世界平和監視機構コンパス所属、最新鋭艦ミレニアム。その艦内の、アスラン・ザラに与えられた、フェイス級士官にふさわしい広さと設備を備えた私室。しかし、その整然とした空間には、主の不在時でさえ、どこか張り詰めたような、そして微かに甘く危険な香りが漂っているようだった。アスランは、窓の外に広がる無限の宇宙空間――かつて自身が幾度となく死線を潜り抜けた戦場――を眺めながら、手にしたグラスの中で揺れる上質なスコッチを静かに口に含んだ。彼の思考は、しかし、宇宙の深遠には向いていなかった。彼の意識は、もっと身近な、そして個人的で、歪んだ愉悦をもたらす対象へと注がれていた。
(アグネス・ギーベンラート…あの気位の高い雌猫は、今頃どうしているだろうか…)
前回の「指導」と称した、彼女のプライドを徹底的に打ち砕き、隠されたマゾヒスティックな本性を暴き出した、あの夜のこと。最初は激しく抵抗し、罵詈雑言を浴びせてきた彼女が、痛みと快楽の狭間で徐々に理性を失い、最終的には涙と喘ぎ声の中で、彼の与える刺激に身を委ね、そして…確かに悦びを感じていた、あの瞬間。アスランの口元に、冷たく、そしてサディスティックな笑みが浮かんだ。
あの傲慢で自信に満ち溢れた女が、自分の前では抵抗できずに屈服し、あまつさえ隠していた欲望を露わにする。その光景は、アスランの歪んだ支配欲を、これ以上ないほど満たしてくれた。彼女は、他の女たち…例えば、盲目的に彼を信奉するホーク姉妹や、恐怖と依存で縛り付けたミーア、あるいは弱みにつけ込んで手懐けたマリューやタリアとは、また違う種類の「面白さ」を持っていた。その強気なプライドがあるからこそ、それを打ち砕き、支配下に置くことに、より深い愉悦を感じるのだ。
(そろそろ、次の『レッスン』の時間か…)
アスランは、グラスに残っていたスコッチを一気に飲み干すと、デスクの内線端末を取り上げた。彼は、アグネスが現在、非番であり、おそらくは自室で休息しているであろうことを確認済みだった。彼は、短いコールサインで彼女の部屋へと繋いだ。数コールもしないうちに、少し不機嫌そうな、しかし僅かに緊張を含んだ声が応答した。
『…はい、ギーベンラートです。どなた?』
「私だ、アスラン・ザラだ」
『…! アスラン様…! ご、ご用件でしょうか?』声が一気に上擦り、動揺がはっきりと伝わってくる。アスランは、その反応に内心で満足しながら、あくまで穏やかな、しかし有無を言わせぬ口調で告げた。
「ああ。少し、君に話しておきたいことがある。重要なことだ。…すぐに私の部屋まで来てほしい」
『わ、私に…ですか? 今から…?』
「そうだ。何か都合でも悪いかな?」アスランは、わざと問いかける。彼女に拒否権などないことを知りながら。
『い、いえ!滅相もございません! すぐに伺います!』
慌てたような声と共に、通信は切れた。アスランは、受話器を置きながら、再び口元に冷たい笑みを浮かべた。(やはり、扱いやすい…いや、躾のし甲斐がある、と言った方が正確か)
程なくして、部屋のドアが控えめにノックされた。以前のような自信に満ちたノックではなく、どこか遠慮がちで、怯えを含んだ音だった。
「入れ」
ドアが開き、アグネスが姿を現した。今日の彼女は、コンパスの制服ではなく、身体のラインを強調するような、しかし黒を基調としたシックなデザインの私服を着ていた。その表情には、緊張と、警戒心、そして…否定したいが否定しきれない、これから何が起こるのかという、倒錯した好奇心と期待のようなものが、複雑に浮かんでいた。彼女は、アスランの顔を真っ直ぐに見ることができず、視線を彷徨わせている。
「アスラン様、お呼びにより参上いたしました」彼女の声は、努めて冷静さを装っていたが、微かに震えていた。
「ああ、よく来てくれた、アグネス」アスランは、ソファに腰掛けたまま、彼女を招き入れた。「まあ、そこに座りたまえ。今日は、君にとって、非常に…有意義な『レッスン』を用意している」
アグネスは、彼の言葉に含まれた不穏な響きを感じ取り、眉をひそめたが、黙って指示されたソファに腰を下ろした。アスランとの間には、ローテーブルが置かれ、適度な距離が保たれている。しかし、部屋全体に漂う空気は、重く、濃密で、逃げ場のない閉塞感を感じさせた。
