歪んだTS転生者の汚話(旧題:純愛に挟まりたいTSふたなり転生者の汚話) 作:アスタロット
“ねえねえ、聞いた?金井パイセンの話”
“なになに?”
“このところ、ずっと学校休んでるらしいよ”
“マジ?サボりとかじゃなくて?”
“それが、違うんだなぁ〜。なんか、パイセンのパパがね、激オコらしいのよ”
“えぇー!?今さら何に怒んの?散々、ヤンチャしてんの、どうせ知ってるっしょ?遅くね?”
“それがぁ…なんかヤバい子に、手を出しちゃったみたいなの”
“え、マジけ?もしかして8〇3のオンナとか?”
“そうかもwちょーウケるよね、ざまあ味噌漬け!”
“何それ、ダサすぎwめっちゃオヤジくさいじゃん!そんなんどこで知ったのよ”
“先週見た金ローの映画?ナオトが言ってた”
“ナオトって誰だし”
“竹中?”
“竹中って誰だし”
(ああ、そんな青春映画…あったなぁ)
学園の休み時間。
隠す気もない女子の噂話が、教室の喧騒に混じる。
その傍らで後藤密は、次の授業に備えていた。
テキストやノートを整理しつつ、それらに耳を傾けながら。
そんな最中彼女に、隣の五十鈴茉莉花が話しかけて来た。
「良かったね、後藤さん!」
「良かった?何のこと?五十鈴さん」
「何って、金井先輩の事!前はあんなこと言って強がってたけど…先輩に言い寄られてたんでしょ?後藤さん、すっごく綺麗だし」
「そんな、綺麗だなんて…五十鈴さんの方がよっぽど、私より可愛いと思うけど」
返事を誤魔化しつつ、相手を誉める。
彼女が前世のサラリーマン時代から、よく行っている癖だ。
「えっ、可愛い?ホント!?あ、ありがとう………じゃなくてぇ!!このまま金井先輩が、お休みしてくれたら安心だね、って言いたいのぉ!」
「あぁ、その事ですか…先輩なら今ごろ、お父様に、熱々のお灸を据えられているんじゃないかな?学園に来る頃には、いくらか反省してるといいのだけれど」
「議員の息子があんなんじゃ、次の選挙もアレだもんねぇ…あ、もう時間だ。えっと、次の科目なんだっけ?」
「化学ですよ」
「ひゃあ、私あの先生の説明苦手なんだよなぁ…」
「分かります。アレは新手の催眠術」
「だよねー」
学園の平和な一日が過ぎていく。
♢
金井ケンジの生まれは、他人よりも恵まれたものであった。
父親の生業は、地方議員。
祖父の地盤を引き継いでおり、文字通り盤石。
そこに一人息子として、ケンジは生を受けた。
父親は、彼を厳しく育てた。
だが彼が小学生低学年の頃、母の不倫により両親は離婚。
父親の職業柄、離婚協議で大きく騒ぐ事は出来ない。
ゆえに、それはケンジの意思を無視して穏便に済ませられた。
金井家唯一の跡取りであるケンジを、父方に残す事を引き換えにして。
それから、母は二度とケンジに会う事はなかった。
この時からケンジは、女性を見下す傾向をみせはじめる。
また、母親の不貞は、仕事で家を空けがちな父親のせいであるとも考えた。
だから、父に反発した。
彼が成長するにつれ、次第に父の意向に反するような言動が増えて来た。
中学生では同級生の悪ガキに混ざり、不良の真似事を行った。
父親の権力を傘に、多くの異性とも遊んだ。
父親はそれを良しとせず、彼を叱咤した。
しかし、親の努力むなしく、学年を進むごとにそれらは悪化していく。
そして、冬原学園の高等部へ進学する頃には、立派な不良少年が出来上がっていた。
ある日、金井の携帯電話に送り主不明のメールが送信された。
教師と生徒が肉体関係にある、との怪しいタレコミであった。
疑いつつも金井は、そのメールに従い、昼休憩中の空き教室に向かった。
そして、見た。
一年の担任椋梨沙奈と、一年の女子後藤密の逢引きを。
その肉体関係が女同士とは知らなかった彼は、思わず驚愕した。
しかし金井は驚きの声を堪えて、携帯電話で撮影を行った。
ぴこん、と撮影開始の音が鳴ったが、幸い逢瀬に夢中の彼女達にはソレが届かなかった。
後日、彼は教師の椋梨沙奈を脅迫してレイプした。
性的満足感もさることながら、年上の女性を屈服させたことに対して、彼は大きな充足感を得た。
次に金井は、後輩女子の後藤密を狙った。
背はやや高いものの、顔もスタイルも抜群で、自分好みの女。
入学式では、代表挨拶もしている優等生。
そして何よりも良いのが、彼女が醸し出す育ちの良さ。
