※この作品はR-18です。

『仮面の英雄、白濁の野心』   作:カイト__

20 / 32
白濁の艦長:泡に沈むプライドと屈辱の快楽

ネルバ艦長室。深夜。人工的な照明だけが、整然と並べられたコンソールと、山積みになった電子書類の端末を照らしている。窓の外には、絶対的な静寂と漆黒が支配する宇宙空間が広がり、遠い星々の光だけが、冷たく、しかし永遠性を感じさせる輝きを放っていた。だが、その壮大で美しい光景も、今、この部屋の主であるタリア・グラディスの心を慰める力はなかった。彼女の心は、光の届かない、重く冷たい深海の底に沈んだまま、出口のない閉塞感と、艦長としての重すぎる責任、そして個人的な苦悩によって、息苦しく澱んでいた。

 

執務デスクの上には、一枚の通信端末が置かれている。特定のコードを入力すれば、おそらくは温かく、知的で、そして彼女を深く理解してくれるであろう声が応答するはずだ。プラント最高評議会議長、ギルバート・デュランダル。公には決して許されない、長年にわたる秘められた関係。彼を想う時だけ、彼女の心には束の間の安らぎと、女性としての満たされた感情が訪れる。しかし、同時に、その関係が孕む危険性と、そして彼への想いとは裏腹に、別の男に心身を支配されつつあるという、耐え難い罪悪感が、彼女を苛むのだった。

 

アスラン・ザラ。ザフトの英雄、元フェイス、そして今はミネルバに特務隊員として配属されている、年若い男。彼は、タリアが隠し持つ最大の秘密…デュランダルとの関係を盾に、彼女に絶対的な服従を強いていた。昼間の執務室での、あの静かな、しかし有無を言わせぬ脅迫。それは、彼女のプライドを打ち砕き、心に深い傷を残した。そして、その夜から、彼女は彼の要求に応じ、その私室で屈辱的な行為を受け入れさせられていたのだ。艦長としての威厳も、一人の成熟した女性としての尊厳も、彼の前では意味をなさなかった。

 

(いつまで、こんなことが続くのだろう…?)

 

タリアは、ペンを走らせる手を止め、深くため息をついた。アスランの要求は、日に日にエスカレートしているように感じられた。最初は、ただ身体を重ねるだけだった。しかし、次第に彼の要求は、彼女の羞恥心やプライドを故意に傷つけるような、倒錯的な色合いを帯び始めていた。彼女は、自分が彼の単なる性欲処理の相手ではなく、精神的にも肉体的にも支配され、弄ばれる「玩具」になりつつあることを、嫌というほど理解していた。それでも、逆らうことはできなかった。秘密が露見すれば、自分だけでなく、ギルの政治生命さえも脅かしかねない。その恐怖が、彼女を完全に縛り付けていた。

 

そんな絶望的な思考の海に沈んでいた時、不意に、艦長室のドアをノックする音が響いた。こんな時間に誰だろうか? 当直の士官からの緊急連絡か? タリアは一瞬身構え、艦長としての仮面を素早く被り直した。

 

「入りなさい」

 

しかし、ドアが静かに開き、そこに立っていたのは、彼女が今、最も恐れていた人物…アスラン・ザラだった。彼の表情は、いつも通り穏やかで、礼儀正しい笑みさえ浮かべている。しかし、そのアメジストの瞳の奥には、獲物を見つけた捕食者のような、冷たい光が宿っているのを、タリアは見逃さなかった。

 

「夜分に申し訳ありません、艦長」彼の声は、静かで、落ち着いていた。「少し、お話ししたいことがありまして。よろしいでしょうか?」

 

「…こんな時間に、何の用件かしら、特務隊員?」タリアは、内心の動揺と嫌悪感を押し殺し、努めて冷静に、そして皮肉を込めて応じた。階級を付けて呼ぶことで、彼我の立場を再確認させようとする、ささやかな抵抗。

 

「重要な案件です、艦長」アスランは、彼女の皮肉には全く動じず、部屋の中へと足を踏み入れた。そして、まるでそれが当然であるかのように、背後でドアにロックをかけた。カチャリ、という無機質な音が、タリアの絶望を決定づける響きを伴って響いた。「少し長くなるかもしれません。…そして、これは我々二人だけの、極めて個人的な話になります」

