しかし、それはとても厳しいものであった…
ピンポーン…
「さっきから何の用なの!?ってあら?」1回インターホンが押された瞬間に玄関のドアを開けた麗奈。
目の前には隣の家の亮二がいた。
「こ、こんにちは」亮二は麗奈が何故か少し怒っていることに困惑した。それと同時にうまくいけばお尻を叩いてお仕置きしてもらえるかもしれないと少し喜んでいた。
それが大きな間違いだったと後に思い知るのだが…
「こんにちは、じゃないわ。さっきからどうしたの?何回もピンポンダッシュして…」
「いや、そんなわけじゃないです…」
「言い訳はいいわ!とにかくこっちに来なさい!!今回の事はお隣さんでも許さないからね?これから何をされるかは分かっているわよね?時々娘にしてることをしてあげるからね!」そう言って亮二の手を引っ張って家の中に引き込みリビングの横の部屋、亮二の部屋から見たら真隣となる部屋に連れて行った。
「ここがどんな部屋かは何となく察しがついてるわよね?優奈からも聞いてるわよ?亮二くんが優奈にお仕置きしてる音を聞いてるのを。たまたま聞こえてるだけで聞かせてるわけじゃないのよ?あまり良くないことよ?」
「ごめん…なさい」まさかそこまでお見通しとは思っていなかった亮二は後悔していた。
しかし、これはチャンスだと浅はかな期待をしていた。
「ごめんなさいはお尻を叩いて反省した後に聞いてあげるわ?ピンポンダッシュの事もお仕置きを盗み聞きしてることも含めてお尻ペンペンしてあげるね?お尻を出してここに来なさい」そう言って物が置いてない部屋の中心に正座をして太腿をパンパンと叩き膝の上に来るように促す麗奈。
初めてのお尻ペンペンだからどうしたらいいのか分からない亮二。
それに追い打ちをかけるように「どうしたの?来れないのかしら?数を増やして欲しいのね?分かったわ、今ちょうど14時30分だから優奈が帰ってきそうな16時30分くらいまで合計2時間くらい膝の上で反省させてあげます!さっさと来なさい!」
優奈が普段お仕置きされてるぐらいで許してくれると踏んでいた亮二にとってはかなりの誤算であった。しかし、どうせされるなら厳しい方が良いと浅はかな期待をまだしていた。
「わ、分かりました…」少し演技気味に深刻そうな顔をする亮二。内心心臓がバクバクのようだ。
そうしてズボンとパンツを自分で下ろして麗奈の膝の上に乗った。
「今までお尻を叩かれたことは?」
亮二のお尻を撫で回しながら問いかける麗奈。
「ひっ、な、ないです!初めてです」
「そう…なら初めが肝心ね?これから2時間どんな事があっても叩く手は止めないからね?泣き叫ぼうが暴れようが徹底的にお尻を痛くするからね?子供のお仕置きには昔からお尻ペンペンって決まってるのよ?私は怒ると別人みたいって周りからも言われてるの、亮二くんには初めて見せるかもね?それじゃあお尻ペンペンを始めます。行くわよ?」
ヴァッチィィィィィィーン
亮二には何が起こったのか分からなかった。
「いったぁぁぁ~!」
認識できた時には次の平手打ちが飛んできた。
ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
それも連続で。
「どうかしら?」ヴァッチィィィィィィーン
「初めてのお尻ペンペン」ヴァッチィィィィィィーン
「痛いでしょ?」ヴァッチィィィィィィーン
「優奈のお尻で練習してるからね」ヴァッチィィィィィィーン
「い、痛いです…」亮二は始まったばかりだがすでに後悔をしていた。こんなのを2時間も…
「最後まで手を抜かないから」ヴァッチィィィィィィーン
「しっかり反省してね?」ヴァッチィィィィィィーン
「もしかしたらその頃にはぐったりしてお尻の感覚ないかもだけど」ヴァッチィィィィィィーン
「優奈が仮に帰ってきても終わらないからね?」ヴァッチィィィィィィーン
「しっかり2時間お尻ペンペン受けてもらうからね?」ヴァッチィィィィィィーン
「稀にこれぐらい厳しく」ヴァッチィィィィィィーン
「優奈もお尻叩かれてるからね?」ヴァッチィィィィィィーン
「まぁ知ってるとは思うけど…」ヴァッチィィィィィィーン
「どうなの?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「いったぁ!し、知ってます!」ヴァッチィィィィィィーン
「盗み聞きは良くないわよ?」ヴァッチィィィィィィーン
「ごめんなさい!」ヴァッチィィィィィィーン
「まだごめんなさいには早いわよ?」ヴァッチィィィィィィーン
「たったの10分しか経ってないわよ?」ヴァッチィィィィィィーン
「時間はたっぷりあることだし」ヴァッチィィィィィィーン
「しっかり何が悪かったか分かるまでお仕置きしてあげるからね?亮二」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
まだ10分しか経ってないことに絶望してる亮二。
麗奈からの容赦無いお尻ペンペンですでにお尻には手形がいくつも残っていた。
ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
いつしか麗奈から亮二と呼び捨てで呼ばれお母さんになっているみたいと錯覚していた。
「ピンポンダッシュはいけないことなのよ?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
小言を言う毎に連発で叩かれるようになり痛みに耐える事が徐々に出来なくなる亮二。
