※この作品はR-18です。

食の魔王を(性的に)喰らう者   作:スイートズッキー

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48話 求め続けた景色

 

 

 

 原作最後のイベントである『BLUE』が終わってから、今日で一週間。

 

 無事に優勝を飾ることが出来て安心したのも束の間、若手最強の料理人となった俺には様々なメディアに顔を出すという目の回るような忙しい時間が待っていた。

 

 燦徳家の次期当主という立場上そういう事に対しての経験は豊富なのだが、今回ばかりは本気で疲れた。料理チートの限界に挑んだ結果、代償として三日にも及ぶ激しい筋肉痛に襲われたからだ。身動き出来ない程じゃなかったが、日常生活に支障が出るレベルではあった。そんな状態で日本中を飛び回ったのだからキツくて当たり前。今日で全ての予定を消化し終えたので、ようやく解放されたわけだ。

 

 身体作りが不十分だった頃は、同じようによく筋肉痛になっていた。しかし、今回のは過去最高クラスの辛さだったと思う。

 料理を完成させてから一時間ぐらいは心臓が爆発しそうな鼓動を繰り返していたし、汗は止まることなく流れるし、呼吸は全く整わないし、マジで死神の足音すら聞こえてきそうだった。

 

 要するに、このチートを完全に扱えるようになったなんて俺の思い上がりだったということだ。多分だけど、これでもまだ底は見えてないんだろうな。感覚的にそう感じた。絶対死ぬからやらないけど。

 そもそもBLUEが終わった今、俺が本気で料理をする必要性もなくなってしまった。場面があるとしたら、えりなや創真と料理勝負をする時ぐらいになるだろう。それでも、今回と同じ出力で使用することは多分ないと思う。

 

 本当にこのチートにはお世話になった。

 申し訳ないのは、全力を出させてやれる『器』に俺がなれなかったことだ。俺が死んだ時、また他の誰かにこのチートが移るのだとしたら、その人物は俺とは違って料理に全てを捧げる料理バカであることを願いたい。このチートが全力を出せる器になれるような、そんな料理人であってくれ。

 

 料理人としての『燦徳正吾』はここで終わりだ。

 

 原作のイベントも全て終わり、ここから先は自分自身で道を選ぶことが出来る。何をしようと俺の勝手だし、何をしても良い。薙切えりなとの婚約を勝ち取った今、俺の第二の人生最大の目的は達成されたのだから。

 これからは俺が愛した女を幸せにすることを中心に、色々やっていこうと思う。燦徳家の次期当主として、暇になることもないだろうしな。

 

 ……さて、それはそれとして、頑張った俺にはご褒美が与えられる。

 

 金でも、地位でも、名声でもない。そんなものに興味はない。俺がここまで戦い抜いてきた理由の全て。

 

 

 ──俺は今日、薙切えりなを(性的に)喰らうのだ。

 

 

「……ふぅ」

 

 時刻は午後七時。場所は燦徳家が所有するホテルの一室。

 

 部屋に置かれたベッドに腰を落としながら、俺は柄にもなく緊張していた。まるで初めてラブホテルに入った童貞のようだ。

 風呂で身体を洗ってきたばかりだというのに、嫌な汗が背中に流れて着ているバスローブを濡らしていた。我ながら笑える。

 

 BLUEの優勝者として全国を飛び回っていたこの一週間、俺には少々強引に連れ出した()()()が居た。

 俺と優勝をかけて決勝を戦い、準優勝に輝いた料理人である──薙切えりなだ。

 

 メディアには二人揃って顔を出したし、インタビューにも答えた。そしてそれだけでなく、全国に拠点を置く燦徳グループの支部にも直接えりなを紹介しに行った。次期当主である俺の妻となる人物なのだからという建前を利用して、えりなも一緒に連れ出したのだ。

 

 全てを完璧に仕込んできた俺に反論する者など居るはずもなく、俺はえりなと共に一週間同じ時間を過ごしてきた。もちろん、メディアへの対応とか部下たちへの顔合わせなんてついでだ。俺の本命はほとんどの場合、性欲を満たす事にあるのだから。

