Skyrimスケベエディションを往くTS転生スオミさん 作:ムメイ
イヴァルステッドからも逃げ出すように飛び出して……私はMODハウスの方へ走った。
男っていう生き物がとても……怖く感じる。
元々私も同じ、男だった……って……言うのに……?
「……走り方とか、どう……してました……?」
改めて認識すると……私がどういう人間だったのかっていう記憶と自分の行動が合致しない事に気がつく。
こんな……走り方も全力ではない、ちょっと早い程度の走りは……明らかに女性染みた物に変わってる。
考え方も……しゃべりもどうです……?
男の喋り方じゃない……どう振り返っても……スオミの喋り方じゃないですか!
「これも……何もかも……あの頭野蛮人のクソノルド共が……!!」
走って走って……現状、我が家と言って良いあの家が見えてくるのは……夜明け近くだった。
鍵は……意外とこじ開けられてる様子もなく中も当然出たときのまま。
ようやくと腰を落ち着けると……憤慨が起こるんです……
私の中では露助の野蛮人とノルドの頭チーズ共が同列のゴミって意識になった。
……この辺もスオミちゃんの思考回路だなぁ……私、思ったよりも深刻なのでは……?
ま、まぁ……あのスケベ宿はもういいです……
「外に戦闘訓練用のカカシでも置いてナイフの扱い方とかの訓練……しないと……」
とにかく私が真っ先にしないといけないのは……平和ボケした日本の感覚で居るのを脱却しないと……
感覚は……多分ブラジルとか中国とかそういう所並の治安だと思った方が良い。
そうなると絶対に自衛手段は必要……武器はこのナイフしかないんですからこれで一丁前に戦えるようにならないと不味いんです。
あとは……咄嗟にファスだけでも出せるように意識を変えておかないと。
天空に揺るぎなき力をぶっ放した時に衛兵にスタップされたから……各種パークスキルは取れてない状態かもしれない。
隠密系スキルが伸びてる状態なら騒音判定を消すスキルもあったハズだけど……
まぁそうですよね、物事はゲームみたいに簡単に……とはいきませんよ。
ましてや、中身が……平穏な所でノンキに暮らしていた人間なんですから、イチからの再出発です。
「小屋の中に工具は……あ、あった」
小さなのこぎりとロープ各種……これでDIYは出来そうです。
よし、じゃあ……あとは実行するだけ……
幸いこの近隣は木々が立ち並ぶ場所ですし……最悪、その木達を相手に訓練をって言うのも良いかもしれません。
まぁその場合怖いのがスプリガン……植物たちの精で傷つけるとブチ切れて襲ってくるんです。
「襲ってきたら……ファイアブレスで追っ払えば良いですかね?」
大体このMODハウスだって木造ですし……メチャクチャやらなかったら大丈夫……ですよね?
ナイフを扱っての本腰を入れた戦闘機動というのは初めてでしたけど……
身体が覚えているとはこういうことなんでしょうか、動きは……まぁ、良い方なんだと思います。
正確な動きの流派とかは分りませんけど、軍人さんがやるような動きができたので……
ただ……やっぱりスオミとしては規格外過ぎるおっぱいが足を引っ張りますね……
ステップしても思った動きにワンテンポ遅れるし……おつりが来るし……
ナイフ……使命の牙も多分……デイドラアーティファクトクラスのぶっ壊れかもしれません。
刃毀れする気配がありませんし……何より、ナイフとしては切れ味が良すぎる気がします。
……本当、エイドラやデイドラに目をつけられないか心配が尽きません。
「あとは心構えだけ、ですかね……」
正直、男性が怖いと思ってしまっている……
また男性に……嘗ての同性に迫られたらパニックになるかもしれません……
恐慌に陥った時の私……簡単に制圧されていましたし……
戦闘能力がある……そう思っても過信は出来ませんよね。
「さし当たって……タムリエルを渡り歩くにあたっての最大の壁が……男性、雄……はぁ……」
ドラゴンとかよりもずぅっと身近で遭遇率が高い相手が……
女であることを受入れて……快楽を許容してしまえば楽なのかもしれません……
けど……そうしたら私のこの、記憶、精神はどう……はぁ……
「ちょっとお風呂に入って汗を流しましょう……食べ物も多めに持っていかないと……」
私の持ち物全てが手元から離れた瞬間に消えるってことは無いみたいですけど……
奪われる可能性も十分憂慮しておかなければなりませんし……
この先、宿一つとっても安全とは言い切れないでしょうから、本当に……安心出来る場所は数少ないでしょうね。
旅に出る前に身綺麗にして……お洋服も色々整えて……英気を養ってから旅に出ましょう。
リフテンは間違い無く厄介事の温床ですし……目指す先は貿易の要所でもあるホワイトランが良いでしょうか……
いや、そもそも都市に近づく必要が無いのでは……?
