迫される。乳腺が線筋で構成されているのではないかと錯覚してしまうほどの搾乳ならぬ搾精パイズリにタケシは文字通りに呑まれてしまった。

 

「んっふふ♥♥♥ タケシ様♥ 楽にしてほしいッス♥♥♥」

「あ、ああ……」

 

 促されるままにタケシは椅子に座り机の下に潜るメガデスから搾精パイズリを受けながら彼女の頭を撫でてやる。乳房を揺するリズムに合わせて彼女の紅い短めのツインテールが揺れる様はまるでガラガラの様で、タケシは手を捻られる赤子にでもなったような気分に浸る。

 

「タケシ様♥ 気持ちいいッスか♥」

 

 まるで褒美に好物の骨をしゃぶり尽くす大型犬であるかの様に先端をパクリ、と咥えるとちゅうちゅう♥♥♥と音を立てて吸い上げるメガデスの性奉仕は極上という枕詞すら蓋になってしまうような飛び切りの快楽を与える。無論それはタケシとて例外ではない。

 

「う……うっ……!! メガデス!」

「んんっ♥♥♥んんん〜〜〜っ♥♥♥」

 

 つい、ぐいっと頭を抑えつけて、喉奥へノッキングしながら髄液放出ばりの射精をぶちかましてしまった。それでも尚メガデスは喉奥を鳴らしてタケシの精子を胃へと流し込んでいく。嬉々をしながらタケシから性愛を受け止めるメガデスはまるで牝犬であった。

 

「け……ふうっ♥♥♥ はあ……♥♥♥ タケシ様の特濃精液……♥♥♥ 頭がぶっ飛びそうなくらいにキくっスぅ……♥♥♥」

「くっ……! メガデス!! どのドスケベ死神めっ!! キラーすぎるぞ!!」

 

 興奮しきったタケシは彼女の爆乳を捏ねくりまわし、机に彼女を押し付けバックの態勢にてその身を堪能する。彼女の肉体は筋肉質ながら弾性に富み、ゴムとゼリーが一体となったような極上の揉み心地を与える。そして硬性ゴムの様なコリコリになった乳首を机と指でプレスするとメガデスはあられもない牝声で喘いだ。

 

「んあっ♥♥♥ あはぁ〜っ♥♥♥ タケシ様♥♥♥ タケシさまぁ♥♥♥♥♥♥ おおっ♥♥♥ すきっ♥ これっ♥♥♥ すきいぃっ♥♥♥」

 

 ばじゅんっ♥ ばじゅんっ♥とまるで事故車のフロントばりに撓んで波打つ臀肉をハンドルばりにぎゅうっと握りしめ、タケシはメガデスの膣穴を抉り、貫いていく。 

 ごりっ、ごりっ、と膣襞が毟られるかの様な暴虐ピストンにメガデスの意識は瞬く間に兎ばりにぴょんぴょん汗と共に跳びはねる。

 

「んおっ♥♥♥ いぐっ♥♥♥ いった♥♥♥

 いくっ♥♥♥」

 

 ドライオーガズムでありながら感電したかの様に震えあがる。愛液をだらだら垂れ流し、腰を落としつつもお尻は突き出してくるその様はまさに牡犬が発情した牝犬の交尾を受け入れている様にしか見えなかった。

 

「いいぞメガデス! もっとイケ! ドスケベ死神らしくもっと下品にイキ散らせ!」

 

 ぱんっ♥♥♥ぱんっ♥♥♥ぱんっ♥♥♥とリズミカルにメガデスの臀肉をぶち抜いていくタケシのピストンにメガデスの膣穴はアクメする度に硬直し、硬軟折り混ざったその膣圧は彼のペニスを絞り上げる。

 だが、デザイアの支配者のペニスはそんなメガデスから期待の重圧(プレッシャー)を跳ねのける様に肥大し、更に彼女の機能を拡張するかのように膣壁を押し広げる。

 

「ふひゃ♥♥♥♥♥♥ つ、つよっ♥ 

 タケシさまのチンポ♥ 強靭♥ 無敵♥ 最強っ♥♥♥」

 

 戦士としてはまだ決着前だが男と女としては完全にメガデスはタケシのチンポの下僕と化していた。

 

「そうか! じゃあたっぷり注いでやるからなっ! しっかりと敗北アクメを噛み締めるんだぞ!!」

「はいぃ〜〜〜っ♥♥♥」

 

 そしてメガデスの胎内に容赦なく放たれた 射精。タケシのペニスはメガデスの卵管にすら届かんばかりに精子を吐き出したのだ。

 

