幸福と不幸の釣り合いが取れた平凡で代わり映えのしない毎日。
 そんな日々を生まれてから40年あまり続ける会社員の内藤は、ある日ふと自分の心の中にある虚しさに気付く。

 胸の中にしこりのように残り続ける空虚さを抱えながらも同じ毎日を過ごしていた彼は、ふとした拍子に隣の部屋に住む人妻の彩音で淫らな妄想にふけってしまう。
 おっとりとした性格と穏やかな物腰。和風な顔立ちは清楚な雰囲気を醸し出しているが、ムチムチとした肉感的な身体に人妻としての色気をたっぷりと宿した彼女を凌辱し、犯し尽くすというあまりにも下種な妄想。


 だが、頭の中で彩音を犯そうとしていた間だけは常に心の奥底で感じていた空虚さが満たされるのだった。


 初めてのオリジナル作品となります。軌跡シリーズオンリーでやってきましたので需要があるか分かりませんが、子持ち人妻を書きたくなって勢いで執筆してみました。少しでも皆様の性活のお供となれば幸いです。

 ※感想・評価などいただけましたらとても嬉しいです!
 ※時間できましたのでSkeb再開しました。あまり数を採用出来ないかもしれませんが、またお声かけ頂けると嬉しいです。

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欲望開花~美しすぎた人妻の悲劇~

 

 もう中年と呼ばれる年齢まで来たからだろうか、それとも両親が病死した事で死というものを身近に感じたせいだろうか、最近はよく自分の人生について考える事が多くなった。

 

 小・中・高と問題を起こす事もなくありふれた学生としての毎日を過ごし、進学した大学では将来を見据えて堅実に実績を積み上げた。そのかいもあってか、就職氷河期と呼ばれる時代であっても比較的直ぐに中小ながらも待遇のいい企業から内定を貰う事が出来たのは幸いだったと言える。

 社会人となってからも人並みに苦労を味わったが決定的な挫折を経験する事はなく。上司も同僚も人柄のいい人間ばかりで人付き合いがいい方ではない自分でも無難な人間関係を構築する事が出来ていた。

 

 幸せの絶頂に昇る事はないが、絶望のどん底に落ちる事もない、幸福と不幸の釣り合いが取れた平凡な毎日。

 

 そんな日々を生まれてから40年あまり続け、ふと思ったのだ。

 

 ど(・)う(・)し(・)て(・)こ(・)ん(・)な(・)に(・)も(・)毎(・)日(・)が(・)虚(・)し(・)い(・)の(・)だ(・)ろ(・)う(・)か(・)───と

 

 

 

 

 

●

 

 

 

 

 

 カーテンの隙間から差し込む朝の陽ざしが寝室の床を照らすのをぼーっと見つめて数分、ゆっくりと手を伸ばしてアラームを掻き鳴らすスマホを止める。

 市内にあるマンションの一室、ここが自分の住居だ。1人で暮らすには手広ではあるものの漫画や小説といった趣味の収集物を飾る部屋を確保でき、しっかりと防音処置のされた部屋は世間でよく聞く近隣との騒音問題を気にする事のない快適な空間を提供してくれる。廊下の奥から2番目という、角部屋を除いて最も階段から遠いという微妙な立地である事を除けば今の住居は理想的と言ってよかった。

 

 コーヒーだけの朝食を終え、手早く着替えを済ませて昨晩のうちに纏めておいたゴミ袋を手に部屋を出れば、夏真っ盛りな7月末の気温が照りつける太陽の熱と共に身体を蝕んでくる。額に噴き出した汗をぬぐい、耳に突き刺さる蝉の鳴き声に辟易としながらゴミ捨て場へ向かうとそこには一組の母娘がいた。

 

「おはようございます、内藤さん」

 

 穏やかな笑みを浮かべて声をかけてきたのは、最近隣の角部屋に家族で引っ越してきた高垣家の妻である彩音だ。

 

「お、おはようございます高垣さん」

 

 思わず声が詰まってしまう。別に女慣れしていないという訳ではないが彩音の容姿はあまりにも美しすぎた。

 肩口から垂れ流される緩く三つ編みに束ねられた鮮やかな黒髪。スラリと伸びる細い手足は色白で、目鼻の整った顔立ちはモデルや芸能人でもそうはいないレベルだろう。

 

 だが何よりも目を引くのは彼女の胸元を大きく押し上げる巨大な双丘だ。

 

 シャツとジーンズという簡素な出で立ちも、その暴力的なまでの存在感によってまるで男を誘う扇情的な服装に見えてきてしまう。

 

「今日はまた一段と暑いそうですから、内藤さんも熱中症には気を付けてくださいね?」

「ええ、けれど高垣さんも気を付けてください。最近は室内で熱中症になる方も多いみたいですから」

 

 ゴミを置く為に彩音が身を屈めれば開いたシャツの胸元から深い谷間と下着が覗き見え、駄目だと分かっていても思わず目で追ってしまう。しかし薄着の下に押し込められた豊満な胸と肉付きのいい尻が歩く度にたぷたぷと揺れ動くのを間近で見せつけられて意識するなという方が無理な話だろう。

 おっとりとした性格と穏やかな物腰。和風な顔立ちは清楚な雰囲気を醸し出しているが、ムチムチとした肉感的な身体には人妻としての色気がたっぷりと宿っており、まるで男を魅了する為だけに生まれてきたかのようだ。

 

 彩音本人にそのつもりは全くないのだろうが、隙が多く無防備なその姿はまるで男を誘っているかのようで、早朝のゴミ捨て場で出会うにはあまりにも刺激が強すぎる。

 

「お母さん、そろそろ戻らないと朝ごはん食べる時間なくなっちゃうよ」

 

 鈴が鳴るような可愛らしい声と共に、彩音のシャツの裾をくいっと引く小さな影。はっと我に返った視線を下げれば、そこには彩音をそのまま幼くしたような愛らしい少女がこちらを見上げていた。

 高垣美鈴、高垣家の一人娘であり小学6年生になったばかりの11歳だ。長い睫毛にぱっちりとした大きな瞳。近い将来には誰もが振り返るような美人になるであろう事を確信させる整った顔立ちはあどけなさを残しながらもどこか大人びた空気を感じさせ、背中まで伸びた母親譲りの黒髪には赤いヘアピンが付けられている。

 

「あらもうそんな時間?それじゃあ内藤さん、私達はこれで失礼します。ほら、美鈴もご挨拶なさい」

 

 じっとこちらを観察するかのような美鈴の視線はまるで値踏みされているかのようで居心地が悪い事この上ない。感情を表に出す所をあまり見た事のないこの少女は、もしかしたら母親に向けられていた劣情に気付いているのだろうか。

 

「………失礼します」

 