 

「……出て来たか」

 

 小さく聞こえていたシャワーの音が止まった。俺は湧き上がる興奮を鎮めようと目を閉じたが、敏感になった聴覚が捉えた僅かな音が期待を煽って、完全に逆効果となった。

 明日には遠月学園に戻る予定だ。何も考えずに時間を過ごすのなら、今夜以外にない。俺はカーテンの向こう側から現れた恋人を見て、ごくりと喉を鳴らした。

 

 

「……お、お待たせ……」

 

 

 消え入りそうな声と共に姿を見せたのは、制服姿のえりな。

 半袖の白い夏服にボーダー模様のリボン。チェック柄のスカートと紺色のハイソックスが作り出す絶対領域の破壊力は言うまでもなく、ただ立っている姿を見ただけだと言うのにイチモツに血が集まり始めた。

 

「……その、あんまり、見ないで」

 

 俺に見られて恥ずかしいのか、えりなは目線を逸らした。その様子が堪らなく愛おしくて、俺はベッドから立ち上がってえりなの目の前に移動した。

 肩に手を置き、至近距離で見つめる。目を合わせないようにする可愛らしい抵抗も、顎を指で持ち上げてやれば大人しくなった。薄紫色の輝きを放つアメジストのような瞳が、期待と不安を混ぜ合わせたように揺れている。

 

「ちゃんと制服を着たんだな。偉いぞ、えりな」

「……あっ、貴方が、そうしろって言ったから」

 

 純白のコックコートも良いが、やはりえりなには制服が一番似合う。初めて抱く時は必ず制服でしようと考えていた俺自身に感謝したい。

 

 ドライヤーを使っていないからか、えりなの髪は十分に乾いていなかった。毛先から滴る雫が制服を所々濡らしており、儚さと同時に妙な色気を出している。別にこれは俺が命令したわけじゃない。えりな自身がドライヤーを使う時間を惜しんだ結果だ。

 

「髪、濡れてるぞ。そんなに早くしたかった?」

「……ッ! ……そ、そういうわけじゃ」

「バレバレの嘘つくなよ。……乳首、こんなになってるぞ」

「……あっ」

 

 えりなの髪を触ったことで俺の指先が僅かに濡れた。

 俺は濡れたままの指でえりなの乳首付近を優しく押し込む。すると制服に水のシミが浮かび上がり、ぷくっと膨らんだ乳首に制服が張り付いた。ブラを付けるなという命令もちゃんと守ったようだ。

 

「こんなに勃起させて……期待してないわけないじゃん」

 

 理性がそろそろ壊れそうになっているのを感じつつ、えりなの制服のボタンを上から順番に外していく。一つ外れるごとに白い肌の面積が増え、全部外し終わると解放された巨乳が圧倒的な存在感を放った。

 

「……ぁぁっ。……見ないで」

「ダメだ隠すな。手は後ろに」

「……うぅ」

 

 制服の前を閉めようとしたので、手を後ろに回させる。えりなは顔を真っ赤にしながらも素直に従った。

 そんな姿に支配欲を刺激されながら、俺は前が開いている制服をゆっくりと脱がした。現れたのは思わず目を見開いてしまうほどの芸術品。神によって作り出された奇跡としか表現出来ない身体だった。

 

「あっ、あの……もう少し、部屋を暗くして……」

「もう十分暗いだろ? これ以上暗くしたら、えりなの顔が見えなくなるから嫌だ。この綺麗な身体もな」

 

 見られるのが恥ずかしいという意見なのは分かるが、俺からしたらそんなもん受け入れる理由がない。えりなが身体を見られたくなくても、主導権を握っている俺が見たいのだから。

 隠されていた身体は想像通り──いや、想像を遥かに超えてきた。重力に逆らう形の良い巨乳は言うまでもなく最高で、乳首は二つとも同じぐらい勃起していた。発情しているのが一目で分かる身体だった。

 

