ハーレム計画、失敗……!? いやっ、性交! 作:苺パンツ狩り
よろしくお願いいたします。
しゃあああああああっ…………!
少しだけ冷たいシャワーを頭から足の爪先まで被って、全身にかいた汗の汚れを洗い流していく。家まで出来るだけ何も考えずに足速に急いで帰ってきたから、すっかり息は上がり、体温は肌が汗ばむほどに上昇していた。これくらいの温度のシャワーの方が、身体を清めるのには調度良い気がするけれど………。荒ぶった私の心臓は、その激しくなった鼓動を静めていないで。頭痛がするほどに、ドキドキが高鳴って鳴り止まない。平常心、平常心よ……。そんな風に言い聞かせても、落ち着きを取り戻せるはずが無かった。だってあんな所を目にしてしまったのだから。
「あれ、結城くんよね…………」
いくら考えないようにしても、脳裏に焼き付いて離れないのは……結城くんと思わしき人の後姿。彼は校舎裏の陰に潜んで、何か怪しげな動きをしていた。最初に目撃した時、私は何をしているのか分からなかった。けれど、どうせ結城くんのことだし……何か如何わしいことでもしているのかもしれないと、私は風紀委員として注意すべく彼の所に行こうとした。
そして、私は見てしまった。
結城くんが、女の子を抱き締めて……無我夢中に、腰を振っているトコロを。結城くんは、下半身に何も衣類を纏っておらず……おっ、お尻を丸出しにして激しく腰を振り動かせていた。それだけじゃない……その動きに合わせて、女の子のか弱い喘ぎ声も……。決して無理やリされているのではなく、気持ち良さそうに、いっぱいいっぱい喘いでいた。それほど近くまで行かなかったから、誰かまでは分からなかったけれど。つまり結城くんは女の子と………………!!
『はあっ! はあっ! はあっ! い、イクよ!? ほ、ほらっ、いっぱい、1番奥の深いトコロでぶちまけるからっ』
今でも鮮明に耳元に残る、結城くんの声。間違いない……彼は、女の子とハレンチなことをしていて……それは、絶対に学校なんかじゃしてはいけないほどに、とってもハレンチなことで。それを相手の女の子も受け入れていて。それで、それで、つまり……………………?
「結城くんが……他の女の子と…………」
「学校でなんてことをしているの?」という失望、「なんてハレンチなの?」という怒り、そして「どうして私ではなく他の女の子と?」という悲しみが……ぐるんぐるんと渦巻いて、私の心を取り乱す。もう何が何だか訳が分からない。相手は誰だったのか、それすらもどうでもいい。大事なのは、結城くんがまさかそんな人だったなんて。心が乱れて、もう私までどうにかなってしまいそう。何で? 何で私がこんなに…………???
「……んっ、う、うううっ」
怒りのせいか悲しみのせいか、瞼が熱くなってくる。次第に涙が溢れ出して、私はそれを流れるシャワーに混じらせて隠す。まさかこんな気持ちになるなんて、思ってもいなかったから……どうしていいか分からなくてただただ涙を溢れさせる。結城くんが誰と何をしてようが、どうでもいいはずなのに。校内での不純異性交友なんて、先生に言いつけてやりたいのに。
相手が結城くんだから……? 私は、どうしていいのか分からなくなっていた。だからかしら? なぜか、変な欲求にも駆られてしまっているようで。私はすっかり火照ってた自らの身体を抱き締めると、その感触を確かめるようにして…………もみっもみっもみっ。
「……変になってしまいそう」
このままじゃいけない、そう思って。流れ出るシャワーを止めると、脱衣所へ出る扉を開いて準備していたバスタオルで濡れた身体の雫を拭う。早く部屋に戻って宿題でもしよう……そうすればきっと、変な気持ちに支配されて自分を見失うことなんてないはず。
「私は何も思ってない。何も変になってない。ふう……大丈夫。大丈夫よ」
全身をバスタオルで拭いながら繰り返しブツブツと呟いてしまう。逃げるように足早に下校を済ませてそして今はシャワーを浴びたばかりで体温が上昇しているから、心拍数も勝手に上がっているだけ。きっとすぐに落ち着くはず。さっさと着替えしまおうとそそくさと全身の湯滴を拭き取って。バスタオルと一緒に用意していた下着や部屋着用のシャツとパンツを手に取って、それらを次々に身に付けて、最後に洗面台に向かってドライヤーを手に取り濡れた髪を乾かしていく。
