俺は二人以外にも複数の女性と面談したが、結局、瀬田さんと紫木さんだけと子作りをした。
「それはですね……。」
俺はカフェの窓際で、コーヒーの温もりに手を添えながら答えた。「二人以外の女性は、どうも子供を口実に金銭目的な気がしたんです。そういう人には協力したくなかったんですよ。」
「そうなんですね。」
御子さんは穏やかに頷き、ふっくらしたお腹にそっと手を置いた。「山口さんの気持ち、すごくわかります。」
「協会はそういう人も子作り支援するんですか?」
俺はカップを置き、彼女の落ち着いた目を見据えた。
「はい、どんな女性にも子を持つ権利があるんです。」
御子さんは静かに、控えめに答えた。「協会では、女性の意思を一番に考える方針なんです。人格や環境に問題がない限り、支援をお断りすることはないんです。」
「俺は人をちゃんと審査した方がいいと思います。」
俺は思わず身を乗り出し、声を強めた。「何でもかんでも子作りを支援したら、育児放棄や虐待する親が出てくるかもしれない。俺が会った女性の中には、本当に母親になれるか疑問な人もいました。」
「でも、そのようなことは誰にもわからないものなんですよね。」
御子さんは穏やかだが、丁寧に反論した。「立派な社会人の女性でも、子を虐待する人はいるんです。事前に完璧に判断するのは、難しいことかなと思います。」
「……。」
俺は何も言えず、窓の外の街並みに視線を落とした。
「協会は、女性の選択を尊重する方針なんです。」
御子さんは柔らかく続けた。「山口さんのご懸念も、とてもよくわかるんですよ。」
「そうですか……でも、俺には納得できません。」
俺は静かに、だがはっきりと答えた。「少なくとも、俺は協会の支援にこれ以上協力しません。」
「わかりました。」
御子さんは一瞬目を伏せ、穏やかに頷いた。「山口さんのその考え、尊重させていただきますね。」
数ヶ月前、瀬田さんと紫木さんから妊娠の報告が届いていた。
瀬田さんのメッセージは短く、エコー写真に「順調です。感謝します」とそっけない一文が添えられていた。一方、紫木さんのメッセージは長く、初めてのエコー写真に感動したこと、母の治療が始まった喜び、俺への感謝が丁寧に綴られていた。彼女らしい純粋な気持ちが、文字から溢れていた。
俺はスマホの画面を眺め、複雑な思いに浸った。二人の子供がこの世に生まれようとしている。俺はそれを支えたが、俺はただの「協力者」に過ぎない。
1ヶ月後、御子さんが男の子を出産したとの連絡が届いた。
本来なら父親が出産に立ち会うものだが、俺は御子さんの友人でしかない。彼女にとって俺は何者でもないことに、胸の奥で小さな不満が疼いた。
だが、俺はこの関係を選んだ。こうなることはわかっていたはずだ。
「やれやれ、俺はどうしたいんだろうな。」
夕暮れの街を歩きながら、俺は自分に問いかけた。
数日後、俺は出産祝いに小さな男の子用のロンパースを買い、御子さんが入院している病院に向かった。
病室に着くと、御子さんはベッドに横になっていたが、顔色は良く、穏やかな笑みを浮かべていた。
「山口さん、来てくれてありがとうございます。」
彼女は俺に気づき、温かく微笑んだ。「わざわざ来てくれて、すごく嬉しいんです。」
「どうも。」
俺は軽く会釈し、手提げ袋を差し出した。「これ、出産祝いです。良かったら使ってください。」
「わあ、なんて可愛いんですか!」
御子さんは目を輝かせ、ロンパースを手に取った。「本当にありがとうございます、山口さん。」
