重厚な防音ドアが閉ざされ、ミーア・キャンベルは再び、アスラン・ザラだけが存在を許されたこの秘密の空間に足を踏み入れた。柔らかな間接照明が、豪奢な調度品を淡く照らし出し、微かに甘い香りが漂っている。しかし、その洗練された雰囲気とは裏腹に、ミーアの心臓は不安と緊張で早鐘のように打っていた。ソファに深く腰掛けたアスランは、穏やかな表情で彼女を迎えた。
「やあ、ミーア。今日のステージ、映像で少し見たよ。素晴らしいパフォーマンスだった。観客の熱狂ぶりも相当なものだったね」
労うような口調。しかし、その声には感情の起伏が乏しく、どこか遠い出来事を語るような響きがあった。ミーアは、その言葉の裏にあるものを感じ取り、背筋に冷たいものが走るのを感じた。
「ありがとうございます、アスラン様。…ですが、それもこれも、アスラン様が私のことを…」
「ああ、わかっているよ」アスランはミーアの言葉を遮るように、しかし静かに言った。「君が安心してスポットライトを浴びていられるのは、私が君の…個人的な事情を理解し、守っているからだ。その信頼関係は、今後も大切にしていきたいと、私は思っている」
恩着せがましく、しかし拒否できない重みを持つ言葉。ミーアは「はい…」と力なく頷くしかなかった。アスランという存在が、自分の生命線であり、同時に首輪でもあることを、彼女は嫌というほど理解させられていた。
アスランはゆっくりと立ち上がり、ミーアの前に立った。彼女が纏うのは、ステージで着ていた純白のドレス。幾重にも重なるフリルと繊細なレースが、まるで天使の羽衣のように見えた。
「その衣装も君を輝かせているが、ここでは少し、窮屈そうだ」アスランはドレスの肩口にそっと指を触れさせた。「…私にだけは、その鎧を脱いで、飾らない…ありのままの君を見せてはくれないだろうか? もっとリラックスしてほしいんだ」
あくまで依頼の形をとった、しかし拒否を許さない響き。ミーアは一瞬ためらったが、アスランの静かな、しかし有無を言わせぬ視線に射すくめられ、震える指でドレスの背中にある小さな真珠のボタンに手をかけた。一つ、また一つと外していく。それは、彼女が必死に守ろうとしている「ラクス・クライン」という虚像を、自らの手で剥ぎ取っていく作業のようでもあった。指先が震え、時折ボタンホールに引っかかる。焦りと屈辱で、涙が滲みそうになる。
長い時間をかけて、ようやくドレスが床に滑り落ちた。現れたのは、ステージ衣装の下着に包まれたミーアの身体だった。アスランの視線が、ゆっくりと彼女の全身を検分するように動く。
「…ふむ。努力しているようだな。体型の維持も、パイロットの訓練と同じで、並大抵のことではないだろう」彼はそう言いながら、彼女の豊満な胸の谷間に視線を注いだ。それはラクス本人に近づけるための努力の賜物か、あるいはミーア自身の資質か、いずれにせよ、見る者の目を奪う曲線を描いていた。視線は滑らかなくびれを通り、女性らしい丸みを帯びたヒップへと移る。ステージライトの下で喝采を浴びる、その滑らかで豊かな丸み。アスランの手が伸び、その柔らかな丘を掴んだ。指先に伝わるのは、若々しい弾力と、驚くほどきめ細やかで吸い付くような肌の感触だった。「素晴らしいプロポーションだ。これならば、あのプラントの連中も、画面越しの愚民どもも、熱狂するわけだ」彼はその柔らかな肉を揉みしだきながら続けた。「…たとえ、その輝きが、どれほど脆い硝子細工のようなものだとしてもな」
「ひっ…!」ミーアは短い悲鳴を上げた。アスランの手つきには、愛撫とは程遠い、所有物を確認するような無遠慮さがあった。下着も乱暴に剥ぎ取られ、ミーアは完全に裸のまま、アスランの前に立たされた。羞恥に肌が粟立ち、身の置き所がないように身体を小さくする。
「美しいよ、ミーア」アスランは静かに言った。「だが、これから我々がより深く理解し合うためには…もう少し、準備が必要かもしれないな」
彼は部屋の奥にあるバスルームへと姿を消し、やがて銀色の浣腸器を手に戻ってきた。それを見た瞬間、ミーアの顔色は紙のように白くなり、全身が恐怖に震えだした。