しかし……生活様式などを見て回るにはどうしても中に入らないと……
「脱ぎ着も慣れちゃいましたね」
もう特に……感慨も浮かびませんし……これには慣れてしまった方が良い……
そう分っていても、これでは……男だった記憶がホントに私のこの身体になる前の記憶だったのか……
本当に私は……男だったのか……?怪しくなって悲しくなってきますよ……
「んん……はぁぁ……」
あぁ、でも……温泉は本当に気持ちが良い……肩の荷が文字通り下りて……じわぁっと色々解れていく気がします。
状況を整え、お昼頃……私はとりあえずの食料をかき集めてバックパックの中に詰め込むだけ詰めてまた旅に出た。
今回とりあえずと目標にしたのはホワイトラン、門前払いは確定でしょうけど……ホワイトランを起点にあちこちへと道は続くようなモノです。
道のりのスケール感や……実際のホワイトランの街がどれだけ大きいモノか……見てみたいなとは思いますし……
入れないならは入れないでそこから起点に北西に行けばハイヤルマーチ、南に下ればファルクリース……
西に突き進めばリーチ地方……色々ありますね。
その道中は絶対に平穏とは程遠いでしょうけど……比較的安定をとなれば……あぁ、これが逃げてきた南東、リフト方面なんですよねぇ……
つまり、どこにいっても危なっかしいのは変わり無い……引きこもった方が良いのですけど……
そうも言っては居られません……ドヴァーキンが私で無い確証が欲しいですし……
ドラゴンが復活した場合……引きこもってる所をファイアブレスでこんがり……なんてのは勘弁願いたいですし……
なにより、切実な問題として……食料が絶対に枯渇します……!
なので……この世界で生きる上では……絶対に何処かの都市に馴染めなければ死が待ってるだけなんです。
帝国軍についてもこの世界ですし……慰安婦みたいな感じに使われる可能性が高いですよね……
はぁ……八方塞がり……
話術では逆に丸め込まれる未来視か見えませんし……脳筋バカノルドを言い含める簡単な方法はほぼ一つ。
言いなりに出来ないって分らせるだけの力を持つこと……これに限りますね。
「スオミの名声を上げていけば襲われることは……多分、無くなると思います……けど……」
これもまた前途多難……まぁ、経験を積むほかに無い……
イヴァルステッドまでの距離とは比べものになりませんし……ホワイトランの街……遠いな。
歩いても歩いても全然見えてこない……野性生物が襲ってくる可能性だってあるし……現に一度襲われて……
「っ……山賊……!」
偶然……見えてしまった山賊だ……乗り合い馬車を襲撃した後みたい。
急いで道の脇、木々の中に身を隠して様子を伺う。
あぁ……近くに砦が見える、あそこを根城にしている山賊なんだろう……そして馬車は目立つ……
……全員殺されて金目の物は奪われてる感じですね。
「見張りが3人、物品を漁っている人が2人……イケそう、かな」
シャウトも併用したら多分……イケる……
かん、からから……
石ころが転がる音がすると山賊の見張りが其方を向く。
山肌がある方向では無い、何かが迂闊に石を蹴っ飛ばしたか……ブラフか。
「あぁ……?」
「見てこい」
「あいよ」
言葉少なく山賊は音の発信源、その真意というのを確かめに行った。
鉄製の片手剣を携え直ぐさま斬りかかれるように……
男や売り物になりそうにない女であれば殺す、そうでないなら捕まえて愉しむ。
山賊は得てしてそういうモノだ。
「……おい、何かあったのか――――」
