私は罪を犯してしまった……。
先生という仕事上……生徒に手を出すなんて言語道断だ。
でも、私は……。
「せんせい……?だいじょうぶか?」
"え?あぁうん。大丈夫だよホムラ"
「ふふ、そっか」
仮眠室のベッドに裸で寝転ぶ彼女の頭を撫で、朝日が顔を出す窓の外を見る。
今日で何回目だろうか、
肉体関係を持ったあの夜から彼女は少し変わった。
どこかぎこちなかった笑みは自然なものになり、時折見せる横顔に宿る寂寥さえ、私という「拠り所」を見つけたことで酷く安定しているように見える。
時折見せる横顔にはまだ寂寥を感じるけど。
それでも、笑顔が増えたのは素直に嬉しい。
ただ、これで良かったのだろうか。
生徒を性的な目で見てしまった上に流されるまま犯してしまった。
教師としていやそれ以前に大人としてあるまじき行為だ。
「……先生、そんなに重く考えなくていいんだよ。俺はオトナだから……都合のいい人になってあげる」
そう言われ視線を向けると彼女は笑っていた。
その顔は年相応の無邪気なものではなく、どこか含みのある笑顔だった。
それはまるで大人びた女性のような妖艶で艶やかなものだった。
思わず息を呑む……それ程までに魅力的だった。
のっそりと起き上がり私の背中にもたれかかり胸を押しつけてくる。
「あさだちは処理したか……?ヌイとくと楽になるよ……?」
少し掠れたハスキーボイスが寝起きでさらに色っぽく耳に入ってくる。
パンツを脱がされ、竿を握られゆっくりと上下に擦られる。
彼女の柔らかい身体に身を委ね、何も考えず奉仕を受ける。
"気持ちいぃ"
思わず独り言のように呟くと彼女は嬉しそうに笑って扱く速度をあげた。
「ふふ……先生可愛いな……」
徐々に腹の奥から込み上げてくる射精感を我慢もせず流されるがままホムラの手淫を受ける。
"もうでそ……"
「朝1番出しちゃって……?」
優しく囁かれて呆気なく達してしまった。
それをホムラは手のひらで受け止め、そのまま口に持って行き、
「んっ……んくっ……。はぁ……」
と喉を鳴らして飲み込んだ。
"え"
「……あは、せんせいのせーし酸っぱ苦いな」
少し犯罪臭のする表情で彼女は精液を飲み干してしまった。
"なんで……"
「こうしたほうが興奮するだろ……?」
"ぐっ……"
確かに、先ほども心臓が高鳴った。
どうしても彼女に女の部分を感じてしまうと男根が反応する……そういう風に体が覚えてしまったのは否めない。
そんな私の様子を見て満足そうに頷くとホムラは私のシャツを羽織って立ち上がった。
「続きがしたいなら夜ね……今日の献立はトーストと目玉焼き、それにサラダ。コーヒーはブラックね……。じゃぁ」
そう言って彼女は部屋を出て行った。
"はぁ"
ため息を吐いてベッドに倒れ込むとホムラの甘い体臭が鼻をくすぐる。
"あぁーもう……っ!!"
私は頭を抱えて枕に顔を埋めたのだった……。