※この作品はR-18です。

この素晴らしい住人に邪神からの祝福を!   作:@マワシ

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邪神からの祝福を!

 マイケルはアクセルに住む雑貨屋の主人である。

 

 毎日真面目に休みなく働き、店を少しずつ大きくするのは彼にとって長年の夢であった。

 それなりに店も大きくなり従業員も複数名雇う中堅から大手の規模になりつつあるなか。

 マイケルの年齢は中年といってよい年齢に差し掛かかろうとしていた。

 最近は余裕が出てきたせいか、がむしゃらに働いてきた己の半生を振り返ることが多くなる。

 

 代謝より体重の増加が上回り、たるみ始めた腹回り。

 

 薄くなり始めた前頭部。

 

 しくしくと痛む腰。

 

 仕事を優先しすぎるあまり疎かになった異性関係。

 

 そして童貞であること。

 

 後悔はないが一人で寂しく眠る夜に、ふとその事を思い出しベッドで丸くなる。もの悲しさが漂う中年初心者である。

 

 

 

 

 そんな折、とある外なる宇宙の邪神に拉致された。

 

 

 拉致。というより彼方にいる彼の神と精神を無理やり繋げられ、意識を数百億光年向こうに引きずり込まれたといった方が正確だろう。マイケルの実体は雑貨屋兼自宅のベッドの上で、血涙を流し、血泡を吐き、バイブレーションONのマナーモードになっている。

 

 マイケルの意識体は外なる邪神を直視した。

 

 その冒涜的な悍ましい姿と狂気に耐えきれず一瞬にしてマイケルの意識体は弾け飛ぶ。

 

 弾け飛んだマイケルだったものを邪神は丁寧に拾い集め、己が知識(因子)を組み込み再構築した。

 

 再構築されたマイケルの意識体(再)は、まず己が著しく変化している事を知った。

 

 知った。認識した。全てを。そして外なる宇宙の悍ましい理を。

 

 知識は過去であり未来であった。その全てを既知とした。

 

 彼の神は知識を司る神だったのだ。

 

 マイケルの意識体(再)は知識(因子)が組み込まれ狂気への耐性がついたとはいえ、このままでは遠からず再び狂気に呑まれ爆散する事を知っていたので、反射的に冒涜的で悍ましい知識の一部のみを残し、大部分は封印した。

 

 そうなると眼の前で横ピースしてる外神に対しての狂気耐性が下がった。マイケルの意識体(再)は再び狂気に呑まれつつあり精神が軋みをあげていることを意識した。

 

 

 外神曰く。

 

 ある日、気まぐれに人間になってみたんだそうだ。

 

 知識として人間というもの知っているし、終着点も知っている。

 

 しかし白痴ゆえに理解はしていなかった。

 

 ゆえに感情を。人格を。実体を得た。

 

 そしてとあるVTuberにドはまりした。

 

 そこからは熱烈な推し活が始まった。

 

 まだ登録者二桁の頃の初配信の最初のコメントを書き込んだこ(・)と(・)に(・)し(・)た(・)。

 

 1番最初の登録者にしなかったのはひとえに会得した人格の奥ゆかしさゆえだ。

 

 グッズを買い漁り、リアルライブがあるとすれば行脚した。

 

 リスナーさんが彼氏だよと言われると温かい気持ちになれた。

 

 応援のかいがありチャンネル登録者が百万人を突破した頃に気まぐれに中の人を覗いてみた。

 

 彼氏といちゃいちゃしていた。

 

 アナルセックスしていた。

 

 既(・)に(・)知(・)っ(・)て(・)い(・)た(・)ことではあったのだが知ることと理解することではわけがちがった。

 

 脳がどうにかなりそうだった。

 

 僕の方が先に好きだったのに。

 

 リスナーさんが彼氏だって言ってたのに。

 

 啓蒙が開かれた。

 

 光あれ!光あれ!

 

 脳におちんちんが生えた。

 

 これが宇宙。

 

 光あれ!光あれ!