「もう、我慢出来ない?」

「…………」

 

 こくりと、小さく頷いたえりな。それが彼女にとっての精一杯の答えであることがよく伝わってくる。

 

「……俺も、もう我慢の限界だわ」

 

 発情したえりなと、理性が限界を迎えている俺。ここまで来るのに、随分と掛かった気がする。言葉に出来ない喜びと期待が、俺の胸を埋め尽くしていた。

 

「正吾、くん……! はやく、はやくぅ……!」

「ああ、ベッドに行こうな」

 

 食戟に勝利して婚約を果たし、性行為をしてもいい状況と条件が整った。ついに薙切えりなに手を出せる。その初体験を最高のものとするため、俺はこの一週間という期間で一つの下準備を行なったのだ。

 

 その下準備とは──『ポリネシアン・セックス』。

 

 前戯から本番行為までを五日間ほどに分けて行うセックスであり、時間を掛けてお互いの性的欲求を高め合う方法だ。初めての性行為でえりなを快楽に溺れさせるためには、この『ポリネシアン・セックス』が最適解だと自信を持って言える。

 遠月に戻るまでの一週間をフルで使いたかったので、期間は五日ではなく七日。一日ごとの行為は本当に段階と時間を踏んで行なった。

 

 

 一日目。──『服を脱いで全裸で軽いキスを繰り返す』。

 

 二日目。──『ディープキスを解禁』。

 

 三日目。──『乳首への愛撫を解禁』。

 

 四日目。──『クリトリスへの愛撫を解禁』。

 

 五日目。──『互いの性器への愛撫を解禁』。

 

 六日目。──『性的な玩具の使用を解禁』。

 

 

 これまでの六日間で、俺とえりなの身体はこれ以上ないほどに()()()()()()()()

 えりなはじっくりと身体を開発され、俺は挿入出来ない拷問を乗り越えた。七日目である今日がどれほど待ち遠しかったことか。何度隠れて抜こうかと思ったか分からない。自分でイチモツを扱きたい欲求に打ち勝ったのだから、今の俺は無敵だ。心置きなく、えりなを抱ける。

 

「……んっ」

 

 ベッドに押し倒したえりなと軽いキスをする。そのまま舌を捻じ込み、官能的に唾液を交換。優しく胸を両手で揉み、乳首を摘む。

 

「……んあっ! ……き、きもち、いい……! ……あっ、イグッ」

 

 これまでの下準備で、えりなにはちゃんと『気持ちいい』という言葉を使うように指導済みだ。同じく、絶頂を迎えた時の報告も抜かりはない。お陰で今、軽くイッたのもすぐに分かった。

 

 胸と乳首を程々に、手を下半身の方へと滑らせる。

 吸い付くような柔らかい腹を経由し、性器へと辿り着く。整えられた陰毛の中から、クリトリスを探し当てた。今日はまだ触っていないというのに勃起している。どこまでエロいんだこの女は。

 

「──……ああんっ! ……し、刺激が、つ、つよいぃ……!」

「ごめんごめん。……俺も、余裕なくてさ」

 

 ここまでの六日間で十分だというのに、いつもの癖で愛撫から入ろうとしてしまった。これ以上の前戯はむしろ逆効果だろう。えりなにとっても、俺にとっても。

 

「可愛いよ、えりな。……愛してる」

「……わ、わたしも…………愛してる」

 

 スカートを捲り上げ、俺が履くように命令した紐パンを脱がす。愛液で大洪水となっている性器を外に出し、俺もバスローブを脱いだ。

 

「……お、おっきい……」

 

 内心、思わずえりなの呟きに同意してしまった。生殺しを続けられてきた俺のイチモツは過去最高クラスの勃起状態だったからだ。太い血管は皮を突き破りそうなほどに浮き上がり、亀頭は爆発寸前なぐらいに膨らんでいた。

 いつもより大きくなった息子に苦戦しながらも、なんとかゴムを装着する。敏感になりすぎて、ゴムを付けるための接触でも感じてしまいそうになった。

 