「あ…あぁ……! い、嫌ですっ! アスラン様、それだけは…! お願いですから…!」後ずさり、必死に懇願する。以前にも経験した、あの屈辱的で不快な行為の記憶が蘇り、パニックに陥りそうだった。
「落ち着きなさい、ミーア」アスランの声はあくまで冷静だった。「これは罰ではない。君と私が、より純粋なレベルで繋がるための…いわば儀式のようなものだ。心身ともにクリアな状態になることで、互いへの理解も深まる。そうは思わないか?」彼はミーアにゆっくりと近づき、その震える肩に手を置いた。「それに、これは君が『ラクス・クライン』という存在を演じる上で、内面から清らかさを保つためにも、必要なことかもしれない。…私を信じて、君の覚悟を見せてくれるね?」
歪んだ論理、巧みな言葉による誘導。そして、「私を信じて」という言葉。ミーアは涙を流しながらも、アスランの言葉に抗う術を見つけられなかった。彼に逆らえば、全てを失う。彼に従えば、少なくともこの歪んだ関係の中で、自分の居場所が保たれる…。絶望的な選択肢の中で、彼女は力なく頷いた。
アスランはミーアをバスルームへと優しく、しかし有無を言わせず導いた。冷たいタイルの上にうつ伏せにさせられ、**先程まで彼の手に揉まれていた、白く滑らかな尻が、今は屈辱の祭壇のように無防備に晒されていた。その完璧な丸みが、緊張に微かに震えている。**アスランは手際よく準備を進め、浣腸器の先端に潤滑剤を塗ると、躊躇なくそれをミーアの後孔へと挿入した。
「ひぅっ…! んんん……っ!」
冷たい器具が体内に入り込む異物感と屈辱に、ミーアの身体が強張る。**硬く閉じられていたはずの場所が、いとも簡単に侵入を許してしまう。**アスランは構わず、温い液体をゆっくりと、しかし確実に彼女の腸内へと注ぎ込んでいく。腹の奥が重くなり、不快な圧迫感が込み上げてくる。ミーアは必死に声を殺し、床に額を押し付けて耐えた。腹痛、そして抗いがたい便意。自分の身体が、完全にコントロールを失っていく感覚。その事実が、何よりも屈辱的だった。アスランは、苦悶に顔を歪め、シーツに爪を立てるミーアの背中を、まるで実験動物でも観察するかのように、冷静に見つめていた。その目には、同情や憐憫の色は微塵もなかった。
やがて、アスランはミーアをトイレへと促し、全てを排出させた。身体の中のものが流れ出ていく虚脱感と、自分が完全に汚されてしまったという絶望感だけが残った。
「…さあ、きれいになったな」バスルームから出てきたミーアに、アスランは満足げに言った。「これで、心置きなく、私の全てを受け入れられるだろう?」
彼はミーアをベッドへと導き、再びうつ伏せにさせた。**先程の行為で濡れ、わずかに赤みを帯びた彼女の後ろの秘孔。アスランはそこに、粘度の高い潤滑剤をたっぷりと塗り込んだ。冷たいジェルが、熱を持った肌の上でぬるりと広がる感触に、ミーアはびくりと身を震わせる。アスランの指が、その周辺の柔らかな肉、形の良い尻の丘をゆっくりと撫で、これから起こることを予告するように、孔の入り口を優しく、しかし執拗に押し広げ始めた。**そして今度は、自身の熱く、硬く、怒張したそれを、ゆっくりとその入口に押し当てた。
「い、嫌ぁ…! もう、やめてください…! お願い…!」ミーアは最後の抵抗を試みたが、アスランは彼女の腰を強く掴んで押さえつける。白く滑らかな豊満な肉が、彼の硬い先端の圧力によって歪み、その一点に力が集中する。
「これも、君の未知なる可能性を引き出すための、特別な指導だと考えてほしい。痛みや恐怖を乗り越えた先にこそ、真の理解がある」諭すような口調。しかし、その言葉とは裏腹に、アスランは力を込め、硬く閉じようと抵抗する括約筋を、じりじりとこじ開けるように、自身を捻じ込んでいく。
「あああああああっっっ!!! 痛いっ! 痛いぃぃぃぃぃーーーーっっ!!!」