「前回の『指導』の後、何か心境の変化はあったかな?」アスランは、まるでカウンセリングでも始めるかのように、穏やかな口調で尋ねた。
「…別に。何もありませんわ」アグネスは、顔をそむけながら、ぶっきらぼうに答えた。「ただ…少し、考えさせられることはありましたが」
「ほう? 例えば?」
「…あなた様の仰る、『本当の強さ』とやらについて、ですわ」彼女は、悔しさを滲ませながら言った。「ですが、やはり私には理解できません。痛みや屈辱を受け入れることが、どうして強さに繋がるというのです?」
「それは、君がまだ、本当の意味での快楽を知らないからだよ、アグネス」アスランは、諭すように言った。「人間は、特に君のようにプライドの高い人間は、自分自身に多くの『制限』を課している。羞恥心、恐怖心、常識、倫理観…そういったものが、君の可能性を縛り付けているのだ。痛みや屈辱は、その『制限』を打ち破り、君を本来の、もっと自由で、もっと本能的な存在へと解放するための、いわば『鍵』なのだよ」
「鍵…ですって?」
「そうだ」アスランは頷いた。「そして、今日のレッスンでは、君にその『鍵』の使い方を、さらに深く学んでもらおうと思う。そのために、まず…特別な『薬』を試してもらいたい」
「く、薬!?」アグネスは、警戒心を露わにした。「また、そのようなものを…! 私は、あなたの実験台ではありません!」
「実験台などと、人聞きの悪いことを言わないでほしいな」アスランは、心外だという表情を作った。「これは、君の感受性を最大限に高め、これから行う『儀式』の効果を高めるための、補助的なものだ。もちろん、身体に害はない。むしろ、精神を安定させ、深いリラックス効果と、そして…これまでにないほどの幸福感をもたらしてくれるだろう。私を信じて、試してみてほしい」
彼は、サイドテーブルの引き出しから、再びあの小さなガラスの小瓶を取り出した。中には、無色透明の液体が入っている。媚薬。あるいは、もっと強力な、精神に作用する薬物かもしれない。アグネスは、その小瓶を見て、身体が震えるのを感じた。これを飲めば、また自分の意思とは関係なく、身体が、心が、彼に支配されてしまうかもしれない。
しかし、彼女は同時に、あの時の、理性が溶け落ち、ただ快楽の波に身を委ねるしかなかった、抗いがたい感覚を思い出していた。恐怖と、そして…否定できない誘惑。
「…本当に、安全なのですわね?」彼女は、最後の抵抗のように尋ねた。
「もちろんだ。私が、君に害のあるものを与えるはずがないだろう?」アスランは、心からの優しさを装って、微笑んだ。
アグネスは、しばらくの間、小瓶とアスランの顔を交互に見つめ、葛藤していた。しかし、結局、彼女は彼の言葉と、そして自分自身の奥底にある、未知への渇望に、抗うことができなかった。
「…わかりましたわ。信じます、アスラン様」
彼女は、震える声でそう言うと、アスランが用意した水のグラスに、彼が数滴、その透明な液体を垂らすのを、固唾を飲んで見守った。そして、差し出されたグラスを受け取ると、意を決して、一気にそれを飲み干した。
(第一幕:コックピットの中の秘密:羞恥と興奮の戦場 - 約4000字)
薬の効果は、アスランが言った通り、驚くほど速やかに現れ始めた。まず、身体の芯から、じわりとした温かさが広がっていく。それは、心地よいような、それでいて少し不安になるような、不思議な感覚だった。血行が促進され、頬がほんのりと上気し、指先まで温かくなっていくのを感じる。視界が、普段よりも僅かに鮮明になり、部屋の色彩が、より鮮やかに目に映るような気がした。聴覚もまた鋭敏になり、アスランの呼吸音や、衣服の擦れる微かな音までもが、やけに大きく、そして近くに聞こえる。
そして、何よりも顕著な変化は、精神的なものだった。先程まで感じていた緊張や不安が、まるで薄い靄が晴れるかのように、少しずつ和らいでいく。代わりに、理由のない高揚感、浮遊感、そして…無視できないほどの、身体の内側から湧き上がってくるような、甘美な疼きを感じ始めていた。全身の肌が、普段よりも遥かに敏感になり、衣服が肌に触れる感触すらも、くすぐったいような、それでいて心地よいような、奇妙な刺激として感じられた。
(な、何なの…これ…? 本当に、ただの栄養剤…?)
