※この作品はR-18です。

『仮面の英雄、白濁の野心』   作:カイト__

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白濁の夜明け、姉妹の誓い

柔らかな朝の光が、アスラン・ザラの私室の舷窓から静かに差し込み始めた。まだ空気はひんやりとしているが、一日の始まりを告げる穏やかな光だ。しかし、その光が照らし出すのは、普通の士官の部屋の風景ではなかった。キングサイズのベッドの傍らには、二つの小さな影が、息を潜めるようにして正座している。ルナマリア・ホークとメイリン・ホーク。ザフト軍の制服ではなく、今は身体のラインが露わになる薄手のネグリジェ(それはアスランが彼女たちの「任務」のために用意したものだった)を身に纏った姉妹は、ベッドで眠る主人の目覚めを、静かに、しかし熱心な瞳で待っていた。

 

どれくらいそうしていただろうか。彼女たちは、アスランが目覚める気配を敏感に察知するために、神経を集中させていた。これは、彼女たちにとって、毎朝繰り返される神聖な儀式の始まりなのだ。アスラン・ザラという絶対的な存在に、朝一番に仕えることができるという、他の誰にも許されない特権。そう、彼女たちは本気で信じ込んでいた。昨夜の奉仕でどちらがよりアスランを満足させられたか、そんなことを考えながら、今日こそは自分が、と互いに闘志を燃やしてもいた。ルナマリアは姉としてのプライドと負けん気から、メイリンは純粋な献身と姉への対抗心から。その瞳には、睡眠不足の気配と、それ以上に強い、歪んだ期待と興奮の色が浮かんでいた。

 

やがて、ベッドの上でアスランが僅かに身じろぎした。シーツが擦れる微かな音。それが、姉妹にとっては待ち望んだ合図だった。二人は同時に顔を見合わせ、無言で頷き合うと、すっと立ち上がり、ベッドサイドへと歩み寄った。

 

「「おはようございます、アスラン様」」

 

まだ少し眠そうな、しかし甘く澄んだ声が、朝の静寂に小さく、しかしはっきりと響く。それは、一日の始まりを告げる挨拶であると同時に、これから始まる「重要な任務」――アスランへの絶対的な奉仕の開始を告げるファンファーレでもあった。

 

アスランは億劫そうに片目を開け、傍らに立つ二人の少女(一人はもう少女と呼ぶにはやや成熟しているが、彼の前では等しく無力だった)を一瞥した。その視線には、まだ眠気の残滓と、そしてこれから当然のように行われるであろう奉仕への、ある種の倦怠感すら含まれているように見えた。彼は無言で頷き、自身の上半身をゆっくりと起こした。それが許可の証であるかのように、姉妹はベッドサイドに再び恭しく膝をついた。アスランは、そんな二人の姿を当然のように受け入れ、ベッドヘッドに背中を預けた。

 

ルナマリアとメイリンは、どちらからともなく、アスランの膝の上にかかっていたシーツを、敬意を込めて、しかし手早く取り払った。露わになったのは、彼の寝起きの証である、硬く、熱を持った男根だった。それは、朝の光を受けて鈍い光沢を放ち、力強く脈打っている。それに対し、姉妹は待っていましたとばかりに、競い合うように顔を寄せた。

 

「私が先です、アスラン様! 今朝は、きっとご満足いただけますから!」ルナマリアが、姉としての威厳を示すかのように、しかしその声は甘く媚びるように響き、素早くそれを自身の唇で包み込んだ。柔らかく、少し厚めの唇が、硬い先端を優しく、しかし確実に捉える。

 

「あっ、お姉ちゃん! またずるい! 私の方が、アスラン様の好きなこと、もっともっと知ってますもん!」メイリンも負けじと、姉が咥えきれなかった根元部分に自身の唇を寄せ、小さな舌で舐め上げるように刺激し始めた。細く尖った舌が、血管の浮き出た竿の部分を、丹念に、まるで清めるかのように這い回る。

