※この作品はR-18です。

光と闇のその先に   作:朝凪型戦艦二番艦夕凪

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人類が銀河大帝国のもとある銀河を統一したその日から銀河世紀,通称G.C.0001は始まった。
大帝国の支配からおよそ100年が経過しG.C.0103のある日、突如として帝国は崩壊した。
独立志向の高い人種や銀河大帝国の圧政に苦しんだ元星系国家の国家元首の子孫などが遂に反抗に出たからだ。
最初は武力で抑えようとしたものの銀河各地で次々と武装蜂起が相次ぎ遂には帝国は崩壊した。
そして、それからおよそ2000年が経過しG.C.2091ある2つの多星系国家間で緊張が走っていたある日、それは突然最悪の形で始まった。


第零話 すべての始まり

G.C.2091 6月12日 16:30頃

旭光国家共同体 星系バールハラ 第四惑星バーゼ

カイ「ただいま〜。」

 

リン「お帰りなさいカイ。」

 

リン・リュウセイ

カイ・リュウセイの母で大和撫子という言葉が似合う女性だが、普段は優しく大人しい性格だがいざというときは父親よりも頼りになる。一家のボス的存在。

 

カイ「うん、ただいま。」

 

サカイ「おっ、カイ帰ってたのか。早かったな。」

 

サカイ・リュウセイ

傍から見ればたくましい父親だが実際のところは優しく傷つけるのも傷つくのも好きじゃないとても優しい人。一家の大黒柱だが、妻のリンには逆らえない。色んな事に精通していて頼りになるが息子のカイに戦術や戦闘の仕方を教えるのはあまり好きではない。

 

カイ「父さん、ただいま。父さん今日休みだっけ?」

 

サカイ「いや、今日は午前中だけ仕事だったんだ。だから朝はいなかったが昼過ぎには帰ってきてたぞ。」

 

カイ「へぇ〜、そうだったんだ。」

 

そんなどこにでもいる普通の家族の日常は突如として奪われた。

 

バーゼ惑星軌道上宇宙港

「うしっ、こいつでラストだ。」

 

「あいよ。」

 

「それにしても今回の貨物はやけに重かったな。」

 

「そうか?でもまぁ、言われてみれば確かにそうかもしれないな。」

 

そんなことを作業員たちが話していると夕闇軍事大帝国の貨物船が出発したその瞬間。

まばゆい閃光が宇宙港と警備艦隊、補給によっていた旭光国家共同体第六機動艦隊すべてを巻き込み大爆発を起こした。その光景は当然地上からも見え余波も惑星全土に届いた。

 

カイ「宇宙港が!!」

 

サカイ「カイ!伏せろ!」

 

父が叫びカイを伏せさせる。その瞬間爆風が街を襲い建物が崩壊していく。さらに...

「!おい!貨物が光って!」

 

夕闇軍事大帝国所属の貨物船からおろした積み荷のいくつかから突如発光し大爆発を起こしたのだ。輸送ハブに置かれていたその貨物は他の物資も巻き込み軍民関係なく巻き込み破壊していった。

 

カイ「......うっ...!父さん!!」

 

カイの上に覆いかぶさっていたため窓ガラスや飛んできたものが突き刺さり背中や頭部から血を流していた。

 

リン「あなた!!しっかり!」

 

そういう母のリンも額から血を流しており、左腕には生々しい傷がある。

 

サカイ「り...リン......か、カイを連れて...逃げろ...」

 

リン「あなたを置いては行けないわよ!!」

 

カイ「そうだよ父さん!父さんを置いていくわけにはいかないよ!!」

 

そうして父を一緒に連れて行こうとする二人に崩れてきた建物が落ちてくる。

 

サカイ「!!」

 

それを見た父は無理やり体を動かして二人を突き飛ばし瓦礫に潰されてしまった。

 

カイ「と、父さん...」

 

リン「あなた......」キッ「カイ!行くわよ!!」

 

カイ「父さん...」

 

放心状態のカイに対して母は平手打ちをし意識を戻させる。

 

リン「しっかりしなさい!!お父さんが守ってくれた分私達が生きるのよ!!」

 

カイ「!!...わかった。」

 

そうしてカイは母と共に建物内から逃げ、多少遠いものの安全と思われる地下避難所に向かって行く。しかし、その間も爆発や燃え盛る炎が後ろから迫ってくる。

 

リン「ハァ...ハァ...ハァ......!」

 

その時母が突如カイの手を振りほどき倒れた。

 

カイ「!?母さん!?」

 

振り向き戻ろうとするが...

 

リン「良いから逃げなさい!!早く!!」

 

そう言うが否や炎に周囲が包まれていき近づけなくなる。

 

カイ「母さん!!母さん!!」

 

炎の熱気で前が殆ど見えないがそれでも必死に母の姿を見る。

 

リン「......生きて。」ニコッ

 

燃え盛る炎の中そう母の声が届いた瞬間隣の建物が爆発し母はその爆発に巻き込まれカイは爆風で吹き飛ばされた。

 

カイ「そんな...嘘だ...母さん!!」

 

その後はカイには記憶がないが逃げ遅れた人物を探しながら逃げていた旭光国家共同体宇宙軍KS部隊隊員に担がれてシェルターまで逃げた。

 

それから月日が経ちカイが18歳になった時...

??「皆、今日からうちの部隊の新隊員になるカイ・リュウセイ二等兵だ。」

 

カイ「カイ・リュウセイです。若輩者ですがよろしくお願いします。」ビシッ

 

ここから物語は始まっていった。




今まで出してきた作品の反省などを活かして色々組み込んだ独自作品を作ってみました。
拙い文章でわかりにくいところなどがあると思いますがどうか温かい眼差しで見ていただけると幸いです。
コメントお待ちしています。
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