そんな事を見透かしてか「優奈はまだこの程度じゃ痛がらないわよ?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「男の子でしょ?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「しっかりしなさい?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「痛かったら泣いてもいいわよ?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「叩く手は止めないけどね」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
麗奈は意地悪そうに言葉責めをする。
優奈にする時も説教をしながらお尻を叩いて羞恥心を煽るようにしている。
お仕置きを効果的にするという意図があるようだ。
ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
最も叩かれる側からしたらそんな余裕はないのだが…
麗奈はあえて亮二には時計が見えないようにしていた。あとどれくらい叩かれるかを分からないようにすることで反省したふりをさせなくするためである。
ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
麗奈おばさん怒ったらこんなに怖いんだ…でもまだ耐えられそうだ。
麗奈にとって誤算だったのは亮二が演技をすることだった。
しかし、そこは大人。想定内であった。
「亮二?痛いかしら?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「私のお尻ペンペン?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「まだ耐えられそう?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「痛い!すごく痛いです!」亮二は演技をする。
「あら?そうなの?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「余裕そうなのに」ヴァッチィィィィィィーン
「優奈も痛がる演技するけど分かっちゃうのよね?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「いっぁぁあ!!!」
「ほら強く叩くとそんな顔するでしょ?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「演技して勝手にお仕置きを軽くしようなんて悪い子ね?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「私達母親がどんな気持ちでお尻を叩いてるかが分からないのね?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「……」亮二は母親がいないから答えられないでいた。
ヴァッチィィィィィィーン
亮二くん確か父子家庭だったわね…
なるほど…お仕置きされたことないからずっとされたかったのね。
麗奈は大体事情を察した。
「亮二?お尻ペンペン痛いね?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「終わりにしてほしい?」ヴァッチィィィィィィーン
「それとも続けてほしい?」ヴァッチィィィィィィーン
「答えなさい!」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
麗奈は答えを知っていた。でも本人の口から聞きたかった。
お仕置きを最後まで受ける意思を。
「全然痛くないから、まだまだ平気だよ?べーっだ」ヴァッチィィィィィィーン
「そう、そんなに続けてほしいなら予定通り行くわね?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「もう怒ったからね?覚悟なさい!」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
それから30分くらいが経ったであろうか。
お尻を叩く音と麗奈の叱る声、本気で痛がる亮二の声が鳴り響いていた。
それでもあと1時間以上もお仕置きは続けられる。
そこで予定外のことが起こった。
ガチャリ…
玄関の方から音がした。
麗奈は優奈だと分かった。
「お母さん、ただいま?って何してるの?お隣の亮二くん…だよね?何でお尻叩かれてるの?」
ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「あら…優奈……早かったわね?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「そりゃあ門限破ってこの前たくさんお尻ぶたれたから予防として…ところで何が起きてるの?考えが追いつかないよ」
説明するために一旦叩く手を止めた麗奈。
しばらくして…
「じゃあ亮二くんがピンポンダッシュとか私がお仕置きされてる音聞いたりしてたことに対してのお仕置きなのね?」
「そうよ?優奈みたく演技で痛がったりする時もあるのもお仕置き事項ね?」
「私は本当に痛いよ?お母さんのお尻ペンペン自分で思ってるより痛いよ?それもとてつもなく…」
「そうなのかしら?自分でされたことないから分からないけど…と話はそこまでにしてお尻ペンペン再開しましょうか?」
ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
間髪入れず膝の上にうつ伏せで寝かせたままの亮二のお尻をまた叩き始める麗奈。