 噂に聞く限り美鈴は相当の才女との事らしく、幼い少女とはいえあながち考えすぎとも言い切れない。

 暑さとは別の要因で流れ落ちた汗が背中を伝う中、ようやく視線を外した美鈴が小さく頭を下げると彩音がその手を引いて部屋へと戻っていく。

 

 2人の姿が見えなくなると思わず大きな溜息がこぼれ落ちた。小学生に気圧された事に情けなさを覚えながらも、ゴミを捨てて駅へと向かう。

 

 

 

 

 

 夕陽が赤々と照らす道を帰路につきながら考えるのは、ここ最近よく考えている事だ。

 

 つまりは自分の人生について。

 

 客観的に見て自分の人生は恵まれていると言っていいだろう。女性関係こそさっぱりだが、人間関係にも仕事にも不満や問題は抱えておらず、金銭的な面でも蓄えだって十分にある。だが帰路につく間どれだけ考えても、一度自覚してから胸の中にしこりのように残り続けるこの空虚さを払拭する事は出来なかった。

 

 部屋に戻り、スーツを脱いでラフな格好になると自宅での定位置であるパソコンデスクの前へと腰掛ける。日課であるサイトの巡回を終えた後に行うのは読書やゲームと共に自分にとって数少ない趣味の一つである性欲処理、いわゆるオナニーだ。

 昔から恋愛にはとんと興味はなかったが、性欲だけは人一倍強かった。若い時は平日でも朝の出勤前と帰宅後の2回は最低行い、休日にいたっては3~4回する時もあったほどだ。流石に40も過ぎるとそこまでの回数はしなくなったが、今でも一日一回はしないとどうにもムラムラして落ち着かない。

 

「さて、今日はどれにしようか………」

 

 長い月日をかけて溜め込んできたコレクションを漁りながらふと思い出したのは、早朝のゴミ捨て場で見たあの光景だった。

 服の上からでも分かる大きな胸とむっちりとした身体。緩んだシャツの胸元から覗き見えた深い谷間に手を差し込んで、思う存分あの爆乳を揉みしだいたら一体彩音はどんな反応を見せるだろうか。

 

『いやぁあああああ!!?やめて、お願いやめてください!!!?』

 

 きっと普段のおっとりとした姿からは想像もつかないほどの叫びと抵抗を見せてくれるだろう。だがどれだけ必死に抵抗しようとも、女の細腕では自分を引き剥がす事は出来ない。そのまま無理矢理押し倒して服を剥ぎ取り、下着を引き千切れば目の前に広がるのは巨大な質量を持った雌肉の塊だ。

 

『もう許してッ……お願いだから!』

 

 身体を押さえつけられ無理矢理に女としての恥部を晒され、恐怖に顔を歪めた彩音の頬を伝う涙。

 

 その雫は一体どんな味がするだろうか。

 

『内藤さんッ!!!』

 

 彩音が懇願するように自分の名を口にした瞬間、飛躍し過ぎた妄想に囚われていた思考が現実へと引き戻される。

 

「何を考えているんだ俺は………ッ!?」

 

 あまりにも下衆すぎる己の妄想を頭を振って振り払う。幾ら美しいとはいえ彩音は人妻であり自分は単なる隣人だ、今朝のように出くわせば多少の世間話はするが決して深い交流がある訳ではない。そもそも妄想の中とはいえ現実の女性を犯すなど許されていい筈がなかった。

 どうかしているとしか思えない。だというのにズボンの上からでもはっきりとわかるほどに膨張した肉棒は衰える気配を一向に見せず、それどころか亀頭から漏れ出る先走り汁はズボンに広がる染みを大きくしていくばかりだ。

 

「……くそっ」

 

 悪態をつきながらズボンとパンツを脱ぎ捨て、硬く反り返った肉棒を握る。どれだけ罪悪感を抱こうとも、ここまで昂ってしまってはもはや一度発散しなければ収まりがつかない。

 パソコンの画面には豊満な身体を持つ女達の画像がいくつも表示され、その全てが彩音と瓜二つだった。痴漢モノに寝取りモノ、調教モノや輪姦モノ等ジャンルを問わず様々なシチュエーションで乱れる彩音に似た女達を前に右手を一心不乱に上下させる。

 

 自分がしてしまったあまりに非道な妄想を振り払うように。───そして、常に心の奥底で感じていた空虚さが頭の中で彩音を犯そうとしていた間だけは満たされていた事実から目を背けるように。

 

 

 

 

●

 

 

 

 

 

 8月を迎え日々最高気温を更新していく蒸し暑い日々が続く中、とある悩みが自分の頭を離れなかった。

 

 それは自分の心の中にある空虚さ───ではない。

 

 勿論それもあるが、目下最大の悩みは隣人である高垣彩音についてだった。あの日以来、彩音の姿を目にするだけで胸が高鳴り彼女の一挙手一投足が気になって仕方ないのだ。

 だがこれは恋などという美しいものでは決してない。むしろその真逆、汚らしい欲望に塗れた下卑た感情だ。

 

 彩音が身に着ける服の下を想像し、露わになった熟れた柔肉の感触を妄想する。夫や娘を見送る穏やかな表情をどう歪ようかと考え、おっとりしたあの声音をどんな風に喘がせようかと夢想してしまう。

 

 彩音を頭の中で犯す妄想をしてしまったあの日から2週間近くが経過しているが、あれ以来日課同然だった自慰行為を一度もしていなかった。性欲を発散しようとすれば、今度こそ歯止めが利かなくなってしまうのではないかという恐怖があったからだ。必死に蓋をし、目を背けようとしている”何か”が溢れ出してしまいそうになる事が恐ろしかった。

 だがそれも限界が近い。頭の中で理性が悲鳴を上げているのが分かるのだ。彩音に対する劣情が、その身体を貪り尽くしたいという欲求となって日に日に増していくのを止める事が出来ない。こんな状態で仕事が手につく筈もなく、ここ最近は客や上司から苛立ちや怒りを向けられ、それがより一層心をざわつかせる悪循環。

 

(このままじゃ駄目だっ、何かやらかしてしまう前に発散しないと)

 

 幸い今日から1週間は仕事も盆休みに入る。暫くどこか遠いところへ旅行にでも行って美味しい物でも食べ、そして女を買おう。金に糸目をつけず彩音にも見劣りしない最高級の女を買い漁って抱きまくれば、彼女へ劣情を向ける事もきっとなくなるはずだ。

 

「………………」

 

 2週間近い禁欲生活で溜まった欲求を発散する考えがまとまったせいか、帰路を進む足取りも軽くなる。

 

 早ければ今晩にでも出発してしまっていいかもしれない。

 

「ッ!?」

 

 だが軽快に進んでいた足が、マンション前で広がる光景を目にしてピタリと止まる。

 

「いってらっしゃい、あなた。美鈴もキャンプ楽しんできてね」

「うん、行ってきますお母さん」

 

 そこにいたのは高垣家の3人だった。

 夫と美鈴はどうやらどこかに出かけるようだ。大きな荷物が後部座席へと積み込まれ、車へと乗り込む2人を彩音が見送っている。手を振る母も助手席の窓から顔を覗かせる娘も笑みを浮かべており、傍から見れば誰もが羨むような幸福で胸温まる家族の姿だ。

 

 だがそんな平穏な空気に満たされた光景を見ても己の内に湧き出すのは温かな気持ちではなく、より深くドス黒くなっていく欲望だった。

 

 母親もいいがあの幼い娘を滅茶苦茶に汚すのも悪くない───と。

 

(本当にどうしちまったんだ俺は!?)