 感じるなら、えりなの膣内(なか)でだ。

 そのために俺は、この二度目の人生を生きて来たのだから。

 

「……えりな。……脚、自分で持って広げて?」

「ッ!? ……こ、こう……?」

「そう、良い子だ」

 

 熟成させた食材を味わう瞬間のような高揚感。俺の求め続けた光景が、確かに目の前あった。

 イチモツを握り、無防備なえりなの秘部へと当てる。ピチャッという水音が響き、挿入準備が完了した。

 

「……挿れるぞ。えりな」

「……い、挿れて。正吾くんの、おちんちん……挿れてぇ」

 

 恋人からのおねだりに応えるため、俺は可能な限りゆっくりと──処女を奪い取った。

 

 

「…………んんっ」

 

 

 小さく溢れた声と共に、えりなが俺の腕を強く掴んだ。料理人だけあって、中々の握力だ。えりなの余裕の無さを感じられて興奮する。脚が下がってしまわないように、俺がすぐに持ち上げた。

 慎重に挿入した結果、止まることなくイチモツが根本まで挿った。このサイズを一度で飲み込むとは、えりなは膣の方も天才的なようだ。

 

「えりな、痛くない?」

「……だい、じょうぶ。……でも、少し、まって」

「もちろん。ゆっくりで良いからな」

 

 念入りに準備してきたので、破瓜(はか)の痛みもそこまでないだろう。えりなは一分程の時間で呼吸を整え、俺に微笑みかけてきた。

 

「も、もう、平気よ。……動いて? しょうごくん」

 

 性欲のままに腰を振りたいところだが、そうもいかない。『ポリネシアン・セックス』での挿入はゆっくりと、時間を掛けて行うものだからだ。……と言うより、激しくピストンなんてしたらすぐに射精してしまう。それぐらい、今は俺も余裕がないのだ。

 

「……んあっ、んんっ、あんっ」

 

 快楽に酔いしれるかのような声を上げるえりな。ずっと聞きたかった喘ぎ声が耳を幸せにしてくれる。子宮口まで押し込んで、ギリギリまで引き抜く。また押し込んで、引き抜く。

 これまでに経験してきたセックスに比べたらお遊びのような動きだが、最高に気持ち良かった。ゴム越しだと言うのにえりなの膣肉は俺のイチモツを締め付け、火傷してしまいそうな熱を伝えてくる。

 

「んんあっ! そ、そこぉっ! き、きもちいぃっ……!」

 

 腰の角度を変え、Gスポットを責める。コツンコツンと亀頭で突いてやると、連動しているようにえりなの腰が跳ねた。

 もっと責めたい。もっと喘がせたい。もっと乱れさせたい。溢れ出る欲望に従い、えりなの身体に手を伸ばす。

 

「いやっ、乳首……! だめぇ……今は、さわっちゃ……ああんっ!」

「気持ち良いんだろ? えりな。膣内の締め付けが強くなってるぞ」

「い、言わないでっ! 恥ずかしいから……!」

「顔を隠さないの。……ほら、舌出して」

「……んあ」

 

 両手をベッドに押さえ付け、舌と舌を絡ませる。『神の舌』が味わうのではなく、『神の舌』を味わっている。その優越感が更に興奮を加速させ、理性を壊していった。

 

「じゅる、じゅるるっ……ぷはっ、はぁはぁはぁ、しょうご、くん」

「えりな……可愛いよ」

 

 潤んだ瞳も、涎で濡れた唇も、切そうに俺を呼ぶ声も。全てが俺を誘ってきた。

 

 薙切えりなを──あの『薙切えりな』を俺は抱いているのだ。

 

「あんっ、しょうごくん……!」

 

 首筋に吸い付き、濃いキスマークを付けた。普段ならえりなに拒否されそうなことでも、今ならば受け入れてもらえる。そのままもう二、三個ほど付けたかったが、首は一つで満足しておいた。

 その代わり鎖骨や胸、腹や太ももにも付けておく。俺のモノであるという、証を残すために。

 