早く、早く部屋に……。その一心で、私は髪を半乾き程度まで乾かすと、そのまま脱衣所を出て2階の寝室へ。ガチャッと扉を開いて、バタンと閉じて……。
ベッドへばさり。
「……ひぐっ、うっ、うううううっ」
シャワーに流してしまったはずの涙が再び溢れ出してきて、視界が次第に熱くぼやけてしまう。私は猫型のクッションを手に取ると、顔にそれを強く押し付けた。溢れ出る涙も声も、全て押し殺そうとして。いくら泣いたって、目撃した事実が変わることはないのに。
悲しい気持ちが、込み上げてきてどうしようもない。まさか私が……これほどまでに結城くんのことを想っていたなんて、私自身思ってもいなかったから。この感情に戸惑いつつも、今はただただ泣き続けることしか出来ない。早く楽になりたい……全て外へ流して枯れてしまいたい。私は年甲斐もなく、ただただひたすらに涙でクッションを濡らし続けた…………。
◇
「なるほど……
夜も更けた静かな時間帯、リトさんの部屋で。私は正座させられているリトさんを庇うように少し前に出て、今にも襲いかかってきそうな雰囲気のヤミさんと向かい合う。ヤミさんは……すっかり発情状態から通常の戦闘モードに切り替わっており、
いざと言う時は、ヤミさんと戦うことになるかもしれない。そもそもハーレムを創ろうだなんて言い出したのは私で。リトさんはたまたま、ハーレム王としてのセンスを持ち合わせていただけに過ぎない。まさしく一触即発になってもなんらおかしくないこの状況……。あたふたして私とヤミさんの表情を見比べている可哀想なリトさん。そんなリトさんを一瞥して、ヤミさんは「ふん」と鼻を鳴らした。そしてベッドの上に腰を下ろして見せた。
「……私は、まんまとあなたの仕掛けた罠に嵌ったということですね。プリンセス・モモ……」
まるで曇っていた空が美しく晴れやかになったみたいに、今のヤミさんはいつも通りに戻ってしまっている。どうしてそう言えるのか……だって、ヤミさんの身体を犯す毒を調合したのは、私だから。全てはリトさんとヤミさんのため、2人が素直になって艶めかしく交わえるように。私が一晩中そうされたように、ガードが堅いヤミさんの心を乱して絆して、そして誑かせそうと。私はヤミさんを突然に襲い、“発情の毒”を見事にヤミさんへ打ち込むことに成功したから。
「……ヤミさん、本当にごめんなさい。でも、あなたをこちらに引き入れるためには、少々手荒な真似をしないといけないと思いまして……」
「なるほど…………だから、私を突然襲って、えっちいくなる毒を私に打ち込んで……って、それで本当に私が納得すると、そう思いますか!!?」
「ひっ、ひい! ご、ごめんなさい!!」
完全に冷静さを取り戻している……そんなこと無かったみたい。
ヤミさんは耳まで真っ赤に染め上げて、プンプンと怒りを露わにしてきた。そうよね、ヤミさんを無理やり犯すなんてことは到底できないから、強制発情フラワーの毒(しかも濃度を高くした私のオリジナル)を使ってエチエチな状態にして、身も心もトロトロにしてからリトさんのおっきなお〇んぽを見せつけて理性を崩壊させる……。なんて計画、後からネタばらしをして許されるはずがない。私はヤミさんに向かって深々と頭を下げて、誠心誠意の謝罪を行った。
それを受けて、ヤミさんは腕組をして……ジッと怖い顔をしてくる。何とか許してもらおうと深々と頭をさげる私を庇ってくれてるリトさん。でも、それはヤミさんに対しては逆効果で。だって、つい小一時間前までヤミさんはリトさんにトイレの個室でハメられていたのだから。
「ま、まあまあヤミ……。毒のこととか、俺も知らなかったけど……モモはモモなりに色々と考えて動いてくれみたいだし。それも、俺やヤミの事を考えてさ」
「…………結城リト? あなたに今、発言する権利があると思いますか?」
「………………はい、すみません」
「第一っ、あなたが…………も、もう! もういいです!」
どうやらヤミさんはリトさんに対しても言いたいことがあるみたいだけれど、直接言葉にして伝えるのは出来ないみたい。それも、そうよね。だってあれから、帰宅してからもずっっっと……リトさんとお楽しみ中だったのだから。美柑さんに見つからないかヒヤヒヤしたけれど、何とか気取られずに済んだみたい。
ヤミさんは今、毒の効果を発動させていない。だけど、リトさんと長時間に渡るえっちい戦闘のお陰で、心身ともにだいぶ疲れ果てている。その証拠に、襲いかかってくるかと思いきや、全然動こうとはしない。今は副作用である強制賢者タイムのはずだから、きっともう怒って襲いかかる余裕なんてないのかもしれない。
