エビ転生。異世界で転生した俺が巨乳美少女料理人に「脱皮を手伝ってもらう」話。〜スキル【脱皮】が最強すぎて世界が俺を狙う〜 作:えびふぉねら
「……ううっ……」
焼けるように身体が熱い。
皮膚の下――いや、皮膚そのものが“浮いて”いるような感覚だ。
内側で、新しい自分が目を覚まそうとしている。けれど――まだ、“抜け出せない”。
脱皮の前兆。それは苦しみに似ていた。
そして、目の前の女は――それをわかっててやってる。
「やっぱり……まだ、ね」
グレナシアは、俺の上にまたがるようにしてベッドの上に座りこむ。
月明かりに照らされたその裸体は神々しく……だが、どこか、何かが歪んでいる。
柔らかな肌に微かに香る海の匂い。
まるで獲物の焼き加減を見定めるようなねっとりとした視線が絡みつく。
「この汗ばむ感じ……皮膚の下で“新しいあなた”が生まれてるのに……まだ外に出られないなんて、かわいそう」
「だったら……待ってくれればいいだろ……」
俺の声は弱々しく、熱に侵されて震えていた。
「ふふ、それじゃダメよ。脱皮前の一番繊細な部分……ちゃんと柔らかくしてあげなきゃ」
妖艶な声とともに、彼女は別のオイルの小瓶を手に取る。
瓶の中でとろりと光る液体は、温められて微かに湯気が立っている。
どうもただの調味料じゃなさそうだ。
「……これは特製。温めてあるわ。滑りが良くて、香りもほんのり“甘エビ”」
「いや、何その用途特化……!」
息も絶え絶えにツッコむが、もう抵抗する気力も怪しかった。
グレナシアは俺の腰にまたがったまま――その温かいオイルを、鎖骨に一滴垂らす。
「ッ……!」
体温より僅かに熱いその一滴が皮膚をなぞり落ちた。その瞬間、痺れるような感覚が全身に走る。
「ここからよ……力抜きなさい」
舌先が、ぺろ、と鎖骨をなぞった。
濡れた感触が皮膚を撫で、そこにまた新たなオイルが垂らされる。
「ふ……!」
抵抗したいのに、なぜかできない。喉が震えて、微かな息が漏れるだけ。
首筋、耳の裏、肩、胸元――
彼女の唇と指が、慎重に、執拗に……俺を“味見”していく。
「ん……ぬるっとしてきた。剥きたくなる、わね……」
「や、やめろ……今脱いだら、中身が出る……!」
「中身……見てみたいけど?」
耳元で囁かれた声は、俺の中で燻る本能に火をつけるように甘かった。
そして、そのまま指先が腰骨をなぞる。
腹部、脇腹、つま先――俺のあらゆる場所が、彼女にとっての“味見の部位”だった。
「ここ……皮がもう浮いてるわね」
太ももの内側を指がそっとなぞる。皮膚がはがれる寸前の浮遊感。
頭がぐらつくような刺激に、思わず声が漏れる。
「ッ……ん、くっ……」
「あっはは。びくびくしてる。かわいいわね」
笑いながら、彼女の手はそのまま股間へと滑りかけ――たと思ったが、そこに到達する前にぴたりと止まり、唇が近づいてきた。
「ここ……この“関節”のあたりが、一番脱ぎにくいの。だから、ちゃんと……」
ちゅっ。
吸い付くような音とともに、柔らかなキスが落ちる。
小さな舌先が這い、肌の隙間からじわじわと熱が広がっていく。
「あ……や……やば、やばい、もう……!」
「だめ。まだ脱がせない。一番いい瞬間まで我慢しなさい。皮を熟成させるのよ」
その意味不明な言葉が、なぜか――異様に説得力を持って迫ってくる。
身体は脱ぎたがっている。
だが――グレナシアの手と舌が焦らしてくるせいで、脱げない。
皮膚の内側と外側が火照り、擦れ合い、どこを触れられても過敏すぎて息が漏れる。
あぁ、もう、なんなんだこれ。熱い。脱ぎたい。助けてくれ。
「は……っ……うっ、グレナシア、もう……!」
「ふふ、もうちょっと」
そして――彼女は、最後に。
俺の乳首へと口を寄せ、甘く吸い、舌先で軽く転がした。
「ん゛……ぁあ……ッ……」
痺れるような快感が、胸元から電流のように全身を駆け抜ける。
「限界まで“ふやかして”から、剥いてあげるわ……」
そのまま音を立てないよう、弄ぶように吸い上げる。軽く歯で噛んでみたり、舌先で潰したりしながらじっくりと味わう。
もう抵抗する余力も、言葉を返す理性も――
グレナシアは、上質な蒸し料理を仕上げるように、俺を丁寧に、そして淫靡に“蒸らし続けた”。