 

 頭の中をよぎった思考に思わず愕然とする。自分は一体何を考えているのだろうか。豊満な身体を持った彩音に対して劣情を抱くのは百歩譲ってまだ理解できるが、いくら大人びているとはいえ11歳の幼い少女にまで欲情するなど異常としか言いようがない。

 

 これ以上ここにいてはまずい。理性が最大限の警笛を頭の中で掻き鳴らすが、目の前にいる2匹の雌の顔から眼を離す事がどうしても出来なかった。

 

「あら、こんばんは内藤さん。お仕事帰りですか?」

 

 気が付けばマンション前に止まっていた車はエンジン音だけを残して走り去り、残された彩音がこちらに向かって穏やかに微笑んでいる。

 

「あ、あぁはい。今日は仕事が早く片付きまして」

 

 動揺を隠しながら言葉を返す。

 ノースリーブのサマーニットにゆったりとしたロングスカートを着こなす彩音は涼し気な装いではあるものの、薄手の生地は彼女の豊満な胸の存在感をより強調していた。薄っすらと汗の浮かぶ首元や僅かに覗く鎖骨、そして深くくびれた腰回りなど彩音の身体から漂う色香は今の自分にとって目の毒という他ない。

 

 そう分かっていても吸い寄せられそうになる視線を、なけなしの理性を総動員して必死に堪える。

 

(駄目だ、これ以上ここにいては本当にまずい……!)

 

 だが一度返事をしてしまったからには彩音を無視して足早に通り過ぎるのは明らかに不自然だ。

 マンションへと入り、並んでエレベーターを待つあいだ当たり障りのない会話をしつつ表面上だけは冷静を装い続ける。

 

「美鈴ちゃんと旦那さんはどこかへ旅行ですか?」

「えぇ、美鈴は明後日まで友達とキャンプなんです。今日は友達の家にお泊りをして、明日はそのままキャンプ場に行くんだって珍しくはしゃいでました」

 

 機械的な音を鳴らして到着したエレベーターへと乗り込み、扉が閉まる。

 動き始めた狭い密室の中でふわりと香るのは汗の匂いだろうか。鼻腔をくすぐる甘い香りに混じったその臭いが隣にいる彩音から漂ってくるモノだと意識した瞬間、ズボンの中で肉棒がピクリと反応したのが分かった。

 

「旦那さんは美鈴ちゃんを送り届けにいった訳でしたか」

「ああいえ、あの人は出張なんですよ。今日から一週間、海外に行かないとならなくなって。美鈴を送ったらそのまま空港へ向かうんです」

 

 今か今かと待ちわびていたエレベーターがようやく目的の階へと到着し、廊下へと足を踏み出せば生ぬるい風が頬を撫でた。普段ならば気持ち悪く感じていたそれも、今だけは心地いい。

 

 後は適当なタイミングで彩音との会話を切り上げ、別れの言葉を告げて部屋へと戻るだけだ。

 

「ですから、今日と明日は久々に一人でゆっくりしようかと思いまして。家事も休んで部屋にこもってだらけるのは出張中のあの人に悪いですかね?」

 

 いつものおだやかな表情の中に、どこか悪戯気な色を混ぜて彩音が笑う。

 だがその問いに言葉を返す事は出来なかった。

 

(ひと、り………)

 

 ぐるぐると頭の中を同じ言葉が駆け巡り出す。心臓が痛い程に高鳴り、喉がカラカラになるまで干上がっていく。

 

 ───つまり、部屋の中で何が起きても彩音を助ける家族は誰もいない。

 

「あの、内藤さん大丈夫ですか?お顔が赤いようですけど、もしかしてご気分がすぐれないんじゃ」

 

 ───そして彩音の部屋は角部屋、隣接しているのは自分の部屋だけだ。つまり彩音の部屋でどれだけ騒ごうとも漏れ聞こえるのはせいぜいが自分の部屋まで。

 

「もしかして熱中症になってしまったんじゃ!?……大変、とりあえず私の家で休んでいってください!!」

 

 言葉を発しない自分を見て熱中症になったのだと勘違いしたのか、彩音が気遣うように傍へと寄り添い慌てて身体を支えてきた。間近で見る彼女の顔はやはり美しく、労わりの言葉を紡ぐ唇は肉厚で瑞々しく潤っている。押し付けられた身体から伝わる柔らかな感触に脳髄が蕩けそうになり、至近からより強く香る甘い女の匂いが全身を包み込む。

 

 頭がどうにかなりそうだ。グツグツと煮え滾る性欲が思考を溶かしていく。

 

「ひとまずソファーで横になりましょう。すぐに冷たいお水を用意しますから」

 

 そう言って彩音が部屋の鍵を開け、中へと招き入れる。

 例えそれが善意からの行動だったのだとしても、誰もいない部屋に彼女は自ら男を招き入れてしまう。

 その無防備さが、今は無性に腹ただしい。自分がこんなにも必死に欲望を抑え込んでいるというのに、どうしてこの女は惑わすような真似をするのだろうか。彩音への理不尽すぎる怒りが劣情と混じり合って胸の中を満たしていく。

 

 もう無理だ。もう我慢の限界だ。もう十分だろう。もう───いいじゃないか。

 

 背後で扉が音を立てて閉まり、その瞬間ぷつりと何かが切れる音が頭の中で聞こえる。それは間違いなく、道徳や倫理などといった胸の内で渦巻くどす黒い欲望を縛めていた最後の心のタガが外れる音だった。

 

「きゃあっ!?」

 

 倒れ込むようにしてフローリングの床へと彩音を押し倒せば、彼女の口から小さな悲鳴が漏れる。

 

「いたたたっ……だ、大丈夫ですか内藤さん!?お怪我はありませんか?」

 

 身体を跨ぐように組み敷かれてなお、彩音は自分の身ではなくこちらを気遣うように声をかけてきた。透き通るような美しい瞳に心配げな色を宿すその顔には、これから自分の身に起こるであろう事に対する不安や怯えといった感情は一切感じられない。

