弱みを握られた院長 作:月日
登場人物が被害に遭いますので、閲覧にはご注意をお願い致します。
毛利小五郎は、依頼が終わって毛利探偵事務所に帰ってきた。
時刻は、17時を少し過ぎていたので、夕日の光が事務所に差し込んでいた。
「今日の依頼は、大変だったなぁっー!」
小五郎は、背伸びをしてからソファーに座った。
「晩飯」
小五郎は、蘭とコナンが阿笠博士の家に泊まりに行って居ないので、晩御飯をどうするかを考えていると電話の着信音がなった。
「はい、毛利探偵事務所」
小五郎が電話に出ると、男性の声が聞こえてきた。
『依頼をしたいのですが・・・大丈夫でしょうか?』
小五郎は、依頼の内容と報酬を聞いて喜びの表情になった。
依頼の電話があってから2日が経った。
小五郎と蘭とコナンの3人は、依頼人の居る病院に向かう為にレンタカーに乗っていた。
小五郎は、上機嫌で車の運転をしている。
「前金で15万を振り込んでくれて、依頼が成功したら更に15万も振り込まれるんだからなぁ!しかも、人間ドック代も無料ときたもんだ!」
助手席に座っている蘭が、少し強め口調で小五郎に注意をした。
「お父さん!そろそろ依頼の内容を教えてよ。一泊二日で、人間ドックを受けるだけで、30万円も貰えるなんておかしいわ」
後部座席に座っている、コナンも気になっていた。
「そうだよ。人間ドックを受けるだけでお金が貰えるなんて、怪しい薬の人体実験とかだと思ってしまうよ」
蘭は、青ざめた表情になった。
「大丈夫だよ。家族で人間ドックを受けるというのはカモフラージュだからな!依頼人は、病院の院長の橘康二さんで、依頼の内容は息子さんの橘正樹さんが、書いた暗号を解いて欲しいだとよ!」
「えっ?それなら、わざわざ人間ドックじゃなくても、普通に喫茶店とかで良いんじゃない?」
コナンは、笑顔になって大きな声で話始めた。
「分かった!院長さんは、息子さんに探偵に依頼した事を知られたくないんだ!」
「その通り!正樹さんは、大学のミステリー研究会で活動しているらしくてなぁ・・・2週間前に、康二さんが暗号を渡されたそうだ!期限は、明後日まで!」
小五郎は、タバコを吸ってから続きを話始めた。
「まぁ、親子の意地の張り合いだなぁ・・・人間ドックを受けている時に暗号を解いて、院長にメールで知らせるだけで30万とは嬉しい限りだぜ!一応、人間ドックが終わって暗号が解けなくても15万円は返金しなくて大丈夫で、人間ドック代も無料にしますと言ってたけど!この名探偵毛利小五郎が、大学生の作った暗号を解けないはずがない!」
蘭は、複雑な表情で話し始める。
「それで、カモフラージュで人間ドックを受けるのね・・・けど、お父さん大丈夫?明後日までって、期間が短くない?」
コナンは、蘭が複雑な表情をしたので、蘭を気遣って笑顔で話始める。
「大丈夫だよ!蘭姉ちゃん。正樹さんは、康二さんに伝えたい事を暗号にしたんだよきっと、期限は明後日なんだし!もしかしたら、暗号を解いたら康二さんの誕生日とか結婚記念日とかのプレゼントの在処が分かるとかかもしれないよ!仲の良い親子でする暗号だから、難しい暗号じゃないのかもよ♪」
コナンは、蘭が笑顔になったので安心をした。
小五郎達は、依頼人の病院に到着した。
病院は、山の上に建てられていて、7階建ての総合病院だった。
小五郎達の病室は、それぞれ個室が用意されていた。
夕方になったので、コナンと蘭が小五郎の病室を訪ねたら、小五郎が笑顔でメールを送ろうとしていた。
「難しい暗号だったぜぇ!俺を1日悩ますとは!さすがは、ミステリー研究会で活動してるだけはあるぜ!」
「お父さん。暗号が解けたんだ♪良かった♪」
「僕にも見せて」
コナンは、5分ほどで暗号を解いた。
「結婚記念日のプレゼントを、自宅のガレージの工具箱に入れているので、母親と一緒に受け取ってくれとは、優しい息子さんだなぁ」
コナンは、暗号が正しく解かれていたので安心をした。
「優しい息子さんだね♪無事に暗号が、解けて良かったわ♪それに、人間ドックが無料で受けられたのは良かった。お父さんが、お酒の飲み過ぎで病気とかになってたら困るから・・・」
小五郎は、苦笑いをした。
蘭が病室で過ごしていたらドアの向こうから、看護師の声が聞こえた。
「毛利さん。夕食を、お持ちしました」
