この世界には、悪魔と呼ばれる者たちが存在している。悪魔だけではない。天使や堕天使、妖怪など、神話や伝承にて語り継がれる空想上の生物が存在し、何も知らぬ一般人にできるだけ存在が露見しないようにこの世界に隠れ潜んでいる。
と、一誠はこの世界の真実について教わった。
「ぁ、むぅっ、ちゅぅぅっ、ぶぢゅぅううっ」
教室の席に座る一誠の足元に跪いて、一誠の肉棒を咥えているリアスによって。
現在は一限目の授業中だ。一誠が在籍する二年のクラスは本日一人も欠席者が出ておらず、皆席に着いている。視線の先には教壇に立つ国語の男性教師。彼の声に耳を傾け、多くの生徒が机に広げたノートにペンを走らせている。時折、教師がこっそりと女子生徒の胸や足を舐めるように見つめているくらいなもので、至って普通な学校の日常だ。
誰も、一誠の足元にいるリアスに見向きもしない。学園のアイドル的存在であるリアスが、二大お姉さまの片割れが、授業中の他クラスにいることでさえあり得ないというのに。後輩の男子生徒のズボンを引きずりおろし、堂々と怒張を示した肉棒を咥えているという異常事態。普通に生徒どころか教師に見つかって、それ相応の処罰が下されるのが普通だ。
「むちゅぅううっ」
「ぅぁあっ……!?」
リアスの唇が亀頭に吸いつき、一誠は背筋を逸らしながら声を上げた。
しかし、これでも周りの同級生たちは無反応。授業を真面目に受けている生徒も、一限目から堂々と机に突っ伏して居眠りをしている生徒も、授業中にもいやらしい妄想をしていそうな一誠の悪友二人ですら自然体だ。
誰も、一誠の言動を気にも留めず、リアスの存在を認識していない。
何故こうなっているのか。これについても一誠はリアスから教わった。
これは、純血悪魔であるリアスが有している、魔力と呼ばれる異能によるものだ。リアスは魔力を使って教室にいる一誠以外全員の認識を操っている。それ故に誰もリアスの存在に気がつかない。
今朝も、一誠とリアスが交わる部屋に突撃してきた母親を相手に、リアスはこの力を使って穏便に処理をしていた。リアスが魔力を使っていなければ、朝から家族会議が行われていたに違いなかっただろう。
「ぶぢゅぅっ、ぢゅぽっ、ぐぢゅっ、ぶっぢゅぅっ」
「ぁぁぁあっ……!?」
何をしてもバレる心配のない状況で、リアスはひたすら肉棒を可愛がっている。頬を窄め、唾液いっぱいの温かい口内で肉棒に絡みつき、ひたすらしゃぶる。その姿はあまりにエロくて、初めてフェラチオを受ける一誠には刺激が強すぎた。
「ぐぷぷぅっ、ぢゅぷぅっ、ぶぢゅ~、ぢゅぢゅ~!」
「っ……!? リアス先、輩っ……! ま、また、ぅうっ……!」
肉棒に襲い掛かる激しい吸引。股間だけ温かな湯に浸かったような高熱に包まれる中、一誠は絶頂を迎えた。反射的に腰を突き出し、一誠の陰毛が生え散らかる股間にリアスの口元が埋められる。
「ぶぢゅっ、ごくっ、ぢゅ、んぐっ、ごきゅっ!」
リアスは嬉しそうに目を細め、喉を鳴らして精液を嚥下している。普通の美少女でも美人が台無しになりそうなひょっとこフェラであるのだが、それでもリアスの美貌は損なわれない。一時も目を逸らせないほどに美しく、どのAV女優よりも卑猥で、一誠の精子が喜んで飛び出てリアスに食われていく。
「ぉぉぉおぉおお~……!?」
初めてのフェラチオ。初めての口内射精。一誠は射精しながら感動の涙を流した。
これが夢であっても良いと一誠は朝から何度も思っていたが、夢ではないことをもう知っていた。朝目覚めてからリアスに食われたのも現実で、一緒に登校したのも現実。今まで経験したことのないイベントが次々と続き、一誠に異様なほどの愛情を向けてくるリアスによって延長戦のフェラチオ体験会が開催されていたのだ。
明日死ぬんじゃないか!?