「男の子ですよね? お疲れ様です。」
俺はベッド脇の椅子に座り、軽く笑った。
「はい、大変でしたけど、無事に生まれたんです。」
御子さんは微笑みながら、額を拭う仕草をした。「おかげで、元気な子なんですよ。」
「良かったですね。元気そうで。」
俺は彼女の安堵した表情に、ほっとした。
ふと、横のベビーベッドに目をやると、小さな赤ん坊が静かに眠っていた。柔らかい寝息が、病室の静けさに溶けている。
「この子が御子さんの子ですか?」
俺はベッドに近づき、そっと赤ん坊を見つめた。
「はい、この子が私の子なんです。」
御子さんは優しく頷き、赤ん坊の小さな手を握った。「元気に育ってほしいなと思います。」
赤ん坊の顔を覗き込むと、どこか俺に似ている気がした。胸に不思議な感覚が広がる。でも、この子に愛着を抱いてはいけない。俺は自分にそう言い聞かせた。
「それじゃ、失礼します。ゆっくり休んでください。」
俺は気持ちを切り替え、立ち上がった。
「はい、またお会いしましょうね。」
御子さんは穏やかに微笑み、軽く手を振った。「今日、来てくれて本当にありがとうございます。」
俺は病室を出て、静かな廊下を後にした。
その夜、俺は琴葉さんの家を訪れ、彼女を抱いた。
玄関を開けた瞬間、琴葉さんに勢いよく抱きつき、唇を重ねた。
「んん……ん……。」
琴葉さんは最初、驚いたように目を丸くしたが、すぐに柔らかく受け入れてくれた。
俺は乱暴に舌を絡め、彼女の甘い吐息を感じながら深くキスした。
「ぷはっ……もう、急すぎるよ!」
琴葉さんは息を整え、頬を膨らませて笑った。
だが、俺は構わず彼女をベッドに押し倒し、服の上から柔らかい胸を揉み始めた。
「あん……もう、しょうがないなあ。」
琴葉さんはそう呟きながらも、どこか満足げな笑みを浮かべていた。
俺は彼女の服をゆっくり脱がせ、肌が露わになるたびに高まる鼓動を感じた。互いに裸になると、再び激しくキスを交わし、首筋から鎖骨にかけて舌を這わせた。
「ひゃん! ちょっと、くすぐったいってば……!」
琴葉さんは身体をくねらせ、笑い混じりに抗議した。
次に、俺は彼女の乳首に唇を寄せ、軽く吸った。
「あ……んん……乳首、ダメだって……。」
琴葉さんの声が震え、甘い響きに変わった。
さらに下へと手を伸ばし、彼女の両足をそっと開いて股間に触れた。柔らかく撫で回すと、彼女の吐息が熱を帯び始めた。
「あん……そこ、気持ちいい……。」
秘部に指を這わせ、ゆっくりと中に入れると、濡れた感触が指先に伝わった。俺はリズミカルに出し入れを繰り返し、敏感な部分を強く刺激した。
「ああん! イクっ……!」
琴葉さんの身体が小さく痙攣し、絶頂を迎えたようだった。
だが、俺はまだ終わらせなかった。ズボンを下ろし、硬くなった陰茎を彼女に見せると、ゆっくりと挿入した。
「ああ! 大きい……。」
琴葉さんが喘ぎ、シーツを握りしめた。
俺は腰を動かし始めた。最初はゆっくり、徐々にリズムを速めていく。避妊をしていない生の感触に一瞬罪悪感がよぎったが、目の前の快楽に飲み込まれ、ただ彼女を抱き続けた。
「あっ……あっ……。」
琴葉さんの喘ぎ声が部屋に響く。
俺はラストスパートをかけた。肌と肌がぶつかる音がリズミカルに鳴り、ついに限界が訪れた。
「あっ……!」
大量の精液が琴葉さんの中に注ぎ込まれ、彼女の身体が小さく震えた。
余韻に浸りながら、ふと冷静になると、コンドームを着けていなかったことに気づいた。