アグネスは、自身の身体と心に起こり始めた変化に戸惑い、軽い混乱を覚えていた。しかし、その感覚は決して不快なものではなく、むしろ、どこか心地よく、もっとこの感覚に浸っていたいような、危険な誘惑を伴っていた。
「どうかな、アグネス? 気分は」アスランが、彼女の様子を注意深く観察しながら尋ねた。
「は、はい…なんだか、身体がポカポカして…少し、気分が…良い、ような…?」彼女は、正直な感想を口にした。呂律が、僅かに回りにくくなっているような気もする。
「そうか、それは良かった」アスランは満足げに頷いた。「薬の効果が、君の身体によく合っている証拠だ。これで、今日の『レッスン』への準備は整ったと言えるだろう」彼は立ち上がり、再びアビーの前に立つと、今度は小さな、しかし明らかに異様な形状をした物体を取り出した。黒く艶やかな素材で作られた、先端が丸みを帯び、根元に向かって太くなる、流線形のアナルプラグ。そして、それには細いコードが繋がっており、その先には小型のリモコンが付いていた。
「こ、これは…!?」アグネスは、それが何であるかを瞬時に理解し、息を呑んだ。
「今日のレッスンで使う、特別な『デバイス』だよ」アスランは、こともなげに言った。「君の集中力を高め、そしてどんな状況下でも冷静さを保つ訓練をするためのものだ。そして何より、私との繋がりを、常に、物理的に感じさせてくれる、特別な絆の証でもある」
「そ、そんな…! こんなものを、どこに…!?」
「決まっているだろう?」アスランは、冷たい笑みを浮かべた。「君の後ろの『扉』だ。前回の指導で、私が開いてあげた、新たな快楽への入り口だよ。そこに、これを装着してもらう」
「いやっ! 絶対に嫌です! ただでさえ、まだ痛むのに…!」アグネスは必死に抵抗した。
「痛みは、すぐに快感へと変わるさ。それに、これは命令だ、アグネス」アスランの声は、有無を言わせぬ響きを帯びていた。「これを装着し、そして…この後の任務についてもらう」
「に、任務…!? このような状態で、ですか!?」
「そうだ」アスランは頷いた。「これから君には、MSでの哨戒任務に出てもらう。もちろん、このデバイスを装着したままでね。そして、任務中、私はこのリモコンで、君に様々な『刺激』を送ることになるだろう。君が、どれだけ冷静さを保ち、パイロットとしての任務を遂行できるか…見せてもらうよ」
それは、悪魔のような、あまりにも残酷で屈辱的な計画だった。MSのコックピットという密室で、誰にも知られずに、アスランによって性的な刺激を与えられ続ける。しかも、それは戦闘や哨戒といった、極度の集中力が求められる任務中に行われるというのだ。想像しただけで、アグネスは身震いが止まらなかった。
しかし、彼女にはもはや、抵抗する力も、そしておそらくは、その意思さえも残されていなかったのかもしれない。媚薬の効果によって、彼女の理性は蝕まれ、代わりに、この異常な状況に対する、倒錯した好奇心と、アスランに支配されることへの、抗いがたい興奮が、彼女の心を支配し始めていたのだ。
「……わかり、ました…」彼女は、涙を浮かべながらも、震える声で、しかしどこか熱を帯びた瞳で、その命令を受け入れた。
アスランは、満足げに頷くと、アグネスに自身の服を全て脱ぐように命じた。彼女は、もはや羞恥心を感じることもなく、ただ言われるがままに、素早く服を脱ぎ捨て、完璧な裸体を晒した。アスランは、その身体を改めて検分し、特に彼女の尻のラインと、その中央にある小さな秘孔に、執拗な視線を注いだ。
そして、彼はアグネスを四つん這いの体勢にさせると、アナルプラグにたっぷりと潤滑剤を塗り、それをゆっくりと、しかし確実に、彼女の後孔へと挿入していった。