しかし、見に行った男が何も言わない。
何があったのか、それともお楽しみをし始めようとしたのか……
だが、残った山賊が見れたのは……ずれ落ちていく自分の視線、見慣れているが初めて見る角度の自分の身体……
首から上がすっぱりと無くなっているのを見るだけだった。
何が起こったのかまるで分らないままに絶命する山賊達……ソブンガルデに行く事も無い。
死んだことも分らないままに亡霊として徘徊するかもしれない……
この数秒の間に何が起こったのか……全てを知るのは下手人であり……山賊達の元慰み者……スオミ以外に居ない。
ぶっつけ本番でやれるとは思わなかったんですけど……時間減速のスゥーム、ティード・クロ・ウル……
これを用いてそれぞれの首を狩って……それから山賊のお金をごそごそと頂いただけです。
スゥーム自体がこのタムリエルにおける主神、アカトシュによって作られた物。
時をどうにかするっていうのは出来て不思議では無いんですね。
まぁ乱発は出来ないですし……これだけの為だけに……っていうのは今後は止しておきましょう。
結構……頭がクラクラすると言いますか、疲れが隠せないです。
一発でこれ……世界に影響するのは乱発は出来ないと見た方が良いですね……
晴天の空も……あれはどうなんでしょう……ストームコールとかは同じく疲れそう。
「とにかく……行けるところまで行かないと……」
日が暮れる前に宿を確保したいです……野営の心得はありませんし……
寝袋はありませんから夜を迎えたら焚火を起こして一晩明かすほかに無いですよ……そんなのは今、無理です……
せっせと歩を早めて……刻一刻と傾いていく日を背にホワイトランへと向かう。
走って、身体を動かしていないと……気が紛れませんし……
ゲームでの殺害とはまるで違う、重みがスオミの両手に纏わり付いていた。
まるで熱したナイフでバターを切るかのようにさっくりと……首を落としてしまえた。
現実味は薄いが明確に人の命を奪った……その事実はスオミの精神を蝕んでいた。
スカイリムに……タムリエルに棲み生きる上では避けて通れない行動。
慣れるでは無く、受入れる事が出来なければ……次に殺されるのは自分だから。
夕暮れ時になってようやくホワイトランの城壁が見えてホッとしたのも束の間……
やはりというか、ホワイトランは締めきられていた……上級王が殺されて内乱の機運が高まっているから……と。
緊急の用でもなければ入る事も叶わないと……
『まぁ、その豊満な物をイジらせてくれるなら目を瞑ってもいいが』
少し考えさせてください……と断って離れましたけど……入るのにセクハラを受入れたら今後何かと理由をつけて揉まれるのは間違い無いです。
リバーウッドからの通商人は入れていましたし……女性だから……って言うわけでもない。
余所者の何も後ろ盾がない女だから……交渉にかこつけてセクハラしようって腹積もりなんでしょう。
殴って投獄……これは悪手も悪手、絶対だめ……
投獄された上で公開陵辱とかもあり得るんですから……絶対にだめ。
けど、ここからリバーウッドへ……なんて言っていたら日が暮れる……やっぱり、距離の感覚が全然違う。
この付近で野営……それはまぁマシかもしれないけど、衛兵に襲われる可能性もあるし……
けど、宿なんてのは……この近隣の家屋と言ったら馬小屋、蜂蜜酒の製造所。
結局……セクハラを受けて寝床を得るっていうことに変わりは無い。
強姦のリスクもある……けど……監禁の危険性は、ない……ですよね?