 

 そんなどこまでも心優しい彩音の姿を見て、もはや口角が吊り上がるのを抑えられなかった。

 

「あ、あの内藤さん?本当に大丈夫ですか?お辛いようでしたらすぐに救急車を───んぶぅッ!?」

 

 どこまでも人の好い彩音の言葉を遮るように、その肉厚な唇へとむしゃぶりつく。間近で見開かれた黒い瞳が驚愕に染まり、身体が痙攣するように大きく跳ねる。

 

「……ゃ、め゛って……ッ!?」

 

 突然の出来事に目を白黒させていた彩音が必死に顔を引き離そうと両手でこちらの胸を押し、スカートが乱れるのも厭わず両足で床を掻く。

 だがそんなものは何の抵抗にもならない。

 こちらの頭を遠ざけようとするか細い両手を掴んでそのまま床へと押し付けると、より深く口づけを交わせるように体重をかけて覆い被さり、柔らかな唇を強引に押し開いて舌を口内へとねじ込んだ。

 

「ん゛っ、む゛ぅっ!?んぶぅぅぅっ!!?」

 

 ぬるりとした感触と共に口内へ侵入してきた異物の感触に彩音がくぐもった悲鳴を上げてより一層激しく身体をバタつかせるが、それを無視してより深く舌を潜り込ませて口内を蹂躙する。

 

(あぁ……なんて美味いんだ……ッ!!)

 

 卑らしい水音と共に口内に広がったのは、甘酸っぱい味と微かな塩気だった。それが彩音の唾液の味なのだと理解した瞬間、背筋をゾクゾクしたものが駆け上がる。甘露のように美味なその液体を一滴も逃すまいと、舌で口内を余すとこなく舐め取りながら唾液を吸い上げていく。

 

「ん゛っ、むぶぅぅっ!や、やめてくださ……んぶっ、おねが……ッ!」

 

 彩音が何かを言っているが、今はこの極上の味を堪能する事が何よりも最優先だ。

 歯列をなぞり上顎を舐め上げ、奥へと逃げ込む小さな舌を追いかけ絡め取っては付け根までしゃぶり尽くす。舌裏の筋まで丹念に舐りあげ、溢れ出た唾液をじゅるじゅる♥!と下品な水音を鳴らして吸い上げれば彩音の身体が面白いように痙攣してくぐもった悲鳴が上がる。

 

「ん゛んっ!ふむぅ……ッ、じゅるっ♥……んぶっ、むふぅぅ……ッ!??」

 

 彩音の唇を貪る度に全身に快感が駆け巡り、身体が芯から熱くなってはもっと味わいたいという欲求が際限なく膨らんでいく。痛い程に怒張した肉棒が早く外に出せと急かすように脈動し、気が付けばズボン越しに彼女の身体へと股座を擦り付けていた。

 

「ぷはっ、……はぁ、っはー……げほっ、けほッッ!?」

 

 名残惜し気に長い口づけがようやく終わって唇が離れれば、互いの口の間に卑らしく光る唾液の橋が架かり、プツリと途切れて彩音の胸元へと垂れ落ちる。涙目になって咳き込む彩音は頭が追い付いていないのか、だらしなく開いた口の端から涎を垂らしながら呆然とした表情でこちらを見つめていた。

 

「ふ、ふひ……ふひひひっ!」

 

 そんな彼女の姿に思わず笑みが零れ、堪え切れない笑い声が喉奥から漏れ出す。頭上から降り注ぐ笑い声にようやく我に返ったのか、彩音がハッとしたように目を見開いた。

 

 その瞳には困惑と、色濃い恐怖の感情が見て取れる。───だが、もう遅い。

 

「きゃぁああああああ!!?」

 

 彩音の身に着けるサマーセーターを力任せに捲り上げれば、何度も妄想した普段のおっとりとした彼女からは想像もつかない必死の叫びが心地よい音色となって耳に響いた。

 露わになったのはレース地があしらわれた紫のセクシーランジェリー。薄い布地は面積が少ない際どいデザインをしており、今にも溢れ出しそうな熟れた肉果実を扇情的に彩って雄の情欲を煽り立てる。清楚な印象を受ける彩音の人柄とは真逆の妖艶さを醸し出すその下着に、思わず生唾を飲み込んだ。

 

 旦那が長期出張という事もあって、もしかしたら昨夜はお楽しみだったのかもしれない。

 

 むせかえる程に濃厚な牝の香りを立ち昇らせながら、際どい下着を身に着けて旦那を誘う彩音の姿を想像しただけで脳髄が沸騰しそうな程の興奮に襲われる。

 

「や、やめて下さいッ……これ以上はっ……もうッ!」

 

 恐怖に顔を歪めて懇願する彩音を余所にブラジャーに手をかければ、彼女は必死に身を捩って抵抗を見せた。

 

 その姿がまた、こちらの興奮を煽るとも知らずに。

 

「いやッ……!?」

 

 鋭い音と共にホックが引き千切れ、窮屈そうに押し込められていた特大の雌肉が解放感に浸るようにだぷんッ♥!ぶるんッ♥!と重たげに弾み出た。

 下から持ち上げるように手を添えれば11歳の子を持つ母親とはとても思えないきめ細やかで瑞々しい肌がむっちりとした質感と共に掌全体に伝わり、そのまま沈みこんでいってしまいそうな錯覚すら覚える。

 だがそれでもなお重力に逆らう事は出来ず左右に垂れ落ちて淫猥な曲線を描くその様は、まさしく30半ばに差し掛かろうという熟れた人妻の色気に満ち満ちていた。

 

「あ、ぁ……いやっ、見ないで……んひぃい゛ッ!」

 

 鷲掴みにした乳房をぐにゅりと揉みしだけば、彩音がビクンッと身体を震わせて悲鳴を上げる。

 掌に収まりきらないまさに爆乳という呼ぶに相応しい乳肉の塊はしっとりと汗に濡れており、吸い付くような手触りの中に確かに感じる弾力が心地良い。

 ずっしりとした重量感に指の間から溢れ出でしまいそうな柔らかさ。熟れた果肉を解す様に揉みしだけば柔肉が形を変えてむにゅりと歪み、必死に身を捩って逃れようとする彩音がやめてと懇願を繰り返す。

 

 この極上の雌の身体を今、自分が支配しているのだと思うと堪らない興奮と独占欲が湧き上がり、もっと滅茶苦茶にしてやりたいという欲求が膨れ上がっていく。

 

「あ゛ひっ!?ちく、びぃ……ッッ!?」

 

 獣のような欲望に身を任せた身体は自然と動き出し、爆乳の頂点で震える乳首へとむしゃぶりつく。ぷっくらと膨らんだ大振りの乳輪ごと口に含み、舌先を乳首に巻き付けるようにして舐り上げれば彩音は一際大きな悲鳴を上げて身体を痙攣させた。

