※この作品はR-18です。

後輩女子の催眠遊びに付き合っていたら、だんだん調子に乗り始めた   作:松木ユキ

2 / 2
第2話 ズボン脱いでください

 ズボン脱いでください、だと……? 俺は思考停止状態に陥ってしまい、その場に立ち尽くす。しかし桜は本気のようで、じっとこちらを見つめていた。

 

「あれ? 催眠解けたのかな?」

「す、すう……すう……」

「よかった、まだ寝てる」

 

 こんなバレバレの狸寝入りに騙されてくれることに感謝したいが、今はそんな場合ではない! 気が動転してしまい、荒ぶる息を必死に静めている。落ち着け、落ち着け……!

 

「聞こえなかったのかな……ズボン、脱いでください」

「……」

 

 こんな状況で落ち着いていられるわけがない。中学の頃から可愛がってきた後輩が――催眠術を使ってまでズボンを脱げと命令してきているのだ。

 

 ……たしかに、桜は俺に気があるのかもしれない。それは分かっている。だけど物事には段階というものがある。それも催眠術とは……飛び級にもほどがある!

 

「聞こえてますかー? ズボン、脱いでくださいっ!」

 

 そんな大声で言うことじゃねえだろ! ……なんて、思ったところで仕方ないか。それに、ここでやめれば催眠にかかったフリをしていたことがバレる。俺にずっと意識があったことが知られれば、桜に恥をかかせることになるしな。

 

「……」

「わ、わあ……」

 

 俺は……仕方なくズボンのベルトに手をかけた。カチャカチャと音が鳴り、少しずつ腹回りが緩んでいく。はっきりとは見えなかったが、桜は目を見開いて俺の様子を眺めていた。やがてベルトを外し終わると、ズボンが自然にずり落ちていく。

 

「……」

「……」

 

 脱いだはいいが、桜が何も言わないので困惑するしかない。パンツだけで教室に突っ立つなんて、体育の着替え以外じゃあり得ないもんなあ。

 

「えっと、その……」

 

 桜は恥ずかしそうに両手で顔を覆っていたが、その隙間から俺の股間をじっと見つめていた。現実世界でそれする奴、初めて見たな――

 

「ぱ、パンツも……脱いでください」

「!」

 

 更なる命令。……それ、意味が分かって言っているのだろうか? パンツまで脱いだら、残るのは俺のちんこくらいしかないのだが。

 

「……」

「き、聞こえないんですか? ぬ……脱げっ!」

 

 流石に唖然としていたのだが、桜は追い打ちをかけるように叫んだ。それも敬語でなく、思い切り命令口調である。……そんなに俺のが気になるのか? なんだか、桜のまだ見ぬ一面を知った気がする。

 

「あ……」

 

 言われるがままパンツに手をかけると、桜が小さな声を漏らした。ここまで来たら引き返せない。ここで「実は催眠にかかってなかったんだ」などと言えば――明日から、どんな顔で桜に会えばいいのか分からなくなる。

 

「……」

 

 桜は唾を飲みこみ、俺の股間をガン見していた。パンツがずり下ろされるのと共に、肉棒が徐々に姿を現していく。

 

「せ、先輩の……おちんちん……」

 

 もはや手で目を覆うことすらせずに、教室で性器をさらけ出す俺のことをまじまじと眺める桜。頼む、引き返してくれ。別にお前とこんなことをしたいわけじゃないんだ!

 

「な、なんかしぼんでる……おっきくなるのかな?」

 

 桜は俺の前にしゃがみ込むようにして、ちんこをじっくりと観察していた。吐息が竿にかかるようで、自分の心拍が少しずつ上がっていくのを感じる。

 

「え、えいっ……!」

「!?」

 

 だがその祈りもむなしく、桜は飛びつくようにして俺の竿に手をかけた。柔らかな感触が肌から伝わってきて、ビクンと跳ね上がる。

 

「わっ、あったかい……」

 

 幸いにして、反応したことは気付かれなかったようだが、それでも胸がバクバクと鳴るのを抑えられずにいた。あくまで桜は妹……のような存在なんだ。コイツに欲情するはずが――

 

「んしょ……」

「ッ!?」

 

 しかし次の瞬間、桜は右手でしっかりと肉棒を包み込んでしまった。そして優しく扱くようにして、ゆっくりと手を動かし始める。

 

「こう、かな……?」

「ちょっ……!」

 

 やめてくれ、と言いそうになったところで堪えた。皮越しに擦られる刺激が脳内に直接伝わってきて、思わず声を漏らしそうになる。

 

「ん……これ、剥いていいのかな?」

「……」

 

 不慣れな手つきであることに少しだけ安心感を覚えたが、それはそれとして股間から伝わる強烈な刺激に耐えられそうもない。情けないことに、俺の肉棒は徐々に立ち上がっていき、桜の手によって包皮まで容赦なく剥かれてしまった。

 

「先輩……き、気持ちいいですか?」

 

 催眠している相手に聞いてどうするんだよ、などと突っ込む余裕もなく、俺は表情を変えないように努めるだけで精いっぱいだった。ぎこちない動きが逆に予測不可能な刺激を生んで、体中に快感が伝わってくる。

 

「ッ……」

「わっ、どんどんおっきくなる……」

 

 思わず声を漏らしてしまったが、桜はすっかりちんこに気を取られていたみたいだ。桜はさらに右手の動きを速める。

 

「すっごい硬いし……気持ちいいのかな……?」

 

 桜は顔を赤らめてはいるものの、じっと肉棒を見つめている。清々しいほどにいきり立った自らの性器。情けないと思う気持ちもあったが、それ以上に快楽に身を委ねてしまっている自分がいた。少し息が切れそうになる頃――股間の方から、さらに劇的な感覚が走る。

 

「ちょっと……怖いけど……」

「!」

 

 次の瞬間、玉のところに柔らかく湿った感触を覚えた。薄く目を開いて下の方を見ると、桜が舌を出して俺の金玉を舐めていたのだ。

 

「んぅ……先輩……」

 

 真っ赤に頬を染めながら、うっとりした表情でもぞもぞと動く桜。ただの可愛い後輩としか思っていなかった女子が、「雌」の顔で自分の性器を舐めまわしている様子は――どこか寂しくもあったが、脳が溶けてしまいそうなほどに情欲的な光景でもあった。

 

「……ッ!」

「先輩、震えてる……?」

 

 次々に襲い掛かる刺激に耐え切れず、自らの筋肉が小刻みに震えるのを感じる。その振動は、密着するように取りついていた桜にも伝わったようだ。

 

「イっちゃうの、先輩……?」

 

 催眠のことなど忘れて頷きたかったが、それを我慢するだけの理性は残っていた。だが、桜の行動によって――その欠片も飛び散ってしまう。

 

「汚しちゃうし――んっ」

「!」

 

 そして、俺の肉棒は――四年目の付き合いになる後輩の口内に、取り込まれてしまった。唾液のぬめぬめとした感触と、これでもかと舐めまわす舌先の動き。

 

「んふふ……ふぇんふぁい……」

「……ッ……ふっ……!」

 

 僅かな視界から見えるのは、可愛らしい顔ながら夢中で男根を貪る後輩の姿。あまりに非日常的で、夢か現実かすら分からなくなる。これは夢なのか? 頼む、夢であってくれ。こんな、桜が、桜が……!

 

「んんっ……!」

 

 そう願った刹那、脊髄を駆け上る快感によって現実に引き戻される。亀頭を吸い出されるように刺激された結果、俺は全身を波打たせるようにして――精を解き放った。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。