「んんっ…! ああっ…!」
冷たく硬い異物が、内部へと侵入してくる不快感と、僅かな痛み。そして、それが完全に収まった後の、常に存在する異物感と圧迫感。アグネスは、唇を噛み締め、その屈辱的な感覚に耐えた。
「よし、準備完了だ」アスランは、リモコンを手に取り、彼女に見せつけるように言った。「さあ、行ってきなさい、アグネス。そして、最高のパフォーマンスを見せてくれ。…私も、君の『特別な努力』を、しっかりと見守っているからね」
その言葉は、励ましのようでありながら、同時に、逃れることのできない監視と支配を意味していた。アグネスは、絶望的な気持ちと、しかしどこか歪んだ高揚感を胸に、ふらつく足取りで部屋を出て、MSデッキへと向かった。彼女の地獄のような、そして同時に倒錯的な快楽に満ちた「任務」が、今、始まろうとしていた。
ミレニアムから発進した、アグネスの駆る最新鋭MS、ギャンシュトローム。そのコックピットの中で、彼女は必死に平静を装いながら、操縦桿を握っていた。通常の哨戒任務。敵影はなく、本来ならば単調とも言える飛行が続くはずだった。しかし、今の彼女にとって、この任務はかつてないほどの緊張と、そして…屈辱と興奮に満ちたものとなっていた。
(くっ…! この感覚…!)
シートに座り、身体を動かすたびに、体内の奥深く…アナルに挿入されたプラグが、内部の壁を擦り、微かな、しかし無視できない疼きを生み出す。媚薬の効果は依然として続いており、その僅かな刺激でさえ、彼女の身体を過敏に反応させた。背筋にぞくぞくとした感覚が走り、下腹部が熱く、そして秘部がじわりと濡れてくるのがわかる。
(集中しないと…! 任務中なんだから…!)
彼女は必死に自分に言い聞かせ、目の前のモニターに意識を向けようとする。しかし、思考はなかなかまとまらない。アスランの顔、彼の言葉、そして体内に存在する異物の感覚。それらが、彼女の心をかき乱し続ける。
その時だった。突然、体内のプラグが、微かに、しかし確実に振動を始めた。
「ひっ…!?」
思わず、短い悲鳴が漏れそうになるのを、彼女は必死で堪えた。心臓が激しく跳ね上がる。アスランだ。彼が、リモコンのスイッチを入れたのだ。
振動は、最初はごく弱く、まるで携帯電話のバイブレーションのようだった。しかし、それだけでも、媚薬と状況によって極度に敏感になった彼女の身体には、十分すぎるほどの刺激だった。
(や…やめて…! 今、任務中なのに…!)
彼女は内心で叫んだが、その声がアスランに届くはずもない。むしろ、彼は彼女の反応を楽しんでいるかのように、振動のパターンを変え始めた。短い振動が繰り返されたかと思えば、長く、深く、内部を抉るような振動が襲ってくる。時には、リズミカルに、まるで音楽に合わせるかのように。
「んんっ…! ふぅ…っ! はぁ…っ!」
荒い呼吸を抑えることができない。操縦桿を握る手が、汗で滑りそうになる。額からは冷や汗が流れ落ち、インカムを通して、隣を飛行しているであろうシンやルナマリアに、この異常な状態を悟られてしまうのではないかと、恐怖に襲われた。
『アグネス? どうかしたのか? 少し動きが不安定だぞ?』
インカムから、シンの心配そうな(あるいは、訝しむような)声が聞こえてきた。
「な、何でもないわよ! ちょっと、機体の調子が悪いのかなって…! 気にしないで!」アグネスは、必死に平静を装い、声を震わせながら答えた。嘘をつくことへの罪悪感よりも、この秘密がバレることへの恐怖の方が遥かに大きかった。
(アスラン様の、馬鹿…! こんな時に…!)