 

 これが理解(わか)らせ。

 

 おっきおっき。

 

 

 マイケルの意識体(再)軋みをあげる自己認識に耐えながら、どうにかしてこの童貞の邪神が滅びねぇかなと知識(チート)を検索した。したが無理だった。無敵だった。上位存在だった。その上でさいつよだった。

 

 邪神曰く。

 

 この素晴らしい啓蒙を大神にも知ってもらいたい。時代はNTRだ。世界をファックしよう。だからその崇高な使命を尖兵たるマイケルに命じる。好きにしたまえよ。

 

 

 

 「したまえよ」のエコーがフェードアウトしていく中でマイケルはベッドの上で目覚めた。

 

 左眼球は潰れ、呼吸は己の血で溺れ、皮膚は裂け、肉は断裂していた。内蔵のいくつかは機能を停止しつつあり、有り体にいって瀕死だった。しかし、脳だけは体の状態とは相反し、脈動しながら新たに得た知識(因子)に対応すべく急速にその造りを変えようとしている。

 

 未完成の脳は、記憶混濁、意識朦朧、平衡感覚の消失、言語野にも影響を及ぼした。

 

「ぺぺろーしょんんんぺぺぺぺぺやんぐ」

 

 意味不明の言語が口から漏れる。「店のポーションで回復しなければ」といった意味合いだ。混濁する意識のなかマイケルはベッドから降り、力強く一歩を踏み出した。自宅と繋がっている自分の店にある高級陳列棚に置かれた回復役(特大)に向かって正確に歩いていく。

 

 マイケルの頭と体はめちゃくちゃな状態だが、マイケルは知識(因子)が埋め込まれ、再構築された瞬間から自分の体がどのような状況になるか正確に把握していた。意識が実体に戻っても廃人一歩手前。その程度の状態なら魂に刻まれた知識(チート)で対応できるのだ。脳が判断を下したものではない。よしんば脳が正常に機能しないなら、その前提条件を覆すやり方を知識(チート)から引っ張ってくることを反射的に魂が選択した。

 

 マイケルはアンデットめいた足取りで高級陳列棚の前にたどり着いた。

 

「えばら!」

 

 気合一閃。マイケルの頭突きは高級陳列棚のガラス戸を突き破り棚の奥まで到達した。

 とたんにけたたましく鳴り響く警報音。

 しかしマイケルは意に介さず、そのまま回復薬(特大)を咥え、噛み砕き、内容物を嚥下した。

 

 もちろん頭突きの際にガラスが顔や喉に突き刺さり、回復薬(特大)の瓶を噛み砕いたときには歯が折れ、口内をずたずたにした。

 

 しかし、マイケルが半ば客寄せの為に無理して仕入れた虎の子の回復薬(特大)は絶大な効果を発揮し、またたく間に傷を治していった。

 

 時を同じくしてマイケルの脳も狂気耐性がついた仕様に変化を終えた。

 

「おばごふぇっろおろろろ」

 

 胃と肺に溜まっていた血液を盛大にぶちまけた。壊死しかけていた内蔵のいくつかはギリギリで持ち直しなんとかなったが、回復薬(特大)の絶大な回復力でもってしても、同じようにいくつかの臓器には致命的なダメージを残した。切り傷など修復が比較的対応しやすい傷とは違い、半分溶けかかっている肝臓などは回復薬(特大)でもカバーする事ができなかった。左目も潰れたままだ。だが死への進行は緩やかになった。

 

 懸命に棚の異常を知らせる警報機を切り、追加でいくつかの回復薬(小)を飲みながら金庫を開け、中の金貨と約束手形、小切手、宝石など金目のものは全て取り出し、いくつかの必要な商品と共に背嚢に詰めた。

 

 するとそこへ玄関から控えめのノックの音が聞こえた。

 

「あ、あのー。マイケルさん? 大丈夫ですか?」

 

 扉の向こうからくぐもった声。マイケルはすぐに声の主は隣の魔法道具店のウィズの声だと分かった。おそらく棚の警報機の音を聞きつけたのだろう。

 

 このお人好しの隣人との付き合いは長い。

 美人だが気弱で売れそうにない魔道具をなぜか好んで売っている。経営センスがカスみたいな変人なので商売上の付き合いはなかった。

 

 しかしある日、砂糖水を漬けた布をしゃぶりながら飢えを耐え凌いでいる姿を目撃して、そのあまりにも憐憫を誘う姿に思わず同情した。そしてそれからは多めに作った食事、嗜好品である茶と菓子類を定期的に提供する関係になった。

 代金の代わりにウィズ魔法具店おすすめの商品で現物支払いをしてもらっている。心の底から必要のない商品(ゴミ)だが、同情から食事を恵んでもらっていると思われるのは、さすがにウィズの体裁が悪かろうとマイケルは判断した。