「ごめん……ゴム、着けるの忘れてた。」
俺は慌てて謝り、彼女の顔を覗き込んだ。
「いいよ、今日は特別だから。」
琴葉さんは微笑み、いたずらっぽく目を細めた。
その言葉に火がつき、俺は再び彼女に覆い被さった。今度は後ろから挿入し、激しく腰を動かした。
「あん! 激しいよっ!」
琴葉さんが叫ぶように喘ぎ、シーツを強く掴んだ。
「あっ……もっと、突いて……!」
彼女の求めに応じ、俺はさらに強く突いた。パンパンと肌がぶつかる音が響き、俺は彼女の豊かな胸を鷲掴みにし、揉みしだいた。
「ああ! そこも、一緒なんて……!」
琴葉さんの声は乱れ、快楽に身を委ねていた。
再び限界が訪れ、俺は彼女の中で射精した。
「あぁん! またっ……!」
琴葉さんの身体が痙攣し、力なくベッドに沈んだ。
「はぁ……はぁ……。」
俺はゆっくりと引き抜くと、彼女の中から白濁した液体が流れ出した。
「あ……たくさん、出てるね……。」
琴葉さんは肩で息をしながら、くすっと笑った。
俺は彼女の横に寝そべり、そっと抱きしめた。
「悪いな、琴葉さん……もし妊娠したら、責任取るから。」
「ふふ、ありがと。でも、ちゃんと薬飲むから大丈夫よ。」
琴葉さんは戯れるように俺の頬にキスをし、腕に絡みついた。
「ねえ、今日、このまま一緒に寝ていい?」
彼女は俺の胸に顔を埋め、甘えるように囁いた。
俺は黙って彼女の髪を撫で、そのまま眠りについた。
それからしばらくして、俺は琴葉さんにプロポーズした。
「いやよ。」
琴葉さんは即答し、笑顔のまま首を振った。「前に言ったでしょ? 私、結婚なんてする気ないの。」
彼女は個人主義を貫き、既存の価値観に縛られることを嫌っていた。
「でも、子供なら作ってもいいよ。色々都合がいいし。」
琴葉さんは悪戯っぽく笑い、俺の肩を軽く叩いた。
「そうか……。」
俺は小さく溜息をつき、彼女の自由な姿勢に苦笑した。
琴葉さんは、最近の女性たちの子作りに対する価値観の流れに乗っているようだった。結婚には興味がなく、子供を持つこと自体に価値を見出している。
「だから、避妊はしないからね。」
彼女はニッコリと笑い、俺の手を握った。
それから数日、俺と琴葉さんは子作りを続けた。彼女は毎日のように俺を求め、俺もその情熱に応えた。
ある日、琴葉さんの家で、御子さんを紹介する機会が訪れた。
琴葉さんが「妊娠する前に赤ちゃんに会いたい」と言い出したのがきっかけだった。俺は御子さんに連絡し、彼女の赤ん坊を連れて琴葉さんの家に来てもらうことにした。
「初めまして、御子と申します。」
御子さんは柔らかく微笑み、丁寧に頭を下げた。
「初めまして、山井琴葉です。よろしくね。」
琴葉さんは明るく手を振って応え、リビングに招き入れた。
御子さんの赤ん坊がベビーベッドで静かに眠っているのを見つけ、琴葉さんの目が輝いた。
「可愛い! 男の子?」
「はい、そうなんです。」
御子さんは穏やかに頷き、赤ん坊の小さな手をそっと撫でた。
「私も抱っこしていい?」
琴葉さんがワクワクした様子で尋ねた。
「はい、ぜひどうぞ。」
御子さんは優しく赤ん坊を琴葉さんに手渡した。
「うわ、めっちゃ可愛い!」
琴葉さんは赤ん坊を腕に抱き、頬を緩ませた。「軽いね、こんな小さいんだ。」
御子さんはその様子を微笑ましげに見つめ、そっと赤ん坊の頭を撫でた。
「夜泣きとか、どうですか? 大変じゃないですか?」
琴葉さんが興味津々に尋ねた。
「いえ、大丈夫なんです。慣れてますから。」
