Battletech:Tales of Jade Falcon Remnants 作:Sykyu
Ep.24_01
Union Class Dropship,Sacred Realm
Zhongshan System, Nadir JumpPoint
Jade Falcon
9 January 3152
「また、あの人は新しい娘を連れてきてしまったのね。」
「私達がいるのに。」
ツェレンは不満そうなプリヤンカの黒髪を撫でて、彼女を宥める。
新入りだ。死にたがっている。とだけ告げると、彼は彼女を置いて、またもやどこかに行ってしまった。
この聖域に捕虜を拘束無しで連れてくるわけにはいかなかったのだろう。
エレナという名の彼女は目隠しをされて、頑丈な布で手首を結ばれている。足首についた鎖付きの枷は脚先を閉じることができないように別々の場所に繋がれていた。
ここにきた時は自由だった小さな口は今はバンドで固定された穴の空いた球体を押し込まれている。
荒い息が音を立てて口から漏れている。彼女がヘイゼン様と呼びかけているのは辛うじて聞き取れた。
彼女を巻いていた銀色の気密袋はもう存在しない。今の彼女は前を無惨に引き裂かれたパイロットスーツであったものだけが彼女の肌を守っている。
だが、首元から股下まで真っ直ぐに降りた裂け目は彼女の隠されるべき場所を一切隠していなかった。
ツェレンは大きな腹を片手で支えながら、彼女の下半身に顔を近づけて、その香りを確かめる。間違いなく彼の精を幾度か啜った割れ目であることを確かめるとプリヤンカを振り向いた。
「あの人は、本当にニブいのね。」
念入り、と言えば良かっただろうか。
こんなにも名を呼ばれていて、まだ彼女が死を望んでいると本気で思っているのだろうか?
愛を溢れさせて、生の悦びを渇望する目の前の彼女の望みは今や死とは対極にある。
「プリヤンカ、彼女の準備を手伝って。」
あれだけ、不満そうだった褐色肌の娘は素直に返事をするとエレナの肩を肌けさせて既に露わになっていた胸の先に自分の舌を這わせた。
途端に暗い室内に驚きと歓喜の声が響き渡る。
プリヤンカもツェレンももう既に十二分に彼の精をその身に受け、既にこの腹に彼の子を宿していた。
彼を昂らせるにはどうすれば良いかはよく知っている。
彼女の耳に彼の名を囁く。呪われた血名で呼ぶよりも、その方が彼は喜ぶ。
片手の中指をまだ熟れきっていないエレナの割れ目に沿わせて、膨れ上がった核をそっと揺らす。
大きな飛沫が、彼女の正面を陣取っていたプリヤンカに弧を描いて降りかかった。
自分の顔や眼鏡が塗れても構わずに、褐色の娘は小さく笑うと更に荒く息を吐くエレナの口の拘束を解いて、唾液に塗れた彼女の唇の周りを丁寧に舐めて清める。
「もう...もう...、どうかご慈悲を...」
絶え絶えになったエレナの吐息から、懇願の言葉が漏れた。
そこにちょうど聖域の守護者を伴って、彼がこの祭壇の間に帰ってくる。
「ちょうど、準備が整いました。」
ナランがいつものように祭壇に背を向けるのを待って、ツェレンは彼に首尾を伝えた。
慣れた手つきでプリヤンカが彼の着衣を脱がしていく。
反り返ったモノが露になると、彼女は羨望のため息を漏らす。
今にも彼女がそれに齧り付きそうな表情だったが、プリヤンカは寂しそうに彼に道をあける。
少し、困惑の表情を彼は見せるが、結局彼はエレナの元に向かう。
聖域の黒い壁の内を何度も限界を超えた愉悦と陶酔の悲鳴と水の音が鳴り響いた。