怒りが込み上げてくる。しかし、その怒りすらも、体内の振動によってかき消され、代わりに、抗いがたい快感が全身を支配し始めていた。アナルという、本来ならば排泄のための器官が、今や強烈な快楽を生み出す源泉となっている。その倒錯した事実に、彼女の精神はさらに混乱していく。
アスランは、おそらくミレニアムの艦橋か、あるいは自室から、彼女の機体のセンサー情報や、あるいは盗聴しているかもしれない通信を聞きながら、この状況を完全に楽しんでいるのだろう。彼は、リモコンのボタンを操作し、振動の強さを最大レベルへと引き上げた。
「あああああっっっ!!!!!」
もはや、声を抑えることは不可能だった。強烈すぎる振動が、アナルの内部、そしてその周辺の神経を直接刺激し、脳髄を焼き切るかのような、凄まじい快感がアグネスを襲った。視界が白く点滅し、思考が完全に停止する。身体はシートの上で激しく痙攣し、操縦桿から手が離れそうになる。
『アグネス!? おい、どうしたんだ!? しっかりしろ!』
『アグネス! 応答して!』
シンとルナマリアの、緊迫した声がインカムから響く。しかし、今の彼女には、それに答える余裕など微塵もなかった。彼女は、MSのコックピットという、戦場の最前線であるはずの密室の中で、ただ一人、快楽の嵐に翻弄され、意識を失いかけていた。
(第三幕:白目の絶頂と発情の目覚め - 約4000字)
どれほどの時間が経過したのか。アグネスの意識が、ゆっくりと、しかし激しい倦怠感と、身体の奥深くから湧き上がる異様な熱と共に、覚醒へと向かい始めた。最後に記憶しているのは、ギャンシュトロームのコックピットの中で、体内のバイブレーターによる極限的な刺激によって、意識が完全に飛んでしまう寸前の感覚だった。その後、どうやってミレニアムに帰還したのか、あるいは誰かに助けられたのか、記憶は曖昧だった。
ぼんやりとした視界が徐々に焦点を結び始めると、そこが見慣れた自分の部屋ではなく、アスラン・ザラの私室の、豪奢なベッドの上であることに気づき、彼女は愕然とした。そして、自分の身体が、汗と、そしておそらくは失禁によるものかもしれない湿り気で汚れたまま、しかし服は全て剥ぎ取られ、完全に裸の状態であることも。
(私…気を失って…それで、ここに…?)
混乱する頭で状況を整理しようとするが、媚薬の効果はまだ完全には切れていないのか、思考はまとまらず、身体は依然として熱っぽく、そして…疼いていた。特に、アナルの周辺は、先程までの激しい刺激のせいか、あるいはアスランが何か別の処置を施したのか、ジンジンと痺れるような、それでいて甘美な疼きが続いていた。
「…目が覚めたか、アグネス」
声のした方を見ると、ベッドサイドの椅子に腰掛け、脚を組んでこちらを冷静に見つめているアスランの姿があった。その手には、あの忌まわしいリモコンが握られている。
「アスラン…様…! 私、一体…!?」
「任務中に、少々『トラブル』があったようだからな。私が回収し、ここに運んできた」アスランは、こともなげに言った。「まあ、心配はいらない。他のクルーには、君が体調不良を起こしたと説明しておいた。…もちろん、本当の理由は、君と私だけの秘密だ」
彼の言葉に、アグネスは安堵するどころか、むしろ新たな恐怖と屈辱を感じた。彼は、自分の醜態を全て知っている。そして、それを隠蔽し、さらに自分を支配するための材料として利用するつもりなのだ。
「それにしても、君の反応は、私の予想を遥かに超えていたよ」アスランは、まるで実験結果を報告するかのように、淡々と続けた。「あの状況下で、あれほどの快感に達するとはな。君の身体は、やはり…特別なようだ」
彼は立ち上がり、ベッドに近づくと、まだぐったりとしているアグネスの上に覆いかぶさるようにして、その顔を覗き込んだ。
