※この作品はR-18です。

霊使い連作 ※ai使用作品   作:砂漠のデスラクーダ

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【霊使いたちの夜:キャンプファイヤーの余韻】

任務を終え、森の外れにある安全区域。

4人は小さなキャンプを張り、焚き火を囲んでいた。

 

火のはぜる音が、沈黙を優しく彩る。

 

「ふぁ~、ひと仕事終えた後のごはんって最高~!」

 

ヒータが豪快に焼いた獣肉にかぶりつき、

ウィンはほくほくの焼き芋をかじる。

 

「……もうちょっと火を通した方が良かったかも」

 

アウスが少し焦げた端を見て、口元を押さえて笑う。

 

「いやいや、野外料理にしては上出来!あんた地面から食材探すの上手いもんね」

 

「……褒めてるの、今の」

 

「もちろん!」

 

そんなやり取りに、ウィンが口を挟む。

 

「うーん、相変わらずの夫婦感だねぇ、このふたり」

 

「だっ、誰が夫婦だー!!」

 

ヒータが焦って口をこぼし、アウスはうっすらと目を逸らす。

 

エリアは静かに木の実をかじりながら、

そんな様子をちらっと見て、なぜか少し目を細めていた。

 

【見回り当番:ウィン×エリア】

最初の見回りは、ウィンとエリア。

 

森の夜道を、風がそっと撫でる。

 

「……今日、さ。ちょっとだけ、嬉しかった」

 

「何が?」

 

「エリアと、一緒に戦えてるって感じがしたから」

 

しばらく沈黙。

 

でも、エリアはぽつりと呟いた。

 

「……風に乗った水は、流れが美しかった。あなたの風が、私の術式に合ってた」

 

ウィンの顔が、ぱぁっと明るくなる。

 

「え、なにそれ……めっちゃ褒められた……!」

 

「……事実を述べただけ」

 

でも、エリアの声は、どこかほんの少しだけ照れていた。

 

ふたりの距離が、夜の空気の中で、ふっと近づいた気がした。

 

【見回り当番:アウス×ヒータ】

「ヒータ、こっち、足元悪いから気をつけて」

 

「……へっへー、ちゃんと気づいてくれるじゃん」

 

「いつも無茶するから、気になるだけ」

 

「……ありがと」

 

少し歩いたあと、ヒータがぽつり。

 

「今日、あんたと一緒に戦えて……ほんとによかった」

 

「……うん。ヒータの炎、わたしにはすごく頼もしい」

 

「そっか……えへへ」

 

一瞬だけ、ふたりの手が、触れる。

 

けど、お互い何も言わず――でも、離れもしなかった。

 

【深夜のキャンプ】

焚き火の灯りがゆれる。

 

アウスは横になりながら、星を眺める。

その隣で、ヒータはそっと目を閉じる。

 

ウィンは木の上に登って星を見上げ、

エリアはその下で、そっとその様子を見守っていた。

 

風と炎、大地と水。

相反する魔力を持つふたりずつが、

少しずつ、重なろうとしていた。

 

――静かな夜が、優しく彼女たちを包んでいた。

 

【朝の寝起きイベント】

  アウス&ヒータ視点

朝の森はまだ、薄い霧に包まれていた。

焚き火の名残の温もりのなか、ヒータはゆっくりと目を開ける。

 

「……ん~……さっむ……」

 

隣には、静かに目を閉じているアウス。

彼女の髪には夜露が光り、寝顔は穏やかそのもの。

 

「おーい……朝だよ、アウスぅ……」

 

ヒータがそっと肩を突こうとした、そのとき――

 

「……ん……もうちょっとだけ……」

 

「!? しゃ、喋った!? 寝言!? いや、もしかして……」

 

アウスのまどろみの声に、妙にドキドキしてしまうヒータ。

ほんの数センチ先の寝顔を見つめていると、ふと目が合った。

 

「……おはよう、ヒータ」

 

「っ! おっ、おっ、おはよっ!!」

 

目が覚めきってないアウスの静かな笑顔に、

ヒータは顔を真っ赤にして、そっぽを向いた。

 

「(ずるい……あんた、その無自覚天然)」

 

 ️ ウィン&エリア視点

「……ふああ……ねむ……」

 

木の上で目をこすりながら伸びをするウィン。

その視線の先には、下で静かに瞑想するエリアの姿。

 

「……あれ、もう起きてるの? 早っ」

 

「朝の水気は、魔力の流れを整えるから」

 

エリアは涼やかに言いながら、目を開けずに返す。

 

「え、なにそれ、かっこいい……」

「……寝癖がすごい」

 

「えっ、うそ!? まじで!?」

 

あわてて髪をぐしゃぐしゃとかき乱すウィン。

そんな様子をちらっと見て、エリアがほんの少し微笑んだ。

 

「……変じゃない。いつもの、あなた」

 

「えっ、今、なんかフォローっぽいことした!? したよね!? えっへへ~!」

 

「……騒がしい」

 

エリアは目を逸らしたが、その耳が赤いことを、ウィンは見逃さなかった。

 

 【女子トーク:恋バナ未遂回】

任務の帰り道、道端の花が咲く小道で4人が休憩中。

ヒータとウィンは少し離れた場所で、木陰に腰を下ろしていた。

 

 ヒータ&ウィンの視点

「なぁ、ヒータってさぁ、アウスのこと、どー思ってんの?」

 

「ぶっ!? いきなり何言い出すの!?」

 

「いや~、なんか最近さ、あのふたり妙に距離近くない? って、見てるとわかるよね」

 

「そ、それは……その……魔力的な、相性が……」

 

「ふーん……でもさー、朝のあれとか、完全に"気持ちの"相性じゃない?」

 

ヒータが顔を真っ赤にして、「うるさいっ」と唸る。

ウィンはニヤニヤしながら肘でつつく。

 

「じゃあ、じゃあ、ウィンは? エリアとは?」

 

「……え?」

 

「明らかに気にしてんじゃん、朝とか。てかさ、わたし気づいたんだけど――」

 

「ちょ、ちょっと待って!話そらさないで!?!? ねえ!?」

 

そんな騒がしい会話を少し離れた場所で、

静かにお茶を飲んでいたアウスとエリアは聞き耳を立てていた。

 

 アウス&エリアの視点

「……あのふたり、また騒いでる」

 

アウスがため息まじりに言うと、エリアは小さく頷く。

 

「おそらく、恋愛に関する会話」

 

「……うっ」

 

「あなた、顔が赤い。図星?」

 

「エリアも……ちょっと耳が赤い」

 

「……気のせい」

 

ふたりは目を合わせると、同時に顔をそむけた。

 

焚き火はないのに、どこかほんのり温かい、昼下がりの空気だった。

 

 

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