と、一誠が思ってしまうのも無理はなかった。が、どうやらリアスの話によると、一誠は昨夜既に一度死んだとのことだった。それも、一誠を殺したのは恋人の夕麻であるということも、それがきっかけでリアスの眷属悪魔に転生したということも。信じられない話ばかりですぐには受け止めきれない一誠を慮ってか、リアスは詳しい話はまだ話してくれなかったが、委細については放課後に教えてくれるとのことだった。
『今はたっぷり楽しみましょう?』
リアスはずっとこの調子だ。隙あらば、ひたすら一誠に愛情を注いでくる。
家を出て登校するときは、胸の谷間に一誠の腕を挟んで抱き着いてきた。
『イッセーの好きな女の子のタイプは?』
『どんなプレイが好きなの? 好きなプレイは全部やりましょう?』
『私のこと好き? 大好き? 愛している? 私はイッセーのことを愛しているわ』
『結婚は何歳くらいでしたい?』
『子供は何人くらい欲しいのかしら? 私に何人産ませてみたい?』
ぬくぬくおっぱいクッションに腕を挟まれる感触に鼻の下を伸ばす一誠に、リアスは話し掛け続けた。一誠のことをもっとよく知りたいのだという。どうしてここまで執着してくれるのかはわからないが、リアスに耳元で囁かれるとどうでも良くなった。
頭の中がぐるぐるとした。このときは、一誠は夕麻のことを不自然なほどにすっぱりと忘れ、リアスの質問に答えた。そして、学校に着くまでの道中にも度重なる誘惑を受けてきた。
『イッセーはおっぱいが好きなのね。じゃあ、ほら、遠慮せず思い切り揉んでいいわよ?』
人が行き交う往来で、制服の上から堂々とリアスの胸を揉んだ。リアスの魔力で周囲の人間に認識されないようにしていたとはいえ、心臓が爆発しそうなほどに鼓動していて、両手でリアスの胸を鷲掴みにしたときには、その満足感と柔らかさに一瞬意識が吹き飛んだ。
『そう言えば、まだキスをしていなかったわね』
と言われ、リアスに唇を奪われた。逃げられないように両手で抱き締められ、顔の角度を変えて何度も濃密なベーゼ。邦画のような優しいキスではなく、洋画のような激しく相手を求めるようなキスに、ここでもまた一誠は意識を喪失した。
朝から幸せすぎた。全てを忘れ、この幸福に身を委ねたいと思ってしまう。
だけど――。
『付き合ってください』
一誠の脳裏には、夕麻の姿が過ぎった。艶々とした長い黒髪と、穏やかな笑顔が似合う可憐な美少女。初めてできた彼女。初対面だった夕麻から告白され、付き合うようになってまだ日は浅いが、彼女の存在は一誠の心の奥深くに刻み込まれていた。
そんな夕麻を差し置いて、他の女と性交をするのは如何なものか。
……って、俺がやってることって、普通に浮気じゃねぇか!