御子さんは控えめに笑い、安心させるように答えた。
「へえ、すごいね!」
琴葉さんは感心したように目を丸くし、育児の話題で盛り上がった。
赤ん坊が再び眠り始めると、会話は自然と子作りの話題に移った。
「ねえ、この子、静人さんの子供なの?」
琴葉さんが俺をチラリと見て、好奇心たっぷりに尋ねた。
「ああ……。」
俺は少し気まずく頷き、言葉を濁した。
「可愛いね。山口さんに似なくて良かったかも。」
琴葉さんは冗談っぽく笑い、御子さんを軽くつついた。
「そんなことないですよ。山口さんの目元、ちょっと似てると思います。」
御子さんは柔らかく笑い、控えめにフォローした。
「はは、そうかもね!」
琴葉さんはケラケラと笑い、場の空気を和ませた。
「そういえば、御子さんも妊活してるの?」
琴葉さんが興味津々に話を振った。
「はい、まあ、一応やってるんですけど……。」
御子さんは少し照れながら、控えめに答えた。
「へえ、どんな感じでやってるの?」
琴葉さんが身を乗り出して尋ねた。
「そうですね、基本的には排卵日に合わせて、その……セックスする感じなんです。」
御子さんは頬を赤らめ、言葉を選びながら続けた。「薬とかは使ってないんですよ。赤ちゃんのことを考えると、副作用が怖いかなって。」
「そっか。私、日にちとか全然気にしてないけど、やっぱりその方が妊娠しやすいの?」
琴葉さんが興味深そうに首をかしげた。
「はい、確率は上がると思いますよ。」
御子さんは穏やかに頷き、優しく補足した。「でも、琴葉さんみたいに自然に楽しむのも素敵だと思います。」
「へえ、なるほどね!」
琴葉さんは明るく笑い、御子さんの肩を軽く叩いた。「参考にするよ、ありがと!」
それから、琴葉さんと御子さんはエロい話で盛り上がっていた。リビングの柔らかい照明の下、赤ん坊の寝息が静かに響く中、二人の会話は次第に熱を帯びていった。
「でも、男性側も協力しないといけないんですよね。」
御子さんは少し頬を赤らめ、控えめに言った。
「男が? 具体的に何すればいいの?」
琴葉さんが目を輝かせ、興味津々に身を乗り出した。
「そうですね……例えば、精液を溜めていただいたり、精のつくものを食べていただいたり……。」
御子さんは言葉を選びながら、穏やかに説明した。
「え? 静人さん、そんなことしてるの?」
琴葉さんが驚いたように俺をチラリと見て、笑いをこらえた。
「うーん、まあ、我慢してもらったくらいかな……。」
御子さんは少し照れ笑いを浮かべ、俺に視線を投げた。
「ふーん、そうなんだ。私にはそんなことしないのに。」
琴葉さんが唇を尖らせ、からかうように俺の肩を軽く叩いた。
「え、ちょっと酷いですね、山口さん。」
御子さんも笑いながら、冗談っぽく同調した。
「他には? 何か面白いことある?」
琴葉さんがさらに話を振って、ソファに身を預けた。
「そうですね、男性の好みに合わせるのも大事かなと思います。」
御子さんは少し考えながら、控えめに答えた。
「ふーん、例えばコスプレとか?」
琴葉さんがニヤリと笑い、いたずらっぽく尋ねた。
「そういうのじゃなくて、テクニックのことなんです。」
御子さんは頬を赤らめ、慌てて補足した。「琴葉さんなら、きっとわかりますよね。」
「へえ、どういう感じ? 教えてよ!」
琴葉さんがうきうきしながら、御子さんの肩を軽くつついた。
「実は、山口さん、胸が好きなんですよ。」
御子さんは少し恥ずかしそうに、でも嬉しそうに打ち明けた。
「えー、意外! そうなの、静人さん?」