 

そこから、毎朝繰り返される、奇妙で倒錯した姉妹の奉仕合戦が始まった。二人は互いの動きを牽制し合い、どちらがよりアスランを満足させられるか、どちらがより彼の歓心を買えるかと、必死になって口と舌、そして時には手も使って奉仕を続ける。

 

「ん…っ、アスラン様、私の舌、柔らかいでしょう…? もっと、奥まで…届きますよ…?」ルナマリアが、深く咥え込みながら、上目遣いにアスランの反応を窺う。喉の奥で、彼のものが脈打つ感触を感じながら、恍惚とした表情を浮かべる。

 

「そんなことないです! 私の口の方が小さいから、もっと気持ちいいはずです! ね、アスラン様? 先端、きゅってしてるところ、好きですよね?」メイリンが対抗するように、亀頭の傘の部分や裏筋を、小さな舌で集中的に舐め上げ、時折、軽く吸い付いてみせる。その健気さが、逆に倒錯的な色気を醸し出していた。

 

時には、互いの頭がぶつかりそうになったり、相手の唇を押し退けようとしたりしながら、姉妹はアスランの肉棒を、まるで貴重な宝物かのように奪い合う。アスランは目を閉じたまま、あるいは半開きの目で、その甲斐甲斐しくも愚かしい姉妹の奉仕を、当然の権利のように、そしてどこか遠い世界の出来事のように受けていた。彼の思考は、この部屋にはなく、あるいはオーブにいるカガリのこと、あるいはこれからこなさなければならない煩雑な任務のこと、あるいは他の女たちのことを考えているのかもしれなかった。ただ、時折、姉妹の拙いテクニックや、競い合う様が滑稽に思えるのか、口元に微かな、冷たい笑みが浮かぶことがあった。

 

姉妹の奉仕は、アスランの反応を窺いながら、徐々に熱を帯びていく。互いの唾液が混じり合い、アスランのものはぬらぬらと光り、部屋には卑猥な水音が響き始めた。彼女たちの目的はただ一つ、アスランを満足させ、射精させ、そしてその「証」を誰よりも先に受け取ることだった。

 

やがて、アスランの身体がピクリと反応し、腰が微かに浮いた。それに気づいた姉妹の動きは、さらに必死さを増す。

 

「あっ、アスラン様…! もうすぐ…!」

「私が…! 私がいただきます!」

 

そして、アスランの身体が大きく痙攣し、朝の昂ぶりが解放される瞬間が訪れた。姉妹はその瞬間を逃すまいと、さらに強く吸い付き、喉奥でそれを受け止めようとする。熱く、濃い白濁液が、奔流となって迸る。二人はそれを競って口で受け止め、一滴たりとも零すまいと、必死に嚥下した。

 

「んく…っ…ごくん…! んんっ…!」

「…ぷはぁ…! …私が、一番にアスラン様の今日の始まりを、いただけました!」先に飲み終えたメイリンが、口元を拭いもせず、得意げに胸を張り、姉を見やった。

「むぅ…! 明日は絶対に負けませんからね!」ルナマリアが悔しそうに唇を尖らせ、それでもどこか満足げな表情で呟いた。精液の味が、まだ口の中に残っている。

 

だが、彼女たちの「朝の儀式」は、まだ終わらない。むしろ、これからが本番とも言える、最も重要で、最も「神聖」な段階が待っていた。

 

アスランはベッドからゆったりと降り立つと、バスルームへ向かうこともなく、部屋の隅に、まるで祭壇のように置かれた専用のクリスタル製の容器(それは元々は何かのトロフィーか、あるいはただの装飾品だったのかもしれないが、今は姉妹にとって特別な意味を持つ道具となっていた)に向かって、朝一番の尿を排出し始めた。黄金色の温かい液体が、とくとくと音を立てて容器に注がれていく。独特の、しかし姉妹にとってはもはや慣れ親しんだ、鼻をつく強いアンモニア臭が、部屋に微かに漂い始めた。