 

 じゅるっ♥!ぢゅぞッ♥!ちゅぱぁ……ッッ♥!!れろれろぉ゛……ッッッ♥♥

 

 汗の塩気と女の体臭が混じり合った甘酸っぱい熟れた人妻の味。これが子を産み育てた女の味かと思うと堪らなく美味だ。

 乳輪を唇で啄み、舌先で乳首を舐り上げ、そしてまた強く吸い付くように夢中になってしゃぶりつくす。

 

「くひぃっ!?吸っちゃ、らめぇッ……あ、ぁッ……ひぅう゛ッッ♥♥!」

 

 母乳など出る筈もないが、それでもまるで赤子のように音を立てて吸い付けば、彩音が髪を振り乱して身悶える。震える唇が漏らす吐息は甘く乱れ始め、拒絶の言葉とは裏腹に身体は徐々に熱を帯び始めていた。

 口の中に含んだ乳首も硬くしこり始め、歯先を立てるようにして甘噛みすればコリコリとした感触が伝わってくる。

 

「あ゛っ……んぉお゛ッ♥!?」

 

 更に空いている手でもう片方の乳房を鷲掴みにし、指先でデカ乳首と呼べる大きさまで肥大した乳頭を圧し潰せば、彩音が低く唸るような濁った声を上げて身体を弓なりに仰け反らせた。

 

「本当にもう、やめッ……ぢくび、弱いんで…すっ……んぎぃい゛い゛い゛ッッ♥♥!!?」

 

 言葉を遮るように両乳首それぞれに爪と歯を立ててそのまま捻り上げた次の瞬間、彼女はまるで電流でも流されたかのように腰を跳ね上げガクガクと身体を痙攣させたかと思うと、舌を突き出して絶叫を上げた。

 

 そして、そのまま糸の切れた人形のようにガクリと脱力して床へと倒れ込む。

 

「あ……ぁぁ……っ♥」

 

 だらしなく開いた口端からはポタポタと涎が床へと滴り落ちていく。虚空を見つめる瞳は快楽に蕩け切って焦点が合っておらず、その乱れ切った姿は普段のおっとりとした姿からは想像もつかない。

 

 そんなあまりにも淫靡で艶めかしい人妻を前にして、滾る性欲をこれ以上抑えられる筈も無かった。

 

 彼女の身体を跨ぐようにして馬乗りになったままズボンのベルトへと手をかける。ガチャガチャという金具の音がやけに大きく響き、その音を耳にした彩音の瞳が焦点を取り戻してみるみる顔色を青ざめさせていった。

 

「お、お願いです内藤さん……っ!こんな、こんな事は間違っています……ッ!今ならまだ間に合います、だから!!」

 

 震える声で哀願する彩音の悲痛な叫び。大粒の涙を流して取り乱すその姿に、肌が興奮で粟立つ。

 

 ───あぁ、その顔だ。その表情が見たかったんだ。

 

 40年という長い月日をかけて、ようやく自分という人間の本質を理解出来た気がした。

 女を蹂躙し、身も心も凌辱し尽くす事に至上の喜びを感じるどうしようもない下種なのだと。

 

「ひ、ぃッ!?」

 

 ズボンを脱ぎ捨てれば、押さえつけられていた肉棒が勢いよく跳ね上がる。天に向かって雄々しく反り返った肉槍は赤黒い血管の筋を幾本も浮き上がらせ、ビクビクと脈動しながら目の前の牝を蹂躙する瞬間を待ちわびていた。

 ドロッドロの先走り汁を先端から滴らせながらテラテラと濡れ光る様はまるで獲物を前に涎を垂らす浅ましい獣のようであり、人として歪みきった己の醜悪さを具現化したかのようだ。

 

「あ、ぁ……いやッ、いやぁ……ッッ!!」

 

 眼前へと突き出されたそそり立つ肉棒に彩音が震える声を漏らし、恐怖の色を孕んだ瞳でソレを見つめる。

 ロングスカートを腰まで捲り上げ、首を振り乱して拒絶する彩音を余所にショーツをずらして肉穴を露わにすれば、一度絶頂を迎えた事でたっぷりと蜜で濡れた花弁が艶めかしい輝きを放ち、ヒクつく度にまるで雄を誘うように愛液をとろりと滴り落とす。

 

 押し付けられた肉棒がぐちゅり♥と粘着質な音を部屋に響いた瞬間、彩音が引き攣った悲鳴を上げてこれまで以上に身体を暴れさせた。

 

「だめぇッ!!そこは、そこだけは許してくださいッッ!!他の事ならなんでもしますから……っ!!」」

 

 最早恥も外聞もなく泣き叫ぶ彩音の姿に、思わず笑みを浮かべてしまう。常人ならば心を痛めるあまりにも悲痛な叫びだが、今の己にとっては甘美な調べとして鼓膜を震わし、股座の剛直をより硬く滾らせるスパイスでしかなかった。

 

「おねがッ……あ゛ぎぃい゛い゛い゛い゛ッッ!?!?」

 

 肉穴へと押し当てられた剛直がどちぢゅんッ!♥という粘ついた水音と共に突き入れられ、彩音の喉から獣じみた悲鳴が上がる。

 

(きっつッ……!?)

 

 ギチギチと強烈に締め付けてくる狭い膣内の感触はとても子持ちのモノとは思えず、一突きしただけだというのに思わず腰が震え歯を食いしばって耐え凌ぐ。熱く蕩けた肉厚な媚肉はただ狭いだけでなく、亀頭や雁首、肉竿へと蠢くヒダの一枚一枚が奥へ奥へと誘い込むようにして絡みつきながら、まるで無数の舌に舐り回されているかのような快感を与えてくる。

 

 まさに名器と呼ぶに相応しい極上の肉壺。筆舌に尽くしがたい心地よさに、無我夢中で振りたくられる腰をもはや自分でも止められなかった。

 

「お゛ぉッ♥!?やめ、へぇ゛ッ……ひぐっ……あひぃい゛い゛ッッ♥!?お、ぉお゛……いやぁああッッ!!!」

 

 ドチュッッ♥!ドチュッッ!!ぱんッ♥!パンパンパンパンッッ♥♥!!!どちゅんッッ♥♥!!ずりゅんッッッ♥!!!