 

 しかしそれ以上は踏み込まなかった。商売人であることを是としていたマイケルは、終わっている商売センスのウィズは魅力的には映らなかったのだ。

 

 知識(チート)を手に入れた今では彼女がかつては名のあるアークウィザードで、今は魔王軍幹部のリッチーであると知っている。そしてそれでもなお善人であるということも。むちむちの躰であることも。

 

 マイケルは肉付きの良いウィズの体を幻視しマグマのような欲情が沸き上がった。一瞬にして様々な方法で手籠めにするやり方を知識(チート)から引き出す。この女を今すぐ押し倒し精液で子宮を満たして支配しろ! 口内を舐り会話を粘液の擦過音で一日を過ごさなければ! おせっせ! おせっせ! らっせーら!

 

 性欲に染まる異常な思考をマイケルはどこか他人事のように冷静に俯瞰して見てた。良心に従いこんなことを考えるのは止めたい。しかしどうすることも出来ない。この知識(チート)で性欲を封印する事は出来る。ウィズを忘れることすら可能だ。だが知識(因子)を組み込まれて変質した魂は知識(チート)ではどうにもならない。

 

 作り変えられたしまったからだ。

 

 マイケルは既に人間ではない。

 

 邪神の尖兵という生命体なのだ。

 

 犯し冒涜し見せつけることを目的とした生命。

 

 らっせーららっせーら。おまんまん舐り祭りだらっせーらという邪神発の怪電波を防ぐことは決して出来ない。

 

 しかしマイケルは怪電波に結果的には従わなかった。なぜなら単純に死にかかっているからだ。あまり時間はない。死ねば目的を果たせない。良心や倫理は優先されないが、生命の維持は現段階では欲望よりも優先された。それでも切れの悪い小便のようにチョロチョロと怪電波を受信し続けたが、欲望に身を任せ実行した場合はセックスの最中に命が尽きるだろう。あるいは殺されるか。

 

 計画が必要だ。だがまずは生きねば。

 

 解錠しドアを開ける。チリリンとドアベルが鳴る音と共に朝日が差し込んだ。いつの間にか夜が明けていた。

 

「ひゃ……! ど、どうしたんですかマイケルさん!? その血は!?」

 

 マイケルは姿は頭からつま先まで血みどろであったし、左眼球は潰れ硝子体という眼球内のゲル状の液体と血液が混じったものが顔にへばりついている。それなのに顔色は真っ白だった。死人よりも死人らしい出で立ちだ。この7日間パンの耳と砂糖水しか口にしてないアンデットであるウィズの方が遥かに健康的な顔色だった。そしてむちむちだった。今日はそろそろお食事に誘ってもらえるかと、ウィズは朝からソワソワして隣家を気にしていたのだ。マイケルはにっこりと笑った。

 

「ちょっと死にかけて今も死にそうになってるだけです。大丈夫ですよ」

「大丈夫ではないですが!?」

「はははは。確蟹(たしかに)。なので今から教会に助けを求めに行くつもりです」

 

 マイケルは両手をチョキチョキとしながら横歩きで移動し始めた。顔面蒼白血みどろカニ歩きおじさんである。異様だった。

 

「か、肩をお貸しします!教会近くまでなら送っていけますので!」

 

 それをどう思ったのかウィズが補助に回ると言い出した。マイケルはやはり笑顔で断った。

 

「私が今から行くのはエリス教の教会です。ウィズさん。あなたは近づくのはお止めになった方がいいでしょう」

「!?……それは……、どうして、それを……?」

 

 彼女はリッチー。アンデットだ。そしてエリス教の主神は悪魔絶対許さないウーマンであり、それに類するアンデットも当然存在を許してはいない。知識(チート)を検索してもエリス様の受肉体であるクリスとウィズは出会っていない。つまり出会うとまずいのだ。物語が破綻するレベルで。アクア様と違ってエリス様は決して浄化する事を諦めないだろう。

 

「生きて帰れたらお話ししましょう。ですがウィズさん。貴女がどうあれど、私にとっては今も昔も経営センスが終わってる良き隣人ですよ」

「そ、……経営センスが終わってる!? そ、そうですか…。経営センスが終わっている……?」

 