「ありがとうございます」
蘭は、礼儀正しくお辞儀をした。
小五郎と蘭とコナンは、それぞれの個室で夕食を食べたら眠くなったので就寝をした。
康二は、各病室を回って3人がぐっすりと眠っていたのを確認した後に診察室に入った。
診察室には、痩せたジャージ姿の男が椅子に座っていた。
「院長先生。3人共ぐっすりと寝ていましたか?」
康二は、暗い表情で答えた。
「あぁ・・・強力な睡眠薬を食事に混ぜたからぐっすりと寝ている。8時間程は、どんな事をしても起きないだろう」
「じゃあ!いつものように、楽しませてもらいますね」
男の名前は朝鳥保夫で、19歳の専門学校生で病院から少し離れた所にあるレストランでバイトをしている。
「朝鳥君・・・こんな事は、もうやめにしないか?」
康二は、俯きながら小声で話した。
「はぁ?あの事が公になったら、院長先生は終わりますよ」
「ぐっ!」
康二は、拳を強く握った。
保夫は、康二が小五郎に依頼をする5ヶ月前に、1年前に1人で旅行をした時の映像を観ていた。
「懐かしいなぁ~。こんな事もあったなぁ!」
保夫は、10分程映像を観ていたら、違和感を感じたシーンがあったので一時停止をした。
「あれ?人が海に、落とされたぞ!」
保夫は、撮影をした当時は気が付かなかったが、遠くの方で人が崖から海に落とされているのに気が付いた。
「画像が小さくて、誰なのか分からない!?」
保夫は、殺人事件を目撃していた事に驚いた。
「地元の人は行かない場所で夜明け前だったから、人は居ないと思ってたけど・・・居たんだ!?」
保夫の心臓の鼓動は、早くなった。
保夫は、映像の再生をすると、犯人らしき人の車が映っていた。
「そういえば、少し離れている場所に車が止まってたんだ!」
保夫は、車とナンバープレートを観てある事に気が付いた。
「この車とナンバー・・・あっ!あの客の車だ!」
保夫は、高校の時から叔父が経営しているレストランでバイトをしていた。
そのレストランに、週末の金曜日に来ている病院の院長の車だと分かった。
「あの人が殺人犯かぁ・・・あっ!念の為に、確認をしよう!画像は、小さくて分かりにくいからなぁ〜」
保夫が調べると、1年前に院長の秘書が行方不明になっている事が分かった。
保夫は、叔父が康二と高校時代の同級生だったので、叔父を通じて康二に連絡を取った。
「院長先生は、1年程前に秘書を海に落としましたね?」
「何だね!?いきなり・・・失礼だぞ!朝鳥君の甥っ子だとしても許さっ!?」
保夫は、写真をポケットの中から出した。
「あっ!これは、私の車・・・あの場所で、日付もあの日かぁ・・・」
「院長先生!?認めるんですね!」
康二は、その場に膝をついてから話始めた。
「私が、秘書の遺体を海に投げた所を撮影してたんだなぁ・・・」
(画像が小さくて、誰か分からないけど・・・)
「秘書が、病院の金を横領していた事を知って、横領した金を返せば依願退職にして公にしないと言ったのに・・・襲いかかってきたから振り払っただけなんだ!そしたら、打ち所が悪くて亡くなったんだ!」
保夫は、海に遺体を捨てた事しか知らないので、康二が説明してくれた事を喜んだ。
「自首をしようと思ったが・・・息子は、医学部の2年生で、私がいなくなったらこの病院が終わってしまうと思った。それで、遺体を捨ててしまったんだ!病院内で処理する事も考えたが、痕跡が残ったらまずいと思って!?」
康二は、絶望の表情をしながら呟いた。
「秘書の家族が探偵を雇って調べたそうだが、秘書が横領した150万円で借金を返済してから行方不明になったと分かったので、横領の発覚を恐れて逃げたと勘違いをした。秘書の家族は、横領が発覚した途端に捜さなくなったよ」
康二が涙を流したのを見て、保夫はある事を思いついた。
「自首をするよ」
「自首は、しなくても良いですよ。それより、俺の要望を叶えてくれますか?殺人事件が明るみになって、病院の経営が苦しくなるより良いでしょ?1年も経過していて、正当防衛を信じてもらえると思いますか?」
康二は、悩んだ後に保夫の要望を叶える事にした。
保夫の要望は、入院や人間ドックに来た女性の患者に睡眠薬を飲ませて性的なイタズラをする事だった。
保夫は、5ヶ月の間に2人の女性の患者に、食事に睡眠薬を混ぜてから眠らせて性的なイタズラをした。