と、遅れて正気に戻りそうになる一誠だったが、リアスがそれを許さなかった。
「んれろぉお~」
「おっほ……!?」
精液を飲み終え、肉棒に付着した精液を舌で拭うリアス。この世にこれ以上の美味は存在しないと言わんばかりに、陶酔とした表情で竿舐めをしている。とても、誰もが憧れるお姉さまの姿とは思えない。
「はぁぁあ~」
「ひっ……!?」
温かい息を吹き掛けられ、ビキビキッと竿に力が入る。射精したばかりだというのに萎える様子を見せない。フル勃起した肉棒に顔を寄せ、柔らかい頬を擦りつけたリアスを見て理性がごっそりと刈り取られる。
「イッセーのおチンポ、まだこんなに硬い……。ん、ぁあ、素敵よ……。私の将来の旦那様のおチンポ……。これから私の生涯を捧げて、死ぬほど気持ちよくしてあげる……。あなたを私の虜にして、永遠に愛し尽くしてあげる……」
先ほど抱いた不貞行為に対する忌避感が、急激に一誠の中で薄れていく。
「たくさん思い出を作っていきましょう……?」
リアスの青い瞳に宿る、昏く淀んだ欲望の闇。それを直視した瞬間、理性がさらに削れてしまう。肉棒を前に舌なめずりをし、そのままれろぉと裏筋を舐め上げるリアス。その姿を脳内に焼きつけ、それ以外の方法でも保存しておきたい衝動に駆られた。
撮らないと……。思い出を残さないと……。
一誠は制服のポケットから携帯電話を取り出すと、カメラを起動した。
「ぬろぉ、れろぉ、ぬちゅっ、くちゅくちゅっ」
カメラ越しに映るのは、口を大きく開いて亀頭を舌で舐め回すリアス。カメラを意識して浮かんだ彼女の笑みは蠱惑的で、肉棒が否応なしに跳ねる。興奮した一誠を喜ばせようとリアスが目を細め、亀頭にキスを捧げる。
「ちゅっ」
チンポキス。
「ちゅっ」
カメラ目線で、何度もチンポキス。
「ぐっぽぉっ、ぢゅぽぉおぉお」
数十回に及ぶキスの後、リアスは指を揃えて横向きにした手の平で目元だけを隠すと、亀頭を咥えてひょっとこフェラを始めた。口元はだらしなく緩んでいる。口の端に一誠の陰毛を張りつかせたまま、素人のハメ撮りのようないかがわしい構図で、肉棒を美味しそうにしゃぶっていく。
「ここの表現はよく覚えておくように」
「ぷぽぉっ、ぢゅぽっ、ぶぢゅぅっ、ぢゅるうっ、ぷぽっ、ぐぽぉっ!」
男性教師が張り上げた声に混ざって、教室に響き渡る卑猥な音。
「っ~!?」
怒涛の攻めに悶絶する一誠の言葉にならない呻き声。
直後、一誠の絶頂声と、精液を啜る音が続く。
それらの音を、他の生徒は誰も認識できない。愛を注がれる一誠だけが聞いて、楽しむことができる。その事実に一誠の頬はこれでもかと言うほどに緩み、まだまだ発散しきれぬ肉欲をリアスに向ける。
「ん、ぁぁあ~」
口を開き、飲み込まずに貯めた精液を披露するリアス。そんなものを見せられては、萎えている暇はない。カメラを向けながら直接その光景を目にした一誠は、あまりの卑猥さに言葉を失い、幸せすぎるフェラ抜きに耐える相棒の雄姿を撮影し続けた。
その撮影は、一限目終了を告げる鐘の音が響くまで続いた。
「さて、さすがに授業を連続でサボるのも気が引けるから、私はここまでね」
教師が去って、授業から開放された生徒たちが席を立つ。ようやく一誠も解放されるらしい。いくら気持ちがいいとはいえ、過剰な興奮を延々と与えられ続けて心が休まる暇がない。
「あ、ありがとうございまし、た……」
と、精神的な疲労から席でぐったりとする一誠だったが、その両肩に手が置かれた。
「……え?」
「うふふ、あなたがイッセーくんですわね?」
いつの間にか一誠の背後に立っていたのは、長い黒髪をポニーテールにした、淑やかで艶やかな容貌の少女。絶世の美女であるリアスに引けを取らない美しさの持ち主であり、女子制服の胸元を押し上げる双丘はリアス以上の我儘な曲線を描いていた。