 相次ぐ衝撃に若干の混乱があるウィズ。マイケルは本当に大丈夫ですよと断る。

 

「それと、お手すきのときで構わないのですが、いや失礼。暇なのは知っているのですが、礼儀としてそう言ってるだけで他意はないのです。自宅の魔導冷蔵庫にシチューがありますので持っていってください」

 

 閑古鳥が泣いている魔道具店主に対して「暇があれば取りに来い」と伝えるのは失礼かと思いマイケルはそう注釈した。

 

「わ、わたしも、仕入れとか……、お客さんの対応とかありますよ!」

 

 それは決して嘘ではないのだが、客に対して誠実に対応すればするほど、売上は落ち込むという不思議な接客である。ヤマアラシのジレンマならぬリッチーのジレンマとして語り継いでいきたいとマイケルは思った。ちなみに7日間の売上は、脅威の0エリスである。物乞いのほうがまだ稼いでいる。

 

 その後も、ごにょごにょと言い訳と心配を繰り返すウィズに、マイケルは返答せず会釈するに留めて立ち去った。へっぽこリッチーを相手してる時間はこんなもんだろう。いやしかし、もしかして金を稼ぐという経済のサイクルから完全に逸脱している彼女の経営方針は資本主義に対するアンチテーゼなのかもしれない。抗議活動か求道者か。ならば野暮な事を言わず好きにさせるべきだとマイケルは思考の隅で思った。

 

「ぁぁ……行っちゃった。ぅぅ……。なんだか酷いことを言われた気がします……」

 

 朝日に向かって歩くマイケルを眩し気に見ながらウィズは独りごちた。

 

 

 夏の太陽が出始めた早朝。ちらほらと活動を始めるアクセルの住人たち。大通りを足早に歩くマイケル。上半身は暴れ神輿のようにガックンガックンと作り物のように蠢いている。ぎょっとする住人。マイケルを知っている人は思わず声をかける。すわアンデットかと飛び出す衛兵。マイケルは歩みを止めず「ぼちぼち死ぬからエリス教会に急いでいる」と伝えた。衛兵は戸惑いながらも先導を勤め、早朝から依頼に出かけるのであろう冒険者パーティのプリーストは辻ヒールを掛けて支援してくれた。マイケルの知識(チート)から脳内には古き良きMMOの情景が浮かび上がった。

 

 知識。そう知識。マイケルは己が踏みしめる大地が崩れていく様を幻視した。慌ててもう一歩を踏み出す。マイケルは知ってしまった。この世界が作り物の世界であることを。神々が造り給うた世界ではない。その神々すら作り物なのだ。

 

 小説! ただの小説の世界!!

 

 マイケルの思考に激情が混ざる。教会に近づくにつれそのことを考えずにはいられなかった。

 

 ちっぽけだが、己は懸命に生きてきた。恨まず、憎まず、妬まず。自分にできる手助けがあれば可能な限り人を助けた。善良であろうとし続けた。エリス教を信じ、教会に喜捨を行い、熱心に祈りを捧げた。その己の人生の全ては小説の1行にすら登場しない!

 

 せり上がる吐き気と目眩に襲われる。それでも次の一歩を踏み出した。

 

 だがあの邪神は何なのだろう。この世界がぺらぺらの紙の上で成り立っている世界だと認識していた。あの冒涜的な悍ましい邪神は。

 

「うっ……! おぇ……!」

 

 マイケルは邪神を思い浮かべて我慢できず嘔吐した。回復薬(小)を取り出し飲む。考えるべきではない。いいじゃないか。こうして自分の意思がある。マイケルはそう思った。思ったがゆえに当(・)然(・)の(・)疑(・)い(・)も(・)持(・)ち(・)上(・)が(・)っ(・)た(・)。だが、今度は吐き出さずに飲み込んだ。考えてはいけない。考えてしまうと次の一歩を諦めてしまう予感があった。

 

「マイケルさん!」

 

 いつの間にかマイケルは教会の前まで来ていた。教会のシスターが出迎える。恐らく誰かが先触れを送っていたのだろう。心配そうな顔で駆け寄ってきた。

 

「こんにちはシスター。回復をお願いしたいのです。手術室は使えますでしょうか? こちらは喜捨と使えそうなものを詰め込んできました」

 

 背嚢を渡す。

 