 

彼はゆっくりとタリアのデスクに近づき、その前に立った。その近すぎる距離と、隠そうともしない支配的なオーラに、タリアは息を詰まらせた。

 

「今夜は、貴官に、我々の『協力関係』をさらに深めるための、新たな『任務』について、ご相談…いえ、指示させていただきたいのです」

 

「新たな…任務…?」タリアの声は、不安に震えていた。彼の言う「任務」が、ろくなものではないことは、これまでの経験から痛いほどわかっていた。

 

「ええ」アスランは頷き、そして、その唇に、悪魔のような、冷たく、そして愉悦に満ちた笑みを浮かべて、その内容を告げた。「今宵、貴官には、『泡姫』として、この私に奉仕していただきます」

 

(第一幕:屈辱の準備:泡と裸体 - 約2000字)

 

「…泡姫…だと…?」

 

タリアは、アスランの言葉の意味を理解した瞬間、全身の血が逆流するかのような衝撃と、猛烈な怒り、そして深い絶望感に襲われた。泡姫。それは、かつての時代の、あるいは今も世界のどこかの暗がりで存在する、男性に身体を売る女性たちが行う、特殊なサービス。その役割を、この自分が、ミネルバの艦長であるこの自分が、この年若い男に対して行えというのか。それは、これまでのどんな要求よりも、彼女のプライドと尊厳を根底から踏みにじる、究極の侮辱だった。

 

「ふざけないでいただきたい!」思わず、激しい口調で叫んでいた。艦長としての威厳も、冷静さも、完全に吹き飛んでいた。「私が、誰だと思っている!? この私に、そんな…そんな、売女のような真似をしろと言うのか!」

 

「お言葉ですが、艦長」アスランの声は、しかし、どこまでも冷静で、平坦だった。「これは売女の真似などではありません。貴官の持つ、成熟した女性としての魅力、そして艦長としての…そう、ある意味での『奉仕』の精神を、最大限に発揮していただくための、特別な機会なのです。そして何より、これは貴官が私への絶対的な服従を示す、これ以上ない証となるでしょう」

 

「奉仕の精神…!? 服従の証…!?」タリアは、怒りと屈辱で言葉を失った。彼の歪んだ論理は、もはや常軌を逸していた。

 

「そうです」アスランは続けた。「考えてもみてください。艦長という立場は、常に部下の模範となり、艦全体の士気を高め、そして時には、困難な状況下で、自らを犠牲にしてでも責務を全うすることが求められる。今回の『任務』は、その精神性を、より…個人的で、根源的なレベルで試すものなのです。貴官が、真にミネルバの艦長たる器であるならば、この程度の要求、受け入れられないはずがないでしょう?」

 

彼は、彼女の艦長としての責任感やプライドを、逆手に取るかのように利用してきた。そして、最後には、いつもの脅迫の言葉を付け加えることも忘れなかった。

 

「もちろん、もし貴官がこの『任務』を拒否なさるというのであれば、それはそれで構いません。ですが、その場合、我々の間の『協力関係』は、残念ながら破綻したと見なさざるを得ないでしょうな。…そうなれば、貴官と、そして…議長閣下の『秘密』が、どうなるか。私には保証できかねますが」

 

卑劣な脅迫。タリアは、怒りで全身が震えながらも、同時に、どうしようもない無力感に打ちひしがれていた。彼には逆らえない。逆らえば、全てを失う。自分だけでなく、愛するギルバートまでも…。彼女は、固く拳を握りしめ、爪が手のひらに食い込むほどの力で耐えた。涙が溢れそうになるのを、必死で堪える。艦長としての仮面が、音を立てて崩れ落ちていくのがわかった。

 

長い、重い沈黙の後、タリアは、まるで自分の声ではないような、か細く、そして感情の抜け落ちた声で、呟いた。

 

「……わかったわ。…あなたの、言う通りにしましょう」

 

それは、完全な敗北宣言だった。アスランは、その言葉に満足げに頷くと、「賢明なご判断です、艦長」と、静かに言った。「では、場所を移しましょう。この儀式には、それなりの準備が必要です」