「それで……モモ、この毒の効果は一体いつまで続くのですか?」
「え、えっとですね……まだピークには達していないと思うんですが」
「……は?」
「あ、あのう、実はヤミさんに盛った毒は……不定期で効果が出るものでして、その効果の大きさや持続時間も、バラバラなんですよう。多分、ものすっごく強く出る時は……リトさんにまた膣奥に直接ワクチンを注いでもらわないと、治まりが効かずフラストレーションで寝つけない夜が続くかも…………?」
「わ、ワクチン?」
「はい♡ リトさんの赤ちゃんの素をいっぱい♡」
「っっっー!!!」
ニコリと微笑んで誤魔化すも、ヤミさんは歯軋りをしてどうやらそうとう屈辱的な様子。けれど、どこかその様子は嬉しそうにしているようにも見える。これは、本当にヤミさんのハーレム参加完了しているのでは? 今までのヤミさんなら、今すぐにリトさんや私を切り裂きにきたっておかしくないはず。エッチで疲れているからといって、この反応じゃ……リトさんとまたエッチしたいって言っているようなものよね!
私は安堵して、警戒心を解くと……リトさんの方へ振り返った。リトさんもまた相当に疲労感が溜まっているはず……。な、なのに…………どうして? どうして、全然元気にこっちを見つめていられるのだろう?
「リトさん、次はどうしましょうか?」
「次って…………?」
「決まっているじゃないですか! 次のターゲットですよう。このまま次々とリトさんの偉大さを可憐な女の子の身体と心に直接教え込んでいきましょう!」
「で、でも……既にモモやヤミとエッチしてるし……こ、これ以上はもう罪悪感に押しつぶされそうというか」
「何を言っているのですか! もう2人も抱いたんですから、3人も4人も変わりません!」
「そう言われても…………」
決まりが悪そうに頭をポリポリと掻いて、視線を逸らそうとするリトさん。どうやら、まだハーレムの王になるご覚悟が固まってはいない様子。確かに私やヤミさんに見せた肉食性は、普段のリトさんからは見られない特殊なモノ……。何かトリガーのようなものが無ければ、きっとリトさんは自分の意思で女の子の身体に触れようとはしないのかも。お節介かもしれないけれど、やはり私が裏で動き続けないと…………!
性欲が枯れるまで、リトさんはヤミさんを放そうとはしなかった。私を朝まで愛してくれたときと同じように。この性欲の強さと、あんなに愉しんだ後でも今みたいにケロッとしている精力の強さ。やはりリトさんには、ハーレムを築く素質があるのは明白。あとは一晩のうちに何人もの女の子を侍らせれば良い。そんな展開になるように、私が上手く立ち回って見せる。
「あの、1ついいですか?」
「あら? ヤミさん、どうかされましたか? もしや、もう発情の毒の効果が……?」
くすっと微笑んで首を傾げると、ヤミさんは……とっても鋭い眼光を私へ向けてきた。私は慌てて「ごめんなさい」と視線を背ける。リトさんは「そ、そうなのか!?」なんて顔を赤くしてヤミさんの方を見る。すると、ヤミさんは「なわけないでしょう!」と口早にそう言うと、ぷいっと顔を背ける。どうやら、まだ面倒向かってリトさんと顔を合わせるのは恥ずかしいみたい。
「ふうっ」と一息ついてから、ヤミさんは改めて私に真っ直ぐな瞳を向けてきた。
「モモ……1つ忠告をしておきましょう」
「忠告?」
「はい。貴女はどうやら、結城リトに何か特別な感情を抱いている人物に小細工をすることで、強引に結城リトと繋げようとしていますが、それは間違いですよ」
「なっ、何も……強引だなんて、そんなことは……」
「私にしたことがどこまで貴女の手によるものか分かりませんし、それに……貴女が本気で結城リトが大切にしている者たちを動かそうとしている訳では無いことは、私にだって分かります。ただ、今回私にしたように上手くいくかは分かりませんよ」
「ヤミさん…………い、一体何が言いたいんですか?」
ヤミさんはふわりと立ち上がると、そのまま寝室の扉の方へと歩きだした。どうやら、そうとう疲れているらしい……その足取りは、少しフラフラてしている。リトさんが手を貸そうと立ち上がろうとすると、それを予見して「心配要りません」とぴしゃりと言う。
もしかして、まだ完全に攻略は出来ていない??