「さあ、アグネス。本当の『レッスン』は、これからだ。君のその『特別な身体』が、どれほどの快楽を受け入れられるのか…私が、徹底的に確かめてあげよう」
そして、彼はまず、アグネスの口を塞ぐように激しいキスをすると、同時に、その手を彼女の後孔へと伸ばした。そこには、もはやプラグはなかったが、先程までの刺激で、赤く腫れ上がり、そして…驚くほどに敏感になっている場所があった。
「ひっ…! あ…!」
アスランの指が、潤滑剤もなしに、その場所に容易く滑り込んでくる。痛みよりも先に、鋭い快感がアグネスの全身を貫いた。媚薬の効果、ライブ(任務)中の興奮、そしてアナルプラグによる持続的な刺激。それら全てが、彼女の身体を、通常ではありえないほど敏感な、快楽を渇望する状態へと変えてしまっていたのだ。
「どうした? もう感じているのか?」アスランは、彼女の反応を確かめながら、指を二本、三本と増やし、内部を優しく、しかし確実に拡張していく。「正直になりなさい、アグネス。君は、本当は…これが好きなんだろう?」
「ちが…! んんっ…! 私は…!」否定しようとするが、身体は正直だった。指が内部の敏感な場所を探り当て、刺激するたびに、彼女の腰は勝手に動き、甘い喘ぎ声が漏れてしまう。
アスランは、彼女がもはや抵抗できないことを確信すると、指を引き抜き、代わりに自身の、すでに限界まで硬く、熱く膨張した肉棒を、その場所にゆっくりと、しかし有無を言わせず押し当てた。
「さあ、受け入れるがいい。君が本当に求めているものを」
そして、彼は一気に根元まで自身を突き入れた。
「あああああっっっ!!!!!」
痛み。しかし、それはもはや純粋な痛みではなかった。激しい快感を伴う、脳髄が痺れるような、強烈な衝撃。アグネスの身体は、再び大きく弓なりにしなり、シーツを掻きむしった。
アスランは、休む間もなく、激しい腰の動きを開始した。それは、もはや単なる性交ではなく、彼女の限界を超えた快楽によって、その精神を完全に破壊しようとするかのような、執拗で、サディスティックな蹂躙だった。アナルという、本来ならば決して快感を得るはずのない場所が、今や彼女にとって、最も強く、最も深く感じてしまう、快楽の震源地となっていた。
「どうだ、アグネス? 気持ちいいだろう? 私にこうして、君の一番奥深くを、汚され、支配される感覚は?」アスランは、彼女の耳元で囁きながら、腰の動きをさらに激しくする。
「はっ…! ああっ! き、きもち…いい…! アスランさま…! もっと…! もっと、奥まで…! 私を、めちゃくちゃに…してぇ…!」
もはや、彼女に理性は残っていなかった。プライドも、羞恥心も、全てが快楽の奔流の中に溶け去り、ただ本能の赴くままに、より強い刺激を、より完全な支配を、アスランに求めていた。彼女の中に眠っていたマゾヒスティックな本性が、媚薬とアスランによる調教によって、完全に覚醒し、暴走し始めていたのだ。
そして、その狂乱の快楽は、再び彼女を限界の淵へと突き落とした。アスランが、内部の最も敏感な一点を、連続して、そして力強く突き上げた瞬間、アグネスの身体は、これまで経験したことのないほどの、壮絶なオーガズムに襲われた。
「ああああああーーーーーっっ!!!!!! いっ、いぐぅぅぅぅっっ!!!!!」
金切り声のような絶叫と共に、彼女の身体は硬直し、激しく、そして長く痙攣し続けた。焦点の合わない瞳は大きく見開かれ、完全に白目を剥き、口からは意味のない声と、細かな泡が止めどなく漏れ出した。意識は完全に飛び、ただ肉体だけが、快楽と苦痛の極限で、生命の限界を示すかのような、壮絶な反応を繰り返していた。それは、まさに魂が砕け散るかのような、究極の絶頂体験だった。
(第四幕:隷属の懇願:自ら開く秘部 - 約3000字)
