「……あっ、あんっ。……そ、そこぉっ、だっ、だめぇっ」
ぴちゃぴちゃと水音が鳴る度に、快楽に染まった声がアリスの口から溢れる。
本格的なマッサージを始めると言われてから三十分ほどが経過。異性とは思えない細い指で、アリスは敏感な部分を繊細に弄られていた。
自分でも分かるほどに勃起している乳首に、漏らしたかと錯覚してしまうほど濡れている秘部。常に余裕の態度を崩さない令嬢の姿は、どこにも残っていなかった。
「やっ、あっ……ひゃんっ!」
一定の時間ごとにオイルが追加され、ねっとりと身体に塗り込まれる。これまで体験したことのない新感覚に、アリスの身体は完全に発情し切っていた。
「脚を広げて?」
「ふぇ? ……こ、こう?」
「そうそう。こうやって、自分で持っててね」
言われるがままに股を開き、両足を自分の手で持つ。普通なら羞恥を覚える格好だが、前回のマッサージを経験しているので抵抗はない。むしろ、これから与えられるであろう快楽にアリスは期待してしまっていた。
そんな彼女の期待を見透かしていないはずもなく、正吾は敢えて触らずに焦らしていたクリトリスをきゅっと摘んだ。
「んんんっ!! それっ! あ゛あっ!!」
「いいね。どんどん声出していこう」
「刺激が……! つ、強いぃ……!」
布の上からクリトリスが二本の指で固定され、逃げ場がなくなる。そこを反対の手の指でぐりぐりと撫で回されれば、声が出るのも当然だった。
しかし、不思議なことに〝やめて〟という言葉は出てこない。脳に電流が走るような強烈な快楽など、女からすれば一種の拷問だ。そんな攻めを、アリスは無意識に受け入れてしまっていた。
「ああんっ! ひゃっ、いやぁっ! きっ、気持ちっ……んんっ!」
声を我慢することなど出来るはずもなく、アリスはただ喘ぎ声を上げた。
刺激される度にビクビクと腰が跳ね上がり、脚を持っている手にも力が入る。
汗を流し、身体は疲弊。呼吸も整わず、意識も空に浮かぶ雲のようにふわふわしていた。
最早アリスは、何をされても抵抗は出来ない状態となった。
「ここからは……
「……えっ? 何を──」
アリスが質問する前に、正吾が動く。
上半身最後の砦であったビキニの紐を解き、生の美巨乳を曝け出したのだ。
「こ、これは……?」
「大丈夫だよ。後ろから触るから、俺には見えてないからね」
「そ、そうなの……。なら、いいけど」
処理能力が低下していることで、すんなり了承したアリス。
ベッドに乗ってきた正吾に背中を深く預け、されるがままに胸を揉みしだかれる。
「んんっ! ああっ、やっ、ひぃんっ!」
コリコリと乳首を刺激されれば、秘部がオイルではなく溢れ出した愛液で濡れる。胸ばかりに意識が向いていると、容赦なくクリトリスも刺激された。
そのままスルッと指は秘部へ挿入。オイルと愛液のダブルコーティングにより、挿入された痛みは皆無。感度が最高潮になっている膣は、どこに触れても弱点と化していた。
「下も邪魔だから脱がすね」
「ええっ? ……んっ! あんっ! んんっ!」
ついにビキニ全てが脱がされ、全裸に剥かれたアリス。北欧の美しい純白の身体が、どこも隠されずに丸見えだ。
そんなアリスを前に息を荒くしながら、正吾は彼女の正面に移動。挿入する指の数を一本から二本へと増やし、ずっぽりと指の付け根まで挿入。Gスポットを的確に押し上げた。
「──あっ、んンッ!!」
「いいね。横になろうか。ほら、アリスさんのせいでこんなに勃起してるよ」
意識が朦朧としているアリスを再びベッドに寝かせ、身体の上に
「……こ、これは? ……え? おちん、ちん?」
「そうだよ、臭いをかいでごらん。アリスさんが好きな臭いのはずだよ」
「これが……男の人の……」
生の男性器など見たことがあるはずもなく、アリスは不思議そうにイチモツを見つめる。無垢な少女を汚す喜びに頬を緩ませながら、正吾は腰を少し下ろした。
僅かに我慢汁が出ているイチモツへ言われた通りに鼻を近付けるアリス。決して良い臭いとは言えないそれに、アリスは胸の鼓動が早くなるのを感じた。
「く、くさい……。ひどい、においね」
「そう? その割には、いい顔してるけどね。アリスさん」
