デビルサバイバー2/ハッカーズメモリー 作:ボルメテウスさん
その為、現在、次回作のアイディアを募集しています。
興味がある方は、ぜひ。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=328641&uid=45956
アリオト戦の余韻が残る名古屋の廃墟。
リンゴと俺は、海岸線に立ちながら遠くの海を見つめていた。
「ふぅ……」
俺は深いため息をつく。
「宇宙からの敵か……」
リンゴがクスリと笑う。
「あのアリオトって奴、正直に言えば予想外過ぎるよ。まさか大気圏の外から攻撃を行うなんてね」
「・・・これまでは、地上で戦う事が出来たけど、宇宙からなんて、ほとんど何も出来ないのと同じだ」
「まぁ、それこそが奴の狙いだったかもしれないけどね」
俺は空を見上げる。
「残りのセプテントリオンはあと2体。でもその前に、もう一人仲魔を増やさないといけない」
リンゴがスマートフォンを取り出す。
「契約できる悪魔は……」
リンゴの指が画面を滑る。
「いくつか候補はあるけど……」
俺は思わず声を上げた。
「一撃必殺の力を持った悪魔だ!」
リンゴの眉が上がる。
「一撃必殺?」
「ああ。アリオトみたいな奴と戦うなら、防御や回復よりも攻撃力が重要だ。しかも単発で大ダメージを与えられる奴が欲しい」
リンゴは少し考え込むような表情を見せる。
「なるほどね。確かにこれまでのセプテントリオンはどれも防御力が高いタイプだったし、次の敵もおそらく同じ傾向だろう」
リンゴはスマートフォンを操作しながら続ける。
「でも一撃必殺となると、相手の耐久力を一気に削れるような能力が必要だね。例えば、雷系の悪魔とかはどう?」
「雷か……確かに一撃で相手を貫くイメージはあるな」
俺は少し考える。
「でも雷系の悪魔って、意外と数が少ないんじゃないのか?」
リンゴがニヤリと笑う。
「まあね。でもゼロってわけじゃないよ」
スマートフォンの画面に複数の悪魔の画像が表示される。
「まずはこの『トール』。北欧神話の雷神だけど……」
俺は画面に映る筋骨隆々とした男の姿に目を留める。
「強そうだけど……なんか見た目がゴツすぎないか?」
リンゴがクスッと笑う。
「確かにね。それに契約条件も厳しいみたいだ」
「・・・というよりも、男と行為するのはちょっと」
「男色家なら喜ぶかもしれないけど、僕としては女性の方が好みだね」
リンゴが苦笑いする。
「まぁ、それは置いておいて……別の候補もあるよ」
画面が切り替わる。
「これとかどう?」
そこに映し出されたのは、優雅な女性の姿。
「雷もそうだけど、それ以外だと風は良いかもね」
「風か……」
俺は少し考え込む。
「確かに風は素早い動きに似てるし、相手を翻弄できそうだな」
リンゴが頷く。
「でしょ? それに風の力を操れる悪魔なら、空中戦でも有利に戦えるはずだよ」
「・・・けど、風属性の悪魔ってあんまりいない気がする」
「そうだね」
リンゴがスマートフォンを操作する。
「でも、風を操る悪魔の中に有力な候補がいるよ。例えばこの『ジン』とか」
画面に映る異形の姿を見て、俺は少し警戒する。
「けれど、一撃必殺では」
リンゴがスマートフォンを操作する指が止まった。
「……どうやらいい候補が見つかったみたいだね」
画面をこちらに見せるリンゴ。そこには炎のような髪を持つ女性の姿が映っていた。
「ホムラ……?」
「そう。ゼノブレイド2のホムラだよ。知ってる?」
「聞いたことある名前だけど……」
俺は画面をじっと見つめる。
「ホムラは聖剣そのものでありながら、必殺の一撃を持つ存在って言われてるんだ」
リンゴがニヤリと笑う。
「でも普通の聖剣とは違う。ホムラは意志を持ち、人間と融合することでその力を発揮するらしい」
「人間と融合……?」
少し不穏な言葉に俺は眉をひそめる。
「融合って……体を乗っ取られるような感じじゃないのか?」
リンゴは首を横に振る。
「違うよ。むしろ人間の意思を尊重してくれるんだ。ただ……」
リンゴの声が少し沈む。
「融合するためには互いの心を通わせる必要があって……」
「つまり……」
「うん、契約にはある程度の時間が必要かもしれないね」
俺は画面に映るホムラの姿を見つめる。
炎のような赤い髪と優しい眼差し。どこか神秘的な雰囲気を漂わせている。
「一撃必殺……確かに持ってるかもな」
「どうする? 話してみる?」
「・・・そうだね」
菅野史はヒロイン入りしますか?
-
はい
-
いいえ