「すぅー……はぁ……」
怯えをねじ伏せろ、怯えているのがバレたら……余計に付け入れられる……
手が震える……緊張のせいに出来るか……?
コン……コン、コン……
私が……選んだ選択は住人が二人のホワイトランの馬小屋の主人に頼み込み一晩寝床を貸してもらうこと。
一人なら……が、頑張れば逆転、制圧も出来る……いざって時はスゥームを……
「誰だ」
ドアの向こうから声が……不審に思いながらこちらを探る声……女と分れば喜んで開ける……かな?
「あの、夜分にごめんなさい。旅の者で……ホワイトランの街に入れず……もしよろしければこちらの床でも良いんです、寝床に……」
要求を言い切る前に金具が動く音、ぎぃ……と音を立てて扉が動き……中からねっとりとした目が
こちらを値踏みするような目……視線は……顔と胸を行ったり来たり……
「良いだろう、ただし……」
次に続く言葉に……もう予想は出来ています。覚悟は……決めましょう……
「「豊満な胸を揉ませろ」」
「……ですよね」
服の上からなら……耐えられる……ハズです……
合意の上のことしかしないことを念入りに……
「胸、だけですよ?」
「……その尻も好きにしちゃいかんか?」
「っ……イヤです」
「なら宿は無しだ、出て行くか衛兵に突き出されるか」
……ふぅっ、抑えて……抑えて、怖さも憤りも……飲み込んで、相手の要求に従いましょう。
どうせ、今日の一泊だけ……です。
「分りました……胸と尻だけ……ですからね?」
悪夢の様な時間がまた来た……そう思うのに……
どうして、身体が疼くんでしょう……あの山賊達との……尾を引いているんでしょうか?
普段はなんら面白みもなく日が暮れると同時に食事と馬の世話以外に面白みも何もなくなる馬小屋……
その中で男二人に降って湧いた楽しみがあった。
むにぃぃ……むにっ♥むにっ♥むにゅ……たっぷん♥
「ふっ……♥ふっ……♥はぁっ……♥」
宿が無いと言い一泊寝床を貸す代わりに身体を差し出した女、スオミの存在だ。
スカイリムに広く居るノルドに通じる白い肌、金色の髪……それは良いのだが……
多くのノルドには無い華奢な身体……嫋やかな少女然とした線の細さ……
それに相反する豊満極まる乳房と臀部……首長が妻か愛人に召し抱えそうな程の魅力溢れる美少女だ。
スカイリムに多く居る女性には無い魅力に当てられた馬屋の主人は一心不乱に胸を揉み回す……
スオミは……嫌そうに眉を顰めながらも口から漏れる声や乳首、股の反応は快楽を感じている様子で……
誤魔化しようが無い喘ぎと乳首の勃起……母乳、愛液の分泌どれも興奮の結果だ。
「どれだけ揉んでやろうか?」
「も、もう……ぃい……ですっ♥」
「遠慮することは無い、なんなら……本番も」
「けっこぅ……です……っ♥からぁっ……♥」
言葉も絶え絶え、肩は震え、足もすり合わせている……それで言っても説得力は欠片も無い。
そして……スオミは快楽を堪えるのに必死で気付いていないが……
その小さく細い掌が握り込んでいるのは……男の袖口。
まるで求めているかのようであり……悶える姿も官能的で……興奮を煽る物。
「嘘はいかんな」
「うそではぁあぁっ♥♥やめっ♥あっ♥♥やだやだ、はげし……ぃっ♥♥」
一度の絶頂で止まることは無い。
馬屋の主人の手は止まらないし……スオミも内心、大荒れだった。
気を強く持とうとしても身体に流されてか抵抗する意欲が急速に減退していっていた。
潜在意識下にはもう……立派な乳悦が刻まれ、乳を揉まれることを是とする方向へ傾き始めていた。
スオミの受難の旅路はまだまだ続く。
書き溜めはここまで あとは書いたら上げるスタイルになるかと