「おかしい、の。臭いのに……でも、もっと、かぎたいのぉ」
前回のマッサージで覚えさせられた──
すんすんと臭いを鼻に入れれば入れるほど、麻薬のように脳を犯した。
「……んちゅっ、ちゅぱっ、れろぉっ」
「おっ、おおっ……マジか。……理性飛びすぎだって」
命令していないにも関わらず、アリスが自発的にイチモツへ口を付けた。軽いキスから始まり、舌で舐め上げる素人のフェラ。ぎこちない動きが逆に、正吾の欲情を掻き立てた。
「ファーストキスがこれってのも……なんだよな」
「むぐっ、んちゅっ、あっ……ちゅっ」
夢中でイチモツを舐めるアリスに、正吾が笑いながら舌を絡ませた。ぐちゃぐちゃに唾液を交わらせ、ロマンチックの欠片も無い下品なキス。それが薙切アリスのファーストキスだった。
「あー、もう無理。そろそろ良いだろ。てか、我慢できん」
「……? ……しょーご、くん?」
キスの余韻で呆然とするアリスから離れ、正吾が自身のイチモツを手で握った。自慰行為を始めるのではない、本番を始めるのだ。
近くの荷物台に置いておいたコンドームの封を切り、イチモツにゴムを装着した。
「うぇ……? なに? しょーごくん。おちんちん、もっとぉ」
「大丈夫、今からもっと感じられるからね」
アリスをM字開脚の状態にさせ、指で性器の入口を開く。愛液まみれの秘部は、男の肉棒を受け入れる準備が完全に完了していた。
「挿れるよ、アリス」
爆発しそうなほどに膨れ上がった亀頭が、アリスの秘部にぴたっと付けられる。薄いゴムを使用していることもあり、高まったアリスの体温が肉棒から正吾へ直接伝わってきた。
極上の処女を奪い取るため、正吾はイチモツをねじ込んだ。
「──ん゛あ゛ッッ!!!」
獣のような声を上げると共に、アリスの身体が大きく跳ねる。処女膜は完璧に貫通し、結合部からの僅かな出血がベッドに落ちた。入念な前戯により、処女を散らした痛みはほぼ無く。アリスが感じていたのは、大きすぎる快楽だけだった。
「やぁんっ、ひゃっ、だめぇっ、んんっ!?」
パンパンパンパンと、リズム良くピストンが繰り返される。
正吾も興奮から余裕はなく、アリスを気遣う暇も無しに腰を振った。
「おほっ、締まる、気持ち〜っ!」
一分ほど欲望のままに腰を振り、落ち着きを取り戻した正吾。
勢いに任せてまたアリスの口へ舌を入れると、体重をかけながら膣内をイチモツで突き始めた。ずちゅんずちゅんという音が部屋に響き、ベッドがカタカタと揺れる。行われているのはとうにマッサージではない。雄と雌が交わる性行為だ。
「んがっ! ……お゛ほっ。……んぎぃっ!」
「腰、止まんねぇ〜! アリス! お前のマンコは最高だ!」
雑なピストンからGスポットを擦り上げる動きに変化。これ以上ないほどに硬くなった肉棒は、容赦なくアリスの膣内を蹂躙した。
「気持ち良いか!? アリス!」
「気持ちっ、いいっ!! きもちいいのぉっ!!」
アリスは蕩け切った顔で、正吾の全てを受け入れた。自分から腕を回して正吾を抱きしめ、全体の密着度を更に上げる。
頭は何も考えられない。ただただ更なる快楽を求めて、本能のままに膣を締めた。
「出すぞっ! アリスっ!」
射精が迫り、肉棒が荒ぶる。
僅かに膨れたイチモツのラストスパートを経て──熱い白濁の欲望は吐き出された。
「……あっ、あっ、つい」
「……ふーっ、出した出した」
「あっ、んんっ」
射精を終えたイチモツがずぷりと秘部から引き抜かれ、アリスが小さく喘いだ。正吾はゴムを外すのも後回しに、放心状態の彼女へ優しくキスを落とした。
「気持ち良かったよ。アリス」
「……わたし、もぉ」
汗と唾液まみれ。汚れていない部分などない顔で、アリスが妖艶に微笑む。
数時間前の天真爛漫な少女の顔ではなく、性の魅力を知った『女』の顔だった。
「アリス。これからも、気持ち良いことをしたい?」
正吾の問いに、アリスは自分でも驚くほど素直に頷いた。まるで、頷く以外の選択肢など最初から無かったかのように。
下腹部に残る熱と異物感。自分の身体が作り変えられたのだと、どこか人形のように理解していた。