琴葉さんが俺を振り返り、目を丸くして笑った。「じゃあ、試してみる?」
「え、試すって?」
御子さんが驚いたように瞬きし、琴葉さんの顔を見返した。
「ちょうど赤ちゃんも寝ちゃったし、試してみない?」
琴葉さんがニヤニヤしながら、ソファから立ち上がった。「私、女の子の裸とか結構好きよ。ぶっちゃけ、御子さんもタイプだし。」
「え、ほんとですか? 私も、琴葉さんのこと、すごく綺麗だなって思ってたんです。」
御子さんは興奮したように頬を染め、目を輝かせた。「それに、胸、大きいですよね……。」
二人は顔を見合わせ、くすくす笑いながら服を脱ぎ始めた。琴葉さんの白い肌と豊満な胸が露わになり、部屋の空気が一気に熱を帯びた。
「どう? 綺麗?」
琴葉さんが自信たっぷりにポーズを取り、御子さんにウィンクした。
「はい、すごく綺麗です!」
御子さんは目を奪われたように頷き、興奮を隠しきれなかった。
次に、琴葉さんが御子さんの服をそっと脱がせると、彼女の豊満なバストが現れた。
「おお、御子さんもすごいね!」
琴葉さんが感嘆の声を上げ、目を輝かせた。
「ありがとうございます……ちょっと恥ずかしいです。」
御子さんは照れ笑いを浮かべ、顔を赤らめた。
「ほら、静人さんも脱いでよ!」
琴葉さんが俺を振り返り、催促するように笑った。
「ああ……。」
俺は少し気まずくズボンを下ろすと、すでに硬くなった陰茎が露わになった。
「わ、山口さんの、こんなになってるんだ……初めて見ました。」
御子さんが驚いたように目を丸くし、じっと見つめた。
「二人だと、いつもより興奮してるんじゃない?」
琴葉さんがからかうように笑い、俺の肩を軽く叩いた。
「それで、どうするの?」
琴葉さんが興味津々に御子さんに尋ね、ソファに腰を下ろした。
「まずは、キスから始めましょうか?」
御子さんが控えめに提案し、俺に視線を投げた。
「いいね!」
琴葉さんが嬉しそうに頷き、俺に近づいた。
二人は順番に俺とキスを交わした。琴葉さんの唇は熱く情熱的で、御子さんの唇は柔らかく優しい感触だった。吐息が絡み合い、部屋の空気がさらに熱を帯びた。
「じゃあ、次は胸で愛撫していきましょう。」
御子さんが少し照れながら指示を出し、琴葉さんが目を輝かせて応じた。
「わかった!」
二人は俺をソファに座らせ、左右から寄り添うように寝転んだ。そして、ゆっくりと舌を這わせ、俺の胸や腹部を愛撫し始めた。
「感謝しなさいよ、静人さん。ここまでサービスしてるんだから。」
琴葉さんがいたずらっぽく笑い、舌を這わせながら俺を見上げた。
御子さんも負けじと、豊満な胸を俺の顔に押し当ててきた。柔らかい感触が顔全体に広がり、甘い香りに包まれた。俺は彼女の乳首を口に含み、舌で転がすように愛撫した。
「あっ……山口さん……。」
御子さんの身体がビクッと震え、吐息が荒くなった。
二人はさらに俺の陰茎に手を伸ばし、優しく握って上下に動かしたり、亀頭を軽く突いたりした。琴葉さんが乳首を舐め、御子さんが吸うたびに、電流のような快感が全身を走った。
しばらく続けると、二人の胸は唾液で濡れ、光沢を帯びていた。次に、二人は俺の陰茎を胸で挟み、上下に動かしたり、亀頭を刺激したりした。柔らかい感触とリズミカルな動きに、俺は声を抑えるのに必死だった。
やがて、琴葉さんが俺の陰茎を握り、俺の上に跨った。ゆっくりと腰を下ろすと、熱い感触が俺を包み込んだ。
「んっ……入った……。」
琴葉さんが嬉しそうな声を上げ、腰をリズミカルに動かし始めた。
