「ただいまー、先輩!」
「おう、おかえりしのぶ。応援お疲れ様」
──────2024年8月21日。
前日まで佐賀で行われたインターハイの競泳部門、その応援からしのぶが帰ってきていた。
20日夜には帰り着いていたが、飛行機に電車にと長距離移動が続き、帰り着いた頃には彼女はクタクタであったため、直に顔を合わせるのは翌日にしようと決めていたのであった。
「はい先輩、お土産ばどうぞ。口に合やあ嬉しかね」
「どれどれ?……へえ、さが錦と、佐賀牛カレーか」
「カレーならそうそう好かん人はおらんて思うて買うてきたけど……どうやったかな?」
「いや、カレーは大好物だよ。ありがとうな。早速昼にでも一緒に食うか?」
「うん!それじゃあお邪魔しまーす」
家へとしのぶを招き入れる。今日はゆっくり休養すべく、外出せず家でのデートをする予定だ。
「こんにちはしのぶさん、ゆっくりしていってくださいね?」
「はい、お世話になります」
「お茶は麦茶で大丈夫かしら?」
「はい!」
鐘凜にも挨拶を済ませ、2人で2階にあるサキトの部屋へと向かう。部屋にはベッドと机、本棚の他に整理されたカードのストレージやテレビモニターとゲーム機等が置いてある。
「さてと、それじゃまずは改めて、おかえり。インターハイの応援どうだった?」
「先輩たち皆、気合が入っとったばい。来年はうちも出らるーよう頑張りたかね」
「その時は俺も応援に行くよ。来年も同じくらいの日程かな」
「先輩ん前で、大舞台で泳げるよう頑張るけんね!」
「その意気だ!さて、そんじゃゲームでもしようか。何やりたい?」
「∞ちゃんとも一緒にやっとった、これやりたかばい。先輩が手伝ってくれたら強かボスも倒せるかな」
「よし、それじゃあやってくか」
ゲーム機を起動させ、有名な狩りゲーを始める2人。マルチプレイ部屋を作り、準備は万端だ。
* * *
「よし見切った!喰らえ!」
「相手が転んだ!今ばい!」
開始から1時間半、敵のランクを上げながら何連戦かしていい感じに素材は集まってきた。
「よし終わった!お疲れー」
「お疲れ様!そろそろお腹すいたね」
「そうだな。ご飯はパックして冷凍してたのがあるから、それをチンしてさっきのカレーをいただこう」
「はーい」
コップとお盆を手に連れ添って階段を降り、キッチンへ向かう。冷凍庫を開ければ目当てのご飯はすぐに出てきた。
しのぶにチンを任せ、サキトはレトルトのパックを温めてゆく。
20分とかからず、カレーの用意は整った。
「それじゃあ、いただきます」
「いただきます」
「……おお、美味い!」
レトルトながら、高級和牛である佐賀牛の肉がゴロゴロと入っており、コクのある味わいが味覚を刺激する。
「喜んでくれて良かったばい。……ほんとにうまかね!」
「レトルトでこれとは凄いな……」
「……あらいい匂い〜。カレーかしら?」
「お土産のカレーを早速ね。母さんも一口どう?」
「それじゃあいただくわね……ん〜!美味しいわねこのカレー!」
そうして夢中になってカレーを平らげ、一息つくのであった。
* * *
「それじゃあお友達と出かけてくるから、戸締まりよろしくねえ」
「いってらっしゃーい」
午後になると鐘凜が出かけてゆく。これで……2人きりだ。
「えっと……先輩」
「うん。───部屋に行こうか」
「っ、うんっ」
少しばかり緊張しつつ、再びサキトの部屋へと向かう。食器は片付け、歯も磨いた。準備は万端だ。
「(ブレス◯アもしたし、大丈夫だ。うん)」
「先輩、その……今日はどげんする?」
「この間は色々とされっぱなしだったから、今日は俺からさせて欲しいな」
「わ、わかったばい」