 

「……えりな。……そろそろ、出そう」

「……出してぇ。……しょうごくん」

 

 

 脳が溶けそうな声に俺のイチモツは耐えられず、我慢に我慢を重ねた射精を迎えた。ゴムを突き破ってしまいそうな量を出し尽くし、頭が沸騰しそうな快楽に目眩がした。

 

「あっ、あっつい……!」

「……ゴムしてなかったら、確実に妊娠してたな」

 

 イチモツを膣内から引き抜き、精液でパンパンになったゴムを外す。水風船のようで、少し笑えた。自分のことながら出し過ぎだろとツッコミたくなる量だ。

 

「……はぁ、はぁ、すごい、量ね。……こんなに、出したんだ」

 

 狙ってんのかってぐらいえりながエロい。本当に処女なんだよな? 男が喜ぶことを無意識で言ってるんだとしたら、えりなはとんだ悪女だ。俺の沼にえりなを沈めるのではなく、逆に俺がえりなの沼に沈みそうだ。

 本来ならばここからゴムに出した精液を相手の口に流し込むところなのだが、相手がえりなではそうもいかない。『神の舌』を狂わせる恐れがあるし、いきなりそんなハードなことをして嫌われたくないからな。

 

 ……しかし、えりなが俺を興奮させるようなことを言ったのも事実。

 

 俺のイチモツは射精したばかりだというのに、もう二度目の勃起状態に入っていた。流石に一度目と比べると勃ち具合は落ち着いたが、普段通りに戻っただけで凶悪なことには変わりない。

 えりなは再び立ち上がった俺のイチモツを蕩けた表情で見つめながら、艶かしく息を吐いた。

 

「しょ、しょうごくん……」

「どうした? えりな」

 

 えりなはゆっくりと起き上がると、胡座(あぐら)をかいて座っている俺に近付き、勃起したイチモツに鼻先を近付けた。勝手に舐められても困るので、顎を手で掴んでブレーキを掛けられるようにしておく。

 

「舐めちゃダメだからな。──って、臭いを嗅いでるのか」

「……男の人の、臭いが……! ……はぁ、はぁ、はぁ」

 

 裏筋に鼻を擦り付けながら、えりなが指で自分の秘部を弄り始めた。まだまだ発情しているのが分かって、俺の口角も上がる。

 

「欲しいのか? えりな」

「……ッ! ほ、ほしい……! しょうごくんのおちんちん……えりなの膣内(なか)にいれてぇ……!」

 

 普段の凛としたえりなからは想像出来ない言葉と声。それを向けてもらえるのが世界で自分だけというのが、この上なく心地良かった。他の誰にも渡さない。一生俺が幸せにしてやる。

 

「……じゃあ、今度は少し激しくやるからな」

「わ、わかった……」

後背位(バック)するから、尻を俺の方に向けて、自分でまんこ広げろ」

 

 えりなが何でも言うこと聞いてくれるから、俺も調子に乗ってしまう。

 そもそも、こんなエロい女が言いなりになってるんだから、調子に乗るなという方が無理な話だ。この状況で欲望にフタを出来る男が居るなら、俺はそいつを男とは認めない。

 

「お、お尻を……こう?」

「そう、それから指で……こうやって広げて」

「……はっ、恥ずかしい……!」

 

 尻を突き上げた状態のまま、まんこの小陰唇(ひだ)をえりな自身に広げさせる。男の肉棒を求めて小刻みに動く膣内とケツの穴が丸見えだ。恥ずかしさを誤魔化すためか、えりなはベッドのシーツに顔を埋めている。

 俺は手際良く新しいゴムを付け、えりなの腰を両手で掴んだ。「んっ……」というえりなの声が耳に届くと同時に、快楽を求めるためのピストンを開始した。

 

「──あ゛あ゛ッ!! ……かはっ! ……ふ、ふかい……ぃっ!!」

「……マジで、えりなの膣、気持ちよすぎ……!!」

 

