【閲覧注意】もし士郎がモルガン化したら? 作:モル士郎
「大丈夫よ。私に全て任せて」
アーチャーの声が心地よく脳を揺らす。甘くて蕩かす。ああ、ももどうでもいい。この気持ちに全て任せてしまいたい。つい、こくんと頷いてしまいたい。
だから、私はコクン、と、頷いた。頷くことがやっと出来たんだ。
パキン、と、何かが私の中に入ってきた気がした。
「ええ!さすがは私のマスター。」
そう言うアーチャーの声は今にも泣きそうな感じがした。それが不思議でアーチャーの顔を覗き込んだ。瞬間、唇が柔らかい何かで塞がれた。
「—————!」
目の前に見えるのはアーチャーの顔だけ。そして、彼女の呼吸が私の顔に心地よくかかり、そのまま肺へと流れる……。違う、そんなことはどうでもいい。いや、よく無いけど!
アーチャーの口が私の口を塞いでいるのだ。それだけではなく、彼女の舌が私の中に入ってきた。
優しく私の舌を撫で上げ、絡めて、歯茎を舐める。それだけではなく、私の唾を吸い取り、自分の唾と混ぜて流し込む。とても甘くて。心地よくて。熱い。思考がふわふわして蕩けていく。
———-飲み込みなさい
不思議な声が聴こえる。
その声に従い、私は唾を飲み込んだ。喉を通る感触が心地がいい。不思議と唾は止まることがなく、どんどんと喉へと注がれていく。飲めば飲むほど、全身が燃えているかと思うくらい熱くなり、そして、それがお腹を通り、股へと集まる。
たまらず、股に手を伸ばすとぐっしょりと濡れていた。ここにも欲しい。
パンツをずらして股…。女性器を触ろうとした。
——-やめなさい
そんな声がまた響いて手が止まる。けれど、不快じゃないし、不思議では無い。私はこの声に従うことは、すべて任せることは
「んっ」
アーチャーの口が離れる。ねとっとした唾が糸を引き、アーチ状の橋のように私たちを繋ぐ。この一滴一滴が勿体無く、少しでも飲もうと舌を伸ばす。
「ふふ、可愛いわね」
アーチャーが私の頭を撫で回す。頭のてっぺんから髪を整えるように優しく下す。ああ、なんで幸せなんだろう。だけど、これだけでは足りない。もう、私の身体はこの上を求めてしまっている。
「アーチャー。もっと、ちょうだい。」
「ふふ。」
アーチャーは私を押し倒した。その先にはどうしてか布団があり、気がつくと天蓋がついた巨大なベッドの上に私達はいた。
アーチャーは私に覆い被さったまま服の上から右胸を優しく揉んだ。
「あ、」
声が漏れる。
不思議と恥ずかしくて口を紡ぐ。
「隠す必要はないわ。だって……」
——-アーチャーに喘ぎ声を聴かれることは誇らしいことよ
ああ、そうだ。
アーチャーに聴いてもらえるんだ。だったら張り切って出さないと。
「ああ、もっと」
アーチャーは私に身体を密着させ、右手で胸を、そして、左手でお腹をさする。彼女の熱が愛おしい、彼女に包まれていることが誇らしい。
クチュクチュとアーチャーは私の首筋にしゃぶりつく。その感触に脳がくらくらとして、さらに私は声を漏らさす。
「ああ、ああぁ、あ、ちゃー」
たまらず、私はアーチャーを抱きしめる。もっと、欲しいと身体を擦り付ける。それを彼女は愛おしそうに撫でてくれた。
「マスター。あなたは私にすべて任せるって言いましたね。」
「ええ、言ったわ」
言った。私はアーチャーに全て任せるのだ。それが私にとって幸せなことで正しいことなのだ。そんなこと、分かりきった事だ。
「じゃあ、これは、もう、私が貰って良いわね?」
アーチャーは私の令呪を撫でる。これは私がマスターである証だ。これが無くなると言うことはサーヴァントを従えることが出来なくなると言うこと。