 

彼はタリアを促し、艦長室に隣接する、彼女専用のバスルームへと導いた。そこは、執務室とは対照的に、女性らしい細やかな配慮が感じられる、清潔で、落ち着いた空間だった。しかし、今のタリアにとっては、これから行われる屈辱的な儀式のための、冷たい祭壇にしか見えなかった。

 

アスランは、手際よく準備を始めた。バスタブには温かい湯が張られ、見たこともないような、しかし明らかに高級そうな、無香料のボディソープが数種類、そして泡立てネットやスポンジなどが用意された。そして、バスタブの隣には、身体を横たえるための、柔らかな防水マットが敷かれた。

 

「まずは、その身を清めていただきたい」アスランは、準備を終えると、タリアに向き直り、静かに言った。「儀式は、清浄な状態で行われなければなりませんからな。…その軍服も、下着も、全てです」

 

再び、脱衣の命令。タリアは、もはや抵抗する気力もなく、ただ虚ろな瞳でアスランを見つめた。そして、ゆっくりと、まるで操り人形のように、自身の身体から衣服を一枚、また一枚と剥ぎ取っていった。

 

軍服の上着、ブラウス、スカート。そして、黒のシンプルなランジェリー。指先は震え、その動きはぎこちなかったが、彼女は黙々と、アスランの指示に従った。**ブラジャーのホックを外し、豊満な乳房が露わになる。ショーツを引き下げ、成熟した肢体の全てが晒される。**その過程を、アスランは壁に寄りかかり、腕を組んだまま、冷徹な、しかしどこか好奇の色を浮かべた瞳で、じっと観察していた。

 

完全に裸になったタリアの身体が、バスルームの明るい照明の下に晒される。**滑らかな、しかし長い年月と経験を刻んだ、成熟した白い肌。重力に僅かにたわみながらも、圧倒的な存在感を放つ、豊穣な乳房。引き締まったウエストと、そこから続く、女性らしい丸みを帯びた腰とヒップのライン。すらりと伸びた、形の良い脚。**それは、多くの男を魅了し、そしておそらくはプラントの最高権力者さえも虜にしたであろう、完成された大人の女性の肉体美だった。しかし、その美しさは今、深い屈辱と絶望の色に染められていた。彼女は、両腕でかろうじて胸を隠し、俯いて、床のタイルの一点を見つめていた。

 

「…素晴らしい。やはり貴官の身体は、何度見ても飽きないな」アスランは、賛辞を送りながらも、その声には何の感情もこもっていなかった。「では、アグネス。…いや、失礼。タリア艦長。まずは、泡を立てていただこうか。たっぷりと、極上の泡を。このバスタブを満たすほどにね」

 

タリアは、彼の呼び間違い(あるいは意図的な侮辱か)に、一瞬だけ顔を上げたが、すぐにまた俯くと、言われた通りに、バスタブの前に膝をつき、用意されたボディソープと泡立てネットを手に取った。そして、まるで罰を受ける囚人のように、あるいは感情を失った機械のように、黙々と泡を立て始めた。

 

最初は、その動きはぎこちなく、力も入っていなかった。しかし、彼女の根底にある真面目さ、あるいは完璧主義がそうさせるのか、次第にその手つきは熟練し、正確になっていった。きめ細かく、弾力のある、純白の泡が、みるみるうちにバスタブの中に増えていく。その様子を、アスランは静かに見守っていた。部屋に響くのは、泡立てる水の音と、タリアのかすかな息遣いだけだった。やがて、バスタブは、まるで雲海のように、純白の泡で完全に満たされた。

 

「よろしい。見事な泡だ」アスランは頷いた。「では、艦長。その泡の中に、貴官自身が入るのです。そして、その泡を使って、これからマットに横たわる私の身体を、隅々まで洗い清めていただきたい。…それが、今夜の貴官の最初の『任務』だ」

 

タリアは、その言葉に、絶望的な表情でアスランを見上げた。しかし、彼の瞳には、一切の容赦も、躊躇いもなかった。彼女は、ゆっくりと立ち上がると、震える足でバスタブへと近づき、そして、その冷たい泡の海の中へと、自らの裸体を沈めていった。