 

 肉と肉がぶつかり合う乾いた音に混じる湿った水音、そして彩音の悲鳴じみた嬌声が室内に響き渡る。爆乳にも決して引けを取らない肉厚の尻たぶが腰を打ち付ける度に楕円になるまで圧し潰され、衝撃に波打ちながら震える様は視覚からも雄の情欲をこれでもかと煽り立ててきた。

 

「あ゛っひ♥!おごぉッ♥!?は、激しッッ……もう許しへッ……いぎいぃいいッッ♥♥!?」

 

 彩音の淫らな痴態を目の当たりにする度に剛直がビクビクと震え上がり、その硬さと大きさが更に増していって抽挿の速度も上がる。愛液と先走り汁が混ざり合い、肉壺の中で掻き回された粘着質な飛沫が床に飛び散っていく中、熱く蕩けた蜜壺を押し開きながら最奥を穿つ度に彩音の口から獣のような嬌声が叫び散らされた。

 

「はぁ、はぁッ……!高垣さん、高垣さん……彩音ッ!!」

 

 一突きする度に汗の雫を飛び散らせながらだぷんッ♥ぶるんッ♥と目の前で淫らに跳ね踊る爆乳に誘われるようにむしゃぶりつけば、汗で蒸れた柔肉の味と充血しきった勃起乳首の感触を堪能するだけに飽き足らず、自分の所有物なのだとマーキングするかのように何度も何度もすり潰すように乳首を噛み潰して白い乳肉の至るところに真っ赤な歯形を付けていく。

 

「んぎぃい゛ッッ♥!?ぉほッ……ぢく、びぃい……ッッ♥!あ、ぁひっ♥!?おっぱい噛んじゃらめぇえッッ♥♥!?」

 

 背筋を弓なりに仰け反らせて悲鳴を上げる彩音の姿に、益々嗜虐心が煽られていく。乳首に歯を立てる度に膣内が痙攣して肉棒を締め上げてくる感触が心地よくて堪らない。

 

「た、たすけ、て……たす、け…て……あなたッ」

 

 縋りつくように愛する夫に助けを求めながら凌辱される絶望はどれほどのものなのか。これまで人妻として貞淑に生きてきた彼女の心を蹂躙していく快感に思わず唇の端が吊り上がる。

 

「あッ、うっ、ぁっ……ふ、ぐぅ♥いや、いやなのに……ッッ♥!あの人以外の男の人とこんなッ……んぉお゛お゛ッ♥♥!」

 

 余裕がなくなっていく悲鳴にはいつしか隠し切れない快楽の色が混ざり始め、そのどうしようもない事実が彩音の心を追い詰めていく。

 悲壮に満ちたその表情が、声が、息遣いが。眼下で泣き叫ぶ女の全てがどす黒い肉欲をグツグツと煮え滾らせる。

 

 だがもっとだ。もっともっと涙に濡れたその顔を歪ませたい。胸の内から湧き上がる情動のままに、彩音の耳元に顔を近づけてそっと囁くように呟いた。

 

「出すぞッ」

 

 ビクリと身体を震わせた彩音の瞳が、大きく見開かれる。

 

「いやぁああぁあああッッ!!?お願っ……お願いしますッ!それだけはっ……それだけはぁッ!!」

 

 恐怖と絶望に染まりきった彩音ががむしゃらに身体を暴れさせるも男の腕力に敵う筈もなく、ただ滑稽なまでに爆乳を跳ね回らせる事しか出来ない。

 涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃに汚しながら、なりふり構わず必死に藻掻き続ける彼女の姿にどうしようもなく興奮してしまい思わず涎が滴り落ちた。

 

 ───この悲痛なまでの思いを踏み躙りたくて堪らない。

 

 どぴゅッ♥びゅるるるるるッ♥♥!!ぶぴゅッ♥!!どびゅるるるるるッ♥♥!!

 

 昂った情動のままに肉壺の最奥に剛直を思いきり叩き付け、子宮口に亀頭をめり込ませて欲望を思う存分ぶち撒ける。

 

「お゛ッ、おぉ……んぎぃッ♥!あついッ、あつひぃいぃッッ♥♥!!」

 

 煮え滾った肉欲を表すかのようなドロドロの特濃精液がまるで壊れた蛇口のように次から次へと吐き出され、白い濁流となって肉壺の奥底へと注ぎ込まれていく。

 精液が尿道を駆け上る快感に思わず背筋が仰け反る。その勢いと量は過去一番と呼んで差し支えなく、瞬く間に膣内を埋め尽くして結合部からぶぴッ♥ぶびゅ♥と下品な水音を響かせながら噴き出す程だ。

 

「あ゛っ、ぁ、ああああっ………いやっ、いやぁ……うそ、そんな……あの人以外のが中に……ごめん、なさい……ごめんなさい、あなた………」

 

 火傷しそうな程の熱をもった子種の奔流が膣内にぶちまけられる感覚にガクガクと身体を痙攣させながら、絶望に打ち震えるようなか細い声で彩音がうわ言のように愛する主人への謝罪を繰り返している。

 

 その姿を目に焼き付けながらゆっくりと肉棒を引き抜けば、栓を失った事で行き場を無くした精液がごぽりッ♥と膣穴から溢れ出す。

 

「ふっ゛、ぅ゛、ぐすッ……ひぐっ……う、ぁ……ッ!」

 

 つい先程まであれだけ暴れ回っていたのが嘘のようにぐったりと力なく横たわった彩音が、すすり泣くように嗚咽を漏らしながら虚ろな瞳を揺らしていた。

 衣服は乱れきり、曝け出された胸にはいくつもの歯形やキスマークが刻まれ、股座からは白い糸を引かせながら精液を垂れ流している。

 

 そんな無残な姿を前にして胸の内を征服感が満たしていくのを感じるのと同時に、再び股座が熱を持っていきり勃つ。

 

「あぁ……あ゛、うぁ……どうし、てっ……もう、終わりなんじゃッ!?」

 

 まるで衰える事無く力強く反り返る怒張を目にして彩音が恐怖に顔を引き攣らせた。

 

「い、いやっ……!誰か、誰かぁあああああッッ!!助けてぇえッ!!」

 

 半狂乱になって泣き叫びながら、彩音が床を這いつくばるようにして必死に逃げ惑う。惨めに尻を振って精液を撒き散らし、床上に垂れ拡がった豊満な乳房を引きずるようにして無様に這い回る。

 そこに穏やかな笑みを浮かべる優しい人妻の姿はもはやなく、ただただ恐怖に怯えて泣き叫ぶ哀れな女の姿だけがあった。

 

 恐怖に震え上がりながら逃げ惑うその姿が、どうしようもなく劣情を煽り立ててくれる。獲物を前にした肉食動物が舌なめずりするように自分の唇を舐め上げれば、もう我慢など出来ない。

 

「ひ、ひぃッ!?あ、ぁ……もう嫌っ……いやぁああぁああッッ!!」

 

 逃げる彩音の足首を鷲掴んで引き摺り寄せると、引き攣った悲鳴を上げながら必死に床を掻いて抵抗を示すがそんなものは無意味だ。見事なくびれを描くほっそりとした腰を掴み上げ、そのまま一気に後ろから剛直を捻じ込んだ。