「初めまして、
一誠の肩から手を離した少女、朱乃は優しい眼差しで一誠を見下ろしながら、自身の胸元に手を伸ばす。白いブラウスのボタンを躊躇なく外していく。授業が終わって合間の休み時間を各々過ごしている生徒たちを気にすることなく。
ブラウスの前が開き、曝け出される黒いブラジャー。機能性よりもエロスを追求した下着に支えられる大質量のメロンおっぱい。朱乃がフロントホックのブラジャーを外すると、ぷるんっと、たぷんっと跳ねるように生乳が曝け出された。
今すぐ絵にして飾りたいと思える、美しい爆乳。ツンと乳首の立った乳輪は清らかなピンク色で、ブラジャーの支えがなくともどんぶり型を維持する乳房の間にはそれはもう深い深い谷間があった。
「次の授業では、私がお相手いたします。この胸を使って」
両手で己の乳房を抱え持ち、上下に揺らす朱乃。
紫色に染まる彼女の瞳の奥には、リアスの目に感じたものと同種の欲望が宿っていた。リアスと同様に、一誠に対して並外れた愛情を抱え持っているらしい。認識を操っているとはいえ、生徒たちのいる教室で平然と乳房を露わにし、妖艶に笑っている。
「これからパイズリ耐久テストを始めます」
「パイズリ……。私もやれば良かったわ……。さすが朱乃ね」
朱乃に任せて教室を出ようとしていたリアスが、してやられたといった顔をしていた。結局、悔しそうにしながらもそのまま教室を去っていき、一誠は朱乃と共に取り残されてしまった。
「え……? えぇ……?」
なんだこの展開!?
リアスによる夢のようなフェラチオが終わったかと思いきや、今度はパイズリ。それも、ただのパイズリではない。この朱乃こそが、リアスと肩を並べる二大お姉さまの一人。同じく一誠などでは声を掛けるのもおこがましいレベルの美少女だ。そんな存在のパイズリを受けられるなんて、すぐには信じられなかった。
「緊張しなくても大丈夫ですわ。イッセーくんはただ、座っていてください」
さっきまでリアスがいた机の下に、今度は朱乃が潜り込む。そして、椅子を引いていた一誠に見せつけるように乳房を揺らす。たゆん、たゆん。見事な色白おっぱいが上下に揺れて、一誠の意識を引く。
「……はっ」
気がつくと、一誠は休憩時間にも関わらずきっちりと机に向き合い、背筋を正して着席していた。ズボンと下着を脱いで股間を丸出しにしていなければ、真面目な生徒に見えたかもしれない。
もっとも、早くも状況に適応して緩み始めた一誠の表情は、真面目とは縁遠いものだった。
「パイズリ……憧れの、パイズリッ……! 二大お姉さまのッ……!」
ビクッ、ビクッと震える肉棒。尿道から、精液混じりの我慢汁が漏れる中、朱乃は「あらあら」と頬に手を当てて目を細めていた。その目の奥にはやはり、獲物を前にした獰猛な肉食獣を思わせるギラついた情欲が煮えたぎっている。
「これから、このおっぱいで、イッセーくんのおチンポをぱっくりと挟み込んでしまいます。射精したくなったら、いつでもどぴゅどぴゅザーメンを放ってくださいね。私の顔と口で受け止めてさしあげます。……ただ、私が満足するまでパイズリを止めませんのであしからず。無事に最後まで勃起を維持できたら、ご褒美をあげます」
「ご、ご褒美……?」
既にパイズリ自体がご褒美なんですがっ!? という言葉を一誠は喉のギリギリのところで押しとどめた。余計なことを言ってご褒美がなくなるのを避けたい。そんな一誠の前で、朱乃が穏やかな表情のまま、言い放った。
「ご褒美は、『姫島朱乃とのイチャイチャ生ハメ種付け交尾』の権利ですわ」
なんて、いやらしい日本語なんだっ……!
一誠は鼻血が出る気配を察知し、ポケットのティッシュを取って鼻に詰めた。あまりにも不格好だが、朱乃は愛おしそうに一誠を見ている。そして、抱え持った乳房を左右に開き、ゆっくりと綺麗な谷間に肉棒を迎え入れた。