保夫が金の要求をしないのは、金の流れで周囲から怪しまれたら困るからである。
保夫は、毛利小五郎の活躍をテレビで観て、その時にテレビに映った蘭の事が気に入ったので、人間ドックを受けさせるように誘導しろと命令した。
慎重に行動している、保夫にしては珍しい行動だった。
康二は、毛利小五郎に嘘の依頼をして、家族で人間ドックを受けるように誘導した。
康二が、蘭の居る病室に入ると、蘭が可愛い表情で眠っていた。
「すまない・・・ぐっ!」
蘭が眠っているベットを、病室からキャスターのロックを解除して移動させる。
深夜の病院の廊下を、蘭を乗せたベットが移動していく。
康二は、これまでに2人の女性をこの方法で保夫の所に連れて行っている。
蘭達の居る階は、看護師ではなくて当直の医者が、夜間帯に2回の巡回をしている事になっているのと、部屋数が少ないので夜中にベットを移動させても他の患者には気づかれない。
性的なイタズラは、窓がなくて外から見られる事がない手術室で行っている。
保夫が病院に出入りをする時は、当直の看護師や警備員の位置を康二に確認させているので、誰にも見つからないように対策をしている。
防犯カメラも玄関と裏口と駐車場にしか設置していないので、後から調べられても何も痕跡は残らない。
保夫は、犯罪の発覚を恐れて性的なイタズラの撮影等はしていない。
保夫は、手術室で睡眠薬で眠っている毛利蘭が運ばれてくるのを待っていた。
手術室には、医療器具が置いてあって薬品の匂いが漂っている。
保夫は、康二を脅して5ヶ月の間に2人の女性に性的なイタズラをしている。
「蘭ちゃんと遊ぶのが、楽しみだなぁ〜」
5ヶ月の間に2人という人数なのは、入院や人間ドックを受けるのが高齢の女性が多かったからで、保夫の好みである20歳前後の女性が少なかったからであった。
保夫は、やり過ぎて違和感を感じる人間が表れると困るので、あくまでも好みの女性が表れるのを待っていたが、蘭の容姿が気に入ったので命令をした。
「今までの2人は、人妻と女子大生だったけど!今回は、女子高生だ!?」
保夫は、2人の事を思い出した。
最初の被害者は、29歳の夫が人間ドックを受ける事になったので、一緒に受ける事にした妻の三谷野梨香だった。
康二は、梨香が23歳だったので、保夫に報告をした。
保夫は、睡眠薬で眠らせた夫婦を手術室に運ばせてから、夫の横で梨香の体を玩具にして楽しんだ。
犯行が発覚していない理由は、挿入にはコンドームを使用したりして、痕跡を残さないようにしているのと、医者である康二が梨香の体のケアを上手に行って体の違和感を消しさったり、人間ドックを受けた際に違和感を感じる人もいると前もって伝えている事も大きい。
2人目の被害者は、大学の通学途中で事故にあって、検査入院をする事になった秋谷明希だった。
康二は、明希が21歳だったので、保夫に報告をした。
保夫は、明希が処女だったので挿入ができなかったのが残念だった。
さすがに、処女膜が無くなっていたら、疑いを持たれる可能性があったからだった。
保夫が、過去の事を思い出していると、ベットで寝ている蘭が運ばれてきた。
手術室には、保夫と康二と睡眠薬の効果でぐっすりと眠っている蘭の3人が居る。
医療器具は、手術室の隅に移動させたので、ベットを中央に置く事ができた。
「蘭ちゃん。可愛い寝顔だねぇ~」
保夫は、ベットの横に移動してから蘭の頬を指で触った。
「柔らかいなぁ〜。あっ!そうだ、院長先生も一緒に楽しみませんか?」
康二は、俯いて首を横に振った。
「そうですかぁ~」
ベットの掛け布団をゆっくりとめくったら、病衣を着ている蘭の姿が見えて、保夫の股間が熱くなった。
「手術台に移動させるから、手伝って下さい!」
2人は、蘭を少し大きめの手術台に移乗した。
康二は、1年以上前に正当防衛で自首をしなかった事を後悔していた。
「ぐっ・・・」
自分が捕まれば、病院の信頼が地に落ちると思ったのと、息子の正樹が医学部を卒業していない事が理由だった。
今から自首をしても、1年以上経っているので警察は正当防衛を信じてくれないだろうと思っている。
康二は、手術室で蘭にしている性的なイタズラを止める事ができないでいる。
