※この作品はR-18です。

Alt Key SCP-TCG-JP-J   作:Isaie

17 / 40
Q: 主人公が活躍してないようですが

A: 主役は別


異世界編
017 - カード化もされていない


「あ眩しっ!!?」

 

 ここはどこ? 超絶眩しいんだけど! てか、私死んだんだよね!? まなは脳内麻薬で気持ちよくなれるとか言ってたけど、さすがに頭がパーン(あんな死に方)じゃそうならなかったか。

 

 段々と光量が収まっていき、私がいるのが脱衣所であることに気づいた。

 

(引けたのはただの胸のでかい小娘か……)

 

 こいつ直接脳内に……! てか、誰!? 辺りを見回すと、いきなり目の前に現れた!

 

 その女神、なぜか女神と認識したそれの姿は、無数の目と触手が蠢く、形容しがたい肉塊だった。

 

 あぁ〜!SAN値チェックの音ォ〜!!

 

(お前をこれから異世界に飛ばす)

 

 こいつ直接脳内に……! てか、これ、神様転生とかいうやつ!?じゃ、じゃあ……。

 

「あ、あの、チートとか、そういうのについては……」

 

(そんなものはない)

 

 こいつ直接脳内に……! 現実は非情である。

 

 

 

 あれからどんくらい経ったんだろ? 歳なんてみんな気にしないし、私も気にしなくなっていた。

 

 生まれた時に種を蒔いたlkルカウが花を咲かせたので、tgrrsテギルリシ、体を捧げる儀式を行うことになった。

 

 というわけで、村の中心にあるmイアメウエという大きい木の前、村の者が交代で祝いの歌と演奏を続けている。中にいる長老のlltアルリエト様に呼ばれたら、虚に入るわけなんだけど、入り口は小さく、はいはいで入らないといけない。

 

 先に入ったknmクナムが出てこないにもかかわらず、中から

 

「nイオン」

 

という声。ちなみに、私の名前は前世と変わらなかった。でも、これって……。

 

 いや、knmクナムは選ばれたんだ! 光栄なことなんだ! そう事前に聞かされていた通りに思うことにした。

 

 入っていくと、中はやや開けていていて、光も差している。その真ん中にlltアルリエト様はいた。長老という通り、かなりの齢、誰もわからないくらいの齢らしいんだけど、若く見える。見た目年齢20代。これもnktヌクトゥと一つになった効果なのかな。

 

 首から下はほとんどnktヌクトゥだ。なるほど、どうりでみんな、lltアルリエト様のことをz彼女*1じゃなくてrf彼女*2で呼んでいたわけか。

 

 ふと、lltアルリエト様の横を見ると、さっきまでknmクナムだったものがあった。

 

「knmクナムは私(達)です zxkl食べ/吸収し/取り込み/加え/迎え入れ/理解しました」

 

「zxxklそう」

 

「glsn始めましょう ṅl密着するほど近くまで来なさい」

 

 私は言われた通り、彼女に密着した。すると、彼女は私に纏わりついて私の両手両足を縛り、私をひっくり返して彼女の中に入れた。

 

 tgrrsテギルリシは自らの身体をnktヌクトゥという植物に捧げ、一つになる儀式。nktヌクトゥと一つになることで、光合成、生殖能力、長寿、植物が持つ表現能力と感覚、そして、gxzエグシズ、人によって異なるスキルを得る。ってこれ、スキル授与の儀式か! もしかしたら、一見ハズレなチートスキルをもらえるかもしれない!

 

「ひゃっ」

 

 私のアソコにポタポタと水のようなのが垂らされる。……水じゃない。1滴垂らされるたびに、火照ってきた。nsṅsdnnsヌスングセドゥニンス、水を増やす水、媚薬だ。名前通りに濡れてきた。

 

 たしか、選ばれるのは、これによることが多いんだっけ。

 

「うあっ」

 

 lltアルリエト様の太い枝が入ってきた。

 

「おうっ」

 

 すぐに出た。すると、上が開き、光が差してきた。lltアルリエト様は歌い始めた。

 