 

(第二幕:泡姫の務め:感情なき奉仕と身体の裏切り - 約3000字)

 

バスタブを満たす、きめ細かく、そして驚くほどに濃密な泡。その中に身を沈めると、タリアの身体は完全にその白いヴェールに覆い隠された。泡はひんやりとしているようで、しかし同時に、肌に纏わりつくような、奇妙な温かさも感じられた。それは、これから始まる屈辱的な儀式を象徴するかのような、矛盾した感覚だった。彼女はしばらくの間、ただじっと、泡の中に身を沈めていた。思考は停止し、感情は麻痺し、ただ、この状況から逃れたいという、叶わぬ願いだけが胸を締め付けていた。

 

「何をためらっているのですか、艦長?」アスランの冷たい声が、彼女を現実に引き戻した。彼は、すでにバスタブの隣に敷かれた黒い防水マットの上に、ゆったりと仰向けになっていた。その裸体は、鍛え上げられた戦士のものでありながら、どこか貴公子のような優雅さも漂わせていた。しかし、今のタリアにとって、それはただ、自分を支配し、屈辱を与える存在でしかなかった。「さあ、早く任務を遂行していただきたい。時間が惜しい」

 

タリアは、重い身体をゆっくりと起こした。泡が、彼女の成熟した裸体に纏わりつき、白い肌を滑り落ちていく。その光景は、客観的に見れば、非常に官能的だったかもしれない。しかし、彼女の心は、深い屈辱と嫌悪感で満たされていた。彼女はバスタブから上がり、濡れた身体から滴り落ちる泡をそのままに、アスランが横たわるマットの傍らに、音もなく膝をついた。

 

「…始めます」

 

か細く、感情のこもらない声でそう告げると、彼女は再びバスタブから大量の泡を両手で掬い上げ、それをアスランの胸の上に置いた。そして、目を伏せ、感情を殺し、まるで医療行為でも行うかのように、あるいは単調な作業をこなすかのように、その泡を彼の身体に塗り広げ始めた。

 

**その手つきは、驚くほどに正確で、丁寧だった。**長年の軍務で培われたものなのか、あるいは生来の器用さなのか。指先は、彼の筋肉のラインに沿って滑り、関節の窪みを丹念に洗い、皮膚の汚れを優しく、しかし確実に落としていく。彼女は、決してアスランの目を見ようとはせず、ただ黙々と、自身の役割…屈辱的な「泡姫」としての務めを果たそうとしていた。感情を殺し、思考を停止させ、ただの道具に徹することで、この耐え難い状況を乗り切ろうとしていたのかもしれない。

 

しかし、人間の身体というものは、時に意思とは裏腹に、正直な反応を示してしまうものだ。彼女の手のひらが、彼の鍛え上げられた胸板を滑る感触。彼の肌から伝わる、確かな体温。そして、時折、彼の筋肉が微かに反応する感覚。それらが、彼女自身の肌を通して、彼女の意識下へと否応なく流れ込んでくる。そして、それ以上に彼女を苦しめたのは、彼女自身の身体の変化だった。

 

泡と温かい肌が触れ合う中で、彼女自身の肌もまた、徐々に熱を帯び始めているのを感じていた。乳首が、冷たい泡の下で、硬く尖っていくのがわかった。下腹部の奥が、きゅう、と微かに疼くような感覚。そして、最も屈辱的だったのは、彼女の秘裂が、この状況下であるにも関わらず、僅かに湿り気を帯び始めていたことだった。

 

(いや…! 何を…感じているの…!? この身体は…!)

