デビルサバイバー2/ハッカーズメモリー 作:ボルメテウスさん
俺とリンゴはホムラと契約を結んだ翌日の夕方、フミがいる漫画喫茶にいる。
その漫画喫茶で、フミはそのパソコンの画面を見せる。
「これが6体目のセプテントリオンのミザールだね」
そうして、画面の向こう側から映像が流れてくる。
フミが言った通り球体の体に、数珠の様なものが付いている。
「こいつは厄介だよなぁ・・・」
リンゴもまた画面に釘付けになりながら呟く。
「攻撃して一部を失っても分裂して小さいのが生まれて増えるのか」
「そうなんだよね」
フミは画面から目を離さずに言う。
「しかもその小さいのも数時間放置しておくと自分達と同等にまで成長するんだよ」
そうして、リンゴはこちらを見る。
「確かに放置してても増えちゃうし。攻撃しても分裂して増えちゃうんじゃあねぇ」
俺もまた溜息をつく。
「どっちにしても俺達にとっては不利な戦いになるな」
「そうだね。けど」
フミが微笑む。
「でも君達の目的はそいつを倒すことだからね」
俺とリンゴは顔を合わせる。
「確かにそうだね」
「・・・やるしかないか」
「けど、その方法はあるの?」
その言葉と共に、リンゴは笑みを浮かべる。
「それこそ、ホムラの出番じゃないか」
「ホムラ?けれど、ホムラって、一撃必殺じゃないの」
フミは、驚いた表情をする。
「えぇとですね……」
そこで初めてリンゴが口を開く。
「実は契約したホムラって奴がかなりすごいんです」
「へぇ~」
俺は思わず聞き返してしまう。
「具体的にはどんなふうに?」
「一撃必殺だよ、だからこそだよ」
リンゴは自信満々に胸を張る。
「ホムラの一撃必殺は伊達じゃない。あの火力なら、ミザールが身体を切り離すよりも早く燃やし尽くせるはずだよ!」
その言葉にフミは眉をひそめた。
「確かにホムラの火力は魅力的だけど……」
フミが画面を指さす。そこにはミザールの分裂プロセスが詳細に分析されていた。
「でも見てよ。ミザールは攻撃を受けた瞬間から分裂が始まってる。例え一瞬で焼却できても、分裂した小型ミザールまで同時に焼き払うことは難しいんじゃない?」
「なるほど……」
俺も考え込む。リンゴの天才的な発想にはいつも驚かされるが、今回は本当に難しい課題だ。
しかしリンゴはまだ諦めていなかった。
「だったら一ヶ所にまとめてしまえばいいんじゃないかな?」
「一ヶ所に?」
「そう。ミザールを狭い空間に閉じ込めれば分裂しても逃げ場がない。そこでホムラの一撃を叩き込めば、分裂体ごと焼き尽くせるはずだよ」
フミの目が少し輝いた。
「面白いアイディアだね。確かに理論的には可能だ」
「でしょ?」
リンゴが得意げに笑う。
「問題はいかにしてミザールを一ヶ所に集めるかだけど……」
フミは再び難しい顔をする。
「まぁ、どちらにしても、早くしないとヤバいからね」
「えっ?」
フミの、その一言に、俺達は疑問に思う。
菅野史はヒロイン入りしますか?
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はい
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いいえ