金井が見た女の中でも極上の、おそらく男を知らぬ身体。
身も心も屈服させたい。
己の支配欲を満たす女としては、かつてない最高の得物だった。
ある日の放課後。
金井は椋梨にした事と同様に、後藤を脅迫し繁華街のホテルに連れ込んだ。
彼女に付随している男性器を見た金井は、大きく驚いた。
だが、そんな特異体質を込みでも、後藤密を抱く意欲は一向に冷めやらぬ。
むしろ、金井のソレと比べても、非常に慎ましい後藤密の男性器は彼に優越感を与えた。
また事実、後藤密の肢体は金井が喰らった女の中でも極上のモノだった。
後藤密が処女ではないどころか、全てにおいて開発済みだったのは金井の想定外だったが。
“誰に仕込まれた”
そんな疑念も浮かんだ。
だが最上の蜜壺は、金井の思考能力を体液ごと吸い取っていく。
金井はそんな蜜壺の蠢きに応じて、後藤密を孕まさんとありったけの精液を子宮に注いだ。
かつてない射精量に心底満足した金井は、互いの体液で汚れた竿を彼女の眼前に突き出し口淫を迫った。
彼はひどく満足した様子で、紫煙を燻らせている。
「ぢゅる…ちゅるる…あむっ…はむっ…れりゅ、れろれろれろれろっ♡」
むせ返りそうな臭気も気にせず、彼女は金井のソレに口で奉仕し始めた。
纏わり付いた粘液だけではない。
後藤密の蠱惑な口には、尿道に残った精液すらも貪欲に吸い取られていく。
「あぁ〜すっげぇ〜癒されるぅ。タバコ吸いながら女にフェラさせんの、サイッコー。決めた…ヤリ捨てるつもりだったけど…お前、俺の女にするわ」
金井は彼女をキープしておく事にした。
しかし彼が、一通り口淫に満足した後だ。
「っぷはぁ………たりない…足らないねぇ」
後藤密の雰囲気が変わった。
口調が変わった。
眼光が鋭くなった。
腕力が、握力が強くなった。
金井は首を片手で鷲掴みにされ、ベッドに引き倒された。
とてつもない膂力を感じた。
そこから先は、立場が逆転した。
金井は、文字通り彼女にレイプされた。
また、後藤密が見せた勃起後の剛直は、金井のソレよりも遥かに大きかった。
彼女のイチモツが、金井を貫くことは無かったのは幸いだったが。
彼は、男としての尊厳を奪われた。
力で屈服させるどころか、標的の獲物に組み伏せられる。
抵抗すれば暴行され、馬乗りで犯された。
だが、それは初めのうちだけだった。
金井が、後藤密の暴力に観念した頃。
彼女は全身全霊を以て、彼を奉仕しはじめた。
傷つき疲労した金井を労わるように、彼女は全身を舐め回した。
「金井くぅん…れろぉ…れるっ…んちゅっ♡」
「うっ…ぐっ…う…」
「んふふっ…いいんだよ、我慢しなくて。私に任せて、気持ちよくなって♡癒されて♡ん…もごっ…んむっ…じゅるっ…れりゅっ♡」
淫臭を放つ半勃ちの陰茎を、優しく咥え込みマッサージするように口内で転がす。
「お、おぉ…」
「じるっ…じるっ…じゅろっ…じゅろろっ♡」
彼女は喉奥で竿を温めながら、異様に伸びる舌で蟻の戸渡から陰嚢を舐る。
男性器全体が、後藤密の口内に包まれるような感触。
瞬く間に、金井のソレは硬さを取り戻した。
「むふふっ…ぷはぁ♡金井くん、知ってる?女の子の身体ってね、すっごく柔らかいんだよ?んっ…んぁ♡」
彼女は、金井の全身を包み込むように抱きつく。
そして金井のソレを膣口に誘い、ゆっくりと交わりはじめた。
大きな動きはない、緩慢とした抽送。
全身が優しさと、温もりに包まれる。
「金井くん…好き…愛してる…んむっ…ちゅっ♡」
頭を優しく抱えられ、唾液が交互に行き交う。
先程まで彼女が何を咥えていたか、など忘れて無心で舌を絡ませる。
「愛して…金井くん…んちゅ…れちゅっ…私も…アナタを、愛するから…ちゅるるっ♡」
フワフワとした感覚に身を任せたまま、金井は意識を手放した。
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金井が目覚めた頃には、彼は膝枕をされていた。
彼女の剛直は鳴りを潜め、慎ましい大きさに戻っている。
「ふふっ…まずまずのチンポだったよ、金井君」
「ん…んぁ…?」
目覚めた金井の目前には、聖母の微笑みを湛える後藤密がいた。
「ああ、今起きたのか。悪いがその姿、身の安全のために、ぶっかけて撮影させてもらったよ」