「はひっ♥♥♥♥♥♥ おおーっ♥♥♥」

 

 くいっ、と下げた腰が浮き上がり、身を仰け反らせながらメガデスは言いつけどおり、敗北アクメを甘受し、腟内がタケシのペニスを咀嚼するかの様に締め上げた。

 

(はあー……凄え良かったぜ……メガデス)

(あふう……ありがとうございますぅ♥♥♥)

 

 ちゅぱ♥ちゅぱ♥と唇と舌を重ねながら至福の時間と二人の世界に浸る二人。

 本来の目的を思い出すまでに5分ほど時間がかかったという。

 

 ー

 

 さて、時間は前後する。

 

「くそっ! くそっ!! なんで! なんで俺がっ!! あんなっ! カスの様な田舎者にっ!! おのれっ!!」

 

 王族として、いや成人男性として相応しくないまでにヒルベルトは自室で癇癪を起していた。

 

「おのれぇっ!! おのれおのれっ!!」

 

 壁に掛けられたタペストリーを破き、壺を割り、椅子を蹴飛ばす。その様はまさしく狂人。幼子の癇癪である

 。彼は歯を食いしばり、悔しさを隠そうともしない。今まで失敗しても許してくれた父親が自分を蔑み、失望していたのが何より許せなかったのだ。肥大化しきった彼の大木の様な尊大な自尊心は根腐れした彼の実力で支えきれるものではなかったのだ。

 

(あの男を王都どころか、王国にいられない様にしてやる……! そうだ! ジーベンとかいうあの田舎臭い聖女とファトゥムとかいう女に死よりも勝る辱めを与えてやる!)

 

 なんという非道かつ卑劣な男だろうか。

 彼のネジ曲がった精神はタケシ本人ではない碌に抵抗もできない(ファトゥムはその限りではないが)ジーベンとファトゥムに矛先を向けさせている。

 

(ふっ……ひひ! 悪く思うなよ! 俺が悪いんじゃない!! あいつが! あの田舎者が! 俺を陥れたのが悪いんだからな!! ひゃはっ! ひゃはははは!!)

 

 彼の中では正当な理由で二人を凌辱できる悦びで然程のものでもないそれを屹立させてヒルベルトは昂り出す。

 いつの間にやらタケシがヒルベルトを陥れたという事に彼の脳内では認識が改竄されていた。まるで他責という名の魔女に魔法をかけられてしまったかのようだ。

 

 




フィートディック→マイル◯ィックのもじり
しかし粗チンとは酷い名前だ。


パクリじゃー!HELLSINGのパクりじゃー!
ひっかかりましたね(吉田君)
リップヴァーン・ウィンクルは狩りの妖精の名前です。

冒険者のクラス

リザード→サラマンダー→ザウルス→ワイバーン→ナーガ→ドレイク→ドラゴン

なおナーガ以上になると国からの依頼も受けられますし、免税もされます。
でも認可するのは軍務大臣なので賄賂払わないか強力なコネがないとまずなれません。

それはそうと他責の魔女、なかなかいいかもしれん。

ツヴァイは20そこそこなのにスタローンは中年って幼馴染って設定はおかしくね?
ちゃんと理由はあるから安心してね。

パラノイア(這い出ずる恐怖) シャドースペクター

階層守護者にして、キャラ設定では頑迷孤籠の内部監査と督戦を担当していた。現在は諜報並びに防諜、綱紀粛正を担当している。
どこのミストなんですかね……。
なお、不死族ではなく精霊族として扱われる。
非生命体なため窒息による即死やクリティカルは通じない。
(但し空気に干渉する魔法や次元ごとぶった切る事は可能)
憑依によるバフやデバフ、精神干渉を得意とするが、本人の戦闘力自体も高い。
憑依に関しては幾つか制限はあるが人数の制限自体はない。
その気になれば一般人なら1000人だろうと10000人だろうと憑依することが出来るし、死んだものやアンデッドにも憑依できる。
しかも潜む事もできるっちゅうね。
ある日いきなり予兆もなく「デザイア様ばんざーい!」とか言い出してテロり出す事もできるから社会が維持できなくなるっちゅうねん。
ひょっとして俺、私の今の考えってコイツに操作されたものじゃないのか? そもそも俺、私は本当に俺なのか?
お前は誰だ? お前は誰だ? そして自己崩壊が始まる。

デザイアの場合は元々「まあ、いいか」と狂っているので問題ない。彼にはそういう狂気がある。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。