「ええ、いま準備をしております。さぁこちらへ! 診察を行います!」

「大丈夫ですよ。まだ猶予はあります。まずエリス様に祈りを捧げたいのですがよろしいでしょうか?」

 

 一目で壮絶な状況だと分かる姿のマイケルだが、声は穏やかだった。

 歴戦のシスターも息を呑む。

 

「分かり、ました。ですが、その、神に仕える身で言うべきか悩みますが、あの……簡潔に」

 

 じゃないと今にも死んでしまいそうだから、とは言わなかった。

 

 軽く頭を下げ礼拝堂に入るマイケル。刻一刻と体が壊れていくのが分かった。脳が休息を求め、体は生きることを諦めている。感情は未だに煮えたぎる怒りを抱え、そして怯えていた。エリス像の前で跪いて、ぼんやりとした目で見上げた。

 

 エリス像の胸は盛りに盛られていた。爆乳だった。

 

 ふっと笑う。

 

 先ほどまでの混沌とした怒りや悲しみ恐怖がすぅと抜けていくのが分かる。

 

 信仰だ。

 

 その正体が紙ぺらだとしても。

 

 己が築いた足跡すら幻だとしても。

 

 信ずると決めた。

 

 それすら嘘でも。

 

 善きものだからだ。

 

 だから信じれる。信じる価値がある。

 

 マイケルは両手を組み目を閉じた。祈る。

 

 

 

「(エリス様……。エリス様……。聞こえますでしょうか。どうかこの憐れで卑しいモノの告解をお聞きください。欲望をお聞きください。私はこれまで人様に後ろ指を指されるような生き方をしてきたつもりはありません。よく学びよく働き助けを求める声あらば可能な限り手を伸ばしてきたつもりです。見返りを求めたこともありません。その心が悪心を呼び込むと信じていたからです。そしてたとえ人生に何も残せず塵となったとしても受け入れるつもりでした。ですが今日、私は変わりました。変えられました。この変化は不可逆なものです。信仰は揺るぎなく、いえ、むしろさらに強固となりました。ですが、エリス様の教えとは多少、まぁ、そこそこかなり相反することになるかもしれません。最終的に幸せにしてみせますのでお許しください。嘘も沢山つくと思います。お許しください。エリス様もおっぱいが偽乳なのに豊満のように振る舞っているのでいいじゃないですか。私はちっぱいも好きです。乳首を舌で転がして吸い付くことは、もしかして巨乳のそれより価値があるのかもしれません。出来ればエリス様の両腕を頭上に伸ばし縛り付け、更に薄くなった胸に顔を埋めたい。スレンダーな体に浮き上がる肋骨で甘い木苺を摩り下ろしましょう。果汁をエリス様のおヘソに溜めて啜り上げます。その後はエリス様の秘部、失礼。オマンコを1日中しゃぶります。私は手を使わずに何度も射精し、精液をエリス様のお顔に胸に体に塗りたくります。大丈夫です。素晴らしい効能の薬を知っていますのでクリトリスは取れたりしませんよ。お互いの体液を全て交換するぐらいの気概はみせないとね。もちろんお楽しみのセックスもありますよ!エリス様のスケベめ!気分の盛り上げを維持しつつ体調及び持続性を飛躍的に向上させる薬を知ってますので期待していてください!たくさん愛を囁き合いましょう。お互いの体の境界線がなくなるまで抱き合いましょう。快楽の絶頂がくればそれを超える絶頂を貪りましょう。乳首にピアスですって?エリス様好きですね~。痛そうなのは趣味じゃないですがそれぐらいならアクセントとして良し!ぴろぴろしましょう。ピロピロ。あとエリス様の聖水も飲んでみたいな(笑)やっぱアンデットには特効なんですかね(笑)私の聖水も飲んでください。ちょっと糖尿病の気があるので甘いかもしれません。そしてもちろん忘れちゃならないのはお尻エッチですよね!分かります。どうでしょう。ここはあえてローションなどは使わず身を清めたあとに一気にチンポをぶち込むというのは。いやね。痛そうなのは苦手なのですが、あえての挑戦といいますか。神のアナルを一息に突くということに歴史的な、あ、やべ。死ぬ。)」

 

 

 マイケルは体の限界がきてぶっ倒れた。

 慌てて駆け寄るシスターの足音を聞きながら意識を失った。

 




天界のエリス様「!?」
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