口調がコロコロと変わる後藤に、金井はもはやどちらが彼女の本質なのか分かりかねていた。
「ああ?…あぁ…うっわ、なんだコレ…くっさ…これ、全部お前のザーメンかよ…」
金井は気付けば、全身が白濁の粘液に塗れていた。
その量は、明らかに自らが放出した量ではない。
色も濃く、粘り気も強い。
「ふふっ…そうさ。行為中は我慢していたんだ。感謝して欲しいね」
「はぁ…まぁいいわ」
金井は色々と、諦める事にした。
「おや?怒らないのかい?」
「っせぇ…おれがキレたところで、敵わねえだろうが」
「まぁ、そうだね」
「クソが…やべぇ女に手ぇだしちまったわ……むちゅぅぅぅうっ…」
金井は幾許かの抵抗の意志を込めて、目の前にある豊かな乳房を口に含んだ。
「あんっ♡いきなりおっぱい吸うのはダメぇ♡」
突然乳首を吸われ、彼女の喉から嬌声が漏れる。
「っはぁ。あ、ここヤバげ?んちゅぅぅう!」
「んんっ♡じゃあお返しに、手でしちゃおう♡」
彼女は膝枕をしたまま、柔らかくなった金井のソレを優しく揉み始めた。
「おうっ!?くぅ!んぢゅ!むちゅ!ぢゅるるっ♡」
「んんっ♡ケンジくんは赤ちゃんみたいで、可愛いでちゅねぇ〜♡」
「ッ!?なんだ、コレ…甘い…お前、まさか?」
金井は乳首を吸いながら、甘くてまろやかな味わいを口内に察した。
「ああ、母乳が漏れてしまったか……いや、妊娠はしていないんだ、安心してくれたまえ。子供の時からの体質さ。時折絞らないと滲み出すから、処理に苦労しているんだがね」
妊娠してもいないのに、母乳が溢れる身体。
そんな後藤の体質に、金井の心はひどく囚われた。
金井は母性を欲していた。
「すげぇ…お前って、とことんスゲェよ…むちゅっちゅるっ…ゴクンっ」
「あぁんっ♡ママのミルク、沢山飲んでおっきくなぁれ♡ほら、ちんちんガンバ♡ちんちんガンバ♡」
後藤密は母乳を与えながら、陰茎を優しくマッサージしてくれる。
金井は、たしかな母の愛と温もりを得た。
実の母と分たれてから、久しく感じぬ母性だった。
母の温もりを忘れていた金井にとって、それは最高の朝だった。
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金井が学園を休んで、暫く経ったある日。
彼は再び、後藤と五十鈴の前に現れた。
「おい」
「か、金井先輩!?え、髪黒いから分かんなかった…じゃなくてぇ!な、何の用ですか!?」
五十鈴は今度こそ後藤密を守るべく、金井の前に立ちはだかった。
「るせぇ、外野は黙…いや、悪かった」
「後藤さんは私が守り…え?」
毒気抜かれた金井の発言に、五十鈴は拍子抜けした。
「嬉しい、金井先輩。心を入れ替えてくださったんですね。という事は…お父様とも、お話なされたんですか?」
一方、後藤の表情は明るいもので、金井が髪を黒く染め直した事に上機嫌だ。
「あ、あぁ…何年ぶりだろうな、ちゃんと親父と話したの。こっぴどく叱られたよ」
金井は頭を恥ずかしげに掻きながら、父親と和解した事を後藤に伝えた。
「ふふっ…そうですか、それは良かったです。私も金井先生にご相談した甲斐がありました」
この場合の先生とは、政治家を指す。
どうやら、後藤と金井の父親の間に何らかのやり取りがあったようだが…
五十鈴は全く想像できなかった。
「え?金井先生?え?後藤さん?え?何の事?」
「すまない、どうしてもお前に伝えたいことがある。こっち来てくれないか」
混乱する五十鈴を他所に、金井は後藤を連れ出そうとした。
「やましい事が無いなら、ここで仰ったらいかがです?」
だが後藤は、金井に全てここで伝えるように促す。
“父親の意思を継ぎ、立派な政治家になる”
彼女は金井の、そんな宣言を期待していた。
しかし、金井の宣言は後藤の想定外を行った。
「そ、そうだな……ん゛っん゛んっ……ご、後藤……さん!お、俺と付き合ってくれ!」
「「………はぁ!?」」
後藤と五十鈴は二人揃って、大口を開けた。
「今までの事は反省した!俺は真面目になって親父の跡を継ぐ。お前には、俺の側にいて欲しい」
「「はぁ!?!?」」
あまりの驚愕に、後藤密はカバンを肩からズリ落とした。
(こんなふたなり女に告るなんて、変態だなぁ)
彼女はそう思いながら、落としたカバンを拾い肩に掛け直した。