 

タリアは内心で激しく動揺し、自分自身を罵った。こんな屈辱的な状況で、快感など感じるはずがない。これは、単なる生理的な反応だ。そう必死に自分に言い聞かせようとした。しかし、身体の反応は、彼女の意思を裏切り続ける。

 

アスランは、そんなタリアの内心の葛藤と、身体の微かな変化を、見逃すはずがなかった。彼は、目を閉じてリラックスしているように見せかけながら、その実、彼女の一挙手一投足、呼吸の変化、肌の紅潮、そして泡の下で起こっているであろう身体の反応を、冷静に、そして正確に観察していたのだ。

 

「…手が、震えていますよ、艦長」彼は、静かに指摘した。「緊張しているのですか? それとも…別の理由で?」

 

「なっ…! そ、そんなことは…!」タリアは、動揺を隠そうと、慌てて否定した。

 

「そうですか?」アスランは、わざとらしく首を傾げた。「ですが、貴官の肌は、少し…熱を持っているように感じられますがね。特に、その…美しい胸のあたりが」彼は、まるで当然のように、泡まみれの手で、彼女の豊かな乳房にそっと触れた。

 

「ひゃあっ!」タリアは、予期せぬ接触に、思わず甲高い声を上げてしまった。

 

「ほうら、やはり」アスランは、口元に冷たい笑みを浮かべた。「身体は、正直なのですよ、タリア艦長。貴官がどれほど感情を殺そうとしても、この成熟した身体は、快楽を求めている」

 

「ち、違う…! あなたの、勘違いよ…!」

 

「勘違いでしょうか?」アスランは、さらに意地悪く、彼女の硬くなった乳首を、泡越しに指でつまみ、軽く捻った。「では、これは? これでも、何も感じませんか?」

 

「ああっ…! んんっ…!」強烈な刺激に、タリアは再び甘い声を漏らし、身体を捩じらせた。涙が、再び彼女の瞳から溢れ出した。それは、屈辱の涙か、それとも、抗えない快感への、敗北の涙か。

 

「無理に隠す必要はありませんよ」アスランは、囁くように言った。「ここでは、あなたは艦長ではない。ただの、快楽を求める一人の女なのですから。もっと、素直になりなさい」

 

彼は、洗体という名目を完全に放棄し、泡まみれの彼女の身体を、本格的に愛撫し始めた。胸を揉みしだき、乳首を弄び、腹部を撫で、そして指はゆっくりと、彼女の下腹部へと滑り降りていく。

 

「や…やめて…! そこは…!」タリアは必死に抵抗しようとするが、アスランの手は止まらない。泡と、そして彼女自身の蜜で滑りやすくなった指が、いとも簡単に、彼女の秘裂を掻き分け、内部へと侵入していく。

 

「んんんんーーーーっっ!!!!」

 

内部の敏感な場所を、指が直接刺激する。それは、これまでのどんな快感とも違う、脳髄を直接焼かれるような、強烈で、抗いがたい感覚だった。タリアの身体は大きく痙攣し、腰がマットの上で浮き上がる。

 

「ほら、こんなにも感じているではありませんか」アスランは、彼女の耳元で囁いた。「屈辱と快楽は、実は紙一重なのですよ。貴官も、本当は気づいているのでしょう? この、禁断の感覚に…」

 

彼の指は、さらに激しく、内部を掻き回し、彼女を快楽の頂へと、容赦なく導いていく。タリアは、もはや抵抗する術もなく、ただただ彼の与える快感の波に翻弄され、喘ぎ声を上げ続けるしかなかった。感情を殺そうとすればするほど、身体は敏感になり、快感は増していく。その倒錯したループの中で、彼女の理性は完全に崩壊し始めていた。艦長としての自分も、一人の女性としての尊厳も、全てがこの泡と快楽の中に溶けていくようだった。

 

アスランは、彼女が完全に快楽に支配され、思考力を失ったのを確認すると、さらに踏み込んだ要求をした。それは、オーラルセックス、そしてその先の結合だった。タリアは、もはやそれに抗うことも、疑問を呈することさえできなかった。ただ、彼の命令に従い、屈辱と快楽が混濁した、虚ろな表情で、彼の望むままに、その身体を差し出すだけだった。

 

(第三幕:白濁の刻印:快楽の底の虚無 - 約2500字)

 

アスランは、完全に彼の意のままとなったタリアを、ゆっくりと仰向けにさせた。泡はだいぶ消えかかっていたが、まだ彼女の白い肌の上には、その名残と、そして新たに溢れ出した彼女自身の蜜、そして彼の指によって掻き混ぜられた体液が、艶かしい光沢を放っていた。その光景は、アスランのサディスティックな支配欲をさらに強く刺激した。