 先程とは違い、優しさはあまり出せなかった。夢中になって腰を振りながら、少しでも深くえりなの穴を貫いた。正常位の時よりも奥に挿入出来る体勢なだけあって、膣内全体をえぐることが可能だった。

 

「お゛ッ! ……んあっ!! ……イグぅッ!!」

「気持ち良いだろっ! 気持ち良いよなぁっ! えりなァッ!!」

「ぎもぢぃぃいっ!! もっとぉっ! もっとついてぇっ!!!」

「この……変態女がッ!!」

 

 期待に応えるため、えりなの身体を押し潰して寝バックの体勢に移った。

 ピストンの度にたぷんたぷんとえりなの尻肉が沈み、俺に射精を促してくる。一度出していなかったら危なかった。

 

「ほらっ! 乳首も弄ってやるよっ! 嬉しいだろっ!?」

「んぐっ! う、うれじいっ……! ちぐびもぎもちいいのぉぉっ!!」

 

 胸を強く揉みしだきながら、乳首を強めに摘み潰す。えりなの口から汚い喘ぎ声が飛び出し、俺の本能を刺激してきた。

 

 そこから三十分以上、寝バックでのピストンを繰り返した。その間、えりなが何度潮を吹いたか分からない。五分に一回は全身を震わせて絶頂していたように思う。

 二度目の射精を迎えてからえりなを仰向けにすると、秘部があった場所には大きな水溜りが出来ていた。俺に押さえ付けられ、逃げ場もなく漏らすしかなかったのだ。あの薙切えりながそんな無様を晒しているというのが、どうしようもなくちんこに響いた。

 

「……あぁ……んぁ……んんっ」

「……ここらで、休憩かな」

 

 えりながほぼ気絶しているようなので、一旦休憩を挟むことにする。水分補給を済ませ、えりなの意識が戻るのを待った。

 

 

「……喰ってやったぞ。……薙切えりな」

 

 

 胸がはち切れそうになるぐらいの達成感だ。隣で眠るえりなを見て、俺は笑うのを我慢出来なかった。

 ここまで来るのに、随分とかかったものだ。色々あったが、今は自分を褒めてやりたい。

 

「中出しは……卒業したらだな」

 

 えりなの腹に手を置きながら、そんなことを考える。原作が終わった今、残りは楽しい学園生活を送るだけとなった。学園に居る女はもちろんのこと、学園外に居る女たちとだって十傑の権限を使えば会いたい時に会える。

 残りの一年半は俺にとってボーナスステージでしかない。それもこれも俺の努力の成果だと思うと、流石に感慨深くもあった。

 

「……来週は実家に戻って、園果の出産に立ち会わないとな。竜胆も無事に妊娠したし、やることは山積みだな」

 

 俺は俺の愛する女全員を孕ませる予定だ。卒業までの一年半は、妊娠させても問題ない女たちへの種付けが主な目的となるだろう。

 園果と竜胆を除くと……八重子とランダービ。そして卒業した後の寧々とメアの四人といったところか。

 

 

 ──『食戟のソーマ(原作)』が終わっても、俺の人生は終わらない。

 

 

 俺はこれからも、やりたいようにやるだけだ。

 

 自分と愛する女たちを幸せにするために、改めて覚悟を決める。俺は俺に出来ること全部で、この先の未来を生きていくのだ。

 

「……んんっ。……しょうご、くん?」

「…………水、飲んどきな」

 

 今は取り敢えず、未来の妻を可愛がるとしよう。

 初めてのセックスを、一生忘れられなくするために。

 

 

「──ああんっ! あんっ、はぁっ! ……イグッ! イグイグイグッ! ……イぐぅッ!!」

 

 

 騎乗位で絶頂。対面座位で絶頂。

 何度射精したか分からない。何枚のゴムを使ったか分からない。

 

 俺とえりなは夜が明けるまで繋がり続け、四十八手全てを終わらせる勢いで──性欲に溺れて愛し合った。

 

 




ようやく、メインヒロインを書けた……!応援してくださった皆様のお陰です。ありがとうございます。
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