「私が言いたいのは、何も……貴女の手を借りなくても、結城リトに想いを告げることなど簡単な話だと言うことです。中には……きっと、誰の力も借りずに自分の想いを嘘偽りなく告げたいと……そう思っている人も居るという話です」
去り際の台詞……少し失礼だけど、ヤミさんらしからぬ言葉だと、私は率直にそう思ってしまった。リトさんに触れて、リトさんを感じて、少し変わったみたいに。けれど、やはりそれはつまり…………。
「…………ということは、つまりその……ヤミは最初から俺とえっちいことをしたかったって」
「な、何を言ってるんですか貴方は! わ、私は毒に犯されて、仕方なく貴方に抱かれてあげただけです! む、むしろ私が抱いてあげたというか…………! だ、だから勘違いしないでください!!」
そう言うとバタンと扉を閉めて、ヤミさんは私たちの前から離れていった。恐らく、その足で美柑さんの寝室に戻ったのだろう。美柑さんには、リトさんとのことは巧く誤魔化せたとヤミさんは言っていたから。とりあえず、ヤミさんとのことはこれで良いとして……。私は何とも言われようとも、次の標的とのことを考えるしか他に道はない。嫌われるのは覚悟のうえよ。
「……モモ、俺からもさ頼むよ」
「リトさん……」
「ヤミにしたような強引なやり方はやめてくれ。それで、俺の事をその……す、好きになってくれたとしても、俺は全然嬉しくないからさ。ヤミの言った通りだよ」
「…………そうですね。以後、気を付けます」
リトさんにまで諭されてしまう。しかし、私が背中を押してあげないといけない女の子はまだ沢山いるはず……。ヤミさんだけじゃない、素直になれない初心な思いを性行為にまで発展させることは、そう簡単なことじゃない。誰もがリトさんと子作りエッチしたいなんて、そんなエッチな気持ちでいっぱいな訳ないのだから。最初からそんなハレンチな考えを持った女の子なんていない。
「そろそろ寝ようか。モモ…………おいで」
「え? あっ…………はい♡」
これ以上、難しいことばかり考えるのは止めて。
私はリトさんの腕に抱き締められながら、そのままリトさんのために相手を務めることにした。
◇
くちゅっ ぬちゅっ ぐちゅっ……!
指先が奏でるハレンチな音色。それは湿り気ととろみを帯びた濁音で、間違い無く……私の股下の微かな隙間から鳴り響いてくる。一体、どうしてこうなってしまったのかしら。耳障りな程に高鳴っている心音と、汗ばむ程に悶える感覚に操られているみたいに。私は切ない想いに駆られて、ただ悪戯に膣口に指先を投じてはくちゅくちゅと弄りつけている。
んっ、あっ、あっ、っううっ、あっ……♥
枕に押し付けた唇から、溢れんばかりの嬌声が漏れる。股下から響く音色と重なって、余計に恥ずかしくって。女の子として生を受けたことがどれだけ罪深いことなんだって、そんな風に変に考えてしまうくらい。脳にビリリと刺激が走って、その途端に身体もびくんっびくんっ……なんて、反応を繰り返してしまって。私は、ただひたすらにこうやってベッドの上で毛布に包まり、どうしようもないほどに欲求不満となった自分の身体を慰めるばかり。
な、なんてハレンチなのかしら。それに、悔しい……。まるで私がクラスの男子たちや、ゆっ……結城くんと変わらない、変態みたいに……。い、いや、違うっ! あ、あくまでこれは生理現象だから。私は結城くんみたいに、誰かに見られる危険性のある公共の場なんかで……あんなことをしたりはしない。私は変態なんかじゃない。だから早くこんなの終わらせないと!
