※この作品はR-18です。

デビルサバイバー2/ハッカーズメモリー   作:ボルメテウスさん

11 / 34
二日目/シプスのボス

時間は、メラクを倒した後まで戻る。

 

メラクを倒した後に、現れた謎の男。

 

その男は、以前のシプスの所属していた奴らと似たような黒い服を身に纏っている。

 

だが、その男の近くにいる犬型の悪魔から感じる気迫からただ者ではないと理解出来る。

 

「私に用事か?悪いけど、私はこれから少し頼み事をしている人物の元に帰らなきゃいけないんだ」

 

「そうか、では単刀直入に聞く。貴様は一体何者だ」

 

そうした男はこちらを真っ直ぐと、射貫くように見つめる。

 

奴から感じる威圧感からも、おそらくはシプスのボスである事は理解出来る。

 

現状の戦力だけで、果たして勝てるか。

 

疑問に思う俺を余所にリンゴは飄々とした態度を崩さない。

 

「私かい?私はリンゴ、Aionのエージェントだよ」

 

「Aion?聞いた事のない組織だな」

 

「それは、こっちもだよ、君達の言うシプスも私達はまるで知らない組織。お互いに知らない組織同士って事になるじゃないか」

 

呟きながらも、リンゴは、既に銃を構えていた。

 

「確かにな、だが、そんな事よりも聞きたい事はまだある」

 

「悪いけど、恋人だったら、間に合っているよ」

 

「お前のような奴は、私も趣味ではない。聞きたいのは貴様の使っている術式だ」

 

そうして、リンゴの銃を見る。

 

「私達が使っている術式でも、現在、配信されている術式とも違う。悪魔を武装し、その身に宿す。そのような術式はどこにもなかった」

 

「これこそがAionの技術だからね」

 

そうして、互いに睨み合いながら。

 

「そうか、あくまでも話す気はないか。ならば、不確定要素はここで消すだけだな、やれケルベロス」

 

言葉と同時にケルベロスの口から炎を放たれた。

 

放たれた炎に対して、リンゴは瞬時に銃を構える。

 

その銃には既にアナスタシアの魔力を籠められており、氷の弾丸が放たれる。

 

互いの攻撃が相殺される。

 

「よっと」

 

そうして、互いの攻撃によって、俺達はすぐにその場から離れる。

 

幸い、互いの攻撃によって出来た霧で、その場から離脱する事は容易かった。

 

すぐに、俺達を追うとしている悪魔の影が見える。

 

それを見たリンゴは、素早く手に持った銃を構え、引き金を引く。

 

放たれた銃弾は悪魔達を打ち抜いていく。

 

だがそれでも完全には仕留められず、残りの悪魔達はリンゴを追いかける。

 

その際に発せられた轟音によって他の悪魔達も集まってきた。

 

「ふむ、これは困った状況だ。私の仲間が来るまで、なんとか逃げ切らないといけないようだ」

 

そう呟くリンゴは銃を腰へ収める。

 

そして足元にある瓦礫を拾い上げるとそれを投擲する。

 

瓦礫は見事に命中し悪魔は吹っ飛ぶ。

 

それと同時にリンゴは駆け出し建物を駆け上がる。

 

壁に沿って足を運んでいく。

 

そのまま屋根に辿り着くと今度はそのまま屋根の上を駆け抜ける。

 

そのまま建物から建物へと飛び移る。

 

そしてそのまま一気に加速し駆け抜ける。

 

そのまま建物の中へと入り込む。

 

その間も常に周囲を警戒しつつ進んでいく。

 

建物内に入り込んだ後は階段を駆け下りていく。途中で悪魔が襲い掛かってきても回避行動を取りつつ撃退していく。

 

そのまま地下室へ降りていきそこで出口を探す。

 

そうして見つけた扉を開けるとそこは外だった。

 

そのまま外へと出たリンゴは辺りを見渡す。

 

周囲には悪魔の姿はなかった。

 

どうやら上手く撒く事が出来たらしい。

 

「ひとまずは逃げ切れたようだね、とりあえずは見つからないようにね」

菅野史はヒロイン入りしますか?

  • はい
  • いいえ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。