 

「んォ゛ッッッ!?♥♥♥」

 

 彩音の喉から絞り出される、彼女の清楚な雰囲気にはあまりにも似つかわしくない低く唸るような濁声。

 精液を噴き溢す肉壺は抵抗なく剛直を根元まで飲み込み、その衝撃に跳ね上がった左右の爆乳がべちんッ♥!と生々しい間抜けな音を打ち鳴らしてぶつかりあった。

 

「もぅ、ゆるひてくらひゃいッ♥これ以上はっ………おねが、ひまひゅッ♥!ゆるしてぇッッ♥♥!!」

 

 突き出した舌から涎を滴らせながら、弓なりに仰け反らせた背中をビクビクと震えさせて呂律の回らぬ声で許しを請う。

 

 もはや何度目かも分らぬ懇願の言葉。だが、何度聞いても飽きる事はない。

 

「お゛っ♥!お゛ぉッ♥!?おぐまでぇ……あがっ、ひぐッんぉ゛、お゛ッ♥!───んぎぃいいいいッッ♥♥!!?」

 

 欲望の赴くままに腰を振りたくり、肉壺の最奥を穿ちながら目の前で揺れるたっぷりと肉付いたデカ尻へと思い切り平手を叩きつける。

 パァンッ!!と小気味よい破裂音と共に、鮮やかな赤い手形を刻み込まれた肉厚な尻が弾けるように波打ち揺れ弾んだ。

 

「ひぎぃいッ♥!やべでぇッッ♥♥!いたい、痛いのぉッ♥!!ゆるじでぇッ、おねがっ……あ゛ぉお゛ッッ♥♥!!」

「は、はははッ!なんだ、尻叩かれて感じてるのか?この変態人妻がッ!!」

「ちがっ……ん゛゛っお゛ぉぉお゛ォォォ゛ッッ♥♥!」

 

 ぶぴッ♥!と空気の抜けるような音と共に、真っ赤に染まった尻肉の隙間から雌汁が噴き上がる。

 本当に雄を悦ばせる為だけに存在しているかのような熟れた雌肉の塊のような女だと、思わず笑いながら罵倒の言葉を投げかければ彩音は髪を振り乱して泣き叫ぶように否定の言葉を口にしようとするが、1人娘を産み落とした熟れた子宮口を抉るように突き上げてやれば濁点混じりの無様な嬌声を上げ、舌を突き出して悶え狂う。

 

「お゛ッ♥!お゛ぉッ♥!んぎぃいッ♥!あ゛っ、あ゛っ、あ゛ぁッッ♥♥!!」

 

 両腕から力が抜け落ち、上半身が崩れ落ちる。だがそれでも床と身体に挟み込まれた爆乳はその巨大さ故に押し潰されてなお卑猥に形を歪めながら左右から顔を覗かせ、勃起乳首をピクピクと痙攣させていた。

 

「ぅ゛っお゛おぉっ♥!お゛っ、お゛っ……ほぉッ♥!お゛っ、んぉっお゛ぉッ♥♥!」

 

 もはやまともな言葉を紡ぐことも出来ず、泡立った涎を撒き散らしながら濁点混じりの獣じみた喘ぎ声を上げ続ける。

 あの清楚で穏やかな彩音のこんな姿を一体誰が想像出来るだろうか?普段とのギャップがより興奮を掻き立て、剛直は益々硬さと大きさを増していくばかりだ。

 

 そしてそんな浅ましい姿を前にすればもはや抑えなど効く筈もなく、真っ赤に腫れあがった尻肉を鷲掴みにして五指を食い込ませ、より激しく肉壺を蹂躙する。

 

 ぶぢゅッ♥!ぼぢゅんッッ♥♥!!ごりゅッ、どぢゅッ……ずろぉお゛ッッ♥♥!!!

 

「お゛ッ、ぎぃいッッ♥♥!?!おごぉッ♥!?はぎゅッ、ほぉ゛お゛お゛おぉぉ゛ぉ゛ッ……ッ♥♥!!!」

 

 まるで獣の交尾のように荒い息を吐きながら無我夢中で腰を打ち付ける度に白く濁りきった本気汁が結合部から溢れ出し、肉同士がぶつかり合う甲高い音と共に飛沫となって宙を舞う。熟れた膣内を剛直が出入りする度に竿全体へと絡みつくように無数の媚肉が蠢き、精液を強請るような強烈な締め付けと共に肉棒全体を余す事無く包み込む。

 

 その極上の快楽に身を委ねるように一際強く腰を打ち据えると、子宮口を押し潰す勢いで亀頭を押し当てながらたっぷりと精液を注ぎ込んだ。

 

 ぶびゅッ♥!どぶっ、ぶびゅるるるるるッッ♥♥!!

 

 濁流のような勢いで吐き出される白濁の奔流が膣内を瞬く間に満たす。

 愛する夫以外の子種を再び注ぎ込まれる絶望。だがそれ以上の快楽が彩音の内に抑え込まれていた雌の本能を引きずりだした。

 

「イ゛゛ッ……グぅううぅう゛ぅ゛ッッッオ゛゛ッ~゛~゛~゛~゛~゛!!♥♥!!」

 

 ぶッッッしゅぅうううぅぅッッ!!♥♥♥♥

 

 股座からイキ潮を噴き出しながらの無様すぎる絶頂宣言。背筋を仰け反らせ、白目を剥いて鼻水を垂れ流しながら絶叫する惨めな姿はとても11歳の子を持つ母親とは思えない。

 

「お゛っ……ァ……ひぎゅっ……はへっ……ぁ、へぇ……♥」

 

 力の抜けた身体がどしゃりと音を立てて床に倒れ込み、両足をガニ股に開いたまま潰れた蛙のように小刻みに痙攣を繰り返す。

 抜け落ちた肉棒から飛び出た精液が汗ばんだ彩音の背中を白く彩り、涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった顔からはだらしなく舌が垂れ落とされ、意識を飛ばしたのか上擦った瞳は白目を剥いたままだ。

 

 そんな惨めな女の痴態を目にした肉棒が、当然の如く硬さを取り戻す。睾丸では今なお新たな子種が作られ続け、煮え滾った情欲を目の前に這いつくばる極上の雌へと吐き出してやれと急かすように脈動していた。

 

「ぁ……っ……おぉ゛…………ッん゛おぉ゛お゛お゛ぉ゙お゛っお゛ぉッッ♥♥!!」

 

 湧き上がり続ける衝動に身を任せ、倒れ伏す彩音の身体に上から覆い被さるようにして俗に言う寝バックの姿勢で剛直を捩じ込めば、その衝撃で意識を取り戻した彩音が両足を爪先までピン立ちさせて頭を跳ね上げる。

 