 

姉妹は、その音を聞きつけると、まるで鐘の音に導かれる信徒のように、再びアスランの前に、今度は容器を挟むようにして、並んで恭しく膝をついた。その表情には、先程までのあからさまな競争心は消え、どこか敬虔さすら漂っていた。これは、アスランへの絶対的な忠誠と服従を示す、最も重要な儀式なのだと、彼女たちは信じて疑わなかった。

 

アスランが排尿を終えると、二人は容器に溜まったばかりの、まだ湯気を立てているかのような温かい液体を、それぞれ用意された揃いの小さな銀製のカップに、慎重に、一滴もこぼさないように注ぎ分けた。(時には、アスランが直接彼女たちの口に注ぐこともあったが、今朝はカップを使う日らしかった)。そして、そのカップを胸の高さに捧げ持ち、アスランに向かって、厳かに口を開いた。

 

「「今日の、アスラン様への変わらぬ忠誠と、絶対の服従を、この身に誓います」」

 

まるで神への祈りの言葉のように、あるいは騎士の誓いのように、二人は声を揃えて呟いた。そして、その言葉を封印するかのように、カップに満たされた黄金色の液体を、ゆっくりと、しかし躊躇なく飲み干した。強い塩気と、苦味にも似た独特の後味。常人ならば顔をしかめ、吐き気を催すであろうその液体を、彼女たちはもはや何の抵抗もなく、むしろ神聖な葡萄酒でも味わうかのように、受け入れていた。アスランに身も心も捧げている証として、この行為は彼女たちの歪んだ自尊心と、選ばれた存在であるという特別感を満たすものとなっていたのだ。飲み干した後、互いの顔を見合わせ、満足げに、そしてどこか誇らしげに微笑み合う。これで、今日の「任務」も無事に果たせた、と。

 

「…ご苦労」

 

アスランは、一連の奉仕が終わると、まるで毎朝の新聞に目を通し終えたかのように、短く、感情のこもらない声でそう言った。彼にとって、これは歯磨きや洗顔と同じ、あるいはそれ以上に当然の、単なる日常のルーティンに過ぎなかった。彼の視線は、すでに窓の外の宇宙へと向けられており、目の前で繰り広げられた倒錯的な儀式への感慨など、微塵も感じられないようだった。

 

アスランがシャワールームへと向かい、身支度を始めると、姉妹は甲斐甲斐しくその後片付けを始めた。ベッドのシーツを整え、例の容器を丁寧に洗い、アスランの軍服を用意する。その間も、二人の間では小声でのひそひそとした会話、というよりは、今日の奉仕の反省と明日への意気込みを語る、奇妙な競争が続いていた。

 

「今日のフェラは、やっぱり私の方がアスラン様、気持ちよさそうだったでしょ?」ルナマリアが、少し得意げに言う。

「ううん、最後のイク時のアスラン様の反応は、絶対私の方を向いてたもん! それに、おしっこだって私の方が早く飲み干したし!」メイリンがむきになって言い返す。

「明日の朝は、もっとすごいことして、アスラン様をびっくりさせちゃうんだから! 見てなさいよ、メイリン!」

「望むところだよ、お姉ちゃん!」

 

彼女たちは、これから始まるであろう一日の軍務のことよりも、明日の朝の「奉仕」で、いかにしてライバルである姉(妹)に勝ち、アスランにもっと気に入られ、褒めてもらえるか、ということで頭がいっぱいだった。アスラン・ザラという名の絶対的な支配者によって、ホーク姉妹の日常は、白濁した液体と黄金色の忠誠の誓いによって、完全に染め上げられていた。その異常な日常に、彼女たちが疑問を抱く日は、もう永遠に来ないのかもしれない。部屋に残った微かなアンモニアの匂いと、シーツに残る染みが、彼女たちの歪んだ献身の証として、静かに朝の光の中に溶けていくようだった。

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