「それじゃあ……んっ」
「あ、んう……っ♡」
サキトから抱き寄せ、唇を重ねる。最初は優しく触れるように、何度もくっついては離れてを繰り返す。
「んっ、は……っ♡先輩……っ、あ♡」
「んむ」
「んぁ……っ♡んむふぅっ♡」
口付けしたまま、サキトの舌がしのぶの歯をノックするようにつつく。受け入れるように口を開ければ、温かな舌が入り込んでゆく。
「んむ、じゅるぅっ♡」
「ん、ふっ……れろ、はぁ……っ」
「ぷぁ……♡先輩、好きったい……♡」
「俺も好きだよ……んっ」
「ひぁっ♡そこ、くすぐったかよっ♡」
抱きしめたまま首筋に口付ける。彼の触れ方にこそばゆさを覚えながら、しのぶは甘い声を上げてゆく。
「ふぅ。少し座ろうか。しのぶ、こっち来て」
「ひゃっ、あ……先輩ん身体背中に感じて、なんかドキドキするばい」
一度身体を放すと、サキトはベッドに腰掛け膝の上にしのぶを座らせる。そのまま後ろから抱きしめると、彼女の身体は期待に胸を高鳴らせた。
「それじゃあ、触るよ。痛かったら言ってくれ」
「んっ♡あ、触り方、優しかね……っ♡」
水着越しに両胸を触り始める。初めはゆっくりと撫で、徐々に解すように揉んでゆく。直に触れられないのがもどかしいのか、しのぶは瞳を潤ませてサキトを見つめる。
「んん……っ先輩、直接触ってぇ……っ♡」
「ああ、分かった」
「ひぁうっ♡先輩の手、ぬくかよ……っ♡」
競泳水着の脇の部分から手を突っ込み、豊満な乳房を直接揉む。水着の中を掌が蠢き歪ませる様が視覚的にも2人の興奮を煽ってゆく。
「ん、固くなって……」
「はひぃっ♡」
先端を軽く指で転がすと、しのぶの背がびくりと跳ねた。ここは、随分と敏感なようだった。
「ここが良いのか?」
「うんっ♡先っぽ気持ちよかよぉっ♡」
「……自分で弄ったりしてた?」
「ひっ♡う、うんっ、先輩のこと意識し始めてから……っ自分で……♡」
「……っ」
その言葉に興奮したのか、しのぶの尻に固いものが強く押し付けられる。
「あっ、固くなっとーよ……っ♡」
「そんな事言われちゃ興奮しないわけ無いだろ……っ」
「くひぃいっ♡」
先端を摘まみながら転がされ、しのぶは身を捩らせながら嬌声を上げる。興奮に駆られサキトの触れ方が強くなるも、彼女の身体はそれを受け入れて行く。
「せんぱ、早よ入れてぇ……っ♡」
「いや、まだだ。こっちも解さないと……」
「ひゃぁぅっ♡そこ、はぁっ♡」
競泳水着の股間部を捲り、しのぶの秘所へサキトの指が入り込む。既に潤んでいるそこは指を容易く受け入れ、熱い襞が吸い付いてゆく。
「ここをしっかり解す事が、気持ち良さに繋がるらしいから」
「ぁうっ♡ゆび、気持ちよかっ♡中で、ぐちゃぐちゃって……っ♡」
「ここらかな……っ」
最初の交わりの際にしのぶが自ら擦りつけていた辺りを探り、肉襞を解しながら指を深く沈めてゆく。ある一点に辿り着くと、彼女が身体を跳ねさせた。
「あぁああぁっ!!♡」
「ここが良いんだな……っ」
「ひぁあっ♡そこ、いけんよぉっ♡気持ち良すぎ……っ♡」
サキトは敏感な個所を重点的に責め立て、強い快感を与え続けてゆく。しのぶは背筋を反らせ、快楽に喘ぎ悶える。
「くる、くるよぉ……っ♡せんぱ、せんぱいっ♡」
「1回イかせてやる……っ」
「んんぅうぅうぅぅぅっ!♡」
絶頂を迎えたしのぶの膣襞が指へと絡み付き締め付ける。力が抜けたしのぶは背をサキトに預け、荒くなった呼吸を整える。
「はぁ、はぁ……♡」
「それじゃあ、そろそろ本番に行こうか……しのぶ」
「うんっ、きて、先輩……っ♡」
ベッドへとしのぶを仰向けに横たえる。服を脱ぎ、手早くゴムを着けると先端を彼女の秘所へと宛がった。