「じゃあ、俺たちは両想いだ。アリスが望むなら、俺はいつでもアリスにこの気持ち良さを与えてあげられる。だから……アリスは俺の言うことを守るんだよ?」
悪魔の囁き。しかし、アリスにとっては天使の祝福にも等しいものだ。どこまでも甘美な、絶対的な蜜の味。箱入り娘として育ってきたアリスに、抗えるはずもなかった。
「愛してるよ。──アリス」
「…………わたしも、よ。しょうご、くん」
そこから先、正吾とアリスは激しく互いを求め合った。
「あんっ! あんっ! あんっ! もっとぉっ! ついてぇっ!!」
時間を忘れて、肉欲に溺れる。
体位を変え、趣向を変え、アリスの身体が貪られる。
「お゛っ! ぎもぢいぃぃっ!! そこぉっ! そこきもぢぃぃいっ!!」
子宮口を潰され、クリトリスを舐められ、身体中を汚された。
「もっとぉっ! もっとぉっ! しょうごくぅんっ! ──きもちよくしてぇぇぇっ!!」
しかし、それでも、喜びを感じてしまっていた。
満たされる幸福感。アリスは完全に引き返せない所まで堕ちた。
「ほらっ! 前に教えただろっ! 漏らす時はイクッて言うんだってなッ!!」
「イクイクイクッ! ──イぐぅッッ!!!」
我が道を突き進んで来た少女、薙切アリス。
彼女はこの日──燦徳正吾の
「……ふわぁ。……ねっむ」
夜更かしの代償である怠さが残る眠気と共に起床。
時計が示す時刻は午前十一時ともうすぐ昼だ。何時に寝たか分からないとは言え、夏休みの学生らしい怠惰な起床となった。
隣を見てみれば、体力が無くなるまでヤリまくったアリスが寝ていた。眠っているだけなのに人形のような美しさだ。快楽で乱れまくっていた時とのギャップを感じ、イチモツの朝勃ちが更に高まった。
「……エロい女だな。マジで」
今更ながら、本当にアリスを抱いたのだという実感が湧いてくる。なにせ相手はあの薙切家のお嬢様だ。学生の時点で抱いた男なんて、世界広しと言えど俺ぐらいのものだろう。
そう考えると、思わず笑みが溢れる。アリスを手に入れたことで俺の最終目標である『薙切えりなを手に入れる』という夢にも、現実味が出てきたというものだ。
もちろん、アリスはアリスで、俺の女として一生愛していくのだが。
「──……ん?」
天井を見上げてニヤつきそうになる頬を押さえていると、イチモツに程良い刺激が走った。何事かと掛け布団をめくってみると、そこには俺のイチモツをペロペロと舐めるアリスの顔があった。
「なんだ、起きてたのか」
「ええ、正吾くんより先にね。寝顔を見てたら起きちゃったから、寝たふりしたの。可愛かったからもう少し見ていたかったのに……んっ、朝からこんなに、おひんひん、大きくひてぇ」
昨日までは素人同然の技術だったが、今はしっかりと舌が使えている。裏筋を丁寧に舐めつつ、亀頭を咥えてしゃぶる。何度も口に突っ込んでフェラさせた甲斐があった。
「あんっ。……ふふっ、また大きくなったわね。明るいところで見ると、凶暴な形だわ」
「アリスのせいだろ。責任取れ」
「まあっ、酷い言いがかりだこと。私の身体を好き勝手弄んだくせに。……ねぇ、正吾くん。……おちんちん、挿れてぇ」
俺の言葉に軽く文句を付けつつも、全く抵抗することなく脚を開き、自分の手で秘部を広げてまで誘ってくるアリス。
目にハートマークが浮かんでいそうな甘い声でのおねだりだ。完全にセックスの魅力に取り憑かれていた。
俺がそう仕向けたとは言え、ここまで効果があると笑えてくる。性に関して疎い箱入りお嬢様だったんだから、別に可笑しくもない話なんだけどな。
夏休み中の大きな目標だったアリスの攻略は大成功と言っていいだろう。俺のイチモツをねじ込まれて嬉しそうに喘ぐ姿を見れば、結果は火を見るより明らかだ。
後一週間ほどで夏休みも終わる。そうなれば、いよいよ『秋の選抜』の幕が上がる。手に入れたい女、手を出したい女はまだまだ居るし、二学期からも忙しくなるな。
「あぁんっ! もっ、とぉ! こすっ……てぇっ! き、気持ちいいっ……!!」
それから二時間ほどぶっ続けにアリスを抱き潰してから、俺たちは仲良く二度寝をかましたのだった。
アリスまで書き切れた……。我が生涯に一片の悔いなし……。