「…………くんっ♡ ゆ、ゆーき……くんっう♡」
脳内でリフレインするのは、やっぱりあの時に見た結城くんの後姿で。ぱちゅんっ……ぱちゅんっ……なんて、ハレンチな音を響かせながら必死になって腰を前後に振り動かしている。多分……は、挿入っちゃってる。結城くんのが、女の子の大切なトコロに……。ずっぽしと奥深くまで咥え込まされて、そのままぐちゅぐちゅと激しく出し入れされて掻き回されて。
「いっ……いぃの♡ も、もっといっぱい……んっんっ、あんっ♡ あっ♡ あっ♡ いっぱい突いてえっ……」
男の子にされたことなんて無いのに。頭の中で、結城くんにされちゃってるところを想像してしまう。あの時、あの校舎裏に居るのは私で……誰かに見られてもおかしくないスリルをこの身に味わいながら、結城くんを受け入れてハレンチな行為を繰り返していく。声を出したらまずいのに、こんな所でこんなことをして。もしも先生にでも見られて学校を退学になったりでもしたら、責任を取ってくれるのかしら? 責任を取って、私を生涯かけて幸せにしてくれないと。なんて…………。
結城くんにいっぱい突かれている妄想を暴走させながら、ベッド上で布団に包まってアソコを指先でぐちゅぐちゅにする。きっと、指先なんかよりもずっと気持ち良いのよね。一人でするよりもずっとずっと♥
「……はあっー………あっ、あん♡ も、もっと結城くんを感じたい…………結城くんにハレンチなことをされたい♡ ねえ、お願いだからっ……!」
私はそう言って毛布から這い出でると、ベッドから降りて……勉強机の下に隠すように立てかけていた“とあるもの”を取り出した。微かに空気が抜けてブヨブヨになった輪っか状のもの…………それは、少し前に皆で彩南ウォーターランドに言った時に、結城くんが私のために膨らませてくれた浮き輪。空気を入れる空気栓を、結城くんは自分で咥えてこの浮き輪を膨らませてくれた。つ、つまり、ここには結城くんの口付けが。
「はーっ……! はあっー! ゆ、結城くんっう♡」
こんな変態っぽいこと、いけないのに。私はもう自分で自分を止められなくて……そのまま吸い寄せられるように、空気栓を咥え込む。歯を立てて噛み締めながら、浮き輪の中に荒くなった呼吸を送り込みつつ、大量の唾液でさきっぽを濡らしていく。これって、関節キスよね……? 凄く時間が経っているけれど、私は結城くんと間接的に、べっ……ベロチュウしてることに……!? あっ、ああんっ♥ 舐るのを、止めらんないっ。結城くんっ♥ 結城くんっ♥ 結城くんっ♥
ちゅっ……じゅるっ、じゅるるるるっ んっ、じゅるるるるるるっ……んっあ、ぷはあっ!
そろそろ下半身の方が限界を迎えそうになって。私は果てる前にと、小刻みに震える身体を無理やりに動かしながら……今度は部屋の隅に置いてある姿見の前へ。そして汗にまみれ髪も乱れ、どうしようもないほどにハレンチになった自分自身の今の姿を見つめた。
「なんてカオして……これじゃあ、まるで変態じゃない」
身体がイク直前に、あえてお預けをしてみる。すると熱く昂っていた全身がキュッと引き締まり、ガクガクと腰が小刻みに痙攣を起こす。姿見に映ったハレンチな自分の姿に軽蔑の視線を送ると、余計に辱めを受けている気がして……とうとう、私の身体は限界を迎えた。ガニ股になって、アソコから弾けるような快感が走って、軽蔑していた表情が甘く蕩けていって。
「い、イッく……イッくうううっ…………♡♡」
小刻みに震えていた腰つきが、びくんっ♥ と跳ね上がる。直立なんて出来なくなって、慌てて姿見に両手を付いて身体が崩れないように支える。お尻が震える……快感に合わせてびくんっ♥ びくんっ♥ って。それに合わせておっぱいも揺れる。まるで本当の私はこれほどまでにハレンチなんだぞ、見せつけるように。私を辱め、気持ち良くさせてくれる。
「はあっー……はあっあー…………ハレンチだわ」
絶頂の余韻に浸りながら、ズルズルと腰砕けになって崩れる。そのまま私は時折の痙攣に身を委ねながら、すっかり水溜まりを形成していた床の上で身を丸くさせて。自分の行った行為とこの気持ちに戒めの念を込めながら、結城くんのことを思い出していた。
「結城くんに、責任を取ってもらわなきゃ………………」
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では、また!