人気モデルのヤリチンがクラスの女子をファン食いする話 作:小暮こなり
「ああっ♡ ああっ♡ ああああっ♡」
薄暗いラブホテルの一室。女の甘く切ない声が響いていた。
「んっ♡ んんっ♡ あぁ……♡ ああぁ~ん♡ それぇ……それいぃ、もっとぉ♡」
俺の眼下には、ベッドの上で四つん這いのまま、艶のある長い黒髪を乱して喘ぐ女の姿があった。
事務所の先輩モデルだ。清楚系で売ってはいるが、今は見る影もない。
白いシーツをぎゅっと握りしめる彼女の拳が、自分の与えている快楽の強さを物語っているようだ。
角度を変えて突くたび、先輩の悦びの声が上がる。
「はぁん……♡ おっきぃ♡ おおきいのぉ♡ それすごいのぉ♡ ああああっ♡ ああっ♡ ああっ♡ ダメっ、もうムリ♡ イっちゃう♡ イっちゃうぅからぁ♡」
蕩けた表情で限界を訴えてくる先輩。
俺もラストスパートをかけるため、最大まで勃起したペニスを奥深くまで突き刺す。
「――お゛ほぉ♡ お゛お゛ぉ♡」
瞬間、清楚系の先輩が出してはいけないレベルのオホ声が上がった。
だが俺は休める間もなく結合部を密着させ、女のもっとも弱い場所――子宮を攻めていく。
「あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ~♡ あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ~♡ あ゛っあ゛っあ゛っあ゛っ♡」
先輩の声が変わったのを察知し、捕らえた子宮を揺らすピストンに変えてたたみかけた。
清楚だろうがなんだろうが、女はこれをされるとダメになる。
「んほお゛ぉ♡ お゛お゛っ♡ お゛お゛っ♡ お゛お゛っ~♡ ひぃ♡ ひぃ♡ ひぃ♡ あ゛っ♡ あ゛っ♡ あ゛っ♡ イグっ♡ イグっ♡ イカさちゃうぅ♡ あっ♡ れ、
理性を失った年上女性の必死の中出し懇願に、俺も一気に射精欲が高まる。
バックの態勢のまま先輩の両腕をつかんで引き寄せ、フィニッシュにかかった。
「ひぃぃぃぃ♡ あ゛あ゛っ♡ あ゛あ゛ぁ~♡ あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ~♡ お゛お゛っ♡ お゛お゛っ♡ お゛お゛お゛お゛っ~♡ っあ゛あ゛っ! イク♡ イク♡ イク♡ お゛お゛っ――イグぅぅぅぅ♡」
「――っ!」
先輩の声に合わせて俺もぶちまけた。
ぎゅるん、ぎゅるるん、と俺が出した大量の精液が、先輩の子宮に注がれていく。
みんなが羨むような清楚系モデルという存在に中出ししているという事実は、何度味わってもたまらなく甘美だ。
先輩は獣のような声を上げながら大きく背中を反らしていたが、やがて白目の状態で痙攣し、そのままばたりと気を失った。
「ふぅ……」
俺はペニスを引き抜き、うつ伏せのままカエル足になった先輩の姿を見下ろして、ひと息ついた。
先輩が呼んでいた”玲”という名前は俺の芸名だ。
人気モデルになってしまったことで、こうして事務所の先輩モデルに言い寄られることも増えた。俺がクズなヤリチンに落ちてしまうのも当然といえた。
人気モデルっていっても年頃の男の子なんだから、かわいい女の子が寄ってきたらそりゃヤるでしょ。
かわいい女の子を食うのは大抵ヤリチンなのだ。
そんな事実は事務所に入ってから嫌というほど見てきた。清楚だったり清純だったりで売っている子のほとんどは、イケメンヤリチンとの激しいセックスで肌艶をピカピカに保っているのだ。そしてヤリチンは、かわいい子とのセックスでさらに自信をつけてモテるようになりファンを増やす。残酷な弱肉強食である。
「ん……」
「あ、先輩大丈夫すか? すごいイキ方してましたけど」
先輩が起きたようだ。
放心状態のような表情に、汗で頬に張り付いた黒髪がエロい。
「あぁ……うん、大丈夫。さすが玲くんね……気持ち良すぎておかしくなりそうだったわ……。もう、これじゃ玲くんから離れらんないよぉ♡」
先輩は妖艶な笑みでそう言った。
事務所の先輩である彼女も人気の大学生モデルである。男性向け雑誌などの表紙を飾るくらいには売れていて、うちの事務所の看板モデルのひとりだ。世の中の思春期男子のほとんどが、一度はこの先輩で抜いたことがあるといっても過言ではない。ガチ恋している男の子も多いことだろう。
しかし実際の先輩は、枕で仕事を取ってくることもいとわないし、こうして後輩モデルである俺に手を出すくらいには性に奔放だ。もっといえばビッチである。
そんな先輩の姿を知らないというのは、悲しい皮肉だ。その清楚な大学生モデルを食っているのは、俺みたいなクズヤリチンの高校生なのだから。
でもまあ、ファンといっても顔の見えない相手だし、モデルも遠い存在だ。だからこそ、ファンも何も知らないままでいられるのだ。
もしこれが身近な存在だったのなら、ショックも相当なものなのだろう。
そして、それを貪る背徳感も――
「ねえ、私たち体の相性いいしさ……そろそろ付き合わない?」
先輩が媚びた猫のようにもたれかかってくる。
ああ、またか――と思わず内心つぶやいた。
毎度セックスするとこうなるのだ。事務所の先輩後輩、マネージャー、仕事で一緒になったアイドル、合コンで会った学生や社会人。
モデルで人気になるのが先行してしまったせいで、俺は人を好きになるというのがどういうことなのか、いまいちよくわかっていなかった。とにかくヤってヤってヤリまくってきたのだ。
いつかそういう女の人と出会うかもしれないと信じて。
でも、いい加減めんどうになってきた。
「どうしよっかな」
そう言いながら、先輩の腕をつかんで押し倒す。
「んっ、ちょっ――」
こうして体で流れを変えてやれば女は逆らえない。今までの経験で学んだことだ。
「んっ、待って。ちゃんと話を――」
「先輩かわいすぎて、俺もう一回シたくなっちゃいました」
「あんっ♡」
耳元でささやいてキスしてやると、先輩は俺の首に腕を回し、一瞬でヤる態勢になった。
ほんとちょろいなこの先輩。
今日も無事、はぐらかすことに成功したのであった。
「あんっ♡ あんっ♡ ああんっ♡」
ふたたび先輩の嬌声が部屋に響く。
付き合うなんて面倒なことを言わないよう、理性を快楽で塗りつぶす。女は快楽に流されているときが一番エロいからな。清楚なんてそのためのトッピングでしかない。
しかしこんなことがこれからも続くのかと想像すると、少しうんざりしてくる。
もし彼女でもいたらこの鬱陶しさから解放されるのだろうか?
なら、形だけでもいいから、そろそろ本気で彼女でもつくってみるか……。
高二の春、クズヤリチンである俺にちょっとした目標ができた瞬間であった。