けど、アーチャーが欲しいって言っているのだから大切なことなんだろう。
「ええ、良いわ。好きにして」
「けど、あなたはマスターでは無くなるわ」
「……アーチャーに任せるわ」
アーチャーはクスリと笑う。
「ええ、ありがとう、元マスター。」
アーチャーの右手がお腹を撫で、お尻を通り、股へと辿り着く。そして、もう片方の左手で令呪のある私の右手を握りしめる。それら全てが心地いい。
パンツの上からびしょびしょのクリトリスを撫でる。
「あっ!」
大きな声が出てしまうが、アーチャーは口付けで塞いでくれる。喘ぎ声を出そうとしても舌を撫でられ、止められた。聴いて貰いたかったけど、キスもキスで心地がいい。
そして、アーチャーはパンツをずらし、クリトリスを直接転がす。
「ーーー!!ーーー!」
全身に火花が散る。私の身体が熱くなり、アーチャーの体温と混じる。もう、私が熱いのかアーチャーが熱いのか分からない。
口の中の体液も何度も交換され、私とアーチャーの境目が無くなっていくようだ。
——もっと、高まりなさい
アーチャーの声が響く。彼女は手のひらでクリトリスを撫で、そして細長い指が私の中に入っていく。不快感は無い、あるのは感動だ。私の中を彼女が満たしてくれる。そう思えば全てが快感に変わっていく。
——-いけ
脳に響く声と共に、私の中の快感は弾けて、全身を駆け巡った。
頭の中はアーチャーで埋め尽くされ、右手から何かを抜かれていく感じがした。
「見て、凛」
アーチャーは愛液びしょびしょに濡れた右手を見せてくれた。そこには赤い私の令呪が刻まれている。
「せっかくの令呪があなたの愛液でびしょびしょね。舐めて綺麗にして」
そう言って口の前に持ってくる。
私は言われるがまま、令呪を舐める。ほのかに甘い。
「ねぇ、凛。令呪が私にある以上。あなたはマスターでは無いのだけど。これから、あなたは私の何になるのかしら?」
そう楽しげに言うアーチャー。左手で、私の胸を優しく揉み続ける。そして、私の足を自分の足で絡めて締め付ける。
「わ、わ、分からない、わ」
胸からの快感に声が震える。
口から離された右手の令呪が唾でテカテカと光る。それをアーチャーは舐めとると、微笑みながら言う。
「そう、けど、あなたは私にすべて任せるのでしょう? まるで私の使い魔ね。」
「つか、いま?」
アーチャーの右手が私の股、膣を優しく撫で、そして指を三本無理やりねじ込んだ。
「あっ!」
痛みはない。あるのは満たされる幸福感だけ。アーチャーに全てを委ねる幸せと誇らしさ。それらが心地よい。
———なら、使い魔でいいじゃ無い。
そんな声が聴こえる。
「凛、こう言いなさい。"私はマスターのサーヴァントです"って」
私がアーチャーのサーヴァント?なんだ、そんなの……
「はい!私はあなたのサーヴァントです。」
「凛!これで契約成立ね。」
「あーー!!!ー」
「ふふ、全身の性感帯を活性化させたの。でもこれからよ。私の可愛いサーヴァント。」
幸せすぎてわけがわからない。
マスターは右手で膣を、左手で左胸、そして、口で右の乳首をいじる。3箇所を同時に激しく責められた。
「ーーーーー」
自分でもわけのわからない声が出た。けれど、これはマスターか求めているものだ。今ならわかる、私の全てはマスターのもので、それを堪能してもらうことが私の幸せなのだ。
そう気がついた瞬間、私は2度目の絶頂を迎えた。
そして、絶頂の中、アーチャーの声が頭に響く。
「ねえ、凛。あなたの魔術刻印。貰うわね。」
「ええ、自由にして。マスター。」
私は二つ返事で頷いた。