御子さんも負けず、自分の胸を俺の口に押し当ててきた。俺は彼女の乳首を吸い、舌で愛撫しながら、腰に手を当てて前後に揺らした。
「ああ……山口さん……。」
御子さんの息遣いが荒くなり、身体が小さく震えた。
琴葉さんの動きが速まり、部屋に肌がぶつかる音が響く。御子さんの胸を愛撫しながら、俺は快楽の波に飲み込まれていった。
「ああ! イクっ……!」
琴葉さんの身体がビクビクと痙攣し、膣内の収縮が俺を強く締め付けた。同時に、俺も限界を迎え、大量の精液が彼女の中に注ぎ込まれた。
「はぁ……はぁ……。」
琴葉さんは息を切らし、俺の上に覆い被さってきた。
御子さんもぐったりとソファに沈み、肩で息をしていた。俺は二人の肩を抱き寄せ、熱い肌の感触を感じた。
「ふふ、両手に花って感じね。」
琴葉さんが汗ばんだ額を拭い、微笑んだ。
「山口さん、楽しかったですか?」
御子さんが控えめに尋ね、恥ずかしそうに目を伏せた。
「最高だったわ、ありがとうね。またやろうよ。」
琴葉さんが明るく笑い、御子さんの手を握った。
「私も楽しかったです。琴葉さん、ほんと元気ですよね。」
御子さんは柔らかく笑い、安心したように頷いた。「山口さんも、元気そうで良かったです。」
半年後、琴葉さんが妊娠した。
「見て、これ!」
琴葉さんが嬉しそうに妊娠検査薬を手に、目を輝かせて見せてきた。
「ああ、良かったじゃないか。」
俺は素直に喜び、彼女の笑顔に心が温まった。
「ふふん、これで私も母親ね!」
琴葉さんは得意げに胸を張り、幸せそうな笑みを浮かべた。
それから、琴葉さんは協会に登録し、優先的に病院を利用できるように手続きを進めた。職場も協会の指示で育休を取れるよう手配された。公共機関では協会の影響力が強いが、民間企業では育休に理解のある職場はまだ少ない。そのため、協会が率先して企業に働きかけ、育休を確保していた。
「協会って、会社に対して色々動いてくれるのよ。援助金を出したり、人材を派遣したりして、育休を取らせてくれるんだから。」
琴葉さんはキッチンでコーヒーを淹れながら、得意げに説明した。
テレビでは、少子化対策として政府が助成金を増やすニュースが流れていた。協会の取り組みが、少しずつ実を結んでいるようだった。
琴葉さんが妊娠6ヶ月目を迎えた頃、彼女のお腹は目に見えて大きくなっていた。
同じ頃、会馬さん、黒木さん、瀬田さん、紫木さんから、無事に出産したとの連絡が届いた。
シングルマザーの東海さんは、時折ベビーシッターとして彼女の家を訪れていた。東海さんの家は子供のおもちゃが散らばり、賑やかな笑い声が響く場所だった。
そんな彼女たちと、子作りとは別のセックスの相手をすることもしばしばあった。
「山口さんと寝ると、ストレスがスッキリするのよね。」
東海さんはベッドの上で汗を拭いながら、笑顔でそう言った。
ある夜、すっかりお腹を大きくした琴葉さんが俺を誘った。
「ねえ、抱いて。」
彼女はソファに寄りかかり、甘えるように俺の手を握った。
「大丈夫なのか?」
俺は彼女の丸くなったお腹を見て、少し心配になった。
「平気よ。6ヶ月目だし、安定期だから。」
琴葉さんは自信たっぷりに笑い、俺の頬に軽くキスをした。
「わかった。」
俺は彼女の唇にそっとキスを返した。
「んん……ちゅ……れろ……ぷはぁ……。」
琴葉さんはすぐに舌を絡め、熱い吐息を漏らした。
「ん……あんっ……。」