「nktヌクトゥ nktヌクトゥ snkt貴ヌクトゥ

zkbṅsmlfssnlその者は貴方の土となることを望んだ

nktヌクトゥ nktヌクトゥ xps若き芽 nktヌクトゥ

rfkṅssnn根を下ろしその者、イオンと共にあることを願う」

 

 nsṅsdnnsヌスングセドゥニンスで敏感になった膣の奥に激痛が走る。

 

「あがぁぁぁ!!?」

 

 しかし、しばらくすると治まってきた。それと同時に多くの音が聞こえるようになってきた。高い音。静かな空間だと思っていたけど、実は賑やかな場所だった。

 

 驚いていると、周りは開け、私は元の向きに直されて拘束が解かれた。

 

「zpbnṅft痛みは治まりましたか?」

 

「blかなり」

 

「zṅ成りました」

 

 この言い回しは、完了したんだ。

 

「gxztエグシズは?」

 

「xklxあなたは理解する ṅfお行きなさい」

 

 言われた通りに虚を出ると、自分のgxzエグシズが何なのかだんだんとわかってきた。

 

 それは、ṅblxzかたくなる。って、そこそこ使えるスキルじゃん! 一見ハズレなチートスキルが欲しかったよ!

 

 ちなみに、使い方はどっちかというとリーフブレードのようで、葉を硬くして刃を作る。

 

 戦士向きのスキルなので、翌日、戦士のtṅエテングさんのところに行ったら、

 

「blfnv硬い葉を生やせ」

 

と言われた。ごもっとも。

 

 

 

 何ヶ月経ったかな? hヘエエ*3から種が齎された頃、私ははじめて狩りに出ることを許された。私の葉の一部は大きく長く硬く、縁には透明な刃がたくさん並んでいる。アステカの剣、なんだっけ? マカなんとかに似ている?

 

 

 

 なんじゃこりゃ。先輩達の戦い方を見たんだけど、枝を伸ばして、葉で獲物を多方向から切り刻んでいる。オールレンジ。どうりで戦士の数が少ないのに肉を十分に確保できるわけだ。自分の3倍以上の大きさの大蟲相手でも単騎で屠れている。

 

「nイオン fkṅbl小さい/弱いのから大きくしていけ」

 

と言われたので、私は小さいのを探す。

 

「どこじゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」

 

 いた! 白くて丸いふわふわ二足歩行生物! pngエプンガだ!

 

「いたあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」

 

 枝を広げ、そっちに走る。当然、相手も逃げる!

 

「待てくらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」

 

 崖に追い詰めた! 葉の剣を振り下ろす!

 

「チェストオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」

 

 すると、pngエプンガはこっちに跳んできて、私はバランスを崩して倒れる。

 

 

 

 ここは?

 

 気づいたら私はプラットホームにいた。

 

 おかしい。無音だ。こんな静かなの、tgrrsテギルリシ以来だ。いや、全くの無音ってわけじゃなく、遠くから太鼓や鈴の音が聞こえるんだけど、高い音が聞こえない。周りは草原なのに。彼女達は歌わないのかな?

 

 駅の看板を見ると、「きさらぎ」

 

「まじか」

 

 

 

 しばらく探索したけど、目ぼしいものはなかった。遠くから太鼓や鈴の音が聞こえてるんだけど、全方位から聞こえてくるんだよね。で、これに関してはすっごい不気味。あとは何もない。むしろ、なんかエンティティ出て欲しいとさえ思っている。

 

 とりあえず、ブリッジの体勢でホームを蠢き回ることにした。

 

 すると、誰か近づいてきた。灰色のスーツを着て、中折れ帽を被っている。

 

「お前、何でここにいるんだ!!」

 

 おっさんの声だった。てか、日本語!? すっごい久しぶりだ。

 

「わかりませんよ。そもそも誰ですか? エンティティ?」

 

「NOBODY(何者でもない)。エンティティなのはそっちだろ。植物と融合して謎の仕草をしているし」

 

「あ、あー」

 

 言われてみれば。

 

「なるほど。……が違うようだ。それに……」

 

 ぶつぶつ言ってうまく聞き取れない。

 

「なんですか?」

 

「もう戻してあげられないから、代りにこちらで」

 

 銃声。

 

*1:
合性三人称少数代名詞

*2:
神聖三人称代名詞

*3:
種子が主食とされる植物

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。