保夫の声が、深夜の手術室に響いた。
「純粋そうな蘭ちゃんだから、多分ファーストキスかな?いただきます!」
保夫は、蘭の唇の感触を味わった。
「蘭ちゃん。病衣を脱がしますよぉ〜」
保夫が、丁寧に蘭の病衣を脱がしていくと、白色のナイトブラとショーツだけの姿になった。
「可愛いブラとショーツだねぇ。それに、白色!純粋なイメージ通りだ!」
保夫が、丁寧にナイトブラを外すと、蘭の胸が露わになった。
「綺麗だなぁ〜」
保夫は、手術台の上に上がって蘭の胸を舐め回した。
くちゃくちゃという音が手術室に響いて、蘭の胸に保夫の唾液が付着した。
「美味いぞぉ〜それに、甘い!」
保夫が、手術台の上で服を脱いで裸になったら、保夫のペニスは勃起して硬くなっていた。
「蘭ちゃんが、処女かどうかの確認をしたいと思います!」
保夫は、康二の方を見てから発言した後に、蘭のショーツを丁寧に脱がした。
「綺麗なマンコだなぁ〜。陰毛は、薄いんだ!」
蘭は、睡眠薬でぐっすりと眠っているので、知らない男達に裸を見られているとは夢にも思っていない。
「失礼しま〜す」
保夫が、蘭のマンコを丁寧に調べたら処女膜を見つけた。
「やっぱりあるよねぇ〜。純粋な女の子だもんねぇ~」
保夫は、蘭の情報を調べてないので、関東大会に優勝する程の空手の実力者である事を知らない。
もしも、蘭が目覚めたら保夫は無事では済まないだろう。
「はぁ~仕方ないから挿入は、諦めるか・・・我慢!我慢だ!」
保夫は蘭に跨ってから、自分のペニスを蘭の右手で握らせた。
「蘭ちゃんの指!?最高だぁ!?」
保夫のペニスは、射精をする手前の状態だった。
「あっ!?出る!?」
保夫のネバネバとした精子が、蘭の右手にベッタリと付いた。
「はぁ~。はぁ~。気持ち良かった!後は、蘭ちゃんのお尻の穴で遊ぶぞぉ!」
蘭は、うつ伏せにされて、お尻の穴を保夫に弄られた。
「蘭ちゃんは、お尻の穴も綺麗だなぁ」
保夫が、蘭のお尻の穴を舐め回したので、くちゃくちゃという音が手術室に響いた。
「小指を、入れるねぇ」
保夫は、蘭のお尻の穴に、ゆっくりと小指を入れていった。
「中は気持ち良い!お尻の穴に処女膜はないからぁ!気にしなくて良いもんねえ!ハッハッハ!」
蘭は、1時間程玩具にされた後に、康二に体のケアをされてから病室に帰った。
次の日に、蘭は人間ドックの結果を康二から聞いた。
「毛利蘭さん。特に問題は、ありませんよ」
「本当ですか!良かったです♪あっ、これは、人間ドックの事ではないのですが、質問してもいいでしょうか?」
康二は、平常心を装って答えた。
「どうぞ」
「朝起きたら、ベットの位置が少しだけ移動している気がしたので・・・夜間帯の見回りの時とかに、看護師さんがベットにぶつかったりしたのかなぁと思って?」
康二は、ベットの位置も気を付けたつもりだったが失敗したと焦った。
「あの階の夜間帯の巡回は、当直の医師が行っているのですよ。もしも、そのような事があって、眠りの妨げになったのなら申し訳ありません」
蘭は、気になった事を言っただけで、謝罪を求めているわけではなかった。
「少し気になっただけですので・・・」
蘭は、焦りながら答えた。
1時間後に小五郎とコナンと蘭は、自宅に帰って行った。
「人間ドックでは、問題なしと言われたぞぉ!今日は、お祝で酒を飲むぞぉ!」
小五郎の元気な声が、自宅に響いた。
康二は、蘭の件が終わってから2ヶ月後に、保夫と診察室で話をしていた。
「この娘に、人間ドックに受けるように誘導して下さい!」
保夫は、写真を見せた。
「榎本梓ちゃん!毛利探偵事務所の階下にある喫茶店のポアロの店員さん。専門学校の友達とポアロに行く事があって、その時に見かけたんだぁ!よろしく頼みますね!院長先生!」
康二は、保夫の要求がエスカレートしていって慎重な行動がなくなっていく事が怖かった。
今までの犯行で使用した、睡眠薬もバレないように記録を上手に改ざんしているし、性的なイタズラも撮影や記録を残していない。
また、秘書を海に落とした映像さえなければ脅される理由はない。
康二は、証拠のビデオを手に入れる事と保夫を始末する計画を考え始めた。
最後まで、読んで頂きありがとうございます!!
昏睡・殺人・脅迫等の表現が含まれますので、真似をしないようにお願い致します。