 

彼は、自身の硬く、熱く、そして泡とローションでぬるぬると光る肉棒を取り出すと、それを、虚ろな瞳で天井を見つめるタリアの顔の前に突き出した。

 

「さあ、タリア。まずは、その口で、私への忠誠を示してもらおうか。君のその、普段は冷静な分析や指示を出す唇で、どれほど私を喜ばせることができるか、見せてほしい」

 

それは、命令であり、同時に侮辱だった。タリアは、一瞬だけ、その瞳に強い嫌悪の色を浮かべたが、すぐにそれも消え失せ、まるでプログラムされた人形のように、ゆっくりと顔を近づけ、その先端を唇に含んだ。感情のない、ただの作業。しかし、その行為自体が、彼女に残された最後のプライドを、じわじわと削り取っていく。彼女は、アスランが満足するまで、ただ黙々と、口での奉仕を続けた。時折漏れる、押し殺したような嗚咽だけが、彼女がまだ感情を持つ人間であることを示していた。

 

アスランは、その感情のない奉仕に、しかし確実に昂ぶりを感じながら、やがて彼女の口内へと自身の白濁液を注ぎ込んだ。タリアは、それを嚥下するように促され、無表情のまま、しかし喉を鳴らして、その屈辱的な液体を飲み下した。

 

そして、休む間もなく、アスランは彼女の上に覆いかぶさると、その脚を大きく開かせ、自身の肉棒を、再び彼女の秘裂へと押し当てた。先程までの指による愛撫と、オーラルセックスによって、彼女のそこは、もはや恥ずかしいほどに濡れそぼり、彼を受け入れる準備ができてしまっていた。

 

「ん…っ」

 

抵抗らしい抵抗もなく、彼のものは滑り込むように内部へと侵入した。温かく、柔らかく、そして強く締め付けてくる内部の感触。アスランは、その感触を確かめるように、ゆっくりと、しかし深く腰を動かし始めた。

 

**最初は、一定のリズムで、深く、ゆっくりと。**タリアは、やはり虚ろな目で天井を見つめ、彼の動きに合わせて身体が揺れるのに身を任せている。**しかし、アスランは、彼女のその無反応さに満足せず、あるいはそれを打ち破ろうとするかのように、徐々に腰の動きに変化をつけていく。**速度を上げ、浅く速い抽送を繰り返したかと思えば、不意に角度を変え、内部の最も敏感な一点、おそらくはGスポットと呼ばれる場所を、抉るように、執拗に突き上げる。

 

「あっ…ぅく…っ! んんっ…!」

 

**思わず、タリアの口から、押し殺したような、しかし明らかに快感が含まれた声が漏れた。身体がびくりと大きく跳ね、腰がベッドから浮き上がる。**感情を殺そうとしても、身体は快楽に対して正直に反応してしまう。その事実に、タリアの瞳に再び涙が滲んだ。自己嫌悪と、しかし抗えない快感。その矛盾が、彼女の精神をさらに不安定にしていく。

 

「そうだ…それでいい、タリア…」アスランは、その反応を待っていたかのように、囁いた。「もっと、感じるんだ…屈辱も、快楽も、全てを…この私に支配される悦びを…!」

 

彼はさらに激しく、狂ったように腰を打ち付け続けた。部屋に響くのは、湿った肉が激しくぶつかり合う生々しい音と、アスランの荒い息遣い、そしてタリアのかすかな、しかし途切れることのない、苦痛と快楽が混濁した喘ぎ声だけだった。彼女の豊かな胸は、もはや制御を失ったかのように激しく揺れ、汗と涙と泡の残滓、そしてアスランが残したであろう唾液で、白い肌はまだらに濡れ、艶かしく光っていた。

 

やがて、タリアの身体が、再び限界を迎えようとしていた。快楽の波が、何度も何度も押し寄せ、思考が完全に白く染まっていく。

 

「ああっ…! ああああっ……! だめ…もう…! いっちゃ…!」

 