アスランもまた、白目を剥き、意識を失いかけながらも内部で激しく痙攣を続けるアグネスの、その壮絶なまでの反応に、自身の興奮が最高潮に達するのを感じていた。彼は、低く、長く、そして獣のような咆哮に近い声を上げながら、自身の熱く、濃密な白濁した精液を、彼女の内部…痙攣を続けるアナルの奥深くへと、まるで彼女の存在そのものを自身のそれで満たし尽くすかのように、溢れんばかりに注ぎ込んだ。
長い、長い絶頂の嵐が過ぎ去り、ようやくアグネスの身体の痙攣が収まり始めた頃、アスランはゆっくりと彼女の身体から自身を引き抜いた。ベッドの上には、ぐったりと脱力し、意識も朦朧としたままのアグネスが横たわっていた。その表情は、もはや何の感情も読み取れないほどに虚ろだったが、僅かに開かれた唇からは、まだ浅く、しかし熱い呼吸が繰り返されていた。
しかし、アグネスの苦しみ(あるいは、歪んだ快楽)は、まだ終わっていなかった。アスランが与えた媚薬の効果は、依然として彼女の身体を支配し続けていたのだ。行為が終わっても、身体の火照りは収まらず、むしろ、先程の極限的なオーガズムの残滓と相まって、さらに強い疼きとなって彼女を襲い始めていた。
(…まだ…足りない…もっと…欲しい…)
その思考が、もはや理性ではなく、本能的な欲求として、彼女の脳裏を支配した。アスランがすぐそばにいる。彼ならば、この耐え難い疼きを、渇望を満たしてくれるはずだ。羞恥心? プライド? そんなものは、もうどうでもよかった。ただ、彼に触れてほしい。彼に、もっとめちゃくちゃにしてほしい。その思いだけが、彼女の中で燃え盛っていた。
「あ…アスラン、さま……」
彼女は、か細い、しかし切実な響きを帯びた声で、隣で満足げに自身の汗を拭っているアスランに呼びかけた。
「…なんだ、アグネス? まだ、何か望みがあるのか?」アスランは、彼女のその反応を予測していたかのように、あるいはそれを待っていたかのように、冷ややかに、しかし興味深げに問い返した。
「お、お願い…します…」アグネスは、涙ながらに、そして必死に懇願した。「ま、まだ…足りないんです…! 身体が…熱くて…疼いて…! お願いします…! もう一度…! 私を…あなたの好きにして…!」
その姿は、もはやかつてのプライドの高い彼女の面影はどこにもなく、ただひたすらに快楽と支配を求める、哀れな奴隷のようだった。アスランは、その完全な隷属の姿に、心の底から湧き上がる、暗く、そして絶対的な満足感を覚えていた。彼は、わざと少し間を置いてから、冷たく言い放った。
「…ほう? だが、私はもう満足したのだがな。君は、少し強欲すぎるのではないか?」
「そ、そんな…! お願いします! このままじゃ、私、おかしくなっちゃう…!」アグネスは、絶望的な気持ちで彼に縋りつこうとした。
「ならば、君自身の力で、私を再び求める気にさせてみろ」アスランは、さらに残酷な要求をした。「君のその身体で、私を誘惑してみせろ。君が、どれほど私を求めているか、その行動で示してみろ」
その言葉に、アグネスは一瞬、何をすればいいのかわからず、戸惑った。しかし、身体の疼きは、もはや限界に達していた。彼女は、もはや羞恥心という最後のブレーキすらも失い、本能の赴くままに行動を開始した。
彼女は、ベッドの上で、自ら裸体を晒すように、脚を大きく開いた。そして、震える指で、自身の、まだアスランの体液で濡れている秘裂を、恥も外聞もなく押し広げた。
「ここ…! ここが、こんなに…熱くて、濡れて…アスラン様のものを、待ってるんです…!」彼女は、涙と涎にまみれながら、上目遣いにアスランを見つめ、訴えた。「お願いです…! アスラン様…! あなたの、あの硬くて、熱いので…! もう一度、この中を…めちゃくちゃにしてください…! アスラン様じゃなきゃ、ダメなんです…!」