「イ゛っでるッ……まら、イぐッッ……んぉお゛ォッッ♥♥!!やめ、あひっ♥!もうイキだぐな……んぎぃいぃィっッ♥♥!!」

「そんなに嬉しいんですか?清楚な人だと思ってたのにとんだ淫売じゃないですか」

「ちがっ……あ゛っ、あ゛ぁっ!やべでぇえッ!!もうやらぁあぁッ!!」

 

 揺れる髪を掴んで強引に顔を向かせれば、そこにあるのは清楚な人妻の面影など欠片も残っていない鼻水を垂れ落として泣き叫ぶ一匹の雌。

 

 この2週間のあいだ何度も何度も頭の中で夢想した光景が目の前に広がっている。だがそれでもなお、胸の中のどす黒い欲望が尽きる事はなかった。

 

 ──犯したい

 

「んぉお゛ぉっ!?あぎっ♥!ひぐっ……んぉお゛ぉッ♥!許じでぇ……イっぐぅ……~~゛~゛ッッ゛゛ッォ゛ぅ゛っ♥♥!!」

 

 ──穢したい

 

「お゛っお゛っお゛ほぉ゛ぉっ♥♥!!ぅ゛゛ぎッ♥!まらイぐ……お゛ぉ゛ッほぉ゛ぉ゛♥!イぎゅぅううッッ♥♥!!」

 

 ──滅茶苦茶にしたい

 

「あ゛ッあ゛゛っぅ゛ぉ゛おぉお゛ぉお゛っ♥!?イぐっ、イグッ!だずげで、だずげであなたぁッ♥!!んぉお゛ぉぉお゙ォオぉ゛おぉッッ♥♥!!」

 

 

 

 際限なく湧き上がる情動のままに、高垣彩音という極上の女体を徹底的に嬲り尽くしていく。

 

 

 

 

 

●

 

 

 

 

 

「はぁああぁああああ………、はぁ、は、ぁ………ふっ、ふぅううぅうう……っ………!」

 

 仄暗い室内に響く長い長い吐息。乱れきった息を整えるように深く深呼吸を繰り返す呼吸には疲労の色が濃く滲み出ていた。

 だがそれも当然だろう。

 廊下の奥、自分の部屋と間取りが同じならば恐らくリビングの窓から差し込む光からはすっかり夕焼けの茜色が消えている。だがそれは窓の外が夜の帳に包まれたという訳ではない。

 

「もう、朝か………」

 

 思わずと言った風に言葉が口を吐いて出た。廊下に差し込む光は夕陽ではなく朝焼け、玄関に飾られた時計を見れば時刻は朝の5時を指し示している。

 半日近く休む事なく行為に耽っていたのだ、疲労困憊になるのも当然だ。

 

 しかし、この半日は間違いなく自分の人生において最良の時間だったと断言できる。

 

 眼下に広がる自らが作り上げた惨状を前に、浮かび上がる笑みを抑える事が出来なかった。

 

「……………ぁ゛、……ぉ、ぁ……ッ…………………ごぶ……っ…………♥」

 

 ごぽりっ♥と塊のような精液を噴き溢す開きっぱなしの唇が、掠れきった呻き声を上げた。ピクッ♥……ピクッ♥と弱弱しい痙攣を繰り返す白く汚れきった肉の塊、それが高垣彩音という女の変わり果てた姿だ。

 ぐっしょりと濡れて生臭い水溜まりを作り上げた廊下のあちこちには彼女が身に着けていた衣服が散乱し、力なく大の字に広げられた裸体は汗と体液にまみれて見るも無惨なまでに汚れ切ってむせ返りそうなほど濃厚な性臭を漂わせている。呼吸する度に上下に揺れる大きな乳房はすっかり赤く腫れあがり、特に先端でビンッ♥と勃起して無残に伸びきったデカ乳首は重点的にいくつもの歯形を刻まれ痛々しい。

 穴という穴を使われた事を表すように、膣穴だけでなく尻穴までもが閉じる事を忘れたかのようにぽっかりと開いたまま、ぼびゅっ♥ぶぴっ♥と空気の抜けるような情けない音を鳴らして未だ熱をもった精液をとめどなく逆流させている。半開きのまま虚空を彷徨う瞳は完全に白目を剥いており、様々な体勢でのイラマチオを強いられたであろう締まりのない口周りは陰毛と吐瀉物で醜く汚れきっていた。

 

「…………………………ぁ……っ…………………………」

 

 ちょろっ、ちょろろろっ……………♥♥

 

 弛緩した股座から漏れ出た残尿が弱弱しい弧を描く。もう何度も漏らした後なのだろう、フローリングの床のあちこちや左右の白い壁紙には黄色い染みが幾つも出来上がっている。

 

 そんな彩音の姿を笑みを浮かべたままスマホを使って写真に収めていると、空腹を訴えるように腹の音がなった。

 

「まずは飯だな。けどその前にこいつが逃げ出さないよう縛り上げとかないと」

 

 食事もいいがそれよりも先にシャワーを浴びるのもいいかもしれない、そんな事を考えながら一本に結わえられた三つ編みを掴んで彩音の身体を引き摺っていく。

 ぶちぶちと髪が抜ける音と共に、痛みを訴えるように呻き声を上げるがもはやそんなものは気にならない。

 ここまでの事をしでかしてしまった自分にもはや後戻りする道など存在しないのだ。ならばいずれ訪れるであろう破滅まで、この胸の内に沸くどす黒い欲望を思う存分満たすまでだ。

 

「んっ?これは家族写真か」

 

 旦那がこの部屋に戻るまで残り6日のあいだ高垣彩音という極上の雌をどう犯し尽くすか考えを巡らせながら廊下を歩いてリビングに入ると、幸せそうに笑いあう家族写真が目に入る。いつの写真なのかは分からないが、少なくともこの時の彩音は自分が隣に住む男に全身余す事なく犯されるとは夢にも思っていなかっただろう。

 

 そう考えると、思わず笑いがこみ上げてくる。その時だ───

 

「ああ、そうだ。熟れた人妻もいいが、大人びた娘っていうのも悪くないよなぁ」

 

 写真の中で自分には見せた事のない満面の笑みを浮かべる幼い少女。その整った顔立ちと未成熟ながらも女を感じさせ始めた身体は、股座の肉棒をいきり勃たたせるには十分すぎるものだった。

 

 写真立てのガラスに反射する自分の口元が歪に釣り上がる。だがしかし、今は再び猛ってしまったこの情欲を収めるのが先決だ。

 

「娘の責任は母親に取って貰わないといけないよな」

 

 引き摺ってきた彩音の髪を離してその身体へと覆いかぶさった次の瞬間、弱弱しくもハッキリと快楽に染まった雌の嬌声がリビングに響き渡り始めた。

 

 


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