歪んだTS転生者の汚話(旧題:純愛に挟まりたいTSふたなり転生者の汚話) 作:アスタロット
「世界各地に古代文明は存在しますが、中でも重要なのはエジプト文明、メソポタミア文明、インダス文明、中国文明の4つです。これらを”世界四大文明”と呼びます」
クラスの担任、ええっと…名前なんだっけ…そうだ、椋梨(むくなし)だ。
椋梨沙奈。
二十代前半で、割と顔とスタイルが私好み。
育ちが良いのか、性格もまだ擦れていない。
しかも交際相手が同僚の男性教師と言うのは、控えめに言って最高だ。
その女が今、教壇に立っている。
受け持ちは社会科で、今は世界史の授業をしている最中だ。
早朝から私の精液をたっぷりと子宮に仕込まれたのに、表情を変えずによくやる。
余程のポーカーフェイスか。
それとも、教師としての矜持か。
肝心のその腕前だが、授業の内容はありきたりだ。
悪くは無いけど、もっと豆知識が欲しいところだ。
まだ若いし、今後は本人の努力次第か。
いずれ授業内容は洗練されていくだろう。
あ、目が合った。
仕方ない、サービスで笑いかけてやるか。
“ニコッ”
「!?…ま、またローマやギリシアは、民主主義や哲学、科学などが発展した時代であり、ローマは、広大な帝国を築き、法律や文化が後世に大きな影響を与えました」
あ、顔が赤くなった。
顔も逸らしやがった。
可愛いな。
ちょっと興奮してきた。
理性で抑え付けてるから、勃起は大丈夫だけど。
仕方ない、周りの目もあるし、真面目に授業でも聞くかな。
あ、でもチョットだけムラついてきそう。
昼休憩の時にでも、少しだけ乳繰り合うか。
皆がいる平日に、学校でするのも悪くない。
何より刺激がある。
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ー放課後ー
部活動は、テニス部に入ることにした。
恵体ゆえ私は、あらゆる運動部からお誘いの言葉があった。
だが、その殆どを丁重にお断りした。
正直、どの部活動でも良かったんだが。
入部先をテニス部にした決め手は、二点ある。
一つ目は、五十鈴茉莉花がテニス部にいる事。
五十鈴茉莉花はターゲット候補だが、まだ手を伸ばすには早い。
何となくだが、そんな気がする。
時が来るまで見守ろう。
私のゴーストが、そう言っているんだ。
二つ目は、練習が強制参加では無い事。
これはテニス部顧問と、部長に確約してもらった。
自分で言うのも何だが…今生の私は、それ程練習を頑張らなくても戦力になると思う。
中学校でも、そうだったから。
根拠のない自信というやつだ。
スペックの高い、この身体には感謝しかない。
まぁ、祖父のおかげで学園では、多少の我儘は通る事もあるけど。
という事で、放課後に空いた時間を作ることができた。
てはその時間を生かして、何をするか。
答えは、労働だ。
労働は人民の義務だ。
働かざる者食うべからず。
…すいません、嘘です。
私は金に困ることが無い。
前世から好きなブランド銘柄を、常に着用する程度には。
本当の目的は、ターゲット探しだ。
客、アルバイト仲間、社員。
アルバイトに励む事は、街中を探し回るより、コミュニティに入り易い。
まだマッチングアプリは、この世界に存在しないものの…
セックスフレンドを探すだけなら、出会い系サイトを活用すれば良い。
だがそれでは、私の心は満たされない。
私は背徳感が欲しい。
やってはいけないことをしたい。
道徳感はそれなりにあるが、倫理観に反したセックスがしたい。
妹と母と父
伴侶がいる者
交際相手がいる者
手を出してはいけない年齢の者
教師と生徒
純真な者
…
禁忌に手を染めるのは、とても気持ちが良い。
あれ…なんで私ってこんなに破綻した性格になったんだろう…
まぁいいや
アルバイト先は、可愛い女子がいると噂の近所の喫茶店チェーンにした。
オシャレな制服と内装に、悪くない時給。
シフトも週一からOKで、融通が効く。
食事の補助あり。
だからか、学生バイトが数名在籍している。
そこで私は、学校の先輩に出会った。
同じアルバイト仲間として。
一学年上だが、大人びた女の子だった。
「あれ?キミ、後藤さん…だっけ?新入生代表でスピーチしてた」
「あ、はい後藤密です。そう仰ると言う事は、学園の先輩でしたか。不慣れでご迷惑を掛けるかもしれませんが、よろしくお願いします」
「そんなに畏まらなくてもいいよ。同じ学園の仲なんだから。私は、星野…星野悠月(ゆづき)って言うの。よろしくね」
「星野先輩ですね。私の事は親しみを込めて、ヒソカちゃん、って呼んでください」
「クスッ…思った以上に面白い後輩ちゃんね。私の事も、悠月って呼んでいいよ。よろしく、ヒソカちゃん」
「よろしくお願いします、悠月さん」
あえて親しみを込めて、敬称を付けずに呼ぶ。
この女には、それが適切なはずだ。
それにしても…ふむ。
やはり、悪くない。
垂れ目がちで、包容力が強そうだ。
綺麗に切り揃えられたショートボブは、清潔感がある。
器量も良いし、胸もデカい。
私と同じくらいかな。
尻も良い、安産型だ。
左頬にある泣きぼくろも、色気を滲ませている。
背丈も私ほどではないが、女性にしてはある方だ。
十代半ばにして、既に成熟している。
家庭環境も至って普通。
後に家族の写真を見せてもらったが、母親は悠月にソックリだった。
父親は単身赴任中。
良い…最高だ。
しかし、先ほどから強い違和感がある。
なんだろう、この既視感は。
彼女の名前も、どこかで聞いたことがあるような…
わたしは星野悠月を…
この女を知っている気がする。
頭のモヤモヤが晴れるどころか、より濃くなってきた。
さっきまで、どのタイミングでこの女を喰うか考えていたのに。
考えが変わった。
この女を喰うのは、ひとまず我慢だ。
しばらくは好感度を上げつつ、見守ることにしよう。
その方が良い。
きっと、たぶん。
メイビー