さらに彼女は、自身の指を、先程まで蹂躙されていた後孔へと伸ばし、それを弄りながら懇願した。
「こっちも…! こっちも、アスラン様に開かれた場所だから…! こっちでもいい…! お願いします! 私を、あなたの好きなように、使ってください…! あなたの、完全な『玩具』にしてください…!」
かつての傲慢な女王が、自らの性器を晒し、弄りながら、アナルセックスさえも懇願する。その完全な隷属と、快楽への渇望を示す姿。それは、アスランにとって、究極の勝利であり、最高の愉悦だった。
アスランは、その光景に、もはや隠すこともなく、深い満足感と、新たな興奮を覚えた。彼は、ゆっくりとアグネスに近づき、その懇願する瞳を見下ろしながら、静かに、しかし有無を言わせぬ声で告げた。
「…いいだろう、アグネス。君のその、健気な願いを、特別に叶えてやろう」
そして、彼は再び、自ら服従を懇願する、哀れで、しかし彼にとっては最高に魅力的な「玩具」へと、その支配者の手を伸ばした。アグネスは、絶望と、しかしそれ以上に強い、歪んだ悦びに打ち震えながら、それを受け入れた。彼女の長い、そしておそらくは永遠に続くであろう、快楽と隷属の夜は、まだ始まったばかりだった。
(終章:快楽の刻印、永遠の玩具 - 約500字)
その後、アグネスがどれほどの時間、アスランの望むままに、その身体を差し出し続けたのか、彼女自身にも定かではない。媚薬の効果が完全に切れるまで、あるいは彼女の身体が限界を迎え、本当に意識を失うまで、彼は容赦なく彼女を求め、弄び、そして快楽の(あるいは苦痛の)淵へと突き落とし続けた。
気がついた時には、部屋には再び彼女一人だけが残されていた。ベッドも、床も、そして彼女自身の身体も、二人の激しい行為の痕跡…汗、涙、そして大量の白濁した精液で、無惨に汚れていた。身体の至る所が痛み、特にアナル周辺は、経験したことのないほどの鈍い痛みを訴えていた。
しかし、不思議なことに、彼女の心は、以前のような激しい自己嫌悪や絶望感ではなく、どこか奇妙なほどの静けさと、そして…満たされたような感覚に包まれていた。
(私は…アスラン様の、もの…)
鏡に映る自分の姿を見る。髪は乱れ、肌は汚れ、瞳は虚ろだが、その表情には、どこか恍惚とした、全てを受け入れた者のような、奇妙な穏やかさがあった。
(これでいいんだわ。私は、アスラン様に求められ、彼に快楽を与え、そして彼に支配されることでしか、生きられないのかもしれない…)
プライドは砕かれた。尊厳も踏みにじられた。しかし、代わりに彼女は、もっと強烈で、もっと抗いがたい、新たな存在意義…アスランの「玩具」であり、「女神」であるという、歪んだアイデンティティを手に入れてしまったのだ。
彼女は、ふらつく足取りで立ち上がると、まるでそれが当然の義務であるかのように、散らかった部屋の後片付けを始めた。シーツを取り替え、床を拭き、そして自身の汚れた身体をシャワーで洗い流す。その動きは、驚くほどに手際が良く、そして感情が欠落しているように見えた。
これから先、彼女はアスランの呼び出しに応じて、いつでも、どこでも、どんな要求にでも、喜んで(あるいは、そう思い込んで)応えることになるだろう。任務中に、再びおもちゃを仕込まれるかもしれない。他の女たちの前で、屈辱的な行為をさせられるかもしれない。それでも、彼女は彼に仕え続けるだろう。なぜなら、それが彼女の新たな存在理由であり、そして…彼によって与えられる、あの抗いがたい快楽を知ってしまったからだ。
月光の女神は、仮面の支配者の手によって完全に堕とされ、快楽と隷属の刻印をその魂にまで深く刻み込まれた。彼女の物語は、ハッピーエンドとは程遠い、しかし彼女自身にとっては(歪んだ形で)満たされた、永遠に続くかもしれない隷属の物語として、静かに紡がれ続けるのだろう。