「んく、ぁっ♡そこ……っ♡」
「いく、ぞっ」
「は、いって、~~~~~~っ!!♡」
十分に解された秘所は、初めての時よりもスムーズに肉棒を受け入れる。薄皮一枚に隔てられても感じ取れる熱に、しのぶは身を震わせた。
「奥まで、入った……っ」
「ふ、ふとかっ♡せんぱいの、ふとかよぉっ♡」
「っく、少し馴染ませるから、ちょっとだけ待ってな……っ」
根元まで挿入し、最奥まで届かせたまま落ち着かせるようにしのぶの背を撫でる。四肢をサキトに絡み付かせ快感を味わう彼女は、彼の事で頭が埋め尽くされてゆく。
「せんぱ、いっ♡せんぱいは、きもちよか?」
「ああ、ゴム越しでもしのぶを感じて……っ、そろそろ、動くよっ」
「はひぃぃっ♡き、たぁあっ♡」
十分にサキトの形に馴染んだ膣を掻き回し、奥を突き上げる。小刻みな律動により与えられる快感に喘ぎ悶える彼女の姿は、とても艶めかしかった。
「好きっ、愛しとーよぉ……っ♡」
「俺も好きだ、愛してる……っ!」
「ぁっ!おく、おくいっぱいきとー♡もっとぉっ♡」
徐々にサキトの動きが強く、激しくなってゆく。互いの熱に昂った身体は、その激しい交わりを全て快感へと変えて行った。
しのぶの身体は、その快楽によって再び絶頂へと上り詰めてゆく。
「また、くるっ♡いく……っ♡♡」
「何度イってもいいよ、俺も1回目だから長くは……っ」
「ぁっ♡なかで、びくって♡うれしかぁっ♡ぁ、あぁあぁぁっ♡♡」
震える肉棒が敏感な個所を擦り上げ、一足先にしのぶは絶頂を迎える。その締め付けに、サキトも我慢の限界が近くなっていた。強く叩き付けるように、腰を動かし突き込んでゆく。
「しのぶ、イクよ……っ!!」
「きて、せんぱいの、だしてぇ……っ!♡」
「く、ぁ………っ!」
「あ、あつっ♡あはぁあぁぁああ♡♡」
そして、サキトの精が解き放たれた。薄い膜によって遮られたそれは、淫らな熱と脈動をしのぶに伝えながら溜まってゆく。
「は、ぁ……っ♡ばり、きもちよかったばい……っ♡」
「くは……ぁっ、俺も、良かったよ……」
「ぁ、ん……っ♡」
ゴムごと肉棒が抜かれると、先端にたっぷりと溜まった精を見てしのぶは顔を赤らめた。
「こ、こげん出たんやね……」
「我ながらここまで出るとは………しのぶ?」
「………ん……っ♡」
ゴムを取り外した後のサキトのモノを見つめていたしのぶだったが、少し深呼吸して意を決するとその先端に口付けた。
「ちょっ、しのぶ……っぅあ」
「ん、ちゅぅ……っ♡あ、む……っちゅぅぅっ♡ふぇんふぁい、ろうふぁな……?」
「き、もちいいけど……っ、どこでこんなことっ」
口を開き、一度出して落ち着いていた肉棒を咥え込んで奉仕するしのぶ。まだ拙いものの、愛し気に吸い付く様は男の興奮を煽るのに十分だった。
「んく……っ♡その、ネットとかそげな雑誌とか……勇気ば出して買うてみたけん。ほんなこつやってみるとは初めてだけど」
「その、無理にやらなくてもいいんだぞ?いややって貰ったらそりゃ嬉しいけど……」
「大丈夫、先輩んやて思うと嫌やなかし、なんだか……ちょっと、味も、癖になりそうかな」
「……っ」
その言葉に、サキトの肉棒がすぐさま固さを取り戻す。それを見て、しのぶの胸もまた高鳴った。
「その、まだ……する?」
「ああ、もっとしよう……!」
「きゃっ♡ぁ、嬉しか、ぁあっ♡」
今度はしのぶはベッドの上に這わされ、ゴムを着け直した肉棒に後ろから貫かれてゆく。正面からとはまた異なる感覚に翻弄されながら、彼女は悦びに身を任せて行った。
──────そうして、鐘凜が帰って来るまでの数時間、彼らは愛の交歓に耽るのであった。