俺はゆっくりと彼女のマタニティウェアを脱がせた。大きなお腹と、妊娠で少し大きくなった乳房が露わになる。その姿は、まるで神聖な女神のようだった。
琴葉さんはベッドの上で四つん這いになり、尻を高く上げた。
「早く、入れて……。」
彼女の声は甘く、誘うように響いた。
俺はコンドームを着けた。妊娠中のセックスは感染症が怖いからだ。ゆっくりと挿入し、慎重に腰を動かし始めた。
大きなお腹を優しく撫でると、琴葉さんが小さく反応した。
「あっ……動いてるぅ……。」
彼女は感じながら、幸せそうに呟いた。
俺はゆっくりとリズムを刻み、徐々にスピードを上げた。琴葉さんの声が部屋に響く。
「あっ! すごい……子宮に当たってるぅ!」
妊娠中の彼女は、情熱的に乱れていた。
「ほら、もっと突いて……!」
琴葉さんが叫ぶように求め、俺はさらに強く突き入れた。
「ああん! いいっ……!」
彼女は俺の動きに合わせ、自ら腰を振った。大きな胸が揺れるたび、乳首から白い母乳がわずかに滲み出ていた。
「あんっ……イクっ! イッちゃうぅ……!」
琴葉さんの身体が震え、膣内が痙攣するのを感じた。俺も同時に限界を迎え、コンドーム内に大量の精液を放出した。
「はぁ……はぁ……。」
琴葉さんはぐったりとベッドに沈み、汗ばんだ顔で微笑んだ。
「大丈夫か?」
俺は彼女の額に手を当て、心配そうに尋ねた。
「うん、平気よ。ねえ、もう一回したいな。」
琴葉さんは妖艶に微笑み、俺の手をそっと握った。
その夜、俺たちは何度も体を重ね、互いの熱に溺れた。
ある日、東海さんに呼び出された。
「ねえ、山口くん、ちょっと頼みがあるんだけど。」
東海さんはカフェのテラス席で、コーヒーを飲みながら切り出した。
「はい、なんでしょう?」
「実は、たまにムラムラする時があるのよね。で、良かったら、私とセックスしてくれない?」
彼女はストレートに言い、ニヤリと笑った。
「え? 俺がですか?」
俺は思わずカップを置き、戸惑った。
「うん、お願いできるかな。色々サービスするし、気持ちよくしてあげるから。」
東海さんは自信たっぷりにウィンクした。
「ええ……でも……。」
俺は言葉に詰まり、視線を逸らした。
「いいよね? はい、決定!」
東海さんは強引に話をまとめ、笑顔で席を立った。
数日後、会馬さんから電話がかかってきた。
「もしもし? 山口くん、元気?」
彼女の声は明るく、楽しげだった。
「はい、おかげさまで。」
「今度ね、子供がだいぶ落ち着いてきたから、また会ってくれるかな? 私も御子さんも二人目が欲しいし、山口くんにも頑張ってもらわないとね。」
会馬さんは冗談っぽく笑い、電話を切った。
黒木さんからは、赤ちゃんが生まれたとの報告が届いた。
「山口さん、赤ちゃんに会いに来てね。」
彼女のメッセージは温かく、写真には小さな手が写っていた。
瀬田さんと紫木さんに会った時、二人ともお腹を大きくして臨月に差し掛かっていた。
「出産、頑張ってください。」
俺が声をかけると、彼女たちは微笑んだ。
「ありがとうございます。また赤ちゃんができたら、見せに行きますね。」
紫木さんが優しく、瀬田さんが事務的に答えた。
それから半年後、琴葉さんが無事に出産した。
「ふふ、可愛いわね。」
赤ん坊を大事そうに抱きしめる琴葉さんの姿は、聖母のように穏やかで美しかった。
俺は何人もの女性を孕ませてきたが、それが正しいことなのか、今もわからない。
だが、琴葉さんや彼女たちの幸せそうな顔を見ていると、これがきっと正しいのだろうと、自分に言い聞かせた。