A: まなの悪口を聞いた赤悉句零口土が悪口を言った生徒を破壊⭐︎juurin⭐︎処刑した結果です。なお、この2つと比べるとスケールが小さかったので伊音も気づかなかったのですが、希望の花しているのもいました。
第1グラウンドで野球部の宇宙大会が開幕した。大会と言っても、地球外で野球やって甲子園目指そうなんて高校はうちと月のざくろ高校しかなく、1試合で終ってしまう。ちなみにざく高の野球部は弱く、うちは甲子園常連。これでも、今時地方大会があるだけマシらしい。
この時、気をつけないといけないのは野球はボールが変な方向に飛んでいくということ。他の球技みたいにヴァーチャルなボールを使えば、そこまで変な軌道にはならないっぽいんだけど、高野連がそれを許してくれないらしい。
というわけで、この日はみんな戦々恐々というわけ。
で、うちがヒットを打てずに、ホームランを連発しているのを、こりゃまた9日かかるなと思いながら上から眺めていると、556番が声をかけてきた。
「うちさぁ、ヴィブローブあんだけど感じてかない?」
「え、いいの?」
部屋に入っても。
「ま、多少はね?」
556番の部屋に来た。レイアウトはうちとだいたい同じ。円形で真ん中にベッドがあって、その向こうに向かい合うように机。
靴箱の上にある物を見つけた。5cmくらいの銀色のボールが、水晶なのかガラスなのか、透明なピラミッドの上に乗っかっている。ピラミッドには、
マウイ研究所
と書かれたプレートが付いていて、底面には、円をたくさん組み合わせた模様*1が描かれていた。
「これが、ヴィブローブ?」
「そうだよ(回答)。この玉から波動が出て、脳を活性化させたり(活性化するとは言っていない)、病を治したり(治るとは言っていない)、気分を良くしたり(気分が良くなるとは言っていない)、AFを強くしたり(強くなるとは言っていない)、とにかく、置くだけで生命力を高めて心身の健康を保ってくれる装置なんだよね、それ一番言われてるから」
AFって何? でも、なんか良さそう。なんか感じるし。
「2万サトシもするんだけど、他の人に紹介すれば、紹介料を貰えて元が取れて、さらにプラスにもなる(儲かるとは言っていない)」
それはすごい。ここ、立地条件からなのか、バイト先が少ないんだよね。最近ようやく月や地球に行けるようになって少し増えた感じでさ。
「だから、入会して、どうぞ」
「うん」
かくして、私は会員になった。
唯さんを勧誘してみる in 食堂。
「唯、最近、悩みとかない?」
「悩み? そうねぇ、どうやったら、まなの自己肯定感を上げられるかとか、まなが私の名前を覚えてくれない件とか」
「まな関係!?」
「あ、別に、あいつのことが好きとか、そういうことじゃないからね。あいつに、私のことを覚えて、自分の立場というものを知って欲しいだけなんだから」
顔が赤くなっている。この人、実は浮気者!?
「浮気はやめといたほうがいいと思うよ。どっちかにしないと」
「だから、そういうことじゃないって!」
「んで、Viblobeって知ってる?」
「あの、昔のテスラ缶の再来でしょ?」
「全然違うよ。あとで、見せるからさ」
その後、私の部屋でViblobeを見た唯さんは
「あんた、騙されてるわよ」
と言った。
でも、それから私は他の会員たちとも交流するようになって、556番と一緒ににいる時間も増えて、毎日が楽しい。春も会員のようで、556番も彼女から紹介されたみたい。あと、まなは興味ないようだったけど、まなつは入会した。
そんなある日。
「カ、ガハッ!」
抑えた手を見ると、赤い液体。
「え、血!?」
「おっ大丈夫か、大丈夫か」
556番も見る。
「じゃけん医務室行きましょうね~」
556番も付き添ってくれた。
医務室は、地下2階にあるので、エレベーターへ向かっていると、唯さんがいた。
「あっ伊音! 良いところに、って、あんた、一体何と、いや、え、待て、まさか、プロジェクト・リョウメンスクナ、完成していたの……?」
リョウメンスクナ、物部天獄という人が行った呪術で、たしか、奇形の人間で蠱毒するんだっけ。556番は奇形には見えな……まさか、MR技術でそう見せられている?
一方、唯さんは動揺している。
「どうしたの、唯?」
「64番は裏側を知っているからね、しょうがないね」
「64番?」
「プロジェクト・キエンギラのね」
?
「番号で呼ぶなああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」
「おっそうだな。じゃけん、アカと呼びましょうね~」
「その名で呼んで良いのは、まなとパパだけ! 2度目はないわよ」
「えっと、唯と556番はどういう関係?」
「アメフト部ゥ……」
「違うわっ!! やったこともないわ!! [編集済]よっ! [編集済]!」
ここにきてまたこれか。
「どゆこと?」
「あ、そうか。ええと、強いプレイヤーを求めた結果が私とこいつなのよ。というか、伊音も、番号呼びおかしいと思わないの!?」
「あ、確かに」
「どうすっかな~俺もな~KRBの事が好きだったんだよ!」
唐突なお面の人好き発言に、唯さんは目つきを変えた。私もこの発言にはショックだ。ホモだったなんて……。
「そう……なら、どっちがパパにふさわしいか決着を付ける必要がありそうねぇ!」
「当たり前だよなぁ?」
「では行くぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ! 決戦のバトル・フィールドへ!」
2人が場所を変えようと私を置いて動き出そうとした瞬間、556番に対戦申し込み。相手はW1320。
壁側で爆発音がしたので、一同、そっちを向く。近くの部屋のドアが開き、まなが出てきた。頭にSCP-040-JP「ねこです」ソフビフィギュアを載せている。
「普通に現れろ!」
突っ込む唯さん。
「なんか強そうだから、殺されに来た」
「あぁ^~いいっすねぇ^~。純粋な地球人がどれ程の強さか興味ありますあります」
「邪魔するなああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! 邪魔するんなら、まずは、あんたから倒す!」
「しょうがないね。じゃけん医務室行きましょうね~」
556番は私とその場を去ろうとする。手が何かに触れたような気がした。
「待てクラァ! どうやら、同時に倒さないといけないようね……! って、伊音! 正気!?」
「へっ? あ。しまったああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
誤動作で唯さんに対戦申し込みしてしまった。
まずい。この3人とまともに戦えるわけがない。
「ごめ⸺」
「正気かどうかはさておいて、まさか、チャラにしようなんて思わないよね?」
「ひぇっ?」
「私はあんたについてはただの温室育ちだと思っている。死んでも文句言わないでね」
四つ巴のゲームが始まった。
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| SCP-040-JP「ねこです」ソフビフィギュア © Ikr_4185 SCP-040-JP - ねこですよろしくおねがいします http://ja.scp-wiki.net/scp-040-jp 制作 ナカノショウテン @omotyazukiyasan |