「痛そ〜」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
優奈が帰ってきたことで少し緊張感がなくなったのと謎の解説が入るようになってしまった。
演技だと決めつけられているが亮二のお尻は真っ赤に腫れ上がりヒリヒリを通り越してジンジンしていた。
限界ももう近い。
ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
それでも平然と強くお尻を叩き続ける麗奈。
見物している優奈も引くぐらい。
私にする時と変わらないじゃん…お母さんどうしたのかな…
麗奈のお尻ペンペンの痛さを知る優奈ですら厳しいと判断する亮二のお仕置き…。
ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「亮二?本当は2時間で終わりにする予定だったけど」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「優奈が帰ってきてお尻叩かれてるとこも丸出しのお尻も見られちゃってるし」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「時間延長してもいいわよね?」ヴァッチィィィィィィーン
「どうなの?」ヴァッチィィィィィィーン
「い、嫌です…」ヴァッチィィィィィィーン
「いったぁ!もう数百回叩かれてお尻の感覚がないです…」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「口答えするんじゃないの?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「でもまぁいいわ…予定通り2時間お尻ペンペンの刑で許してあげましょうかね?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「優奈もそれで許してあげる?お尻ペンペンの泣き声聞かれてたことも含めて」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「私は怒ってないけどね?ただお仕置き中は許してもらおうと必死なだけ!」
ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
麗奈が時計を見ると16時20分になっていた。
あと10分ね。我慢強い子ね。泣かせてやりたいわねもっと。
ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「亮二?お尻限界よね?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「もう悪い事をしないよね?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「悪い事したらなんて言うの?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「言えるまで終わらないからね?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「ご、ご、」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「ご?何かしら?」ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
亮二が言おうとするタイミングで強烈な平手打ちをお尻に浴びせ謝れないようにするテクニック。
これは優奈相手にもやる常套手段で優奈もよく泣かされる。
「お母さん、亮二くん言えないじゃない。そんなに叩いたら」と助け船をだす優奈。
それは自分がやられた時、最大で20分も延長されたことがあるからだ。
ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
「言えないならこのまま終わらないわよ?」ヴァッチィィィィィィーン
「お尻ペンペン終わりにしてほしいでしょ?」ヴァッチィィィィィィーン
「手を止めてあげるわね?大目に見て。」
「ご、ごめんなさぁ〜い!ごめんなさい!もう許して下さい!」
ヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーンヴァッチィィィィィィーン
最後におまけの10連発をお見舞いした麗奈。
お仕置きが終わり少しときが経ち優奈が亮二のお尻を撫でてあげていた。
その間麗奈は亮二にもご飯を作ってあげていた。
亮二はそれを見てこれがお母さんがいるってことなんだ。
羨ましいなと撫でられている間思っていた。
それを感じとったのか麗奈は「亮二くん?お母さんがいなくて寂しい?良かったら今度から寂しい時は家に泊まっていきなさい?どうせ隣だしいつでも帰れるわけだから…」
「良いんですか!?」
「良いわよ?子供が1人増えるくらい。た・だ・し悪い事したら分かってるわね?優奈と一緒にお尻ペンペンだからね?」
ハァ~っと手に息を吐いて脅す麗奈。
「ぷぷっ」と笑う亮二。よほど嬉しかったのだろう。
しかし、優奈の膝の上にいる事をすっかり忘れていたようだ。
「亮二くん?私のお尻ペンペンされてる姿を想像したでしょ?悪い子!悪い子!」と言って亮二のお尻を叩く優奈。
パァ〜ンパァ〜ン!しかし、小学4年生のお尻ペンペンなど亮二には痛くもなかった。
それを見てうふふと微笑む麗奈。
こうして隣人の優しい若奥さんからのお仕置きは幕を閉じたのであった。
予定通り完結。短編なので。