虚無感を伴う、しかし身体は抗えない強烈なオーガズムが、彼女の全身を貫いた。身体は激しく痙攣し、意識は遠のき、ただただ快楽の奔流に呑み込まれていく。それは、もはや悦びというよりも、自己の完全な喪失に近い感覚だったのかもしれない。

 

アスランは、内部で激しく収縮を繰り返す彼女の壁を感じながら、自身の絶頂もまた近いことを悟った。彼は最後の力を振り絞るように、最も深く、最も強く、彼女を貫くと、満足の雄叫びと共に、自身の熱く、濃密な白濁した精液を、彼女の子宮の奥深くへと、そして溢れ出すほど大量に、注ぎ込んだ。それは、彼女の身体と魂の両方に、自身の支配の証を深く、そして永遠に刻み込むかのような、暴力的なまでの射精だった。

 

(終章:泡の消えた後:永遠の屈辱と冷たい夜明け - 約500字)

 

行為が終わり、部屋には再び、重い静寂が訪れた。ベッドの上には、泡と汗、そして二人の体液でぐっしょりと濡れ、汚れたシーツの上に、ぐったりと横たわるタリアの姿があった。虚脱感、深い自己嫌悪、そして消えることのない屈辱感。彼女の瞳は虚空を見つめたまま、もはや何の光も宿していなかった。

 

アスランは、満足げに息をつくと、静かに彼女の身体から自身を引き抜き、ベッドから降りた。そして、まるで何事もなかったかのように、バスルームへと向かい、自身の身体を洗い流し始めた。彼にとって、この行為は目的を達成しただけのことであり、後に残る感傷など微塵もなかったのかもしれない。

 

やがて、シャワーを終えたアスランは、バスローブを羽織ると、ベッドの上のタリアを一瞥した。その姿は、まさに「白濁の艦長」。白い肌の上に、彼の残した白い液体が生々しく飛び散り、彼女の尊厳が完全に汚されたことを物語っていた。

 

「…これで、我々の間の“協力関係”は、より一層、深まったと言えるだろう」アスランは、冷ややかに、しかしどこまでも落ち着いた口調で言った。「秘密は守られる。…貴官が、今後も私の『良き協力者』であり続ける限りはな」

 

彼は、タリアが返事をすることを確認するまでもなく、無造作に自身の服を整え始めた。その瞳には、もはやタリアへの興味すら残っていないかのように、冷たい無関心の色が浮かんでいた。

 

「少し休むといい。…かなり、消耗しただろうからな」彼は、まるで部下の体調を気遣う上官のような口調で、しかしその声には何の温かみもなく言った。「後始末は、その後で自分でやるように。…いつまでも、そのように乱れた姿でいては、艦長の威厳に関わるだろう?」

 

最後の言葉は、明確な皮肉であり、そして彼女が決してこの支配から逃れられないことを再確認させる、残酷な響きを持っていた。

 

そう言い残し、彼は何事もなかったかのように、静かに部屋を出ていった。後に残されたのは、絶対的な静寂と、濃厚な体液の匂いが漂う部屋、そして汚され、心を完全に砕かれ、感情を奪われかけたタリアだけだった。

 

彼女は力なく目を閉じ、涙はもう流れなかった。頬を伝うのは、冷えた汗だけだった。身体の奥には、まだ彼の残した生々しい熱と、疼くような、しかし決して心地よくはない感覚が、まるで身体の一部になってしまったかのように、深く、しつこく残っている。成熟した、かつては誇り高くあったはずの美しい身体は、今や屈辱の記憶と、消えることのない白濁の染みで覆われていた。

 

艦長としての彼女、ギルバートを愛した彼女の一部は、この夜、完全に殺されたのかもしれない。そして、アスラン・ザラの気まぐれな要求に応えるためだけの、感情を押し殺した人形としての、新たな絶望的な日々が、音もなく、静かに、そして永遠に続くかのように始まろうとしていた。窓の外の宇宙は、変わらず静かに、そして美しく広がっている。しかし、その無限の暗闇は、今のタリアにとっては、自身の未来を暗示しているかのように、ただただ冷たく、感情のない、救いのない虚無の闇にしか見えなかった。この檻から、彼女が自らの力で解放される日は、もう二度と来ないのかもしれない。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。