ミーアの絶叫が部屋に響き渡った。身体が引き裂かれるような激痛。粘膜が擦れ、焼けるような感覚。内側から圧迫される苦しみ。**先端が狭い通路を押し広げ、奥へと進むたびに、未知の激痛が全身を貫く。**涙が止めどなく溢れ、呼吸すらままならない。しかし、アスランは動きを止めない。それどころか、一旦止まり、ミーアが痛みに慣れるのを待つかのように見せかけて、さらに深く、一気に根本まで自身を埋め込んだ。
「ひぐっ…! あ゛……っ!」声にならない悲鳴。完全に侵入を許した内部は、異物によって限界まで押し広げられ、圧迫されている。
アスランは、ミーアが自身のものを受け入れたことを確認すると、ゆっくりと腰を動かし始めた。最初は浅く、様子を窺うように。そして徐々にストロークを深く、速度を上げていく。**内部の壁が、彼の動きに合わせて擦られ、抉られるような感覚。**ミーアの身体は、その度に激しく跳ね、悲鳴を上げ続けた。痛み。ただひたすらに続く痛み。しかし、その痛みの奔流の中に、不意に異質な感覚が混じり始める。アナルという、本来快楽を感じるはずのない場所から、じわりと熱い痺れのようなものが湧き上がってくる。それは、脳が作り出す逃避なのか、それとも繰り返される刺激によって、神経が異常な反応を示し始めたのか。
「あっ…ぁ…ん、ぅ…っ…ひっ…!」
悲鳴は、次第に苦痛と快楽が混濁した、奇妙な喘ぎへと変わっていった。ミーアの意識は朦朧とし始め、自分が何をされているのか、どう感じているのかさえ、判然としなくなっていく。ただ、アスランによって与えられる、激しく、容赦のない刺激だけが、彼女の世界の全てとなった。彼女の滑らかな尻は、アスランの腰の動きに合わせて、無様に揺れ動いていた。
アスランは、ミーアの反応の変化を的確に捉えていた。彼はさらに腰の動きを激しくし、角度を変え、彼女の最も奥深く、最も敏感であろう一点を、執拗に、繰り返し突き上げた。
「あ、あ、そこっ…! だめ、だめぇぇ…! んああああぁぁぁっ!!!」
ミーアの身体が、限界を超えた刺激に耐えきれず、硬直した。喉からは、もはや言葉にならない、獣のような叫び声が迸る。焦点の合わない瞳は大きく見開かれ、白目を剥き、口からは細かな泡が漏れ出した。全身が、まるで感電したかのように、激しく痙攣を始める。それは、快楽の絶頂というにはあまりにも壮絶で、むしろ精神と肉体が完全に破壊される瞬間のようだった。
アスランもまた、その壮絶な光景に、そしてミーアを完全に破壊し、支配したという征服感に、自身の絶頂を迎えた。低く、獣のような唸り声を上げ、彼はミーアの痙攣する身体の奥深くに、自身の白濁した証を深く、熱く注ぎ込んだ。
「…これで、君はまた一つ、壁を乗り越えたな…私と共に」
射精の余韻の中、アスランは虚ろなミーアの耳元で、そう囁いた。
長い、長い痙攣がようやく収まり、ミーアはぐったりとベッドに沈んだ。意識はほとんどなく、呼吸も浅い。身体にはアスランの精液と、もしかしたら失禁によるものかもしれないわずかな湿り気が残り、無残な状態だった。虚ろな瞳は、何も映していない。
アスランは、汗ばんだ自身の身体をタオルで拭いながら、ベッドの上のミーアを一瞥した。その表情には、達成感とも、あるいは単なる無関心とも取れる、複雑な色が浮かんでいた。
「…よく頑張ったな、ミーア」彼は、まるで遠い存在に語りかけるかのように、静かに言った。「辛かっただろう。だが、これで我々の絆は、誰にも壊せないほど、深く…強固なものになった。もう君は一人ではない。私が、いつもそばにいる」
その言葉は、呪いのようにミーアの無意識の奥底へと染み込んでいく。たとえそれが歪んだ支配であり、偽りの救いであったとしても、完全に破壊され、拠り所を失った彼女にとって、その言葉だけが唯一の光のように感じられたのかもしれない。
アスランは、後始末をすることもなく、あるいはアビーに連絡して後始末を命じたのかもしれないが、静かに部屋を出ていった。残されたのは、心も身体も砕け散った硝子の歌姫と、彼女を包む白濁した絶望だけだった。アンコールは終わり、舞台の幕は無慈悲に下ろされた。観客のいない劇場には、ただ深い静寂と、消えない汚辱の匂いだけが満ちていた。